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第八章 ダンジョンを攻略して女神様に会おう1
2、地下50階より真の女神のダンジョンへ☆森のエリア
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セーフティゾーンを出るときに、ブランカさんマリアさんの言葉が真実だったと分かった。
『女神のダンジョン地下50階以上の情報は秘密厳守になります。50階より上の階に行くと他人に話す事はできなくなりますのでご了承ください』
頭の中に言葉が流れ込んでくる。これは転移サポートの時と同じ声だった。
「……と言う訳なんです」
マリアさんの言葉にブランカさんが頷いている。道理で女神のダンジョンについて詳しく話さなかった訳だ。
地下50階からの不思議空間についても行った者しか知る事は無く情報は伝わらない。
さらに、頭の中に問いかける声がする。
『パーティーとして挑みますか?』
『パーティーメンバーを登録してください』
ボクは、皆を見回して了解を得る。
「全員同じパーティーで良いですよね?」
「「「「「「はい!」」」」」」『『『ラジャ~』』』
『――――――七名と三匹のパーティーで、女神のダンジョンをスタートします』
おそらく、皆の頭の中にも同じ声が響いているのだろう。
何か話しても良い情報があるのか、ブランカさんマリアさんに聞いてみる。
「ブランカさんマリアさん、女神のダンジョンで知っている事で言っても良い情報ってありますか?」
「女神のダンジョンは、挑戦者によって変わります」
「……他の挑戦者に会う事は無い?」
「ええ、たぶん。少なくとも私たちは会った事はないです」
このダンジョンは、ボク達のパーティー専用ということなので、この先に何があるのかは正に神のみぞ知るである。
知らされている事もある。ここから先は戦う相手として知恵のある存在、人間すらも出てくる。だが、女神により与えられた仮の生命体である彼らは倒しても滅びるわけでは無いという。
女神様の眷属だけど、安心して倒しても良いと言う事らしい。
こちらは、トラップで死ぬ事はないらしい……が、戦闘では死ぬ事もあるとか。死んでも輪廻転生するから安心するように、だと。
ボク達は森のエリアに進む。
ぽち、たま、うさ子も戦闘体制だ。相変わらず、このパーティーで群を抜く探知能力を誇っている。
森の中に道が続いている。左右の木の影からモンスターが飛び出してくるが、察知済みである。
三匹がサンダーボールを撃ち込む。続いてウォータボールや弓矢が飛ぶ。
ボク達は森の中の道を慎重に進んでいく。散発的にビックスパイダーや大ムカデなどが出てくるが遠距離攻撃を当てて弱ったところに止めを刺した。
森の中に石造りの神殿のような建物がある。どこかギリシャのパルテノン神殿に似ている。中に入ると中央に51階に下りる階段があった。
森の中から時々現れる三~五匹のオオザルなどのモンスターを撃退しながら、ダンジョンを降りていく。
先制攻撃と数の有利で倒しながらも、ボク達はモンスターの強さが増していると感じていた。
予定よりも時間が掛かっている。
地下55階に降りる階段がある建物に近づいていくと、モンスターが群れで来たことを三匹が知らせてきた。
『オオザル~12匹』『来る、早い』
『つよいのくる!』
姿が見えると準備していた魔法や弓を放つ。予測していたかのように避けられる。
一回り大きなオオザル達が、ブランカさんマリアさんに向かっていく。残りの八匹がこちらに来る。二発目のサンダーボールを掠らせて二匹ほどが動きを鈍らす。
オオザル達は、サンダーボールをかい潜ってくる。腕輪に魔力を通して備える。早い、だが触れられない程ではない。スタンガンの魔法で動きを止める。
投げて地面に叩きつけて、後は三匹に任せる。そして次の相手にスタンガンを当てにいく。
ぽち、たま、うさ子には、ボクの側を離れず三匹で敵に当たるように言ってある。最初から全開で身体強化も使っている。
地面のオオザルに電撃を帯びた攻撃を加えて止めを刺していく。
空野家の四人も連携しながら戦っていた。互いの位置によって、剣、槍、弓を持ち替える。四人とも前衛も後衛も自在だ。
幻影魔法によるものだろうが剣や槍の長さが変わる。見えない刃に切り裂かれる。目の前にいるはずの和弘さんを見失っている敵もいる。
それでも戦いは均衡を保ちオオザルは中々倒れない。このオオザル達は強かった。
どうやらこのオオザル達は、強さに見合った相手を選んでいた。ブランカさんマリアさんの相手は、明らかに格上だった。
あの二人がオオザルを倒すのに、ボク達と同じくらいの時間がかかったのだから……。
夕方頃には地下55階につく予定だったが、すでに20時を回っていた。ブランカさんマリアさんでさえ多少の疲労を見せている。他の皆はフラフラだった。
ボク達は、初めてダンジョンの過酷さを思い知っていた。
翌日はダンジョン攻略を止め、体を休める事にする。無理をすれば、命にも関わる。
強くなるには、休む事も大切だ。
花織さんも休めるために夜は手抜きのカップラーメンにしたが、大うけだった。たまに食べたくなる不思議な食べ物だよね。
和弘さんの喜び方に、花織さんの頬が引きつっていたのは忘れよう。そして、明日の花織さんの料理は、忘れず褒めておこう……。
食事くらいしか娯楽はないが、ぽち、たま、うさ子がいた。
見てるだけでも癒されるのに、言葉まで通じるのだ。
ダンジョンで行われた「達磨さんが転んだ」は特別ルールで三匹が動いたのを見つかるとモフモフタイムになる。
ブランカさん、息や心臓の動きはノーカンです……。
次の日、ボク達はダンジョン攻略を再開する。
強行軍は避け半日進み、引き返す。無理なく60階に降りられるレベルまで強化する事を目的とした。
そしてボク達は地下60階へ行くのに、55階で一週間を過ごすことになる。
『女神のダンジョン地下50階以上の情報は秘密厳守になります。50階より上の階に行くと他人に話す事はできなくなりますのでご了承ください』
頭の中に言葉が流れ込んでくる。これは転移サポートの時と同じ声だった。
「……と言う訳なんです」
マリアさんの言葉にブランカさんが頷いている。道理で女神のダンジョンについて詳しく話さなかった訳だ。
地下50階からの不思議空間についても行った者しか知る事は無く情報は伝わらない。
さらに、頭の中に問いかける声がする。
『パーティーとして挑みますか?』
『パーティーメンバーを登録してください』
ボクは、皆を見回して了解を得る。
「全員同じパーティーで良いですよね?」
「「「「「「はい!」」」」」」『『『ラジャ~』』』
『――――――七名と三匹のパーティーで、女神のダンジョンをスタートします』
おそらく、皆の頭の中にも同じ声が響いているのだろう。
何か話しても良い情報があるのか、ブランカさんマリアさんに聞いてみる。
「ブランカさんマリアさん、女神のダンジョンで知っている事で言っても良い情報ってありますか?」
「女神のダンジョンは、挑戦者によって変わります」
「……他の挑戦者に会う事は無い?」
「ええ、たぶん。少なくとも私たちは会った事はないです」
このダンジョンは、ボク達のパーティー専用ということなので、この先に何があるのかは正に神のみぞ知るである。
知らされている事もある。ここから先は戦う相手として知恵のある存在、人間すらも出てくる。だが、女神により与えられた仮の生命体である彼らは倒しても滅びるわけでは無いという。
女神様の眷属だけど、安心して倒しても良いと言う事らしい。
こちらは、トラップで死ぬ事はないらしい……が、戦闘では死ぬ事もあるとか。死んでも輪廻転生するから安心するように、だと。
ボク達は森のエリアに進む。
ぽち、たま、うさ子も戦闘体制だ。相変わらず、このパーティーで群を抜く探知能力を誇っている。
森の中に道が続いている。左右の木の影からモンスターが飛び出してくるが、察知済みである。
三匹がサンダーボールを撃ち込む。続いてウォータボールや弓矢が飛ぶ。
ボク達は森の中の道を慎重に進んでいく。散発的にビックスパイダーや大ムカデなどが出てくるが遠距離攻撃を当てて弱ったところに止めを刺した。
森の中に石造りの神殿のような建物がある。どこかギリシャのパルテノン神殿に似ている。中に入ると中央に51階に下りる階段があった。
森の中から時々現れる三~五匹のオオザルなどのモンスターを撃退しながら、ダンジョンを降りていく。
先制攻撃と数の有利で倒しながらも、ボク達はモンスターの強さが増していると感じていた。
予定よりも時間が掛かっている。
地下55階に降りる階段がある建物に近づいていくと、モンスターが群れで来たことを三匹が知らせてきた。
『オオザル~12匹』『来る、早い』
『つよいのくる!』
姿が見えると準備していた魔法や弓を放つ。予測していたかのように避けられる。
一回り大きなオオザル達が、ブランカさんマリアさんに向かっていく。残りの八匹がこちらに来る。二発目のサンダーボールを掠らせて二匹ほどが動きを鈍らす。
オオザル達は、サンダーボールをかい潜ってくる。腕輪に魔力を通して備える。早い、だが触れられない程ではない。スタンガンの魔法で動きを止める。
投げて地面に叩きつけて、後は三匹に任せる。そして次の相手にスタンガンを当てにいく。
ぽち、たま、うさ子には、ボクの側を離れず三匹で敵に当たるように言ってある。最初から全開で身体強化も使っている。
地面のオオザルに電撃を帯びた攻撃を加えて止めを刺していく。
空野家の四人も連携しながら戦っていた。互いの位置によって、剣、槍、弓を持ち替える。四人とも前衛も後衛も自在だ。
幻影魔法によるものだろうが剣や槍の長さが変わる。見えない刃に切り裂かれる。目の前にいるはずの和弘さんを見失っている敵もいる。
それでも戦いは均衡を保ちオオザルは中々倒れない。このオオザル達は強かった。
どうやらこのオオザル達は、強さに見合った相手を選んでいた。ブランカさんマリアさんの相手は、明らかに格上だった。
あの二人がオオザルを倒すのに、ボク達と同じくらいの時間がかかったのだから……。
夕方頃には地下55階につく予定だったが、すでに20時を回っていた。ブランカさんマリアさんでさえ多少の疲労を見せている。他の皆はフラフラだった。
ボク達は、初めてダンジョンの過酷さを思い知っていた。
翌日はダンジョン攻略を止め、体を休める事にする。無理をすれば、命にも関わる。
強くなるには、休む事も大切だ。
花織さんも休めるために夜は手抜きのカップラーメンにしたが、大うけだった。たまに食べたくなる不思議な食べ物だよね。
和弘さんの喜び方に、花織さんの頬が引きつっていたのは忘れよう。そして、明日の花織さんの料理は、忘れず褒めておこう……。
食事くらいしか娯楽はないが、ぽち、たま、うさ子がいた。
見てるだけでも癒されるのに、言葉まで通じるのだ。
ダンジョンで行われた「達磨さんが転んだ」は特別ルールで三匹が動いたのを見つかるとモフモフタイムになる。
ブランカさん、息や心臓の動きはノーカンです……。
次の日、ボク達はダンジョン攻略を再開する。
強行軍は避け半日進み、引き返す。無理なく60階に降りられるレベルまで強化する事を目的とした。
そしてボク達は地下60階へ行くのに、55階で一週間を過ごすことになる。
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