9 / 71
第二章 マルシカの町に入り宿に泊まる町を観光する
2、宿屋でまったり鍛錬して武器店で大物買いする
しおりを挟む
さてと、何から始めればいいのだろう。
ぽち、たま、うさ子に、朝ごはんのミルクを飲ませながら、ボクは考えていた。お買い物とか行くんだけど、ぽち達はどうしようか、聞いてみる。
「ぽち、たま、うさ子、お留守番する?」
『『『いや~、いっしょに行く~』』』
うん、そう言うと思ってた。でも、あえて逆を聞いてみたのだ。
『カイトいじわる~』
そして、予想通り、最強のモフモフ攻撃を放ってきたのだ。擦り寄ってきた、ぽち、たま、うさ子のふわふわの毛並みを優しく撫でる。
「ごめん、ごめん、いっしょだから」
『うん、いっしょ』『ずっと、いっしょ』『カイトだいすき~』
『ボクもだよ』ニマニマしながら、伝える。
しかし、目とか見ると愛犬の気持ちとか分かるモノと思ってたけど、本当に分かって会話できると、もっと良いなぁ。
なんて事の無い会話で、なんとなく心が暖かくなって行くよね……。
「出かける時は、キャリーバックの中で、我慢して、くれな」
『『『うん、だいじょうぶ~』』』
連れて行くより、宿の中の方が安全かもしれない。けど、もしも何かあったとき、離れていては、何も出来ないからね。
それに、何かあった時、守るために、ボクがいるのだ。
守るといえば三日間ほど槍の練習をして来たけど、ボクの戦闘スタイルに槍は合ってない気がする。
スキルを覚えないから、イヤになった訳ではないよ。
初戦闘から見ても、ボクの主戦力は雷魔法になると思う。なのに、サンダーボールを撃つのに、槍が邪魔だったりするのだ。
といって、アイテムボックスにしまっておくと、取り出すときのタイムラグは、いざという時に致命的になりそうだ。
武器は実物を店で、色々見て決めよう。食器や服その他も、店で見ながら必要な物を選んでいこう。
ずっとキャリーバックの中じゃ可哀相なので、外出は一日4~5時間一回くらいと決める。安全で人目に付かない場所があれば、出してあげられるのだけれど……。
それ以外の時間は、部屋の中で出来る鍛錬かな。
腕立て伏せや腹筋をして、ぽち、たま、うさ子の人間アスレチックになる。ウェイト代わりのぽち、たま、うさ子を振り回す。
えっ、遊んでないよ。
ぽち、たま、うさ子!念話と連携の訓練、行くぞ。右上げて、右下げないで、左下げて、左手上げないで右上げて……。よし、次はイメージ当て、ゲーム!
遊んでナイヨ……。
鍛錬をしてると、眠くなってきたようで、それぞれ、モフモフの塊になった。
『『『カイト~ごはん』』』
魔法の練習をしていると、起き出して来たので、ミルクを上げてから、ボクの食事と買い物に出かける事にする。
キャリーバックを背負って、宿を出る。
通りに出ると、右手メインストリートのある方向へ向かう。途中にある食堂の食事は、まあ、普通だった。解析の必要は無いだろう。
メインストリートに出ると、左手に武器店がある。きのう目印にして、通りすぎた曲がり角の店だ。
ボクも日本男子、少しワクワクしながら店内に入っていった。
武器はちゃんとした物になると、けっこうお高い。
この世界の中流階級の家庭の一月の収入は、10万マール~20万マール。
日本と違い中流階級は、最も多い層ではない。この世界で最も多いのは、その下の層で月の収入が10万に満たない人達だ。
その平均収入は月5万マールくらいだろうか……。
そんな世界で、その店の武器の価格帯は、10万マール~30万マール位だった。神様サポートの約八百万マール、本当に感謝しかない。
剣を見せてもらって、持ってみる。おお、重量感が……、だが筋力がプラスされているせいか、楽に振れる。
これで、ズバッと切って、返り血がドバッ……。うん、他の武器も見てみよう。
「魔法の武器って無いのかな?」
「ございますよ。しかし、少々お高くなりますよ」
思わず呟いていたら、店主が答えてくれた。あるらしい、そして本当に高かった。
魔法が使えると、魔力が感じ取れる。相性とかもあるらしい。その中で、一番魔力が強いという訳ではなかったが、他の物より気になる品だった。
そして、一番高い。もしかして、ふっかけられている?
「そちらの剣や槍の方が、魔力が高いように思えますが?」
ほぅ、と感心するような顔を浮かべると、楽しそうに話し出した。きっと、好きなんだろうな、この仕事。
「確かに、これは失敗作と言われているモノですね。しかし、これアンブロスの作品なのですよ。今なお並ぶものなき、不世出の大天才アンブロス。
本来なら、この2倍3倍の値段でもおかしくないのです。
偉大なるアンブロス、魔法武器製作者、その品を扱う者にとっては、神のごとき存在。
武器商人なら、一度は商ってみたい垂涎の品! ああ、アンブロス、アンブロス……。おお、アンブロス、アンブロス……アンブロス、アンブロス……」
わかりました、天才アンブロス製作の付加価値付きの物なんですね。でも、なんか最後の方、宗教みたいで怖いです……。
『うそは言ってないみたい……』『……でも、○○してる?』
ぽち達の保証も貰った。だが……。
「あの、良いのですか? ボクに売ってしまって」
「……いいんですよ。今は、まともに買って頂けるだけで、ありがたいのです」
何か事情がありそうだが、お得な買い物が出来たと言う事で良いだろう。ありがたく、買ってしまおう。
代金を払い、受け取ると、アイテムボックスの中に、大事に仕舞い込んだ。
買っちゃいました……。大金貨5枚、500万マールの品物を。
ま、まだ300万マールくらい持ってるし。
良い物なんだから、使えなくても、高く売れるからね?
ほら、売れそうな日本産の高級品も作れるから。
『『『(^^)』』』
『ぽち、たま、うさ子、ありがとう(^^)』
大物のお買い物って、何故か疲れるね……。今日はもう宿に帰ろう。
ぽち、たま、うさ子に、朝ごはんのミルクを飲ませながら、ボクは考えていた。お買い物とか行くんだけど、ぽち達はどうしようか、聞いてみる。
「ぽち、たま、うさ子、お留守番する?」
『『『いや~、いっしょに行く~』』』
うん、そう言うと思ってた。でも、あえて逆を聞いてみたのだ。
『カイトいじわる~』
そして、予想通り、最強のモフモフ攻撃を放ってきたのだ。擦り寄ってきた、ぽち、たま、うさ子のふわふわの毛並みを優しく撫でる。
「ごめん、ごめん、いっしょだから」
『うん、いっしょ』『ずっと、いっしょ』『カイトだいすき~』
『ボクもだよ』ニマニマしながら、伝える。
しかし、目とか見ると愛犬の気持ちとか分かるモノと思ってたけど、本当に分かって会話できると、もっと良いなぁ。
なんて事の無い会話で、なんとなく心が暖かくなって行くよね……。
「出かける時は、キャリーバックの中で、我慢して、くれな」
『『『うん、だいじょうぶ~』』』
連れて行くより、宿の中の方が安全かもしれない。けど、もしも何かあったとき、離れていては、何も出来ないからね。
それに、何かあった時、守るために、ボクがいるのだ。
守るといえば三日間ほど槍の練習をして来たけど、ボクの戦闘スタイルに槍は合ってない気がする。
スキルを覚えないから、イヤになった訳ではないよ。
初戦闘から見ても、ボクの主戦力は雷魔法になると思う。なのに、サンダーボールを撃つのに、槍が邪魔だったりするのだ。
といって、アイテムボックスにしまっておくと、取り出すときのタイムラグは、いざという時に致命的になりそうだ。
武器は実物を店で、色々見て決めよう。食器や服その他も、店で見ながら必要な物を選んでいこう。
ずっとキャリーバックの中じゃ可哀相なので、外出は一日4~5時間一回くらいと決める。安全で人目に付かない場所があれば、出してあげられるのだけれど……。
それ以外の時間は、部屋の中で出来る鍛錬かな。
腕立て伏せや腹筋をして、ぽち、たま、うさ子の人間アスレチックになる。ウェイト代わりのぽち、たま、うさ子を振り回す。
えっ、遊んでないよ。
ぽち、たま、うさ子!念話と連携の訓練、行くぞ。右上げて、右下げないで、左下げて、左手上げないで右上げて……。よし、次はイメージ当て、ゲーム!
遊んでナイヨ……。
鍛錬をしてると、眠くなってきたようで、それぞれ、モフモフの塊になった。
『『『カイト~ごはん』』』
魔法の練習をしていると、起き出して来たので、ミルクを上げてから、ボクの食事と買い物に出かける事にする。
キャリーバックを背負って、宿を出る。
通りに出ると、右手メインストリートのある方向へ向かう。途中にある食堂の食事は、まあ、普通だった。解析の必要は無いだろう。
メインストリートに出ると、左手に武器店がある。きのう目印にして、通りすぎた曲がり角の店だ。
ボクも日本男子、少しワクワクしながら店内に入っていった。
武器はちゃんとした物になると、けっこうお高い。
この世界の中流階級の家庭の一月の収入は、10万マール~20万マール。
日本と違い中流階級は、最も多い層ではない。この世界で最も多いのは、その下の層で月の収入が10万に満たない人達だ。
その平均収入は月5万マールくらいだろうか……。
そんな世界で、その店の武器の価格帯は、10万マール~30万マール位だった。神様サポートの約八百万マール、本当に感謝しかない。
剣を見せてもらって、持ってみる。おお、重量感が……、だが筋力がプラスされているせいか、楽に振れる。
これで、ズバッと切って、返り血がドバッ……。うん、他の武器も見てみよう。
「魔法の武器って無いのかな?」
「ございますよ。しかし、少々お高くなりますよ」
思わず呟いていたら、店主が答えてくれた。あるらしい、そして本当に高かった。
魔法が使えると、魔力が感じ取れる。相性とかもあるらしい。その中で、一番魔力が強いという訳ではなかったが、他の物より気になる品だった。
そして、一番高い。もしかして、ふっかけられている?
「そちらの剣や槍の方が、魔力が高いように思えますが?」
ほぅ、と感心するような顔を浮かべると、楽しそうに話し出した。きっと、好きなんだろうな、この仕事。
「確かに、これは失敗作と言われているモノですね。しかし、これアンブロスの作品なのですよ。今なお並ぶものなき、不世出の大天才アンブロス。
本来なら、この2倍3倍の値段でもおかしくないのです。
偉大なるアンブロス、魔法武器製作者、その品を扱う者にとっては、神のごとき存在。
武器商人なら、一度は商ってみたい垂涎の品! ああ、アンブロス、アンブロス……。おお、アンブロス、アンブロス……アンブロス、アンブロス……」
わかりました、天才アンブロス製作の付加価値付きの物なんですね。でも、なんか最後の方、宗教みたいで怖いです……。
『うそは言ってないみたい……』『……でも、○○してる?』
ぽち達の保証も貰った。だが……。
「あの、良いのですか? ボクに売ってしまって」
「……いいんですよ。今は、まともに買って頂けるだけで、ありがたいのです」
何か事情がありそうだが、お得な買い物が出来たと言う事で良いだろう。ありがたく、買ってしまおう。
代金を払い、受け取ると、アイテムボックスの中に、大事に仕舞い込んだ。
買っちゃいました……。大金貨5枚、500万マールの品物を。
ま、まだ300万マールくらい持ってるし。
良い物なんだから、使えなくても、高く売れるからね?
ほら、売れそうな日本産の高級品も作れるから。
『『『(^^)』』』
『ぽち、たま、うさ子、ありがとう(^^)』
大物のお買い物って、何故か疲れるね……。今日はもう宿に帰ろう。
0
あなたにおすすめの小説
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』
チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。
その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。
「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」
そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!?
のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。
魔物に嫌われる「レベル0」の魔物使い。命懸けで仔犬を助けたら―実は神域クラスしかテイムできない規格外でした
たつき
ファンタジー
魔物使いでありながらスライム一匹従えられないカイルは、3年間尽くしたギルドを「無能」として追放される。 同世代のエリートたちに「魔物避けの道具」として危険な遺跡に連れ出され、最後は森の主(ヌシ)を前に囮として見捨てられた。
死を覚悟したカイルが崩落した壁の先で見つけたのは、今にも息絶えそうな一匹の白い仔犬。 「自分と同じように、理不尽に見捨てられたこの子だけは助けたい」 自分の命を顧みず、カイルが全魔力を込めて「テイム」を試みた瞬間、眠っていた真の才能が目覚める。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!!
2巻2月9日電子版解禁です!!
紙は9日に配送開始、12日ごろに発売となります。
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばす 規格外ダンジョンに住んでいるので、無自覚に最強でした
むらくも航
ファンタジー
旧題:ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばして大バズりしてしまう~今まで住んでいた自宅は、最強種が住む規格外ダンジョンでした~
Fランク探索者の『彦根ホシ』は、幼馴染のダンジョン配信に助っ人として参加する。
配信は順調に進むが、二人はトラップによって誰も討伐したことのないSランク魔物がいる階層へ飛ばされてしまう。
誰もが生還を諦めたその時、Fランク探索者のはずのホシが立ち上がり、撮れ高を気にしながら余裕でSランク魔物をボコボコにしてしまう。
そんなホシは、ぼそっと一言。
「うちのペット達の方が手応えあるかな」
それからホシが配信を始めると、彼の自宅に映る最強の魔物たち・超希少アイテムに世間はひっくり返り、バズりにバズっていく──。
最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~
津ヶ谷
ファンタジー
綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。
ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。
目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。
その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。
その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。
そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。
これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる