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第九章 ダンジョンを攻略して女神様に会おう2
2、90階層へ対人戦闘強化のエリア☆剣鬼マリアースへ
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☆☆☆
カーク・スチュアートは第八王都で酒を飲んでいた。
追っていたヤマモトカイトを完全に見失って? 聞き込みをしていたのだ。酒場や色町で……。
チビリチビリと酒を飲みながら思っていた、そろそろ人を切りたいと。そんな中に頭の中に声が響く伝言スキルによるものだ。
『カーク様、カーク様。公爵様からの伝言です。異世界人を発見!トモダチと共に、第六王家のマリアースの町へ向かえとのことです。
なお異世界人に同行している冒険者に、ブランカとマリアの――――――』
『……承知した』
短く返信を返す。
便利なスキルではあるが、わずらわしく感じることも多い。
「第六王家の領地、マリアースの町か……」
ブランカとマリア……。同業者に、強い冒険者パーティーは? と聞いてみれば、10番目以内には出てくる名前である。
アールファン聖王国の中で、トップクラスの強さを持つだろう。
「楽しそうだなぁ……。相手は女だ、別の楽しみもあるかも知れないな」
相手の強さを承知した上で、負けるとは思っていなかった。
伝言スキルを使い。時々公爵の仕事を回す昔からの仲間に連絡をつける。
『……カークだ。仕事が入った。第六王家のマリアース、ダンジョンの町へ集合だ」
カーク・スチュアートが認める仲間である。
剣以外の力においては、彼に匹敵する力を持つ強者であった。
☆☆☆
90階のセーフティゾーンの建物を出る。
そこは戦場の中だった。武具や旗に、星の紋章と月の紋章がみられる。二組の勢力に分かれて争っていた。
いきなり弓矢が飛んでくる。
ボク達は第三勢力であり、乱戦の中どちらからも攻撃を受けることになるようだ。
階下に降りる階段の方向は、何故か分かる。ボク達は、いったん双方から離れる。
『ぽち、たま、うさ子、ネットワークを作るよ』
ボク達は、念話のネットワークを作ることに成功していた。
ぽちとブランカさんマリアさん、うさ子と和弘さん花織さん、たまと和也くん花音ちゃんで念話のリンクを作る。
最後にボクが、ぽち、たま、うさ子とリンクする。ボク達は、一つの大きな生き物の様に連携して
動く事ができるようになっていた。
地形情報を共有して三匹のつかんだ敵の位置情報が、はっきりと脳内にマッピングされている。
避けられない敵は倒していく。
敵の強さはマチマチであるが、そのつど最適の戦力で撃破する。
花音ちゃんが、初めて人間を剣で切った動揺が伝わってい来る。ネットワークが支え動揺を鎮めていく。
ここは女神のダンジョンであり、この場で切り倒した相手が真に死ぬわけではない。
だが、時と場合によっては、やらなければ生き残る事ができない。
女神はボク達に、人間同士の争いに対する耐性を与えようとしているのだろうか……。
ボク達は、戦いながら階段に向かっていく。
地下94階の建物の前に50人を超える星の紋章の兵士が待ち構えていた。
戦わなければ、中には入れないのだろう。
特大の雷魔法の一撃を与えようとするが、敵の防御結界にかき消された。遠距離攻撃で倒せれば心理的負担は少ないのだが……。
やはり、楽はさせてくれないようだ。
遠距離攻撃を封じられ、接近戦になると乱戦になった。敵の数が多い。
ブランカさんとマリアさんが相手にすると、敵はいきなり強くなっていた。なかなか終わらない訳である。
ボクの相手も手強い。数が多いので取りあえず投げ飛ばすが、大したダメージはない。頭から投げ落とす。ヨロイの隙間に、抜き手を差し入れ、目を潰し、関節を砕く。
この戦いでは、ぽち、たま、うさ子にはレーダーになってもらって、戦いは避けてもらっている。 雷魔法が通じないと、まだ戦いようがない。
あと少しというところで、敵の増員がくる。月の紋章の兵士の一団が、こちらに突撃してきた。
ぽち、たま、うさ子の応援の声と治癒魔法がみんなを元気付ける。
『カイト、がんばれ~』
『花音、だいじょぶ。ひだり、来る~』
『ブランカ強い~』『あとで、モフモフ~』
『ごほうび、もふもふ~』
『がんばれ~負けるな~』
『花織~95階で、ご飯~』『あと、九人~』
『みんな、好き~』『ちゆ~、元気になれ~』
『あと七人~』
『五人~』
『『『おしま~い!』』』
ボク達は、94階の建物に入ると、階段を下りていく。
95階のセーフティゾーンに入ると、倒れるように座り込む。限界ギリギリまで、追い込まれた気がした。
食事を取り体を横たえると、ボク達はそのまま眠りに落ちていた。
カーク・スチュアートは第八王都で酒を飲んでいた。
追っていたヤマモトカイトを完全に見失って? 聞き込みをしていたのだ。酒場や色町で……。
チビリチビリと酒を飲みながら思っていた、そろそろ人を切りたいと。そんな中に頭の中に声が響く伝言スキルによるものだ。
『カーク様、カーク様。公爵様からの伝言です。異世界人を発見!トモダチと共に、第六王家のマリアースの町へ向かえとのことです。
なお異世界人に同行している冒険者に、ブランカとマリアの――――――』
『……承知した』
短く返信を返す。
便利なスキルではあるが、わずらわしく感じることも多い。
「第六王家の領地、マリアースの町か……」
ブランカとマリア……。同業者に、強い冒険者パーティーは? と聞いてみれば、10番目以内には出てくる名前である。
アールファン聖王国の中で、トップクラスの強さを持つだろう。
「楽しそうだなぁ……。相手は女だ、別の楽しみもあるかも知れないな」
相手の強さを承知した上で、負けるとは思っていなかった。
伝言スキルを使い。時々公爵の仕事を回す昔からの仲間に連絡をつける。
『……カークだ。仕事が入った。第六王家のマリアース、ダンジョンの町へ集合だ」
カーク・スチュアートが認める仲間である。
剣以外の力においては、彼に匹敵する力を持つ強者であった。
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90階のセーフティゾーンの建物を出る。
そこは戦場の中だった。武具や旗に、星の紋章と月の紋章がみられる。二組の勢力に分かれて争っていた。
いきなり弓矢が飛んでくる。
ボク達は第三勢力であり、乱戦の中どちらからも攻撃を受けることになるようだ。
階下に降りる階段の方向は、何故か分かる。ボク達は、いったん双方から離れる。
『ぽち、たま、うさ子、ネットワークを作るよ』
ボク達は、念話のネットワークを作ることに成功していた。
ぽちとブランカさんマリアさん、うさ子と和弘さん花織さん、たまと和也くん花音ちゃんで念話のリンクを作る。
最後にボクが、ぽち、たま、うさ子とリンクする。ボク達は、一つの大きな生き物の様に連携して
動く事ができるようになっていた。
地形情報を共有して三匹のつかんだ敵の位置情報が、はっきりと脳内にマッピングされている。
避けられない敵は倒していく。
敵の強さはマチマチであるが、そのつど最適の戦力で撃破する。
花音ちゃんが、初めて人間を剣で切った動揺が伝わってい来る。ネットワークが支え動揺を鎮めていく。
ここは女神のダンジョンであり、この場で切り倒した相手が真に死ぬわけではない。
だが、時と場合によっては、やらなければ生き残る事ができない。
女神はボク達に、人間同士の争いに対する耐性を与えようとしているのだろうか……。
ボク達は、戦いながら階段に向かっていく。
地下94階の建物の前に50人を超える星の紋章の兵士が待ち構えていた。
戦わなければ、中には入れないのだろう。
特大の雷魔法の一撃を与えようとするが、敵の防御結界にかき消された。遠距離攻撃で倒せれば心理的負担は少ないのだが……。
やはり、楽はさせてくれないようだ。
遠距離攻撃を封じられ、接近戦になると乱戦になった。敵の数が多い。
ブランカさんとマリアさんが相手にすると、敵はいきなり強くなっていた。なかなか終わらない訳である。
ボクの相手も手強い。数が多いので取りあえず投げ飛ばすが、大したダメージはない。頭から投げ落とす。ヨロイの隙間に、抜き手を差し入れ、目を潰し、関節を砕く。
この戦いでは、ぽち、たま、うさ子にはレーダーになってもらって、戦いは避けてもらっている。 雷魔法が通じないと、まだ戦いようがない。
あと少しというところで、敵の増員がくる。月の紋章の兵士の一団が、こちらに突撃してきた。
ぽち、たま、うさ子の応援の声と治癒魔法がみんなを元気付ける。
『カイト、がんばれ~』
『花音、だいじょぶ。ひだり、来る~』
『ブランカ強い~』『あとで、モフモフ~』
『ごほうび、もふもふ~』
『がんばれ~負けるな~』
『花織~95階で、ご飯~』『あと、九人~』
『みんな、好き~』『ちゆ~、元気になれ~』
『あと七人~』
『五人~』
『『『おしま~い!』』』
ボク達は、94階の建物に入ると、階段を下りていく。
95階のセーフティゾーンに入ると、倒れるように座り込む。限界ギリギリまで、追い込まれた気がした。
食事を取り体を横たえると、ボク達はそのまま眠りに落ちていた。
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