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第九章 ダンジョンを攻略して女神様に会おう2
6、女神のダンジョンクリア報酬☆合流そして決戦へ
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☆☆☆
ぽち、たま、うさ子が、もう一匹の自分をそれぞれ倒すと、三匹は同じ空間にいた。そして、もうひとり……?
『めがみさま?』『みゅーずさま?』
『……かな?』
「は~い、私が女神ミューズちゃんで~す」
そう言うと、ぽち、たま、うさ子をモフモフしだした。
「は~っ、良いですね。可愛いですよ~」
そして、延々と続いた。
三匹が、どうしたら良いのだろうと困惑するころになり……。
「そろそろ、いい加減にしないと嫌われてしまいますねぇ……。
ぽちちゃんたまちゃんうさ子ちゃんの願いは、同じで良いのですね」
『きめてたの~』『カイトの役に立ちたいの~』
『いっしょなの~』
「分かりました。では、そのための力を与えます。
ちょっと、モフモフするけど、大丈夫かな~。今度のは仕方なくなのよ?」
『『『……!?』』』
☆☆☆
ボクの姿をした源義経との勝負が付くと、そこに女神ミューズ様がいた。
人魚の姿ではなく、少しほわっとした金髪美女だった。
にこやかに笑うと、言葉を発する。どのような楽器なら、この声に匹敵できるのだろうか? と、いうくらいの美声が響く。
「無理のない範囲で、貴方の願いを叶えましょう」
「えっと、ここには御礼に来ました。転移サポートありがとうございました」
「……本当に、面白い方ですね」
そう言うと、かろやかに微笑む。
そして参考にするようにと、一緒に来た仲間達の話しても問題のない願いを教えてくれた。
空野家の和弘さん花織さんは、安息の地を願ったという。女神のダンジョン内に住む事になるだろうということだ。
和也君は修行の場所を……。このままダンジョンで鍛えたいという。あのバトルジャンキーと気が合うかもしれない。
花音ちゃんは、その願いを聞いて、女神様が特別なスキルを与えたという。スキル名は秘密だそうだ。
ブランカさんマリアさんの願いは、未来の事象に関わるので教えられないモノらしい。
ぽち、たま、うさ子の受けた報酬は直接聞くようにと少し拗ねたように言われた。
さてと、困った。日本に帰りたいという願いが叶わないことは分かっている。
すでに充分な事をして貰っていると思うのだ。
女神様が突然手を握ってきた。いきなりの事に、顔が赤面してしまうのが分かる。
「ふむ、ふむ、ふむ……そっか~。それだと……うん、うん」
ゴニョゴニョと呟くと、いったんボクの手を離した。
また直ぐに女神様の手が伸びてきて、今度はボクの中からスマートフォンを取り出した。
ボクのアイテムボックスの中にあったものである。
驚いているボクをよそに、角度を変えて覗き込むようにスマートフォンを見ている。
そして手にしたスマートフォンが光に包まれた。
「う~ん、出来た~!
でも、これだけじゃダメか。やっぱり、少し手間が掛かるわね~」
そう言うと、スマートフォンを渡してくる。
「いまは、まだ使えません。完成したら連絡しますので、それまでお持ちください」
女神様との連絡手段が出来るのだろうか?
なんだか良く分からないまま、ボクはスマートフォンをアイテムボックスにしまった。
女神様の雰囲気が変わった。真剣でいて、どこか申し訳なさそうな……。
「ダンジョンを出ると戦いが待っています。道を踏み外してしまった人たちです。避ける事もできますが、できれば戦って貰いたいのです」
女神様の力は、とんでもない……。
ダンジョンをクリアしながら、その力の一端をみてきた。女神様の力を持ってすれば、簡単なのではないだろうか? 疑問が態度に出てしまったのか女神様が答えてくれた。
「ダンジョンの中でなら可能です。……世界とは、とても脆いモノなのです」
神様の力は巨大すぎるという。女神のダンジョンは、神様が世界を壊さないで力を使うための場所でもあった。
「分かりました。戦ってみます」
「義経さんが『オレ以外に殺されるような奴じゃない』と言ってましたから大丈夫だと思いますが、気を付けて下さいね」
あのとき、最後は手加減してくれていたと思う。あちらは戦術眼のスキルを使っていなかったのだ。再戦なんて、とんでもない……。
「それでは、またお会いしましょう」
いつの間にか場所を移動していた。広いリビングルームになっている。
そこには、一緒にダンジョンをクリアした仲間がいた。
みんな同じように、試練を抜けてきたようだ。
ぽち、たま、うさ子も強くなっているのが分かる。
「ぽち、たま、うさ子~大丈夫だったか?」
『カイト~強くなったよ』『レベルアップしたよ』
『MPふえたの~』
ボクに向かって、飛び込んでくる。毛並みがいつもより綺麗な気がする。
『『『女神様~』』』
女神様ペットトリマーの真似事でもしたのだろうか? と思ったら、延々とモフられた三匹の困惑した思いが……。女神様、何をしてんるんだろう。
ボク達は、これからの事を話し合った。空野家の人たちは、女神様の元で暮らす事になっている。
「和弘さん花織さん、このまま残ります?」
「いや、僕達も一度ダンジョンの外に出て戦うよ」
和也くん花音ちゃんも頷いている。ブランカさんマリアさんの方を見る。
「当然、私達も戦いますよ」
ダンジョンの外の戦いが終われば、ボク達のパーティーは解散する。
ボク達はゆったりと心ゆくまで、親交を暖めた。
女神様提供のゲームに興じ、女神様作の本を読んだ。食事を楽しみ……。数日をまったりと過ごす。
ボク達は戦いにあわせ体調を整えていた。ただ、遊んでいたわけではない。
バイオリズムを最高潮に保ち、女神のダンジョン地下50階へと続く扉を開いた。
ダンジョンの外にいる強敵を倒すために。
ぽち、たま、うさ子が、もう一匹の自分をそれぞれ倒すと、三匹は同じ空間にいた。そして、もうひとり……?
『めがみさま?』『みゅーずさま?』
『……かな?』
「は~い、私が女神ミューズちゃんで~す」
そう言うと、ぽち、たま、うさ子をモフモフしだした。
「は~っ、良いですね。可愛いですよ~」
そして、延々と続いた。
三匹が、どうしたら良いのだろうと困惑するころになり……。
「そろそろ、いい加減にしないと嫌われてしまいますねぇ……。
ぽちちゃんたまちゃんうさ子ちゃんの願いは、同じで良いのですね」
『きめてたの~』『カイトの役に立ちたいの~』
『いっしょなの~』
「分かりました。では、そのための力を与えます。
ちょっと、モフモフするけど、大丈夫かな~。今度のは仕方なくなのよ?」
『『『……!?』』』
☆☆☆
ボクの姿をした源義経との勝負が付くと、そこに女神ミューズ様がいた。
人魚の姿ではなく、少しほわっとした金髪美女だった。
にこやかに笑うと、言葉を発する。どのような楽器なら、この声に匹敵できるのだろうか? と、いうくらいの美声が響く。
「無理のない範囲で、貴方の願いを叶えましょう」
「えっと、ここには御礼に来ました。転移サポートありがとうございました」
「……本当に、面白い方ですね」
そう言うと、かろやかに微笑む。
そして参考にするようにと、一緒に来た仲間達の話しても問題のない願いを教えてくれた。
空野家の和弘さん花織さんは、安息の地を願ったという。女神のダンジョン内に住む事になるだろうということだ。
和也君は修行の場所を……。このままダンジョンで鍛えたいという。あのバトルジャンキーと気が合うかもしれない。
花音ちゃんは、その願いを聞いて、女神様が特別なスキルを与えたという。スキル名は秘密だそうだ。
ブランカさんマリアさんの願いは、未来の事象に関わるので教えられないモノらしい。
ぽち、たま、うさ子の受けた報酬は直接聞くようにと少し拗ねたように言われた。
さてと、困った。日本に帰りたいという願いが叶わないことは分かっている。
すでに充分な事をして貰っていると思うのだ。
女神様が突然手を握ってきた。いきなりの事に、顔が赤面してしまうのが分かる。
「ふむ、ふむ、ふむ……そっか~。それだと……うん、うん」
ゴニョゴニョと呟くと、いったんボクの手を離した。
また直ぐに女神様の手が伸びてきて、今度はボクの中からスマートフォンを取り出した。
ボクのアイテムボックスの中にあったものである。
驚いているボクをよそに、角度を変えて覗き込むようにスマートフォンを見ている。
そして手にしたスマートフォンが光に包まれた。
「う~ん、出来た~!
でも、これだけじゃダメか。やっぱり、少し手間が掛かるわね~」
そう言うと、スマートフォンを渡してくる。
「いまは、まだ使えません。完成したら連絡しますので、それまでお持ちください」
女神様との連絡手段が出来るのだろうか?
なんだか良く分からないまま、ボクはスマートフォンをアイテムボックスにしまった。
女神様の雰囲気が変わった。真剣でいて、どこか申し訳なさそうな……。
「ダンジョンを出ると戦いが待っています。道を踏み外してしまった人たちです。避ける事もできますが、できれば戦って貰いたいのです」
女神様の力は、とんでもない……。
ダンジョンをクリアしながら、その力の一端をみてきた。女神様の力を持ってすれば、簡単なのではないだろうか? 疑問が態度に出てしまったのか女神様が答えてくれた。
「ダンジョンの中でなら可能です。……世界とは、とても脆いモノなのです」
神様の力は巨大すぎるという。女神のダンジョンは、神様が世界を壊さないで力を使うための場所でもあった。
「分かりました。戦ってみます」
「義経さんが『オレ以外に殺されるような奴じゃない』と言ってましたから大丈夫だと思いますが、気を付けて下さいね」
あのとき、最後は手加減してくれていたと思う。あちらは戦術眼のスキルを使っていなかったのだ。再戦なんて、とんでもない……。
「それでは、またお会いしましょう」
いつの間にか場所を移動していた。広いリビングルームになっている。
そこには、一緒にダンジョンをクリアした仲間がいた。
みんな同じように、試練を抜けてきたようだ。
ぽち、たま、うさ子も強くなっているのが分かる。
「ぽち、たま、うさ子~大丈夫だったか?」
『カイト~強くなったよ』『レベルアップしたよ』
『MPふえたの~』
ボクに向かって、飛び込んでくる。毛並みがいつもより綺麗な気がする。
『『『女神様~』』』
女神様ペットトリマーの真似事でもしたのだろうか? と思ったら、延々とモフられた三匹の困惑した思いが……。女神様、何をしてんるんだろう。
ボク達は、これからの事を話し合った。空野家の人たちは、女神様の元で暮らす事になっている。
「和弘さん花織さん、このまま残ります?」
「いや、僕達も一度ダンジョンの外に出て戦うよ」
和也くん花音ちゃんも頷いている。ブランカさんマリアさんの方を見る。
「当然、私達も戦いますよ」
ダンジョンの外の戦いが終われば、ボク達のパーティーは解散する。
ボク達はゆったりと心ゆくまで、親交を暖めた。
女神様提供のゲームに興じ、女神様作の本を読んだ。食事を楽しみ……。数日をまったりと過ごす。
ボク達は戦いにあわせ体調を整えていた。ただ、遊んでいたわけではない。
バイオリズムを最高潮に保ち、女神のダンジョン地下50階へと続く扉を開いた。
ダンジョンの外にいる強敵を倒すために。
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