5 / 6
吉澤尚也side
しおりを挟む
俺は吉澤尚也30歳。
職業ゲームプログラマー。
子供の頃からゲームが好きで、もっと違うゲームがしたいと思い立ち、試行錯誤を繰り返し高校生の時に、ゲームを独学で完成させたのがきっかけで注目を浴びる様になった。
それからは、周りの俺を見る目が変わったが、コミニュケーション障害気質の俺は、周りと溶け込める気がしなくて、出来るだけ相槌と笑顔で乗り切った。
ただゲームだけは好きだったので、大学は独学ではなく、基本的な事も学びたい気持ちもあったので、そっち方向に進んだ。
ゲームプログラマーになるのに必要な、
英語力やアイデア、トレンド等の為に苦手な対人関係も頑張って、サークル活動にも参加したりもした。
大変な事だらけだったが、男友達との接し方や女の子達との会話等勉強になったと思う………が、彼女はできなかった。
嫌、作らなかったんだ。
見た目はかなりお洒落になり、普通に話もできる様にはなったが、やはり俺は家でゲーム等ゴロゴロしているのが天国なのだ。
彼女等作ろうものなら、外に連れ出されたり、イベント事に付き合ったりしないとならないのは、周りを見ていたら良くわかった。
かと言って童貞では無い、まあそこら辺はどうにかこうにか………………
まぁ、今現在は希望の会社に入り、ゲームプログラマーとして活躍している。
今日は仕事もひと段落して、英語力の勉強とイメージをを養う為に、映画を見に来た筈なのに、変な女を見付けてしまった。
映画中もすっごい気になって、終わっても動く素振りもないから、ついつい声をかけてしまったんだ。
居酒屋で顔を上げた時、びっくりした。
偶に会う美人の隣人だったからだ。
うちのマンションは防音が完璧なので、隣だろうと音など全く聞こえはしないのだが、送り迎えで見栄えの良い男が来てたのは知っていた。
隣から良い匂いも良くしたので、きちんと料理もするんだと、男が羨ましいとも思っていたんだ。
その彼女が、泣きながら元彼の事自分の事会社の事を、喋っている。
俺は短時間で彼女の事が理解できた。
多分、今喋っている事は彼女の本心で嘘偽りは無さそうだ。
彼女の話を聞きながら、彼女が愛おしく思えてきたんだ。
こんな気持ちになったのは初めての事で、自分自身でも良くわからないが、好きになったんだから仕方ない。
ずるいかも知れないが、少しづつ距離を縮めて俺の事も好きになって欲しいと願う。
その為に頑張ってみよう!
職業ゲームプログラマー。
子供の頃からゲームが好きで、もっと違うゲームがしたいと思い立ち、試行錯誤を繰り返し高校生の時に、ゲームを独学で完成させたのがきっかけで注目を浴びる様になった。
それからは、周りの俺を見る目が変わったが、コミニュケーション障害気質の俺は、周りと溶け込める気がしなくて、出来るだけ相槌と笑顔で乗り切った。
ただゲームだけは好きだったので、大学は独学ではなく、基本的な事も学びたい気持ちもあったので、そっち方向に進んだ。
ゲームプログラマーになるのに必要な、
英語力やアイデア、トレンド等の為に苦手な対人関係も頑張って、サークル活動にも参加したりもした。
大変な事だらけだったが、男友達との接し方や女の子達との会話等勉強になったと思う………が、彼女はできなかった。
嫌、作らなかったんだ。
見た目はかなりお洒落になり、普通に話もできる様にはなったが、やはり俺は家でゲーム等ゴロゴロしているのが天国なのだ。
彼女等作ろうものなら、外に連れ出されたり、イベント事に付き合ったりしないとならないのは、周りを見ていたら良くわかった。
かと言って童貞では無い、まあそこら辺はどうにかこうにか………………
まぁ、今現在は希望の会社に入り、ゲームプログラマーとして活躍している。
今日は仕事もひと段落して、英語力の勉強とイメージをを養う為に、映画を見に来た筈なのに、変な女を見付けてしまった。
映画中もすっごい気になって、終わっても動く素振りもないから、ついつい声をかけてしまったんだ。
居酒屋で顔を上げた時、びっくりした。
偶に会う美人の隣人だったからだ。
うちのマンションは防音が完璧なので、隣だろうと音など全く聞こえはしないのだが、送り迎えで見栄えの良い男が来てたのは知っていた。
隣から良い匂いも良くしたので、きちんと料理もするんだと、男が羨ましいとも思っていたんだ。
その彼女が、泣きながら元彼の事自分の事会社の事を、喋っている。
俺は短時間で彼女の事が理解できた。
多分、今喋っている事は彼女の本心で嘘偽りは無さそうだ。
彼女の話を聞きながら、彼女が愛おしく思えてきたんだ。
こんな気持ちになったのは初めての事で、自分自身でも良くわからないが、好きになったんだから仕方ない。
ずるいかも知れないが、少しづつ距離を縮めて俺の事も好きになって欲しいと願う。
その為に頑張ってみよう!
0
あなたにおすすめの小説
側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、孤独な陛下を癒したら、執着されて離してくれません!
花瀬ゆらぎ
恋愛
「おまえには、国王陛下の側妃になってもらう」
婚約者と親友に裏切られ、傷心の伯爵令嬢イリア。
追い打ちをかけるように父から命じられたのは、若き国王フェイランの側妃になることだった。
しかし、王宮で待っていたのは、「世継ぎを産んだら離縁」という非情な条件。
夫となったフェイランは冷たく、侍女からは蔑まれ、王妃からは「用が済んだら去れ」と突き放される。
けれど、イリアは知ってしまう。 彼が兄の死と誤解に苦しみ、誰よりも孤独の中にいることを──。
「私は、陛下の幸せを願っております。だから……離縁してください」
フェイランを想い、身を引こうとしたイリア。
しかし、無関心だったはずの陛下が、イリアを強く抱きしめて……!?
「離縁する気か? 許さない。私の心を乱しておいて、逃げられると思うな」
凍てついた王の心を溶かしたのは、売られた側妃の純真な愛。
孤独な陛下に執着され、正妃へと昇り詰める逆転ラブロマンス!
※ 以下のタイトルにて、ベリーズカフェでも公開中。
【側妃の条件は「子を産んだら離縁」でしたが、陛下は私を離してくれません】
彼女の離縁とその波紋
豆狸
恋愛
夫にとって魅力的なのは、今も昔も恋人のあの女性なのでしょう。こうして私が悩んでいる間もふたりは楽しく笑い合っているのかと思うと、胸にぽっかりと穴が開いたような気持ちになりました。
※子どもに関するセンシティブな内容があります。
王子妃教育に疲れたので幼馴染の王子との婚約解消をしました
さこの
恋愛
新年のパーティーで婚約破棄?の話が出る。
王子妃教育にも疲れてきていたので、婚約の解消を望むミレイユ
頑張っていても落第令嬢と呼ばれるのにも疲れた。
ゆるい設定です
優しく微笑んでくれる婚約者を手放した後悔
しゃーりん
恋愛
エルネストは12歳の時、2歳年下のオリビアと婚約した。
彼女は大人しく、エルネストの話をニコニコと聞いて相槌をうってくれる優しい子だった。
そんな彼女との穏やかな時間が好きだった。
なのに、学園に入ってからの俺は周りに影響されてしまったり、令嬢と親しくなってしまった。
その令嬢と結婚するためにオリビアとの婚約を解消してしまったことを後悔する男のお話です。
あなたのことなんて、もうどうでもいいです
もるだ
恋愛
舞踏会でレオニーに突きつけられたのは婚約破棄だった。婚約者の相手にぶつかられて派手に転んだせいで、大騒ぎになったのに……。日々の業務を押しつけられ怒鳴りつけられいいように扱われていたレオニーは限界を迎える。そして、気がつくと魔法が使えるようになっていた。
元婚約者にこき使われていたレオニーは復讐を始める。
[完結]不実な婚約者に「あんたなんか大っ嫌いだわ」と叫んだら隣国の公爵令息に溺愛されました
masato
恋愛
アリーチェ・エストリアはエスト王国の筆頭伯爵家の嫡女である。
エストリア家は、建国に携わった五家の一つで、エストの名を冠する名家である。
エストの名を冠する五家は、公爵家、侯爵家、伯爵家、子爵家、男爵家に別れ、それぞれの爵位の家々を束ねる筆頭とされていた。
それ故に、エストの名を冠する五家は、爵位の壁を越える特別な家門とされていた。
エストリア家には姉妹しかおらず、長女であるアリーチェは幼い頃から跡取りとして厳しく教育を受けて来た。
妹のキャサリンは母似の器量良しで可愛がられていたにも関わらず。
そんな折、侯爵家の次男デヴィッドからの婿養子への打診が来る。
父はアリーチェではなくデヴィッドに爵位を継がせると言い出した。
釈然としないながらもデヴィッドに歩み寄ろうとするアリーチェだったが、デヴィッドの態度は最悪。
その内、デヴィッドとキャサリンの恋の噂が立ち始め、何故かアリーチェは2人の仲を邪魔する悪役にされていた。
学園内で嫌がらせを受ける日々の中、隣国からの留学生リディアムと出会った事で、
アリーチェは家と国を捨てて、隣国で新しい人生を送ることを決める。
行き場を失った恋の終わらせ方
当麻月菜
恋愛
「君との婚約を白紙に戻してほしい」
自分の全てだったアイザックから別れを切り出されたエステルは、どうしてもこの恋を終わらすことができなかった。
避け続ける彼を求めて、復縁を願って、あの日聞けなかった答えを得るために、エステルは王城の夜会に出席する。
しかしやっと再会できた、そこには見たくない現実が待っていて……
恋の終わりを見届ける貴族青年と、行き場を失った恋の中をさ迷う令嬢の終わりと始まりの物語。
※他のサイトにも重複投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる