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「愛美~?大丈夫?顔暗いよ??」
有紗の声でハッと我に返る。
「だ、だいじょーぶだいじょーぶ!ごめんごめん!あ、ほら、メロンパン売り切れてたからさ~!!」
別にメロンパンがそこまで好きなわけでもないが、とりあえずそう言った。
購買で突っ立って考え込んでしまっていた。だめだ。頭の中で思考がぐるぐると渦巻く。
「なーんだメロンパンかー!アップルパイが残ってるよ!」
「うん!じゃあアップルパイにしーようっと!」
私は笑顔でアップルパイを手に取って会計の人に渡す。
この笑顔はちゃんと笑えているのかな。大丈夫だよね。そんな不安を胸いっぱいに募らせながら。
私はアップルパイ、有紗はカレーパンを買って、神崎君が待つ屋上へ向かう。
屋上の扉を開けると、神崎君が笑顔で手を振ってきた。
「如月さん!朝霧さん!こっちこっち!」
「あー!神崎君!!今行くねー!」
私は有紗と共に神崎君のもとへ駆け寄った。
「神崎君ごめんね~愛美がメロンパンなくて落ち込んじゃってさー」
「あ~!もー、有紗ったらー!それは言っちゃダメ~!!」
「全然いいよ。如月さんメロンパンが好きなんだね」
「如月ってメロンパン好きなんだな。意外。」
そう言いながら、現れたのは、有紗の幼馴染である七瀬 翔だ。
七瀬君は、神崎君よりさらに身長が高く、ピアスも明けていて、クールな印象の男子だった。
有紗がひそかに思いを寄せている相手だ。
「か、翔も一緒に食べるの!?」
「なんだよ有紗。悪いかよ!?」
二人がにらみ合う。ほんとは両想いなんだけどな。
有紗と七瀬君が言い合っているのを見ていると、神崎君に声をかけられた。
「如月さん、メロンパン僕持ってるから半分こしよ。」
そう言って神崎君は自身の持っていたメロンパンを二等分して私に片方を差し出してきた。
「え!いいの?ありがとう!!」
「どういたしまして!」
にこりとさわやかな眩しい笑顔を向けられて、顔に熱が集中するのを感じる。
さっきまでの不安や暗い感情なんて吹き飛ぶくらい、私は幸せな気持ちになった。
そんな恥ずかしい気持ちを誤魔化そうと、無言で彼がくれたメロンパンにかじりついた。
とても甘くて、優しくて、美味しかった。
幸せの味がした。まるで、家族3人で仲良く食卓を囲んでいた時に感じてたような味。
そんなこんなであっという間に昼休みは終わってしまった。
有紗の声でハッと我に返る。
「だ、だいじょーぶだいじょーぶ!ごめんごめん!あ、ほら、メロンパン売り切れてたからさ~!!」
別にメロンパンがそこまで好きなわけでもないが、とりあえずそう言った。
購買で突っ立って考え込んでしまっていた。だめだ。頭の中で思考がぐるぐると渦巻く。
「なーんだメロンパンかー!アップルパイが残ってるよ!」
「うん!じゃあアップルパイにしーようっと!」
私は笑顔でアップルパイを手に取って会計の人に渡す。
この笑顔はちゃんと笑えているのかな。大丈夫だよね。そんな不安を胸いっぱいに募らせながら。
私はアップルパイ、有紗はカレーパンを買って、神崎君が待つ屋上へ向かう。
屋上の扉を開けると、神崎君が笑顔で手を振ってきた。
「如月さん!朝霧さん!こっちこっち!」
「あー!神崎君!!今行くねー!」
私は有紗と共に神崎君のもとへ駆け寄った。
「神崎君ごめんね~愛美がメロンパンなくて落ち込んじゃってさー」
「あ~!もー、有紗ったらー!それは言っちゃダメ~!!」
「全然いいよ。如月さんメロンパンが好きなんだね」
「如月ってメロンパン好きなんだな。意外。」
そう言いながら、現れたのは、有紗の幼馴染である七瀬 翔だ。
七瀬君は、神崎君よりさらに身長が高く、ピアスも明けていて、クールな印象の男子だった。
有紗がひそかに思いを寄せている相手だ。
「か、翔も一緒に食べるの!?」
「なんだよ有紗。悪いかよ!?」
二人がにらみ合う。ほんとは両想いなんだけどな。
有紗と七瀬君が言い合っているのを見ていると、神崎君に声をかけられた。
「如月さん、メロンパン僕持ってるから半分こしよ。」
そう言って神崎君は自身の持っていたメロンパンを二等分して私に片方を差し出してきた。
「え!いいの?ありがとう!!」
「どういたしまして!」
にこりとさわやかな眩しい笑顔を向けられて、顔に熱が集中するのを感じる。
さっきまでの不安や暗い感情なんて吹き飛ぶくらい、私は幸せな気持ちになった。
そんな恥ずかしい気持ちを誤魔化そうと、無言で彼がくれたメロンパンにかじりついた。
とても甘くて、優しくて、美味しかった。
幸せの味がした。まるで、家族3人で仲良く食卓を囲んでいた時に感じてたような味。
そんなこんなであっという間に昼休みは終わってしまった。
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