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ダンという人
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「あーいーよーおーこーれーさーいーこーぉ~ うわぁ~ ぐりぐり良いよ! あー! 身体中の血液が動いてる……それにその爽やかな香りが心をほぐすんだね。それでその他のオイルはどうやって使うの?」
ダンの頭をマッサージしながら、ヘッドスパの過程とオイルのそれぞれの効能や使い方を説明した。
ダンの頭は、かなりこっていて、肩もガチガチだった。初めてマッサージを受ける人なんだということを歩は実感し、きっとこの世界にはマッサージ等はあまり無いのだろう。ならばきっと心地良さを実感して貰えたなら、喜んでくれるかもしれないと歩は考えた。
「ありがとうあゆちゃん。凄いねー びっくりだよ。頭をしてもらったのに、身体中が何だか軽くなってぽかぽかしてる気がする。ねえ、このオイルってものは、植物から作られているんだよね」
「僕は、そんなに詳しく無いけどオーガニック系のものもあるし、自然の植物を使ったものの方が比較的多いと思います。
アルガンオイル、ホホバオイル、オリーブオイル等自然界からのものですね。後はそれに、ハーブ等で匂いつけですかね?すみません。あまり詳しくなくて、様々な種類あるのですが、僕は適当に好みで使ってたので、そこまで深く追及した事なくて」
「ああ~大丈夫だょぉん!何となくはわかったから、でもね……これって今迄に無くてね、新しい発想になるんだよね……ねえ、あゆちゃんこれみんなにも販売しても良いかな?摘出したオイルと匂いを合わせて様々な物が造れそうなんだよね。
肌に良い効能を出せるオイルは多分造ってみないと分かんないけど、料理でも使えるものから初めは造ってみるよ。口から入るものだから、肌にも良いだろうし、後はダンちゃんなりに改良してみるね。見本としてこれ全てあづかっても良いかな?」
真剣な顔で瓶の中身を確認しながらダンは歩に、問いかけている。
「持っていて貰っても良いですよ。色々造ってもらえたら僕も嬉しいですから、それと開発されたものは売りに出されても良いですよ。この国の人々が、癒されてくれるなら僕としても嬉しいですから。ダンさん宜しくお願いします」
「了解よぉ~ アイデアの御礼にベッドはいるかしら? 委員長~ お宅にあゆちゃんのベッドはあるかしら? 」
「いや無いな。これから雑貨など買いに行くんだ」
「ちょうど良かったわ~辺境産のベッドの注文が入ったからオーダーしたらね、間違えて二つも入荷してきたのよぉ! うちの店って広く無いから置き場所に困っててね。あゆちゃんとても可愛いベッドちゃんなのよ! あゆちゃんが寝たらとってもお似合いよ。後で運ばせるからね。今夜それで寝ちゃって~お布団もセットで準備してるからそのままベッドインしちゃってね~」
身体をクネクネ変な形に折り曲げてるダンを見た歩とジャックは、ジリジリ引き下がりつつ逃げる為の言葉をかけて、ダンの店から逃げ出した。
「あ~ん! あゆちゃん! 委員長! 帰っちゃあいやぁぁーーーーーーーー」
パタンと扉をしっかり閉めて。二人は歩き出した。
「歩の服を見に行くぞ」
「ジャックさん僕この世界のお金無くて……」
「大丈夫だ。そうだな代わりにそのヘッドマッサージなるものをしてみてくれ。ダンのを見てたら、俺もやってもらいたくなった」
「喜んで。頑張って最高に癒して差し上げます」
二人は笑い合いながら、服屋へと向かった。
「私も異世界で魔法を使えました!」とリンクしております。ダン君が出ています。
ジャックは名前だけ(-.-;)
ダンの頭をマッサージしながら、ヘッドスパの過程とオイルのそれぞれの効能や使い方を説明した。
ダンの頭は、かなりこっていて、肩もガチガチだった。初めてマッサージを受ける人なんだということを歩は実感し、きっとこの世界にはマッサージ等はあまり無いのだろう。ならばきっと心地良さを実感して貰えたなら、喜んでくれるかもしれないと歩は考えた。
「ありがとうあゆちゃん。凄いねー びっくりだよ。頭をしてもらったのに、身体中が何だか軽くなってぽかぽかしてる気がする。ねえ、このオイルってものは、植物から作られているんだよね」
「僕は、そんなに詳しく無いけどオーガニック系のものもあるし、自然の植物を使ったものの方が比較的多いと思います。
アルガンオイル、ホホバオイル、オリーブオイル等自然界からのものですね。後はそれに、ハーブ等で匂いつけですかね?すみません。あまり詳しくなくて、様々な種類あるのですが、僕は適当に好みで使ってたので、そこまで深く追及した事なくて」
「ああ~大丈夫だょぉん!何となくはわかったから、でもね……これって今迄に無くてね、新しい発想になるんだよね……ねえ、あゆちゃんこれみんなにも販売しても良いかな?摘出したオイルと匂いを合わせて様々な物が造れそうなんだよね。
肌に良い効能を出せるオイルは多分造ってみないと分かんないけど、料理でも使えるものから初めは造ってみるよ。口から入るものだから、肌にも良いだろうし、後はダンちゃんなりに改良してみるね。見本としてこれ全てあづかっても良いかな?」
真剣な顔で瓶の中身を確認しながらダンは歩に、問いかけている。
「持っていて貰っても良いですよ。色々造ってもらえたら僕も嬉しいですから、それと開発されたものは売りに出されても良いですよ。この国の人々が、癒されてくれるなら僕としても嬉しいですから。ダンさん宜しくお願いします」
「了解よぉ~ アイデアの御礼にベッドはいるかしら? 委員長~ お宅にあゆちゃんのベッドはあるかしら? 」
「いや無いな。これから雑貨など買いに行くんだ」
「ちょうど良かったわ~辺境産のベッドの注文が入ったからオーダーしたらね、間違えて二つも入荷してきたのよぉ! うちの店って広く無いから置き場所に困っててね。あゆちゃんとても可愛いベッドちゃんなのよ! あゆちゃんが寝たらとってもお似合いよ。後で運ばせるからね。今夜それで寝ちゃって~お布団もセットで準備してるからそのままベッドインしちゃってね~」
身体をクネクネ変な形に折り曲げてるダンを見た歩とジャックは、ジリジリ引き下がりつつ逃げる為の言葉をかけて、ダンの店から逃げ出した。
「あ~ん! あゆちゃん! 委員長! 帰っちゃあいやぁぁーーーーーーーー」
パタンと扉をしっかり閉めて。二人は歩き出した。
「歩の服を見に行くぞ」
「ジャックさん僕この世界のお金無くて……」
「大丈夫だ。そうだな代わりにそのヘッドマッサージなるものをしてみてくれ。ダンのを見てたら、俺もやってもらいたくなった」
「喜んで。頑張って最高に癒して差し上げます」
二人は笑い合いながら、服屋へと向かった。
「私も異世界で魔法を使えました!」とリンクしております。ダン君が出ています。
ジャックは名前だけ(-.-;)
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