65 / 102
第二章 諦めない70日間
65:怒りで我を忘れるなんて(イールト視点)
しおりを挟む
お嬢様を乗せた馬車を見送りホールへ戻ると、すでに三曲目の中盤となっていた。嫉妬に駆られた女子生徒たちの視線を辿れば、シャルちゃんと王子殿下が見つめ合って踊っている。
それを見た時、どうしようもなく胸が騒ついた。よほど親しい者しか気付かないだろうが、微笑む王子殿下の眼差しにはいつもの力強さがあまり感じられなかったからだ。その顔は、俺にも見覚えがあった。
(殿下は本当に、シャルちゃんに心を開いてるのか)
お嬢様との間を取り持ってほしいと、俺はこれまで何度となく殿下本人から話を受けている。その時の表情に、今の殿下はよく似ていた。
もしそうだとするならば、殿下がシャルちゃんを信用に足る人物だと認めているという事だろう。そして同時に、殿下の心はシャルちゃんではなく、お嬢様に向いたままだという事だ。
(なぜこんな……お嬢様を手に入れたいがために、何をした?)
踊る二人を見ながら、先ほど抱いた違和感を整理していく。
シャルちゃんが殿下のそばにいる事で、殿下が心変わりされたのではと噂が飛び交っているのは知っていた。それを払拭し、お嬢様が不動の婚約者だと示すために、殿下は二曲連続で踊ったのだろう。
だがそれだけなら、曲順の入れ替えなどする必要はない。そしてそれが必要となる理由は二つだけ。
一つ目は、シャルちゃんが踊れるのは二曲だけだと知っているという事。二つ目は、今日のパーティーで必ずシャルちゃんと踊る必要があると理解しているという事だ。
子爵家の様子は、殿下の配下が時折窺っているから、シャルちゃんについて報告を受けていて当然で。何をどこまで踊れるようになったのかは、知られていても不審ではない。
問題は二つ目だ。なぜ殿下は、シャルちゃんと必ず踊らなければならないと考えたか。
(好意がないなら、いくらシャルちゃんが聖魔法持ちとはいえ、曲順を変えてまで踊る利もないはずだ。シャルちゃんと踊るよう、お嬢様が頼んだのもついさっきだし……)
シャルちゃんに対して特別な感情がないのなら、殿下がお嬢様の意向に沿う形で動くには相応の理由があるはずだった。たとえば、お嬢様がなぜこうもシャルちゃんを勧めるのか、その理由を知っているというような。
すると俺がいるのに気付いたのか、殿下の表情と雰囲気が一気に変わり、シャルちゃんとの仲を見せつけるかのように踊り出した。
(……確定だな)
シャルちゃんと踊って欲しいというお嬢様の頼みに沿うだけなら、ただ踊るだけで充分だ。それなのに、俺を見つけた途端にああも踊り方を変えるという事は、二人が親密である事を俺からお嬢様に伝えさせる必要があるという事だろう。
元々、殿下にシャルちゃんを近付けようとしていると疑いは持たれていた。それを飲み込んだ上でわざわざこんな風に動くなら、それはつまり、お嬢様が懸命に隠されてきた事を殿下が知っている事に他ならない。
(知っているのは、お嬢様と公爵閣下と俺。そしてリジーとシャルちゃんだけだ。閣下が明かすとは思えない。だとしたら……いつ、どこで、どこまで聞き出した?)
嫌な予感が確信に変わり。噴き上がってきた怒りで歪みそうになる表情を、拳を握りしめてどうにか取り繕う。俺はそのままジェイド様の元へ向かい、話があると庭へ連れ出した。
「イールト、どこまで離れる気なんだ。シールドならすでに張ったぞ」
「ありがとうございます。ですが、人目に付きたくありませんので」
ジェイド様には、楽団との接触について尋ねたばかりだ。俺が再び戻ってくるのは想定内だったようで、何の抵抗もなく付いてきてくれた。
いつもなら学生たちが昼食を取るテラスを離れ、庭の奥、木立の影へ足を進める。生い茂った葉の隙間からこぼれ落ちる月光の下で立ち止まると、ジェイド様は近くの木に背を預けた。
「君が聞きたかったことは、もう答えが出たと思うが」
「ええ、そうですね。まさか曲順を入れ替えるとは思いませんでした。……何のためになさったのですか」
「さあ? 僕は知らないよ。殿下の気まぐれじゃないかな」
表情を変えないまま嘯くジェイド様の目は、楽しげに細められている。俺の予想は正しいはずだが、万が一そうでないなら藪蛇になる恐れもある。どう話を持っていくか、慎重にならなければ。
「お嬢様の具合が悪くなられたのはご存知で?」
「ああ、見ていたよ。もう大丈夫なのか?」
「おそらくは。今頃はお屋敷でお休みになってるでしょう。ですが、今日のこれで殿下のことをより一層お嫌いになるかもしれませんね」
「そうか。あれ以上嫌われるとも思えないが、殿下はショックだろうね。気まぐれもほどほどにするよう、伝えておくよ」
苦笑して答えたジェイド様だが、その直前、ほんの一瞬だけ微かに顔が歪んだのを俺は見逃さなかった。ということは、この結果は意図したものではない……?
「てっきり噂が本当なのかと思ってましたが」
「シャルラ嬢とのか。まあ確かに、彼女は可愛らしいからね。殿下も気になってはいるようだが、あの方がそう簡単にアルフィール嬢の思い通りになると思うか?」
「いいえ、残念ながら。ドレスにも素敵な刺繍を入れるぐらいですからね」
「意図してあの子を寄越していることは、否定しないんだな」
「ええ。そのぐらい見抜いて頂かなければ、次期王の座には座れないでしょう」
「期待してくれているのか。ありがたいね」
水面下の探り合いでは、全く尻尾が掴めない。ここで一つ、賭けに出る事にした。
「運命のワルツ……これの意味をご存知ですか」
「数十年前に流行った舞踏会での人気曲だろう。かつて、我が国の王子と敵対していた国の姫君が結ばれるきっかけになった曲だ。それが何か?」
当たり障りのない回答。そして動揺も一切見られない。もしこの答えを素直に受け取るなら、リジーの線は消える。
お嬢様は「運命のワルツ」に並々ならぬ思い入れを持っていた。時折自室で鼻歌を歌っては、ジミ恋好きには堪らないのだと頬を染めておられたほどだ。
もしリジーから聞き出していたなら、それを知らないはずがない。
「シャルラ様ですか」
「……シャルラ嬢がどうした?」
「シャルラ様からお聞きになったのでしょう? どこまでご存知なんですか?」
ほんの僅かに、ジェイド様の瞳が揺らいだ。胸の中に押し込めていたドス黒い想いが膨らんでいく。まさかシャルちゃんから聞き出していたとは……。
「彼女に何をしたんですか」
「何をって」
「無理やり聞き出したんでしょう、違いますか⁉︎」
「……っ!」
カッとなったままジェイド様の胸倉を掴み上げ木の幹に押し付けると、ジェイド様のメガネが外れて落ちた。見開かれたジェイド様の目に、怒りの形相を浮かべた俺の顔が映り込む。
(彼女に何かあったら……俺は俺が、一番許せない!)
今こうしているのは、半分以上八つ当たりだと分かっている。ジェイド様のお立場なら、シャルちゃんを怪しんで、目的を聞き出そうとして当たり前なんだ。
だというのに俺は、何度もシャルちゃんを殿下の元へ送り込んできた。俺の目の届かない所でどんな目に遭ってたのかと想像すると、視界全てが真っ赤に燃えて塗り潰されるようだった。
すると制御の効かない俺の手を、ジェイド様が苦しげに掴んできた。
「無理やりじゃない。同意の上だ」
「同意だって⁉︎」
「君も好きなんだろう、彼女のことが」
「今話しているのはそんなことじゃない!」
「彼女は言ってたよ、イールトが好きだって。だから協力してほしいって」
「な……」
力が抜けると同時にジェイド様に突き飛ばされる。転びそうになった所でどうにか耐えると、ジェイド様はメガネを拾い上げた。
「気持ちを確かめるだけのつもりだったんだが……。殿下、もういいですよね?」
「ああ、充分だ」
横から響いた声にハッとして目を向ければ、王子殿下とラステロ様、ゼリウス様の姿が。そして……。
「シャルちゃん……」
顔を真っ青にしたシャルちゃんが、ゼリウス様に支えられるようにして、呆然とした様子で立ち尽くしていた。
それを見た時、どうしようもなく胸が騒ついた。よほど親しい者しか気付かないだろうが、微笑む王子殿下の眼差しにはいつもの力強さがあまり感じられなかったからだ。その顔は、俺にも見覚えがあった。
(殿下は本当に、シャルちゃんに心を開いてるのか)
お嬢様との間を取り持ってほしいと、俺はこれまで何度となく殿下本人から話を受けている。その時の表情に、今の殿下はよく似ていた。
もしそうだとするならば、殿下がシャルちゃんを信用に足る人物だと認めているという事だろう。そして同時に、殿下の心はシャルちゃんではなく、お嬢様に向いたままだという事だ。
(なぜこんな……お嬢様を手に入れたいがために、何をした?)
踊る二人を見ながら、先ほど抱いた違和感を整理していく。
シャルちゃんが殿下のそばにいる事で、殿下が心変わりされたのではと噂が飛び交っているのは知っていた。それを払拭し、お嬢様が不動の婚約者だと示すために、殿下は二曲連続で踊ったのだろう。
だがそれだけなら、曲順の入れ替えなどする必要はない。そしてそれが必要となる理由は二つだけ。
一つ目は、シャルちゃんが踊れるのは二曲だけだと知っているという事。二つ目は、今日のパーティーで必ずシャルちゃんと踊る必要があると理解しているという事だ。
子爵家の様子は、殿下の配下が時折窺っているから、シャルちゃんについて報告を受けていて当然で。何をどこまで踊れるようになったのかは、知られていても不審ではない。
問題は二つ目だ。なぜ殿下は、シャルちゃんと必ず踊らなければならないと考えたか。
(好意がないなら、いくらシャルちゃんが聖魔法持ちとはいえ、曲順を変えてまで踊る利もないはずだ。シャルちゃんと踊るよう、お嬢様が頼んだのもついさっきだし……)
シャルちゃんに対して特別な感情がないのなら、殿下がお嬢様の意向に沿う形で動くには相応の理由があるはずだった。たとえば、お嬢様がなぜこうもシャルちゃんを勧めるのか、その理由を知っているというような。
すると俺がいるのに気付いたのか、殿下の表情と雰囲気が一気に変わり、シャルちゃんとの仲を見せつけるかのように踊り出した。
(……確定だな)
シャルちゃんと踊って欲しいというお嬢様の頼みに沿うだけなら、ただ踊るだけで充分だ。それなのに、俺を見つけた途端にああも踊り方を変えるという事は、二人が親密である事を俺からお嬢様に伝えさせる必要があるという事だろう。
元々、殿下にシャルちゃんを近付けようとしていると疑いは持たれていた。それを飲み込んだ上でわざわざこんな風に動くなら、それはつまり、お嬢様が懸命に隠されてきた事を殿下が知っている事に他ならない。
(知っているのは、お嬢様と公爵閣下と俺。そしてリジーとシャルちゃんだけだ。閣下が明かすとは思えない。だとしたら……いつ、どこで、どこまで聞き出した?)
嫌な予感が確信に変わり。噴き上がってきた怒りで歪みそうになる表情を、拳を握りしめてどうにか取り繕う。俺はそのままジェイド様の元へ向かい、話があると庭へ連れ出した。
「イールト、どこまで離れる気なんだ。シールドならすでに張ったぞ」
「ありがとうございます。ですが、人目に付きたくありませんので」
ジェイド様には、楽団との接触について尋ねたばかりだ。俺が再び戻ってくるのは想定内だったようで、何の抵抗もなく付いてきてくれた。
いつもなら学生たちが昼食を取るテラスを離れ、庭の奥、木立の影へ足を進める。生い茂った葉の隙間からこぼれ落ちる月光の下で立ち止まると、ジェイド様は近くの木に背を預けた。
「君が聞きたかったことは、もう答えが出たと思うが」
「ええ、そうですね。まさか曲順を入れ替えるとは思いませんでした。……何のためになさったのですか」
「さあ? 僕は知らないよ。殿下の気まぐれじゃないかな」
表情を変えないまま嘯くジェイド様の目は、楽しげに細められている。俺の予想は正しいはずだが、万が一そうでないなら藪蛇になる恐れもある。どう話を持っていくか、慎重にならなければ。
「お嬢様の具合が悪くなられたのはご存知で?」
「ああ、見ていたよ。もう大丈夫なのか?」
「おそらくは。今頃はお屋敷でお休みになってるでしょう。ですが、今日のこれで殿下のことをより一層お嫌いになるかもしれませんね」
「そうか。あれ以上嫌われるとも思えないが、殿下はショックだろうね。気まぐれもほどほどにするよう、伝えておくよ」
苦笑して答えたジェイド様だが、その直前、ほんの一瞬だけ微かに顔が歪んだのを俺は見逃さなかった。ということは、この結果は意図したものではない……?
「てっきり噂が本当なのかと思ってましたが」
「シャルラ嬢とのか。まあ確かに、彼女は可愛らしいからね。殿下も気になってはいるようだが、あの方がそう簡単にアルフィール嬢の思い通りになると思うか?」
「いいえ、残念ながら。ドレスにも素敵な刺繍を入れるぐらいですからね」
「意図してあの子を寄越していることは、否定しないんだな」
「ええ。そのぐらい見抜いて頂かなければ、次期王の座には座れないでしょう」
「期待してくれているのか。ありがたいね」
水面下の探り合いでは、全く尻尾が掴めない。ここで一つ、賭けに出る事にした。
「運命のワルツ……これの意味をご存知ですか」
「数十年前に流行った舞踏会での人気曲だろう。かつて、我が国の王子と敵対していた国の姫君が結ばれるきっかけになった曲だ。それが何か?」
当たり障りのない回答。そして動揺も一切見られない。もしこの答えを素直に受け取るなら、リジーの線は消える。
お嬢様は「運命のワルツ」に並々ならぬ思い入れを持っていた。時折自室で鼻歌を歌っては、ジミ恋好きには堪らないのだと頬を染めておられたほどだ。
もしリジーから聞き出していたなら、それを知らないはずがない。
「シャルラ様ですか」
「……シャルラ嬢がどうした?」
「シャルラ様からお聞きになったのでしょう? どこまでご存知なんですか?」
ほんの僅かに、ジェイド様の瞳が揺らいだ。胸の中に押し込めていたドス黒い想いが膨らんでいく。まさかシャルちゃんから聞き出していたとは……。
「彼女に何をしたんですか」
「何をって」
「無理やり聞き出したんでしょう、違いますか⁉︎」
「……っ!」
カッとなったままジェイド様の胸倉を掴み上げ木の幹に押し付けると、ジェイド様のメガネが外れて落ちた。見開かれたジェイド様の目に、怒りの形相を浮かべた俺の顔が映り込む。
(彼女に何かあったら……俺は俺が、一番許せない!)
今こうしているのは、半分以上八つ当たりだと分かっている。ジェイド様のお立場なら、シャルちゃんを怪しんで、目的を聞き出そうとして当たり前なんだ。
だというのに俺は、何度もシャルちゃんを殿下の元へ送り込んできた。俺の目の届かない所でどんな目に遭ってたのかと想像すると、視界全てが真っ赤に燃えて塗り潰されるようだった。
すると制御の効かない俺の手を、ジェイド様が苦しげに掴んできた。
「無理やりじゃない。同意の上だ」
「同意だって⁉︎」
「君も好きなんだろう、彼女のことが」
「今話しているのはそんなことじゃない!」
「彼女は言ってたよ、イールトが好きだって。だから協力してほしいって」
「な……」
力が抜けると同時にジェイド様に突き飛ばされる。転びそうになった所でどうにか耐えると、ジェイド様はメガネを拾い上げた。
「気持ちを確かめるだけのつもりだったんだが……。殿下、もういいですよね?」
「ああ、充分だ」
横から響いた声にハッとして目を向ければ、王子殿下とラステロ様、ゼリウス様の姿が。そして……。
「シャルちゃん……」
顔を真っ青にしたシャルちゃんが、ゼリウス様に支えられるようにして、呆然とした様子で立ち尽くしていた。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】赤ちゃんが生まれたら殺されるようです
白崎りか
恋愛
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。
ドレスの上から、ふくらんだお腹をなでる。
「はやく出ておいで。私の赤ちゃん」
ある日、アリシアは見てしまう。
夫が、ベッドの上で、メイドと口づけをしているのを!
「どうして、メイドのお腹にも、赤ちゃんがいるの?!」
「赤ちゃんが生まれたら、私は殺されるの?」
夫とメイドは、アリシアの殺害を計画していた。
自分たちの子供を跡継ぎにして、辺境伯家を乗っ取ろうとしているのだ。
ドラゴンの力で、前世の記憶を取り戻したアリシアは、自由を手に入れるために裁判で戦う。
※1話と2話は短編版と内容は同じですが、設定を少し変えています。
困りました。縦ロールにさよならしたら、逆ハーになりそうです。
新 星緒
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢アニエス(悪質ストーカー)に転生したと気づいたけれど、心配ないよね。だってフラグ折りまくってハピエンが定番だもの。
趣味の悪い縦ロールはやめて性格改善して、ストーカーしなければ楽勝楽勝!
……って、あれ?
楽勝ではあるけれど、なんだか思っていたのとは違うような。
想定外の逆ハーレムを解消するため、イケメンモブの大公令息リュシアンと協力関係を結んでみた。だけどリュシアンは、「惚れた」と言ったり「からかっただけ」と言ったり、意地悪ばかり。嫌なヤツ!
でも実はリュシアンは訳ありらしく……
(第18回恋愛大賞で奨励賞をいただきました。応援してくださった皆様、ありがとうございました!)
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
悪役令嬢と言われ冤罪で追放されたけど、実力でざまぁしてしまった。
三谷朱花
恋愛
レナ・フルサールは元公爵令嬢。何もしていないはずなのに、気が付けば悪役令嬢と呼ばれ、公爵家を追放されるはめに。それまで高スペックと魔力の強さから王太子妃として望まれたはずなのに、スペックも低い魔力もほとんどないマリアンヌ・ゴッセ男爵令嬢が、王太子妃になることに。
何度も断罪を回避しようとしたのに!
では、こんな国など出ていきます!
【完結】悪役令嬢の妹に転生しちゃったけど推しはお姉様だから全力で断罪破滅から守らせていただきます!
くま
恋愛
え?死ぬ間際に前世の記憶が戻った、マリア。
ここは前世でハマった乙女ゲームの世界だった。
マリアが一番好きなキャラクターは悪役令嬢のマリエ!
悪役令嬢マリエの妹として転生したマリアは、姉マリエを守ろうと空回り。王子や執事、騎士などはマリアにアプローチするものの、まったく鈍感でアホな主人公に周りは振り回されるばかり。
少しずつ成長をしていくなか、残念ヒロインちゃんが現る!!
ほんの少しシリアスもある!かもです。
気ままに書いてますので誤字脱字ありましたら、すいませんっ。
月に一回、二回ほどゆっくりペースで更新です(*≧∀≦*)
気配消し令嬢の失敗
かな
恋愛
ユリアは公爵家の次女として生まれ、獣人国に攫われた長女エーリアの代わりに第1王子の婚約者候補の筆頭にされてしまう。王妃なんて面倒臭いと思ったユリアは、自分自身に認識阻害と気配消しの魔法を掛け、居るかいないかわからないと言われるほどの地味な令嬢を装った。
15才になり学園に入学すると、編入してきた男爵令嬢が第1王子と有力貴族令息を複数侍らかせることとなり、ユリア以外の婚約者候補と男爵令嬢の揉める事が日常茶飯事に。ユリアは遠くからボーッとそれを眺めながら〘 いつになったら婚約者候補から外してくれるのかな? 〙と思っていた。そんなユリアが失敗する話。
※王子は曾祖母コンです。
※ユリアは悪役令嬢ではありません。
※タグを少し修正しました。
初めての投稿なのでゆる〜く読んでください。ご都合主義はご愛嬌ということで見逃してください( *・ω・)*_ _))ペコリン
転生したら悪役令嬢だった婚約者様の溺愛に気づいたようですが、実は私も無関心でした
ハリネズミの肉球
恋愛
気づけば私は、“悪役令嬢”として断罪寸前――しかも、乙女ゲームのクライマックス目前!?
容赦ないヒロインと取り巻きたちに追いつめられ、開き直った私はこう言い放った。
「……まぁ、別に婚約者様にも未練ないし?」
ところが。
ずっと私に冷たかった“婚約者様”こと第一王子アレクシスが、まさかの豹変。
無関心だったはずの彼が、なぜか私にだけやたらと優しい。甘い。距離が近い……って、え、なにこれ、溺愛モード突入!?今さらどういうつもり!?
でも、よく考えたら――
私だって最初からアレクシスに興味なんてなかったんですけど?(ほんとに)
お互いに「どうでもいい」と思っていたはずの関係が、“転生”という非常識な出来事をきっかけに、静かに、でも確実に動き始める。
これは、すれ違いと誤解の果てに生まれる、ちょっとズレたふたりの再恋(?)物語。
じれじれで不器用な“無自覚すれ違いラブ”、ここに開幕――!
本作は、アルファポリス様、小説家になろう様、カクヨム様にて掲載させていただいております。
アイデア提供者:ゆう(YuFidi)
URL:https://note.com/yufidi88/n/n8caa44812464
【完結】転生したらラスボスの毒継母でした!
白雨 音
恋愛
妹シャルリーヌに裕福な辺境伯から結婚の打診があったと知り、アマンディーヌはシャルリーヌと入れ替わろうと画策する。
辺境伯からは「息子の為の白い結婚、いずれ解消する」と宣言されるが、アマンディーヌにとっても都合が良かった。「辺境伯の財で派手に遊び暮らせるなんて最高!」義理の息子など放置して遊び歩く気満々だったが、義理の息子に会った瞬間、卒倒した。
夢の中、前世で読んだ小説を思い出し、義理の息子は将来世界を破滅させようとするラスボスで、自分はその一因を作った毒継母だと知った。破滅もだが、何より自分の死の回避の為に、義理の息子を真っ当な人間に育てようと誓ったアマンディーヌの奮闘☆
異世界転生、家族愛、恋愛☆ 短めの長編(全二十一話です)
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、いいね、ありがとうございます☆
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる