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先生は、オレだけのモノ
幼稚園編
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「せんせー、おはようございますっ!」
「あ、おはよう。今日も可愛くしてもらったねぇ」
毎朝、8時30分になると各お教室の先生が、ここ“さくら幼稚園”の門に集まって、園バスから降りたぼく達や親と一緒に登園してくる他の友達ひとりひとりに挨拶をしてくれる。
「よっ!」
ぼくは、片手だけをあげて愛先生の前を通り過ぎようとすると、園服の襟をグッと掴まれ、母さんに、
「こら! 大輔! よっ! じゃないでしょ。ほんとにいつもすみませんぅ」
(母さんに頭をグイグイ押されて、首が折れるかと思った)
「いいんですよぉ。大輔くんなりの挨拶ですしぃ」
と今年大学を卒業した愛先生は、このさくら幼稚園に来て、僕らと一緒に遊んでる。
「なぁ、もぉいいだろ? 首折れるぅ!」
必死に藻掻いて、母さんの手から逃げると愛先生の後ろに回る。
「んもぉっ! じゃ、先生うちのバカ息子お願いしますね!」
母さんは、先生に僕を預けると慌てて仕事に行った。
「行っちゃったね」
「うん。やっと行きやがった。鬼ババア」
他の友達もゾロゾロときてるけど、みんな先生達に挨拶すると鞄を教室に置いて、庭で遊んだり、教室の中で絵本を読んだりしている。
「じゃ、大輔くん。今日は、いっぱいお手伝いしてね?」
「うんっ!」
幼稚園では、毎日お当番ってのがある。確か、お姉ちゃんが行ってる小学校ってどこでもあるとか言ってて、たまーに早く行ってる。母さん、いつも怒ってる。
僕は、愛先生に手を伸ばし、「抱っこ」をせがむと先生は何も言わずやってくれて、いつもいい匂いがする。
「愛ちゃん、いい匂い···」
お花みたいな、甘いクリームみたいな匂い···
僕の大好きな匂い···
「愛ちゃん、大好き···」
「ふふ。先生も大輔くん大好きだよ。じゃ、またあとでね!」
と、ひとり“こばと組”の前で降ろされる。
(チェッ。本気なのにな!)
ゆきお姉ちゃんが、前に言ってたんだ。
『初めて人を好きになったのが、初恋。初恋は、叶わないとか言ってるけど、お姉ちゃんね。叶ったんだよ···。でも、パパやママには内緒だよ?』
って話してくれたことがあった。
僕の初めての恋は、愛ちゃん! 愛ちゃんが、この幼稚園にきて、僕達の先生になってから、僕は友達と喧嘩したり、女の子にちょっかいを出すのをやめたんだ。だって···
『大輔くん? 自分がされて嫌な事はしないんだよ。それに、女の子を泣かすのはダーメッ』
って言って、指切りげんまんしたから。
先生の指は、白くて細くてすべすべしてた。
ちゃんと約束は守ってる。
ここでは、ね!
「大輔ー、遊ぼー」
と声を掛けて来たのは、同じクラスの隼人。こいつのお兄ちゃんと僕のお姉ちゃんが、仲がいいらしい。
隼人とブロックで遊んでる内に他の友達も加わって···
「じゃ、みんなで片づけよぉ!」
と先生が教室に来たのも気づかないで僕達は、ブロック遊びに夢中になっていた。
「はぁい! みんな、ありがとう! じゃ、朝の会しちゃうよぉ!」
先生の元気な声にみんなゾロゾロ決められたテープの上に小さな椅子を置いて、大人しく座った。
「じゃぁ、今日のお当番は、だーれかな?」
「「はーい」」
元気よく手をあげて、前に出たのは、僕と涼子ちゃん。
「「おはようございますっ!」」
お当番の声も元気よく!
「「「おはようございますっっ!!」」」
返しの言葉も元気よく!
出席を取ったり、お歌を歌ったりして終わる。そのあとは、お絵かきしたり、お勉強したりする。
お姉ちゃんや母さんに教わって、僕もう漢字で自分の名前が書けるようになった!
「ほらー! ね! 書けるようになった!」
ただ、ただ、先生に褒められたくて!
「大輔くん、凄いねー。偉い、偉い」
「先生、私もお名前書きたい!」
だの、
「ぼく、ひらがななら書ける!」
だの、誰しもが先生や親に褒められたくてお勉強をする。
それが、終わると···
「みんな、お胸の前で手を合わせてー。せーの!」
「「「いただきまーすっ!!!」」」
どのクラスでも、お昼の時間になると、うるさくなるみたいで、時々園長先生が笑って廊下を通ってる。
いろんなお弁当の匂いが、教室に籠もってたまーにゲロる友達いるけど、今日は大丈夫みたいだ。
「あ、かなみん、チャントプチトマト食べれるようになったんだねぇ」
とにかく先生は、僕達ひとりひとりに声を掛けては、何かと言ってくれる。
「先生、今日のご飯おにぎりー」
と言う友達も居れば、
「俺のは、なんか顔になってる!」
とまぁ、お弁当タイムはさながらお弁当品評会!お互いのを覗き込んだり、食べ合いっこしたり···
お腹が満たされると、ゾロゾロと歯磨きをしたり、トイレに行ってから、お昼寝タイム。
(僕? 僕はもちろん···)
「ここがいーいー! 蘭もここー!」
「······。」
先生の隣でお昼寝する日課が···
「あらら。らんちゃん、今日はご機嫌斜めねぇ。じゃ、一緒に寝ようか! 先生の右側に大輔くんで、左側にらんちゃん。で、どうかな?」
(お昼寝タイムは、独り占めタイムだったのに···。らんのばか!)と思っても、先生に頼まれると悪口も言えなくて···
「うん···」
らんは、嬉しそうに先生の左側に枕を置くと寝る体制に入った。他の友達も···
「大輔くん? 来ないの?」
「行くもん···」
先生が、直ぐに自分の方へ向いてくれると思ったのに、先生はらんにかかりっきりで···
「ごめんね。大輔くんも、ご機嫌斜めになったのかな?」
耳元で小さく喋る声がすごくくすぐったかった。
「違うもん。すねてなんかないし···」
(なんか、おっぱいのとこがチクチクするんだし)
「ごめんね。らんちゃん、もうすぐねお姉ちゃんになるんだって。だからかな? 不安なんだろうね」
(お姉ちゃんになる? どういうことだ?)
「愛ちゃん···大好き」
「先生もね、大好きだよ」
「ほんと? じゃ、大人になったら結婚しようね」
「うん。その時まで先生が、一人だったら、迎えに来てね···」
先生の手が、温かい···
こんな近くにいるのに、僕のおっぱいがドキドキする。
「じゃ、迎えに行くからな。絶対、ひとりでいろよな。おやすみ···」
(愛先生は、オレだけのモノ! 誰にも、ぜってー渡さないし!)
目が覚めた時には、先生はいなくて···
「おしっこ···」
あくびをしつつ、教室の中にあるトイレでおしっこをしたら、ちょうど先生が教室に入ってきて、着替えさせて貰った上に、ギューッてしてくれた。
「寂しかった? ご機嫌直った?」
(先生、柔らかかった···母さんより···)
「はひ···」
気付いたら鼻血。その処置まで先生してくれた上に、
「止まるまで···」
何故か膝枕してくれた!
(はぁっ! もぉ、死んでもいい! 幸せー! 大人になったら、迎えに行くぞ!)
このとき、
愛先生 20歳
僕 6歳
「あ、おはよう。今日も可愛くしてもらったねぇ」
毎朝、8時30分になると各お教室の先生が、ここ“さくら幼稚園”の門に集まって、園バスから降りたぼく達や親と一緒に登園してくる他の友達ひとりひとりに挨拶をしてくれる。
「よっ!」
ぼくは、片手だけをあげて愛先生の前を通り過ぎようとすると、園服の襟をグッと掴まれ、母さんに、
「こら! 大輔! よっ! じゃないでしょ。ほんとにいつもすみませんぅ」
(母さんに頭をグイグイ押されて、首が折れるかと思った)
「いいんですよぉ。大輔くんなりの挨拶ですしぃ」
と今年大学を卒業した愛先生は、このさくら幼稚園に来て、僕らと一緒に遊んでる。
「なぁ、もぉいいだろ? 首折れるぅ!」
必死に藻掻いて、母さんの手から逃げると愛先生の後ろに回る。
「んもぉっ! じゃ、先生うちのバカ息子お願いしますね!」
母さんは、先生に僕を預けると慌てて仕事に行った。
「行っちゃったね」
「うん。やっと行きやがった。鬼ババア」
他の友達もゾロゾロときてるけど、みんな先生達に挨拶すると鞄を教室に置いて、庭で遊んだり、教室の中で絵本を読んだりしている。
「じゃ、大輔くん。今日は、いっぱいお手伝いしてね?」
「うんっ!」
幼稚園では、毎日お当番ってのがある。確か、お姉ちゃんが行ってる小学校ってどこでもあるとか言ってて、たまーに早く行ってる。母さん、いつも怒ってる。
僕は、愛先生に手を伸ばし、「抱っこ」をせがむと先生は何も言わずやってくれて、いつもいい匂いがする。
「愛ちゃん、いい匂い···」
お花みたいな、甘いクリームみたいな匂い···
僕の大好きな匂い···
「愛ちゃん、大好き···」
「ふふ。先生も大輔くん大好きだよ。じゃ、またあとでね!」
と、ひとり“こばと組”の前で降ろされる。
(チェッ。本気なのにな!)
ゆきお姉ちゃんが、前に言ってたんだ。
『初めて人を好きになったのが、初恋。初恋は、叶わないとか言ってるけど、お姉ちゃんね。叶ったんだよ···。でも、パパやママには内緒だよ?』
って話してくれたことがあった。
僕の初めての恋は、愛ちゃん! 愛ちゃんが、この幼稚園にきて、僕達の先生になってから、僕は友達と喧嘩したり、女の子にちょっかいを出すのをやめたんだ。だって···
『大輔くん? 自分がされて嫌な事はしないんだよ。それに、女の子を泣かすのはダーメッ』
って言って、指切りげんまんしたから。
先生の指は、白くて細くてすべすべしてた。
ちゃんと約束は守ってる。
ここでは、ね!
「大輔ー、遊ぼー」
と声を掛けて来たのは、同じクラスの隼人。こいつのお兄ちゃんと僕のお姉ちゃんが、仲がいいらしい。
隼人とブロックで遊んでる内に他の友達も加わって···
「じゃ、みんなで片づけよぉ!」
と先生が教室に来たのも気づかないで僕達は、ブロック遊びに夢中になっていた。
「はぁい! みんな、ありがとう! じゃ、朝の会しちゃうよぉ!」
先生の元気な声にみんなゾロゾロ決められたテープの上に小さな椅子を置いて、大人しく座った。
「じゃぁ、今日のお当番は、だーれかな?」
「「はーい」」
元気よく手をあげて、前に出たのは、僕と涼子ちゃん。
「「おはようございますっ!」」
お当番の声も元気よく!
「「「おはようございますっっ!!」」」
返しの言葉も元気よく!
出席を取ったり、お歌を歌ったりして終わる。そのあとは、お絵かきしたり、お勉強したりする。
お姉ちゃんや母さんに教わって、僕もう漢字で自分の名前が書けるようになった!
「ほらー! ね! 書けるようになった!」
ただ、ただ、先生に褒められたくて!
「大輔くん、凄いねー。偉い、偉い」
「先生、私もお名前書きたい!」
だの、
「ぼく、ひらがななら書ける!」
だの、誰しもが先生や親に褒められたくてお勉強をする。
それが、終わると···
「みんな、お胸の前で手を合わせてー。せーの!」
「「「いただきまーすっ!!!」」」
どのクラスでも、お昼の時間になると、うるさくなるみたいで、時々園長先生が笑って廊下を通ってる。
いろんなお弁当の匂いが、教室に籠もってたまーにゲロる友達いるけど、今日は大丈夫みたいだ。
「あ、かなみん、チャントプチトマト食べれるようになったんだねぇ」
とにかく先生は、僕達ひとりひとりに声を掛けては、何かと言ってくれる。
「先生、今日のご飯おにぎりー」
と言う友達も居れば、
「俺のは、なんか顔になってる!」
とまぁ、お弁当タイムはさながらお弁当品評会!お互いのを覗き込んだり、食べ合いっこしたり···
お腹が満たされると、ゾロゾロと歯磨きをしたり、トイレに行ってから、お昼寝タイム。
(僕? 僕はもちろん···)
「ここがいーいー! 蘭もここー!」
「······。」
先生の隣でお昼寝する日課が···
「あらら。らんちゃん、今日はご機嫌斜めねぇ。じゃ、一緒に寝ようか! 先生の右側に大輔くんで、左側にらんちゃん。で、どうかな?」
(お昼寝タイムは、独り占めタイムだったのに···。らんのばか!)と思っても、先生に頼まれると悪口も言えなくて···
「うん···」
らんは、嬉しそうに先生の左側に枕を置くと寝る体制に入った。他の友達も···
「大輔くん? 来ないの?」
「行くもん···」
先生が、直ぐに自分の方へ向いてくれると思ったのに、先生はらんにかかりっきりで···
「ごめんね。大輔くんも、ご機嫌斜めになったのかな?」
耳元で小さく喋る声がすごくくすぐったかった。
「違うもん。すねてなんかないし···」
(なんか、おっぱいのとこがチクチクするんだし)
「ごめんね。らんちゃん、もうすぐねお姉ちゃんになるんだって。だからかな? 不安なんだろうね」
(お姉ちゃんになる? どういうことだ?)
「愛ちゃん···大好き」
「先生もね、大好きだよ」
「ほんと? じゃ、大人になったら結婚しようね」
「うん。その時まで先生が、一人だったら、迎えに来てね···」
先生の手が、温かい···
こんな近くにいるのに、僕のおっぱいがドキドキする。
「じゃ、迎えに行くからな。絶対、ひとりでいろよな。おやすみ···」
(愛先生は、オレだけのモノ! 誰にも、ぜってー渡さないし!)
目が覚めた時には、先生はいなくて···
「おしっこ···」
あくびをしつつ、教室の中にあるトイレでおしっこをしたら、ちょうど先生が教室に入ってきて、着替えさせて貰った上に、ギューッてしてくれた。
「寂しかった? ご機嫌直った?」
(先生、柔らかかった···母さんより···)
「はひ···」
気付いたら鼻血。その処置まで先生してくれた上に、
「止まるまで···」
何故か膝枕してくれた!
(はぁっ! もぉ、死んでもいい! 幸せー! 大人になったら、迎えに行くぞ!)
このとき、
愛先生 20歳
僕 6歳
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