最近の綾瀬さん

青羽 藍色

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綾瀬さんは演技力がない。

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読者の皆さーん。さっきの話はちゃんと『最近の綾瀬さん』の話ですからね~!

「ふぅ。終わったぜ…。やっぱり私女優になれるんではないでしょうか。」

「その前に、なんで呼吸を詳しく説明したの?何も、二酸化炭素吐き出すところまで再現しなくていいよ。」

「ダメなんです。二酸化炭素吐き出さないと、物語じゃなくなっちゃいます。」

そんなことはない。

「キザと言っても、出てきたのは『五分後に浮気するラスト』でしたね。」

え、ちょっと待って、それが綾瀬さんなりのキザなセリフなの?作中の男性やばいことになるけど。

「二酸化炭素のこと、そこまで聞いてくるってことは、二酸化炭素の吐き出し方もう一回やってほしいってことですか?全く、新くんったら。」

さっきまで『新くんの前でやるの恥ずかしいドゥフ///』とか言ってたのはどこに?

「まずは腹式呼吸をします。」

綾瀬さん、そんな掃除機みたいに吸い込まなくても。

「''お''の口を作ります。」

一人で何やってるんだろう、あのお嬢ちゃん。

「そして一気に吸い込む!」

「え、綾瀬さん、吸い込んだのにまた吸い込むの?!」

「ゲホゲホ。」

いわんこっちゃない。

「ま、まぁ新くん、こんな感じですよ。ケホ。」

目の前で死にそうな人を見かけて、やる人がどこにいるんだ。

「やっぱり女優ってこんなに苦労するわけですよ。」

綾瀬さんより苦しそうな女優を僕は見たことない。

「わあ、かをるくん、私から逃げないでくださいよぉ…。」

死ぬ間際の走馬灯を見てる!あとかをるって誰?!

「ふふっ、かをるくん、照れちゃって。ドゥフフフ…なんでそんな目で見るんです?えっ、私キモいんですか?え~、でもかをるくん、なんか嬉しそうじゃないですか。」

なんかやばそうだが、とりあえず同情するよ、かをる。

「あ、消えないでくださいぃ!私はただ、かをるくんのために…!」

そういったとたん、綾瀬さんはこと切れた。

「綾瀬さーん、嘘寝はいいから、起きて?」

「…。」

……読者の皆様!119!
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