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第四話
ピュエラ・エクス・マキナ その10
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突如現れた巨人に、自衛隊の間に動揺が広がった。
作業を中断した自衛官らは様子をうかがう為に、互いに合図を送りつつ、
安全と思われる距離を測りながら巨人の周囲に展開していく。
その只中を巨人は自己を誇示するかのように悠々と進んでいった。
「あった!あれだ!」
巨人の視線をモニターしていた乙女が校庭の一角に設置された資材置き場と思われる場所を確認し声を上げる。
そう、突如現れた巨人の正体はガミオンのサポートドロイド『従者』であったのだ!
しかし今、乙女の指示で現れた従者の姿形はガミオンが確保した時とは違っていた。
蒼く巨大な塔を思わせる体に太く短い脚と筋肉のような隆起を持ったたくましい腕。
丸めた背中と肩に埋もれるように生えた頭には大きな下あごが西洋の甲冑のように覆っている。
腕を地につけながら進むその姿はさながらナックルウォークで歩く巨大なゴリラ、といった趣であろうか。
その変化は勿論、従者に備わった形態変化能力によるものである。
しかし何故タケシはわざわざ従者の形態を変化させたのだろうか?
それは、後の事態に備え、本来の従者を敵と認識させないようにカモフラージュさせたためであった。
もし自衛隊が従者を敵と認識してしまったら、これから先、無駄なトラブルに発展するかもしれない。
そんな事態は避けねばならないゆえの行いである。
物陰に身をひそめたまま乙女が従者に命令する。
「あの資材置き場だ!進め!タイタンマン!」
「タイタンマン?」
突然乙女が発した『タイタンマン』と聞きなれないワードにガミオンが疑問を持つと乙女が答えた。
「ん?ああ、従者って名前だとなんかまんまだからさ、仮に思いついた名前なんだけどダメかな?」
「いや……『タイタンマン』か。いいと思う。それでいこう」
「よかったぁ!じゃああらためて……いけ!タイタンマン!」
「「「ウォッス!!」」」
乙女の命令に従者改めタイタンマンが雷声で答えると、ゆっくりと歩を進める。
だが自衛隊はそれをただ遠巻きに見ている事しかできなかった。
いや、そもそも自衛隊には、ただ歩いているだけの巨人を先制攻撃する事は出来ないのだ。
怪物体が日本に出現する事態になっても、政府は自衛権の積極的行使には及び腰で
命令が下されない限りは怪物体であろうと巨人であろうと先制攻撃は出来ない。
自衛隊の事態の対処は、どうしても後手になるしかないのだった。
資材置き場に達すると従者は足を止め、周囲を覆っていた安全鋼板に指をかけてこともなく引き倒す。
連鎖して組み合わされている鋼板が次々と倒れていくと、その中に置かれていた物体があらわになった。
銀色の輝きを持ったその物体の、まるで生物を思わせる形状は、
人類の科学力で作られたものではないのは明らかだった。
胴体が無残にねじれ、潰された異様な状態から、
それが何か大きな力でひねり潰されたであろうことは想像に難くない。
自衛隊には理解不能だろうが乙女は勿論知っている。
それが、ガミオンがひねりつぶした獣型ドローンの末路であることを。
その時になって自衛隊がようやく動き出した。
何らかの妨害により無線等がつながらず、上層部の判断をうかがえないため、
巨人が安全鋼板を引き倒したことを『攻撃』と現場判断したのだ。
周囲に連続して響き渡る発砲音。
だが雨のように降り注いだ銃弾はすべて弾かれ、巨人の体表に傷ひとつつけることは出来なかった。
自衛隊の攻撃は滑稽に思えるほどに稚拙な物であったが、自動小銃程度では何にもならないことを自衛隊は勿論知っている。
が、今この場にある武器で応戦するとなればこうするしかない。
「くそ!こんなもん数十メートルのバケモンに効くわけねーだろーが!!」
「だから戦車ぐらい用意しといた方がいいって言ったのに!くそ政治家どもめ!!」
迫撃砲どころか銃の携帯にさえ文句をつける政治家を思い出しながら
自衛官らは悪態をつきつつも必死に自分たちが出来ることを懸命におこなうのだった。
そんな事情を知ってか知らずか、乙女が言った。
「ヨシ!計画通り!みんなタイタンマンの周りに集まってきたぞ!」
乙女は間髪入れずさらに命令する。
「タイタンマン!適当に残骸を掴み、頃合いを見て校舎のほうへ引き返すんだ!」
「「「ウォッス!」」」
命令通りドローンの残骸を担ぎ上げたタイタンマンは雷声を上げ、慎重に後ろへと下がり始める。
「くそ!巨人の奴、こちらに調べさないように残骸を回収に来たのか!?」
「畜生!このままおめおめと持ってかれちまうのかよ!」
タイタンマンのセンサーを通し、乙女の頭に自衛官らの声が届く。
この自衛官達の読みは外れていたが、それこそがまさに乙女の作戦なのだった。
乙女の作戦、それは
従者をこの場に呼び、あえて意味のあるような行動をとることにより自衛官らの注意を集中させて、
校舎内から自衛官らが全員出てきた隙に校舎ごと手首を破壊して証拠の隠滅を図る、
というものだった。
今、この場にいる自衛隊の目的はドローンの残骸の回収にあるだろう。
ドローンを人類がいくら調べても科学技術の根本的違いから解析することは不可能であり
放っておいても問題はないが、それでも人類はドローンの確保に躍起になっているはず。
正直、人間の手首などは二の次だろう。
ならばその心理を利用し、自衛隊の目を残骸に引き付け、
どさくさ紛れに物理的に手首や血痕等の、すべての痕跡を破壊してしまえば
只野タケシに繋がるものをこれ以上調べようがないはず、
という乙女の考えは少々乱暴ではあるが、確かに理にはかなっている。
それに、人間である自衛官らの行動予想は、同じ人間であるタケシのほうが的確に判断できるだろう、
との考えからガミオンはこの場の判断を乙女に任せたのだった。
「いいぞ!タイタンマン!このまま校舎ごと僕の手首を破壊しろ!」
「「「ウォッス!!」」」
命令を受けたタイタンマンが半壊した校舎に近づこうとした時、ガミオンの言葉がそれを遮った。
「まて!タケシ!校舎内にまだ一人、人間の生体反応あり!!」
「え!?うそ!?まま待った!タイタンマン!とまれ!」
乙女の緊急命令にタイタンマンが片足を宙に上げたままの不自然な姿勢でピタリ止まった。
一瞬訪れる静寂。
「どどど、どうしよう、まずいぞ!これは計画通りじゃない……」
「む!?タケシよ、見ろ!警官らの車両が到着したようだぞ!」
ガミオンの声に乙女が校庭の先を見ると、
騒ぎを聞きつけ集まってきた一般人が警備員に遮られる中、一台の車が校庭内に入ってくるのが見えた。
その運転席に乗っているのは……
「千堂刑事!?あああ~、もうご到着~!?」
混乱する乙女。
自衛隊は突然停止したタイタンマンの様子をいぶかしがりながらも、じりじり包囲網を狭めていく。
「どうする?タケシ。手首はあきらめ撤退するか?」
「いや、校舎内にいるのが一人だけの今なら、なんとか出し抜けるかもしれない!
ガミオン、こうなったら僕が直接手首を取りに行く!」
「うむ!タケシよ、君ならあきらめないだろうと思ったよ。いいだろう、君の判断に任せよう!」
「もう、こうなったらとことんやってやるぞ!いくよ!ガミオン!!」
「応!」
乙女は頷くと物陰から身を踊り出し、校舎目掛けて走り出した。
作業を中断した自衛官らは様子をうかがう為に、互いに合図を送りつつ、
安全と思われる距離を測りながら巨人の周囲に展開していく。
その只中を巨人は自己を誇示するかのように悠々と進んでいった。
「あった!あれだ!」
巨人の視線をモニターしていた乙女が校庭の一角に設置された資材置き場と思われる場所を確認し声を上げる。
そう、突如現れた巨人の正体はガミオンのサポートドロイド『従者』であったのだ!
しかし今、乙女の指示で現れた従者の姿形はガミオンが確保した時とは違っていた。
蒼く巨大な塔を思わせる体に太く短い脚と筋肉のような隆起を持ったたくましい腕。
丸めた背中と肩に埋もれるように生えた頭には大きな下あごが西洋の甲冑のように覆っている。
腕を地につけながら進むその姿はさながらナックルウォークで歩く巨大なゴリラ、といった趣であろうか。
その変化は勿論、従者に備わった形態変化能力によるものである。
しかし何故タケシはわざわざ従者の形態を変化させたのだろうか?
それは、後の事態に備え、本来の従者を敵と認識させないようにカモフラージュさせたためであった。
もし自衛隊が従者を敵と認識してしまったら、これから先、無駄なトラブルに発展するかもしれない。
そんな事態は避けねばならないゆえの行いである。
物陰に身をひそめたまま乙女が従者に命令する。
「あの資材置き場だ!進め!タイタンマン!」
「タイタンマン?」
突然乙女が発した『タイタンマン』と聞きなれないワードにガミオンが疑問を持つと乙女が答えた。
「ん?ああ、従者って名前だとなんかまんまだからさ、仮に思いついた名前なんだけどダメかな?」
「いや……『タイタンマン』か。いいと思う。それでいこう」
「よかったぁ!じゃああらためて……いけ!タイタンマン!」
「「「ウォッス!!」」」
乙女の命令に従者改めタイタンマンが雷声で答えると、ゆっくりと歩を進める。
だが自衛隊はそれをただ遠巻きに見ている事しかできなかった。
いや、そもそも自衛隊には、ただ歩いているだけの巨人を先制攻撃する事は出来ないのだ。
怪物体が日本に出現する事態になっても、政府は自衛権の積極的行使には及び腰で
命令が下されない限りは怪物体であろうと巨人であろうと先制攻撃は出来ない。
自衛隊の事態の対処は、どうしても後手になるしかないのだった。
資材置き場に達すると従者は足を止め、周囲を覆っていた安全鋼板に指をかけてこともなく引き倒す。
連鎖して組み合わされている鋼板が次々と倒れていくと、その中に置かれていた物体があらわになった。
銀色の輝きを持ったその物体の、まるで生物を思わせる形状は、
人類の科学力で作られたものではないのは明らかだった。
胴体が無残にねじれ、潰された異様な状態から、
それが何か大きな力でひねり潰されたであろうことは想像に難くない。
自衛隊には理解不能だろうが乙女は勿論知っている。
それが、ガミオンがひねりつぶした獣型ドローンの末路であることを。
その時になって自衛隊がようやく動き出した。
何らかの妨害により無線等がつながらず、上層部の判断をうかがえないため、
巨人が安全鋼板を引き倒したことを『攻撃』と現場判断したのだ。
周囲に連続して響き渡る発砲音。
だが雨のように降り注いだ銃弾はすべて弾かれ、巨人の体表に傷ひとつつけることは出来なかった。
自衛隊の攻撃は滑稽に思えるほどに稚拙な物であったが、自動小銃程度では何にもならないことを自衛隊は勿論知っている。
が、今この場にある武器で応戦するとなればこうするしかない。
「くそ!こんなもん数十メートルのバケモンに効くわけねーだろーが!!」
「だから戦車ぐらい用意しといた方がいいって言ったのに!くそ政治家どもめ!!」
迫撃砲どころか銃の携帯にさえ文句をつける政治家を思い出しながら
自衛官らは悪態をつきつつも必死に自分たちが出来ることを懸命におこなうのだった。
そんな事情を知ってか知らずか、乙女が言った。
「ヨシ!計画通り!みんなタイタンマンの周りに集まってきたぞ!」
乙女は間髪入れずさらに命令する。
「タイタンマン!適当に残骸を掴み、頃合いを見て校舎のほうへ引き返すんだ!」
「「「ウォッス!」」」
命令通りドローンの残骸を担ぎ上げたタイタンマンは雷声を上げ、慎重に後ろへと下がり始める。
「くそ!巨人の奴、こちらに調べさないように残骸を回収に来たのか!?」
「畜生!このままおめおめと持ってかれちまうのかよ!」
タイタンマンのセンサーを通し、乙女の頭に自衛官らの声が届く。
この自衛官達の読みは外れていたが、それこそがまさに乙女の作戦なのだった。
乙女の作戦、それは
従者をこの場に呼び、あえて意味のあるような行動をとることにより自衛官らの注意を集中させて、
校舎内から自衛官らが全員出てきた隙に校舎ごと手首を破壊して証拠の隠滅を図る、
というものだった。
今、この場にいる自衛隊の目的はドローンの残骸の回収にあるだろう。
ドローンを人類がいくら調べても科学技術の根本的違いから解析することは不可能であり
放っておいても問題はないが、それでも人類はドローンの確保に躍起になっているはず。
正直、人間の手首などは二の次だろう。
ならばその心理を利用し、自衛隊の目を残骸に引き付け、
どさくさ紛れに物理的に手首や血痕等の、すべての痕跡を破壊してしまえば
只野タケシに繋がるものをこれ以上調べようがないはず、
という乙女の考えは少々乱暴ではあるが、確かに理にはかなっている。
それに、人間である自衛官らの行動予想は、同じ人間であるタケシのほうが的確に判断できるだろう、
との考えからガミオンはこの場の判断を乙女に任せたのだった。
「いいぞ!タイタンマン!このまま校舎ごと僕の手首を破壊しろ!」
「「「ウォッス!!」」」
命令を受けたタイタンマンが半壊した校舎に近づこうとした時、ガミオンの言葉がそれを遮った。
「まて!タケシ!校舎内にまだ一人、人間の生体反応あり!!」
「え!?うそ!?まま待った!タイタンマン!とまれ!」
乙女の緊急命令にタイタンマンが片足を宙に上げたままの不自然な姿勢でピタリ止まった。
一瞬訪れる静寂。
「どどど、どうしよう、まずいぞ!これは計画通りじゃない……」
「む!?タケシよ、見ろ!警官らの車両が到着したようだぞ!」
ガミオンの声に乙女が校庭の先を見ると、
騒ぎを聞きつけ集まってきた一般人が警備員に遮られる中、一台の車が校庭内に入ってくるのが見えた。
その運転席に乗っているのは……
「千堂刑事!?あああ~、もうご到着~!?」
混乱する乙女。
自衛隊は突然停止したタイタンマンの様子をいぶかしがりながらも、じりじり包囲網を狭めていく。
「どうする?タケシ。手首はあきらめ撤退するか?」
「いや、校舎内にいるのが一人だけの今なら、なんとか出し抜けるかもしれない!
ガミオン、こうなったら僕が直接手首を取りに行く!」
「うむ!タケシよ、君ならあきらめないだろうと思ったよ。いいだろう、君の判断に任せよう!」
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