13 / 19
13.魔法事務所
しおりを挟む
魔法界の住人である魔法使いは、国が1つ立てられるくらいの人数が、存在するらしい。
しかし、その中で魔物を倒すことができる退魔師や、彼らのサポートをしている処理班、司令塔の役割をしている本部の面々になるためには、魔法学校に入って魔物やら魔法やらについて詳しく学ぶ必要があるというわけだ。
魔法学校は日本に3校あるが、その中の1つ、最も大きな魔法学校は、北海道某所に存在する。これまでに数多くの退魔師を輩出してきたその施設は「北海道魔法事務所(NMO)」と呼ばれている魔法組織によって運営されている。
NMOは、魔法やらについて学ぶ魔法学校と魔物を駆除する役割の大きく分けて2つの役割がある。
2つを統括している本部が事務所のトップの組織として存在し、その次に魔法界に3人しかいない殿堂級の退魔師、1級、2級、3級の退魔師と続き、最後に退魔師のサポートを行う処理班のスタッフがいる。
魔法学校のスタッフは退魔師や処理班と兼任している場合が多く、彼らは魔法学校と区別するためにNMOのうち魔物を駆除する組織のことを事務所と呼んでいた。
事務所のスタッフは総勢で300人程度らしい。
つまり、俺が今いるのは、北海道内なのか。
魔法界は全く別の世界だと思っていたが、地理的な位置は、人間界と同じらしい。
美鈴から大まかな説明を受けた後、とりあえず今日はここで過ごしてください、と案内された場所は事務所の3階に位置する一室だった。
退魔師などのスタッフが訓練に使用するらしいその部屋はかなり広く、フローリングの床に大きな鏡がある訓練時に役立つであろう部屋のほかに、簡易的なシャワー室やキッチン、ベッドもあり、まるでホテルのようであった。
「もう日付も変わっていますし、細かい説明は明日行います。とりあえず今日はもう寝てください。一応部屋には食べ物もありますので。明日は、朝9時に迎えに来ます。今日は本当に、申し訳ございませんでした。」
それではおやすみなさい、そう言ってお辞儀をした彼女を後目に扉をしめた。
改めて部屋の中を見回す。
とりあえずシャワーを浴びよう。
シャワー室へ向かう道中何の気なしに立ち寄ったキッチンで冷蔵庫の扉を開けてみた。
冷蔵庫の中には、炭酸飲料やお酒、ローストビーフに揚げ物にパン、ポテトやアイスなど小腹を満たすには十分すぎる食べ物や飲み物が用意されていた。
「ここに住みたい……。」
涼太は冷蔵庫のポテトをつまみながら、シャワーへと向かうのだった。
しかし、その中で魔物を倒すことができる退魔師や、彼らのサポートをしている処理班、司令塔の役割をしている本部の面々になるためには、魔法学校に入って魔物やら魔法やらについて詳しく学ぶ必要があるというわけだ。
魔法学校は日本に3校あるが、その中の1つ、最も大きな魔法学校は、北海道某所に存在する。これまでに数多くの退魔師を輩出してきたその施設は「北海道魔法事務所(NMO)」と呼ばれている魔法組織によって運営されている。
NMOは、魔法やらについて学ぶ魔法学校と魔物を駆除する役割の大きく分けて2つの役割がある。
2つを統括している本部が事務所のトップの組織として存在し、その次に魔法界に3人しかいない殿堂級の退魔師、1級、2級、3級の退魔師と続き、最後に退魔師のサポートを行う処理班のスタッフがいる。
魔法学校のスタッフは退魔師や処理班と兼任している場合が多く、彼らは魔法学校と区別するためにNMOのうち魔物を駆除する組織のことを事務所と呼んでいた。
事務所のスタッフは総勢で300人程度らしい。
つまり、俺が今いるのは、北海道内なのか。
魔法界は全く別の世界だと思っていたが、地理的な位置は、人間界と同じらしい。
美鈴から大まかな説明を受けた後、とりあえず今日はここで過ごしてください、と案内された場所は事務所の3階に位置する一室だった。
退魔師などのスタッフが訓練に使用するらしいその部屋はかなり広く、フローリングの床に大きな鏡がある訓練時に役立つであろう部屋のほかに、簡易的なシャワー室やキッチン、ベッドもあり、まるでホテルのようであった。
「もう日付も変わっていますし、細かい説明は明日行います。とりあえず今日はもう寝てください。一応部屋には食べ物もありますので。明日は、朝9時に迎えに来ます。今日は本当に、申し訳ございませんでした。」
それではおやすみなさい、そう言ってお辞儀をした彼女を後目に扉をしめた。
改めて部屋の中を見回す。
とりあえずシャワーを浴びよう。
シャワー室へ向かう道中何の気なしに立ち寄ったキッチンで冷蔵庫の扉を開けてみた。
冷蔵庫の中には、炭酸飲料やお酒、ローストビーフに揚げ物にパン、ポテトやアイスなど小腹を満たすには十分すぎる食べ物や飲み物が用意されていた。
「ここに住みたい……。」
涼太は冷蔵庫のポテトをつまみながら、シャワーへと向かうのだった。
0
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
もう二度と、あなたの妻にはなりたくありません~死に戻った嫌われ令嬢は幸せになりたい~
桜百合
恋愛
旧題:もう二度と、あなたの妻にはなりたくありません〜死に戻りの人生は別の誰かと〜
★第18回恋愛小説大賞で大賞を受賞しました。応援・投票してくださり、本当にありがとうございました!
10/24にレジーナブックス様より書籍が発売されました。
現在コミカライズも進行中です。
「もしも人生をやり直せるのなら……もう二度と、あなたの妻にはなりたくありません」
コルドー公爵夫妻であるフローラとエドガーは、大恋愛の末に結ばれた相思相愛の二人であった。
しかしナターシャという子爵令嬢が現れた途端にエドガーは彼女を愛人として迎え、フローラの方には見向きもしなくなってしまう。
愛を失った人生を悲観したフローラは、ナターシャに毒を飲ませようとするが、逆に自分が毒を盛られて命を落とすことに。
だが死んだはずのフローラが目を覚ますとそこは実家の侯爵家。
どうやらエドガーと知り合う前に死に戻ったらしい。
もう二度とあのような辛い思いはしたくないフローラは、一度目の人生の失敗を生かしてエドガーとの結婚を避けようとする。
※完結したので感想欄を開けてます(お返事はゆっくりになるかもです…!)
独自の世界観ですので、設定など大目に見ていただけると助かります。
※誤字脱字報告もありがとうございます!
こちらでまとめてのお礼とさせていただきます。
無能妃候補は辞退したい
水綴(ミツヅリ)
ファンタジー
貴族の嗜み・教養がとにかく身に付かず、社交会にも出してもらえない無能侯爵令嬢メイヴィス・ラングラーは、死んだ姉の代わりに15歳で王太子妃候補として王宮へ迎え入れられる。
しかし王太子サイラスには周囲から正妃最有力候補と囁かれる公爵令嬢クリスタがおり、王太子妃候補とは名ばかりの茶番レース。
帰る場所のないメイヴィスは、サイラスとクリスタが正式に婚約を発表する3年後までひっそりと王宮で過ごすことに。
誰もが不出来な自分を見下す中、誰とも関わりたくないメイヴィスはサイラスとも他の王太子妃候補たちとも距離を取るが……。
果たしてメイヴィスは王宮を出られるのか?
誰にも愛されないひとりぼっちの無気力令嬢が愛を得るまでの話。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載しています。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
主婦が役立たず? どう思うかは勝手だけど、こっちも勝手にやらせて貰うから
渡里あずま
ファンタジー
安藤舞は、専業主婦である。ちなみに現在、三十二歳だ。
朝、夫と幼稚園児の子供を見送り、さて掃除と洗濯をしようとしたところで――気づけば、石造りの知らない部屋で座り込んでいた。そして映画で見たような古めかしいコスプレをした、外国人集団に囲まれていた。
「我々が召喚したかったのは、そちらの世界での『学者』や『医者』だ。それを『主婦』だと!? そんなごく潰しが、聖女になどなれるものか! 役立たずなどいらんっ」
「いや、理不尽!」
初対面の見た目だけ美青年に暴言を吐かれ、舞はそのまま無一文で追い出されてしまう。腹を立てながらも、舞は何としても元の世界に戻ることを決意する。
「主婦が役立たず? どう思うかは勝手だけど、こっちも勝手にやらせて貰うから」
※※※
専業主婦の舞が、主婦力・大人力を駆使して元の世界に戻ろうとする話です(ざまぁあり)
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
弁えすぎた令嬢
ねこまんまときみどりのことり
ファンタジー
元公爵令嬢のコロネ・ワッサンモフは、今は市井の食堂の2階に住む平民暮らしをしている。彼女が父親を亡くしてからの爵位は、叔父(父親の弟)が管理してくれていた。
彼女には亡き父親の決めた婚約者がいたのだが、叔父の娘が彼を好きだと言う。
彼女は思った。
(今の公爵は叔父なのだから、その娘がこの家を継ぐ方が良いのではないか)と。
今後は彼らの世話にならず、一人で生きていくことにしよう。そんな気持ちで家を出たコロネだった。
小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる