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第4章 魔王様は脱力系?
雪だるま対決
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三十分が経過し、各々の雪だるまが完成した。
ちなみに、全員場所を変えて作っていたので、お互いにどんなものを作っていたのかは分からない。
「それでは! 第一回ラグナル家雪だるま対決、始まります!」
わーきゃーとミルメルが狂喜する。
出場選手は、それぞれ横一列に並んで、審査員三人の後ろに立った。
「ラグナル家雪だるま対決、解説はリリィ・アンバー、シュロ・マージナルでお送りいたします」
リリィがにっこり笑った。
「この対決は一人の審査員につき十ポイントまで点数をつけることができます。つまり審査員は三人なので、最高得点は三十点になりますね」
「得点は、わたくしめが用意しましたこちらの札を上げます」
シュロが点数の書かれた札をかかげた。ご丁寧に一から十まで、きっちりと十枚×三セットある。
こほん、とリリィが咳払いをした。
「それでは、エントリーNo.1番! ショコラ選手の雪だるまです!」
ショコラはパタパタ前にかけていくと、雪だるまにかぶせていたシートを取り去った。
「はい! ショコラの雪だるまは、これです!」
じゃーん! とショコラは自らが作った雪だるまを披露して見せた。
【タイトル:にゃんにゃん雪だるま】
「お~、これは夕方のテレビ番組『名探偵にゃんにゃん』のにゃんにゃんですね?」
「はい! ショコラはにゃんにゃん雪だるまを作りました!」
読んで字のごとく、にゃんにゃん雪だるまとは、名探偵にゃんにゃんをモチーフにした雪だるまのことである。
普通の雪だるまと違って、耳やしっぽが生えていたり、手には青酸カリの入った瓶をもたせたりして、結構細かいところまでこだわっている。
ショコラは一生懸命、手を振りまして自らの雪だるまについて力説した。
「ショコラは、にゃんにゃんっぽさを引き出すために、ふわふわの雪を使って、適度なもふもふ感を出しました!」
「ふむふむ。硬い雪だるまの上から新雪をコーティングしているようですな」
「シンプルに見えて、結構手がこんでいるところが素晴らしいですわ」
「ショコラがかわいい」
審査員三人の意見が出揃ったところで、審査が始まる。
「これは高得点を期待できそうですね。それでは、皆さん札をお上げください!」
リリィはそう言って、自らも札を上げた。
「わたくしめは、とても丁寧な作りをしていると思ったので」
シュロ:九点
「私もこのもふもふ感が素敵だと感じました」
リリィ:九点
「ショコラが可愛いです」
ラグナル:十点
「えー、合計二十八点です!」
リリィが点数を数え上げて、叫んだ。
わぁーと歓声をあげて、ショコラはぴょんこぴょんこと飛び跳ねて喜ぶ。
「ちょっと!? 一人だけおかしいのが混じってるんじゃないの!?」
ルーチェが審査員に抗議するが、彼らは首を振るのみ。
「審査は公平に行っております」
「どこがよ!!!」
「さあ次はエントリーNo.2番、ヤマト選手の番です」
がうがうと噛み付くルーチェを押しのけて、リリィは笑顔で進行を進める。
次はヤマトの番のようだ。
ヤマトは余裕綽々で腕を組んでいた。
「ヤマト選手はどうやら台の上で作っていたようですね」
リリィの言葉通り、ヤマトは台を用意し、その上にあるらしい雪だるまに目隠しシートをかぶせていた。
「さ、それではどうぞ」
「おう」
ヤマトがシートを取り去った。
群衆からどよめきが起こる。
【タイトル:春告鳥】
ヤマトのそれは、異常に美しい氷細工だった。
氷でしぶきを上げる水を表現し、その上には一羽の鶯が羽を大きく広げて飛び立とうとしていた。ショコラと同じく、鳥の部分には雪が振りかけられている。
「な、なんなのよこれ!?」
ルーチェが仰天する。
「そこの川が凍ってたから、氷を切り出してきて、削ったんだよ」
「それにしたって、こんなになる!?」
「ばーか。こっちは昔、スイーツのデザインコンクールで何回も入賞してんだよ。特に一番得意なのは飴細工だぜ」
リリィもシュロもすごい! と拍手をしている。
「これはプロ級ですね!」
「さすがですな」
「これ食べられるの? 飴?」
「雪ですご主人様」
それぞれの感想が出たところで、再び審査タイムに入る。
さっそく、三人は札を上げた。
「さすがとしか言いようがわりませんわ」
リリィ:十点
「非常に美しいですな」
シュロ:十点
「飴細工なのかと期待したら飴細工じゃなかったから」
ラグナル:九点
「合計二十九点です!」
おお~と拍手が起こる。
さっそくショコラを抜かして、現時点での最高点をたたき出した。
ということはつまり、三十点を出さなければ、一位は取れないということである。
(ぐ……なかなかやるじゃないのよ)
ルーチェは唇をかんだ。
「いやぁ、文句なしの結果ですわ」
「ショコラさんも惜しかったですね」
「はい。でもこれにはやっぱり負けちゃいます」
あはは、と平穏な会話を交わしながら、次のミルとメルの審査に入る。
「お次はミル&メル選手です」
双子の妖精は、嬉しそうに跳ね回りながら言った。
「ミルたちはぁ」
「みんなの持ち物を使ってぇ」
「「作りましたぁっ!」」
嫌な予感がしたリリィが先を促すと、ミルメルはバサッァとかけていた布を取り去る。
【タイトル:みんななかよし♪】
そこにあったのは、パンツとブラジャー、蝶ネクタイをつけ、真っ赤な口紅でオバQのようになった雪だるまだった。
「こ、これは……」
リリィがわなわなと震える。
ミルとメルはきゃっきゃと笑って言った。
「ヤマトのパンツとぉ」
「リリィのブラジャーとぉ」
「ルーチェの口紅とぉ」
「シュロの蝶ネクタイ!」
「「かりましたぁー!」」
シュロ以外、自分の持ち物を使われた人たちが激怒したのは、言うまでもない。
ちなみに、全員場所を変えて作っていたので、お互いにどんなものを作っていたのかは分からない。
「それでは! 第一回ラグナル家雪だるま対決、始まります!」
わーきゃーとミルメルが狂喜する。
出場選手は、それぞれ横一列に並んで、審査員三人の後ろに立った。
「ラグナル家雪だるま対決、解説はリリィ・アンバー、シュロ・マージナルでお送りいたします」
リリィがにっこり笑った。
「この対決は一人の審査員につき十ポイントまで点数をつけることができます。つまり審査員は三人なので、最高得点は三十点になりますね」
「得点は、わたくしめが用意しましたこちらの札を上げます」
シュロが点数の書かれた札をかかげた。ご丁寧に一から十まで、きっちりと十枚×三セットある。
こほん、とリリィが咳払いをした。
「それでは、エントリーNo.1番! ショコラ選手の雪だるまです!」
ショコラはパタパタ前にかけていくと、雪だるまにかぶせていたシートを取り去った。
「はい! ショコラの雪だるまは、これです!」
じゃーん! とショコラは自らが作った雪だるまを披露して見せた。
【タイトル:にゃんにゃん雪だるま】
「お~、これは夕方のテレビ番組『名探偵にゃんにゃん』のにゃんにゃんですね?」
「はい! ショコラはにゃんにゃん雪だるまを作りました!」
読んで字のごとく、にゃんにゃん雪だるまとは、名探偵にゃんにゃんをモチーフにした雪だるまのことである。
普通の雪だるまと違って、耳やしっぽが生えていたり、手には青酸カリの入った瓶をもたせたりして、結構細かいところまでこだわっている。
ショコラは一生懸命、手を振りまして自らの雪だるまについて力説した。
「ショコラは、にゃんにゃんっぽさを引き出すために、ふわふわの雪を使って、適度なもふもふ感を出しました!」
「ふむふむ。硬い雪だるまの上から新雪をコーティングしているようですな」
「シンプルに見えて、結構手がこんでいるところが素晴らしいですわ」
「ショコラがかわいい」
審査員三人の意見が出揃ったところで、審査が始まる。
「これは高得点を期待できそうですね。それでは、皆さん札をお上げください!」
リリィはそう言って、自らも札を上げた。
「わたくしめは、とても丁寧な作りをしていると思ったので」
シュロ:九点
「私もこのもふもふ感が素敵だと感じました」
リリィ:九点
「ショコラが可愛いです」
ラグナル:十点
「えー、合計二十八点です!」
リリィが点数を数え上げて、叫んだ。
わぁーと歓声をあげて、ショコラはぴょんこぴょんこと飛び跳ねて喜ぶ。
「ちょっと!? 一人だけおかしいのが混じってるんじゃないの!?」
ルーチェが審査員に抗議するが、彼らは首を振るのみ。
「審査は公平に行っております」
「どこがよ!!!」
「さあ次はエントリーNo.2番、ヤマト選手の番です」
がうがうと噛み付くルーチェを押しのけて、リリィは笑顔で進行を進める。
次はヤマトの番のようだ。
ヤマトは余裕綽々で腕を組んでいた。
「ヤマト選手はどうやら台の上で作っていたようですね」
リリィの言葉通り、ヤマトは台を用意し、その上にあるらしい雪だるまに目隠しシートをかぶせていた。
「さ、それではどうぞ」
「おう」
ヤマトがシートを取り去った。
群衆からどよめきが起こる。
【タイトル:春告鳥】
ヤマトのそれは、異常に美しい氷細工だった。
氷でしぶきを上げる水を表現し、その上には一羽の鶯が羽を大きく広げて飛び立とうとしていた。ショコラと同じく、鳥の部分には雪が振りかけられている。
「な、なんなのよこれ!?」
ルーチェが仰天する。
「そこの川が凍ってたから、氷を切り出してきて、削ったんだよ」
「それにしたって、こんなになる!?」
「ばーか。こっちは昔、スイーツのデザインコンクールで何回も入賞してんだよ。特に一番得意なのは飴細工だぜ」
リリィもシュロもすごい! と拍手をしている。
「これはプロ級ですね!」
「さすがですな」
「これ食べられるの? 飴?」
「雪ですご主人様」
それぞれの感想が出たところで、再び審査タイムに入る。
さっそく、三人は札を上げた。
「さすがとしか言いようがわりませんわ」
リリィ:十点
「非常に美しいですな」
シュロ:十点
「飴細工なのかと期待したら飴細工じゃなかったから」
ラグナル:九点
「合計二十九点です!」
おお~と拍手が起こる。
さっそくショコラを抜かして、現時点での最高点をたたき出した。
ということはつまり、三十点を出さなければ、一位は取れないということである。
(ぐ……なかなかやるじゃないのよ)
ルーチェは唇をかんだ。
「いやぁ、文句なしの結果ですわ」
「ショコラさんも惜しかったですね」
「はい。でもこれにはやっぱり負けちゃいます」
あはは、と平穏な会話を交わしながら、次のミルとメルの審査に入る。
「お次はミル&メル選手です」
双子の妖精は、嬉しそうに跳ね回りながら言った。
「ミルたちはぁ」
「みんなの持ち物を使ってぇ」
「「作りましたぁっ!」」
嫌な予感がしたリリィが先を促すと、ミルメルはバサッァとかけていた布を取り去る。
【タイトル:みんななかよし♪】
そこにあったのは、パンツとブラジャー、蝶ネクタイをつけ、真っ赤な口紅でオバQのようになった雪だるまだった。
「こ、これは……」
リリィがわなわなと震える。
ミルとメルはきゃっきゃと笑って言った。
「ヤマトのパンツとぉ」
「リリィのブラジャーとぉ」
「ルーチェの口紅とぉ」
「シュロの蝶ネクタイ!」
「「かりましたぁー!」」
シュロ以外、自分の持ち物を使われた人たちが激怒したのは、言うまでもない。
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