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第2話 現る
第2話 現る
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神様はね、きっと叶えてくれるよ。
なんたって、神様なんだから。
※
翌日、火曜日。
つい一か月程前まで、つまり、中学生の時に家を出ていた時間とほぼ同じように登校し、同じような道を通り、同じような通学時間で学校に辿り着く。
高校が通っていた中学校のすぐ近くにあるからこういう具合になるわけだが、こんなので高校生になった実感なんて湧くわけがない。中学四年生と言った方がまだしっくりくるな、と思う。
だから、というわけでもないと思うが、他の同級生は全員、そこそこ遠い高校に行ってしまった。この地元の高校に残ったのは、別にやりたいこともなくて、家から近いという理由で適当に選んだ僕と、「じゃあ私もそこにしよっと!」と着いてきた如月だけだ。
でも、中学のときの同級生が他にいないというのは、正直に言って嬉しかった。
――これで、またリセット出来る。他人と関わらない学校生活に戻ることが出来る。
そんな野望が、まさか初日で打ち破られるとは思わなかった。原因は、やはりというべきか、如月である。彼女仲介の下、昨日は思いの他、人としゃべることになってしまった。それも、全員女子だし、その内二人は泣かせてしまったし。
ただ、不思議なことに、彼女たちと話していて、逃げたしたいとは思わなかった。いつもの僕なら、適当に取り繕って、すぐにでもその場を離れていたはずだ。
それをしなかったのは、もちろん如月がいたせいというのもあるが、それだけではないような気がする。しかし、じゃあ何かと聞かれれば、上手く答えられない。このもやもやの正体は何だろう。
「……うーん、分からん」
そうこう考えているうちに、いつの間にか学校に着いていた。時計を見ると、チャイムまでまだ二十分前。早く着きすぎたなと後悔して、明日からはあと十分遅く家を出ようと心に決める。
昇降口には誰もいなかった。僕が早かったのか、それとも遅すぎたのか。多分前者だろうな、となんとなく思う。さすがに、こんな時間にもう教室には他の全員がいるという状況はないだろう。
無駄に大きい下駄箱が何個か並んでいる。その左から三番目、通路を挟んで対面する箱たちを外から見て右側にある方の、一番左下のボックスが僕の領域である。鉄製の扉には、ご丁寧にそれぞれの名前が書かれたシールが貼ってある。ここまでしておいて、なんで番号も一緒に付けなかったんだろう。非常に分かりにくい。
こんな文句を思いながら勢いよく開けて、さっさと靴を中に入れようとしたとき、僕はようやくそこにあったものに気付いた。
「うん……?」
手紙……だろうか。真っ白な封筒のようなものが、下段の中央に揃えるようにして綺麗に置かれていた。
靴を入れることも忘れて、それを素早く手に取る。外側には何も書かれていない。裏面も同様。きっちりと糊づけで封されていて、中に何かが入っているようである。
封を切る前に、焦っている自分に気づいて、とりあえず深呼吸をした。僕は何を動揺しているんだろう。
まさか、ラブレターなるものを期待しているわけじゃあるまいな。いやいや、それはない。よく考えろ、まだ入学二日目だぞ? それに、僕のことを知っている人間なんて、この学校にはほとんどいないじゃないか。その僅かの中にいるかもしれない、はっ、んな馬鹿な。大体僕はそんなものもらって嬉しいのか? そんなもので喜ぶ人間か? でも、喜ばないと言ったら嘘になるかもしれないな。おいおい、本気で言ってんのか、それ?
心の中でよくわからない葛藤がしばらく続き、だんだん収集がつかなくなってきたので、僕は頭を振ってそれらを断ち切り、意を決して封を切った。中に入っていたのは、一枚の小さな紙。鼓動がどくんと脈打つ。
でも、僕はそこに書いてあった文を読んで、頭を抱える破目になった。
『おはようございます。
みなさんには、これからゲームをしてもらいます。
ルールは簡単です。
六人の中から、神様である私を見つけること。
見つけられない場合は、制裁を加えることになります。
ちなみに、この手紙を他人に渡しても無駄です。
あなたたちは、選ばれた存在なのです。
それでは、頑張ってください。』
「……はぁ」
しばし絶句して、ようやく出てきたのは、そんな失望したような溜息。もはや、何か言葉を発する気にもなれない。
まず、さっきから何かを期待していた自分を殴ってやりたいと思った。次に、空ってこんなに青いんだな、と再認識。時計を見て、まだもう少し時間があるなと考える。色々と現実逃避を試した挙句、やっと最後に、目の前の手紙について考察する。
あまりにも馬鹿馬鹿しい、馬鹿馬鹿しいにもほどがある。別に、馬鹿馬鹿しいのが悪いことだとは思わない。しかし、その馬鹿馬鹿しさに他人を巻き込むことだけは絶対に止めてほしい。やるなら一人でこっそりと、人様に迷惑のかからないようにやってくれ。
呆れが怒りに変わっていく自分に気づき、今一度深呼吸をして、冷静になるように努めた。ここで怒っていても仕方がない。落ち着いて、もう一度文面に目を通してみる。
「神様ねえ……」
『六人』やら『制裁』やら『選ばれた存在』やら気になる部分は山ほどあるが、やはり一番印象に残る言葉は『神様』か。これのせいで、妙にこの手紙のシリアスさが失われているような気がする。いくらなんでも、自分のことを『神様』っていうのは……ん? 神様?
そういや、つい最近、どこかでそんなワードを聞いた覚えがあるな。えーと、あれは……そうだ、昨日の帰り道。如月が楽しそうに呟いていたじゃないか。神様に願えばいいとか、そんなことを。深く考えずに聞いていたので、すっかり忘れていた。
昨日の今日だ。偶然にしてはあまりにも出来過ぎている。となると、やっぱりあいつの仕業なのだろうか。
「何も、神様直々に来られなくてもよかったんだけどな……」
犯人であると思われる人物の顔を思い浮かべつつ、僕はその手紙をポケットに突っ込み、上履きに履き替えて教室へと向かった。
なんたって、神様なんだから。
※
翌日、火曜日。
つい一か月程前まで、つまり、中学生の時に家を出ていた時間とほぼ同じように登校し、同じような道を通り、同じような通学時間で学校に辿り着く。
高校が通っていた中学校のすぐ近くにあるからこういう具合になるわけだが、こんなので高校生になった実感なんて湧くわけがない。中学四年生と言った方がまだしっくりくるな、と思う。
だから、というわけでもないと思うが、他の同級生は全員、そこそこ遠い高校に行ってしまった。この地元の高校に残ったのは、別にやりたいこともなくて、家から近いという理由で適当に選んだ僕と、「じゃあ私もそこにしよっと!」と着いてきた如月だけだ。
でも、中学のときの同級生が他にいないというのは、正直に言って嬉しかった。
――これで、またリセット出来る。他人と関わらない学校生活に戻ることが出来る。
そんな野望が、まさか初日で打ち破られるとは思わなかった。原因は、やはりというべきか、如月である。彼女仲介の下、昨日は思いの他、人としゃべることになってしまった。それも、全員女子だし、その内二人は泣かせてしまったし。
ただ、不思議なことに、彼女たちと話していて、逃げたしたいとは思わなかった。いつもの僕なら、適当に取り繕って、すぐにでもその場を離れていたはずだ。
それをしなかったのは、もちろん如月がいたせいというのもあるが、それだけではないような気がする。しかし、じゃあ何かと聞かれれば、上手く答えられない。このもやもやの正体は何だろう。
「……うーん、分からん」
そうこう考えているうちに、いつの間にか学校に着いていた。時計を見ると、チャイムまでまだ二十分前。早く着きすぎたなと後悔して、明日からはあと十分遅く家を出ようと心に決める。
昇降口には誰もいなかった。僕が早かったのか、それとも遅すぎたのか。多分前者だろうな、となんとなく思う。さすがに、こんな時間にもう教室には他の全員がいるという状況はないだろう。
無駄に大きい下駄箱が何個か並んでいる。その左から三番目、通路を挟んで対面する箱たちを外から見て右側にある方の、一番左下のボックスが僕の領域である。鉄製の扉には、ご丁寧にそれぞれの名前が書かれたシールが貼ってある。ここまでしておいて、なんで番号も一緒に付けなかったんだろう。非常に分かりにくい。
こんな文句を思いながら勢いよく開けて、さっさと靴を中に入れようとしたとき、僕はようやくそこにあったものに気付いた。
「うん……?」
手紙……だろうか。真っ白な封筒のようなものが、下段の中央に揃えるようにして綺麗に置かれていた。
靴を入れることも忘れて、それを素早く手に取る。外側には何も書かれていない。裏面も同様。きっちりと糊づけで封されていて、中に何かが入っているようである。
封を切る前に、焦っている自分に気づいて、とりあえず深呼吸をした。僕は何を動揺しているんだろう。
まさか、ラブレターなるものを期待しているわけじゃあるまいな。いやいや、それはない。よく考えろ、まだ入学二日目だぞ? それに、僕のことを知っている人間なんて、この学校にはほとんどいないじゃないか。その僅かの中にいるかもしれない、はっ、んな馬鹿な。大体僕はそんなものもらって嬉しいのか? そんなもので喜ぶ人間か? でも、喜ばないと言ったら嘘になるかもしれないな。おいおい、本気で言ってんのか、それ?
心の中でよくわからない葛藤がしばらく続き、だんだん収集がつかなくなってきたので、僕は頭を振ってそれらを断ち切り、意を決して封を切った。中に入っていたのは、一枚の小さな紙。鼓動がどくんと脈打つ。
でも、僕はそこに書いてあった文を読んで、頭を抱える破目になった。
『おはようございます。
みなさんには、これからゲームをしてもらいます。
ルールは簡単です。
六人の中から、神様である私を見つけること。
見つけられない場合は、制裁を加えることになります。
ちなみに、この手紙を他人に渡しても無駄です。
あなたたちは、選ばれた存在なのです。
それでは、頑張ってください。』
「……はぁ」
しばし絶句して、ようやく出てきたのは、そんな失望したような溜息。もはや、何か言葉を発する気にもなれない。
まず、さっきから何かを期待していた自分を殴ってやりたいと思った。次に、空ってこんなに青いんだな、と再認識。時計を見て、まだもう少し時間があるなと考える。色々と現実逃避を試した挙句、やっと最後に、目の前の手紙について考察する。
あまりにも馬鹿馬鹿しい、馬鹿馬鹿しいにもほどがある。別に、馬鹿馬鹿しいのが悪いことだとは思わない。しかし、その馬鹿馬鹿しさに他人を巻き込むことだけは絶対に止めてほしい。やるなら一人でこっそりと、人様に迷惑のかからないようにやってくれ。
呆れが怒りに変わっていく自分に気づき、今一度深呼吸をして、冷静になるように努めた。ここで怒っていても仕方がない。落ち着いて、もう一度文面に目を通してみる。
「神様ねえ……」
『六人』やら『制裁』やら『選ばれた存在』やら気になる部分は山ほどあるが、やはり一番印象に残る言葉は『神様』か。これのせいで、妙にこの手紙のシリアスさが失われているような気がする。いくらなんでも、自分のことを『神様』っていうのは……ん? 神様?
そういや、つい最近、どこかでそんなワードを聞いた覚えがあるな。えーと、あれは……そうだ、昨日の帰り道。如月が楽しそうに呟いていたじゃないか。神様に願えばいいとか、そんなことを。深く考えずに聞いていたので、すっかり忘れていた。
昨日の今日だ。偶然にしてはあまりにも出来過ぎている。となると、やっぱりあいつの仕業なのだろうか。
「何も、神様直々に来られなくてもよかったんだけどな……」
犯人であると思われる人物の顔を思い浮かべつつ、僕はその手紙をポケットに突っ込み、上履きに履き替えて教室へと向かった。
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