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三章 量産型勇者の歩く道
三章二十一話 『空』
しおりを挟む突き刺し、そのまま目を抉りとるようにしてナイフを振り回した。血しぶきを上げて赤眼が宙を舞い、ルークの真横にボトリと鈍い音を上げて落下。
一瞬の沈黙の後、
「ガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!」
今日一番、雄叫びや咆哮ではなく、ウェロディエの絶叫が響き渡った。
風圧をモロに受けてルークの体は後方へと吹き飛ばされ、鼻先に立っていたアンドラも同様にルークを追って弾き飛ばされた。
なすすべもなく転がっていたルークの襟元を掴み、引きずるようにしてアンドラは全力で退避。
何度もバウンドし、骨が内側から爆発するような痛みに顔をしかめ、
「ちょ、いてぇから! 怪我人なんだからもうちょっと優しく運べ!」
「うっせぇ! 助けてやっただけありがたいと思いやがれってんだオイ!」
「取れる、取れちゃうから! マジでいてぇんだよ!」
「ちっと黙ってろ! やかましいんだよオイ!」
文句を言いつつも、抵抗するだけの体力はないので、ルークは大人しく引きずられるだけ。ある程度の距離をとり、倒れているアキンの元まで退散すると、その横にぶん投げられた。
「ッ……せめて優しく置きやがれ」
「この非常事態にんな注文すんじゃねぇよオイ」
「で、ちびっこは大丈夫なのか?」
「一応な、一気に魔力を使いすぎたせいで体が反動に耐えられなかったんだ。後でアキンに礼言えよオイ」
「わーってるよ」
体を起こし、力なく倒れているアキンへと目を向けた。一応呼吸はしているので命に別状はないだろうが、顔色はすこぶる悪い。
しばらく顔を見ていると、うっすらと瞼が持ち上がり、
「……良かったです、お二人が無事で」
「おう、お前のおかげで助かった。ちゃんとなれたじゃねぇか、誰かを守れる強い奴に」
「えへへ、頑張ったかいがありました……」
ぎこちなく微笑み、そう言ってアキンは再び目を閉じた。先ほどとは違い、その寝顔は安心したようだった。
アンドラは目を細め、素直に礼を言ったルークを不思議そうに眺めると、
「意外だな、テメェは礼とか言わねぇタイプだと思ってたぜオイ」
「バーカ、俺だって助けられたらちゃんと礼くらい言うっての。コイツが居なけりゃ死んでたのは間違いないしな」
「そうだな、お頭として鼻がたけぇよ。後で好きなだけ食い物食わせて好きな物着させてやらねぇとなオイ」
「なんだ、お前の趣味って着せ替え人形だったの?」
「ちげぇよオイ!」
若干怪しいおじさんの気配がしたので、ルークはそれとなく茶化してみる。慌てて否定するアンドラを無視し、それからまだ去っていない驚異へと目を向けた。
目を失った事による痛みと、それを人間にやられたという怒りなのか、ウェロディエはその場で暴れていた。
「んで、こっからどうすんだオイ」
「残念ながら俺の奥の手は今ので終わりだ。もう武器はなんもない」
「奇遇だな、俺もさっきのでナイフを捨てちまって武器がゼロだぜオイ」
「武器も魔法もなし、俺は左腕折れてまともに動けねぇし、おっさんは突っ込む事しか出来ない」
「否定したいところだが、事実だなオイ」
暴れるウェロディエを見て、二人は改めてどれだけ絶望的な状況なのかを確かめる。一つ上げる度に顔色が変化し、最終的にはなんだか笑いが込み上げて来てしまった。
痛みを堪え、フラフラと体を揺らしながらルークは立ち上がる。
「つー訳で、こっからは正真正銘の泥仕合だ」
「まずは残りの目をぶん取るぞ、視界を奪わねぇと勝負にならねぇよオイ」
「だな、あれに腕突っ込むとか気持ちわりぃがそれしかねぇ」
「テメェがやれろ、俺さっきやったんだからなオイ」
「あ、ずりぃぞ、テメェ武器でやったじゃねぇか」
「うるせぇ、手ぶらで来たテメェがわりぃんだよオイ」
諦めという言葉は捨てた。というか、そんなものは最初から持ち合わせていない。
やっとこさダメージと言えるものを与える事に成功し、僅かながら勝負という二文字が見えて来たのに、どうしてこの状況で逃げられようか。
勝算など元から少ないし、目を失ったからと言って簡単に勝てる訳でもない。
魔元帥を舐めている訳でも自分の力を過信している訳でもないが、それでも諦める事など出来る筈がなかった。
自分達よりも幼く、そして弱い少女が命をかけて守ってくれた。
大人二人が逃げ出す事などあってはならないのだ。
「グゥゥゥ……人間がァ、調子に乗ってんじゃねぇぞォォ!」
「詰めがあめぇんだよ、だから足元救われんだバーカ。人間は意外とすげぇんだからな」
「そういうこった、みっともなく足掻いて足掻いて、それでどうにかするのが人間だ。舐めてかかると痛い目あうぞオイ」
踏み出し、挑むべき強敵へと近付く。
冷静さを失っていると言えど、あの巨体はやはり脅威でしかない。やはり食らえば一撃でアウトだし、掠っただけで大ダメージになるという事はルークが一番分かっている。
けれど、引く事はない。
「やめだァ、お前ら全員ひき肉にしてすりつぶして消し炭にしてやるゥゥ!」
「元々俺ら男組は調味料だろ、今さらすりつぶすなんて言われても驚かねぇよ」
「対等な面してんじゃねぇよッ! 人間の分際で、ただの食料の分際で!」
「その食料にめんたま奪われたのはどこのどいつだ、アァ? そうやってふんぞり返ってってからそうなるんだよ、テメェも気ぃ引き締めろ」
「おう、こっからが人間の本気だ。戦争で一匹も殺せなかったとか知らねぇんだよ、今から、この瞬間から人間の反撃だ。他の魔元帥にも伝えとけオイ」
引く事も目を逸らす事もしない。
どれだけ相手が脅威だろうが関係ない。この二人の男はどこまでの自分勝手で、自分のためだけにしか頑張る事の出来ない男なのだから。
今頑張らずして、いつ頑張るというのか。
ーーその時、ルークは声を聞いた。
前にも一度だけ聞いた事のある声だった。
どこの誰の声かは知らないけれど、その声をルークは確かに知っていた。
一度は捨て、必要ないとさえ思った。
けれど、やはりどう足掻いても付きまとって来るらしい。
呟く、そして呼ぶ。
「おせぇぞ、とっとと来いーー勇者の剣」
光が降り注いだ。
月の光ですら霞んでしまうような光。
それは天から降り注ぎ、絶望という文字を切り裂き、希望という二文字を与えるための光。
人はそれを、勇者の剣と呼んでいた。
「ーーッ! ようやく来たか、剣ィィィ!」
ウェロディエが叫びを上げた。
三人の間に割って入り、剣は地面に深々と突き刺さる。
それは魔元帥にとって自分達を殺せる手段であら、恐怖の塊でしかない。
自分達の産みの親であり、全ての始まりである魔王を封印出来た唯一の力。
しかし、
「……あ?」
「……オイ?」
緊迫した空気の中、ルークとアンドラは思わず間抜けな声を上げた。
恐らく、剣はルークの危機的状況を感じとり、デストの時と同じようにやって来たのだろう。
しかし、しかし、その時と違う光景があった。
いや、これまでの全てを覆すような光景だった。
地に刺さった剣、それを握っているのはティアニーズだった。
叫びを上げるウェロディエ。
自らの目を疑うルーク。
だってその剣はルークにしか扱えない物で、だからこそルークが勇者であると誰もが言った。
けれど、今目の前でティアニーズはそれを握っていたのだ。まるで、彼女が運んで来たかのように。
「お、おい、なんで桃頭がここに居るんだよっ。つか、テメェ剣持ててんじゃん」
衝撃の光景に驚き、ルークはフラフラとおぼつかない様子で剣の元へと近付く。
しかし、剣がその神々しい光を失ったかと思えば、凛としたたたずまいで立っていたティアニーズの全身から力が抜けたように体が揺れ、ルークにもたれかかった。
慌ててティアニーズの体を支え、顔を覗き込む。閉じていた瞼がゆっくりと開き、
「ん……ここは……? あれ、なんでルークさんが居るんですか」
「そりゃこっちの台詞だ。お前呪いでヤバかったんじゃねぇの? つか、なんて剣待ててんだよ」
「呪い? ……あ、そうですよ!」
寝起きのように目を擦り、言われて気付いたように自分の足で立ち上がる。跳びはね、腕を回して体の調子を確かめるティアニーズ。
なんというか、そう、元気もりもりである。
「……全然平気です、どこも痛くないし苦しくもないですよ?」
「は? お前死にかけてたんだぞ、んないきなり治る訳ねぇじゃん。つか、どうやって来たんだよ」
「私だって分かりませんよ。ベッドで寝てたら声が聞こえて、それで目を覚ましたらここに居ました」
「まぁそれは別にどうでも良いわ。それよりこれだよ、お前剣使えんじゃん」
ティアニーズはあまり覚えていないらしく、そもそもそんなに興味がないので話を切り替えようと呆れつつ剣を指差した。
剣を見つめ、なんのこっちゃ分からないと言いたげにティアニーズは首を傾げると、
「使えませんよ?」
「嘘つけ、お前さっき普通に持ってただろ」
「持ってませんよ、さっきまで寝てたのに持てる筈がないでしょ。む、またそうやって誰かに押し付けるつもりですか?」
「ちげーよ、お前が空から剣持っていきなり現れたの! ほら、証人もいるし!」
あらぬ言いがかりをつけられ、ルークは振り返りながらアンドラを指差す。首を激しく上下に振る様子を見て満足げに頷くと、今度はウェロディエを見る。が、話が出来る状態でもなさそうなので、
「ほらな、おっさんも見てるって言ってんだろ」
「そんな事言われても知らないものは知らないんです。だったらやってみますか? 私が抜けるかどうか」
「おう、さっさとやれ。演技して抜けなーいとか無しだかんな」
「私はそんな下らない嘘はつきませんよ、そんな事言うのルークさんくらいですぅ」
頬を膨らませて不機嫌なティアニーズ。言われた通りに柄を握り締め、息を吐いてから気合いの掛け声と共に一気に力を込める。
しかし、びくともしない。
「ほら、やっぱり無理ですよ。全く動きません」
「嘘ついてんじゃねぇよ、騎士のくせに嘘とかだせぇぞ!」
「ダサいとはなんですか! 抜けないものは抜けないんですから仕方ないでしょう!」
その後も何回かチャレンジしてみるものの、一向に抜ける気配はない。
理由は分からないが、アンドラとウェロディエはその光景をただ眺めているだけだ。恐らく、一瞬にして殺伐とした空気が吹き飛んだ事に呆れているのだろう。
「無理です、全然抜けません。ルークさんがやってみてくださいよ」
「なんで俺なんだよ、使えるんだからお前がやれ」
「無理なんです、何回言ったら分かるんですかもう」
背中を押され、ルークは無理矢理剣の前に立たされる。なんだが前にもこんなやり取りあったなぁなんて思いながら、ルークは剣へと手を伸ばす。
嫌々ながらも柄を掴み、そして一気に引き抜いた。
前の時、厳密に言えば抜いたというより勝手に倒れた。だからこそルークは不満を漏らし、実は他の奴にも抜けるのではと思っていた。
しかし、
「……なんで抜けるんだよ」
今、本当の意味でルークは勇者の剣を手にした。
地面から引き抜いた瞬間、剣は待ちかねていたようにまぶしい光を放ち、黒く焦げた森を一瞬にして照らす。
暖かく、そして見る者を安心させる光。
「ほら、言ったじゃないですか。ルークさんは勇者なんです」
「……ち、ちげーし」
苦し紛れに言い訳を口にしようとした瞬間、轟音とともに激しく地面が揺れた。
剣の光、それは人にとって希望の光かもしれないが、魔獣にとってはただの汚い色でしかないのだ。
ウェロディエは足を振り上げ、再び地面に叩きつける。
「もう茶番は終わりか? そろそろ殺すぞ、勇者」
「え? な、なんであの時のドラゴンがここに居るんですか!?」
「説明すんの面倒。あと、あれドラゴンじゃなくて魔元帥な」
「ま、魔元帥!? あのドラゴンが!?」
「うるせーよ、邪魔だから下がってろ」
状況を飲み込めず騒がしいティアニーズを押し退け、ルークはウェロディエへと歩みを進める。
現れたティアニーズに目もくれないのは、殺意が全てルークと剣に向けられているからだろう。
「待たせたな、んで、ついでにさっさと終わらせる」
「ふざいてんじゃねぇぞ勇者、お前と剣は今ここで俺が殺すッ!」
「やってみろや、わりぃが負ける気がしねぇ」
言い、ルークは走り出した。
視界が塞がっている右側に回り込み、迫るドラゴンの腕に向かって剣を振るう。
左腕は使い物にならず片手で振るう事しか出来ないが、それで十分だった。
「ガァァァゥゥゥゥ!」
ドラゴンの腕が根元から切り裂かれ、傷口から大量の赤黒い血が飛び散った。切られた腕は光の粒となって消え、ウェロディエはバランスを崩して倒れ込む。
地にひれ伏し、呼吸を荒げながらもその鋭い眼光は力を失わない。
しかし、
「ーーッ! お前ェェ!」
「終わりだ、散々いたぶってくれやがって」
ウェロディエの目の前に立つ。
その瞳と向き合い、あえて真正面から切り捨てる道を選んだのだ。
どちらも片腕が使えない、さりとてどちらが有利なのかは明白だった。
振り上げ、そして呟く。
「言い残した事はあるか?」
「必ず俺が殺す、他の奴らには渡さねぇぞォォ!」
「そうか、ならまた来い。今度も叩き斬ってやるからよ……!」
叫び、光を集めた剣を振り下ろす。
二つの瞳の間ーー顔面のど真ん中へと斬撃が放たれ、止まる事なくウェロディエの体を真っ二つに引き裂いた。
血しぶきは上がらず、静かに斬られた体が倒れる。
その最後、光の粒となって消えるのを見届ける事はせず、背を向けると、
「終わりだ、魔元帥」
ルークが旅を始めるきっかけとなったドラゴン。
その勝負の結末は、今ここで果たされた。
勝利をつかんだのは、勇者だった。
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