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お騒がせ実習生、現る!?
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さくらちゃんと保健室で休養させてもらい、2 限から授業に出席した。
授業が始まると、先生が謎の女を連れて教室へ入ってきた。
(げっ…謎の女)
「えー、みんな静かに!授業を始める前にこの青藍高校で勉強をする実習生の先生を紹介する、では名前と簡単にひとことを」
「はい、私は青藍大学院 教育学部から参りました。麻田(あさだ)草加と申します
皆さんがどのように普段お勉強しているのかどのように学校生活を送っているのかを見させてお勉強させてください。よろしくお願いします」
先程のフレンドリーな話し方とは一変して、とても真面目な話し方に俺は少し拍子抜けした。
少し呆気に取られていると、後ろから柚樹が話しかけてくる。
「なぁ、紅葉、草加ちゃん可愛いな!」
「…お前、彼女できたんだからそういうチャラい発言はもうやめろよな」
「あー?これが俺のスタイルよー可愛い子は可愛いと愛でる!いい心がけじゃね?」
(絶対、藤木乃さんからどつかれるぞ…)
「麻田草加先生か…」
昼休み
早速、女子やら男子やらが職務室に向かって走っていく。
草加先生目当てだ。
そんな草加先生への野次馬を蹴散らすがごとく、藤木乃さんとさくらちゃんが職務室へ入ろうとしている。
「ちょっと!あなたがた公共の場で騒がしいですわよ!邪魔になってるのが分からないのかしら」
「…」
藤木乃さんの剣幕に男女ともに恐れて、道が開ける。
藤木乃さんは怪訝そうな表情、さくらちゃんも嫌そうな顔をしていた。
「藤木乃さん、強いなー」
俺はエントランスで上から職務室の外の様子を見ていた。
「な、な、万璃ってばすげーかっこいいよな!」
「柚樹いつの間に…」
「さっきから居たよーん
てか、紅葉は叶浦とどんな感じになったのよ」
「あー…実は…」
俺はこの間のことを柚樹に全て話した。
「うぇ!?マジか!?両思い!?」
「ま、まぁな…」
「やったじゃねぇか!」
「ま…まだ告ってはねぇぞ?!俺の…勇気がまだ出ないからそれまで待っててくれって言ったんだ」
「そうか、そうか草加せんべい~」
「さみーギャグ言ってんなよ!」
「そういや、草加ちゃんめちゃ人気だな!でも、万璃がいるし普通に万璃のが美人だしな!」
「あら、それは残念ね!」
振り返るとそこには草加先生が居た。
「草加先生!」
「私も君より…そこの稲葉くんの方が好みかなっ」
草加先生は俺の方を指さして無邪気に言ってきた。
「えっ…俺…?」
「そうそう~君のその可愛い顔が、私好みなの~」
そう言うと草加先生は俺に歩み寄り、右手で俺の頬をそっと撫でた。
後ろに鬼の形相で立ってるさくらちゃんとオロオロしてる藤木乃さんには気づかずに…
「あ・さ・だ先生!!!」
「あら、さくらん資料ありがとう~」
「さ、さくらん?」
「私の事…変な呼び方よね…
男子生徒と戯れてる暇がおありならちゃんと授業の準備してくださいよ!!」
「分かった、分かった!
じゃあねー稲葉くんとパツキンくん」
ヒラヒラ手を降って草加先生とさくらちゃんたちは教室へと入っていった。
「パツキンって…俺のことか!」
「他に誰がいんだよ…」
まずいな…あの先生…超面倒くさそうな人だ…
さくらちゃん、完璧キレてたな…
俺たちはこれからあのお騒がせな実習生に、振り回されることになる…
授業が始まると、先生が謎の女を連れて教室へ入ってきた。
(げっ…謎の女)
「えー、みんな静かに!授業を始める前にこの青藍高校で勉強をする実習生の先生を紹介する、では名前と簡単にひとことを」
「はい、私は青藍大学院 教育学部から参りました。麻田(あさだ)草加と申します
皆さんがどのように普段お勉強しているのかどのように学校生活を送っているのかを見させてお勉強させてください。よろしくお願いします」
先程のフレンドリーな話し方とは一変して、とても真面目な話し方に俺は少し拍子抜けした。
少し呆気に取られていると、後ろから柚樹が話しかけてくる。
「なぁ、紅葉、草加ちゃん可愛いな!」
「…お前、彼女できたんだからそういうチャラい発言はもうやめろよな」
「あー?これが俺のスタイルよー可愛い子は可愛いと愛でる!いい心がけじゃね?」
(絶対、藤木乃さんからどつかれるぞ…)
「麻田草加先生か…」
昼休み
早速、女子やら男子やらが職務室に向かって走っていく。
草加先生目当てだ。
そんな草加先生への野次馬を蹴散らすがごとく、藤木乃さんとさくらちゃんが職務室へ入ろうとしている。
「ちょっと!あなたがた公共の場で騒がしいですわよ!邪魔になってるのが分からないのかしら」
「…」
藤木乃さんの剣幕に男女ともに恐れて、道が開ける。
藤木乃さんは怪訝そうな表情、さくらちゃんも嫌そうな顔をしていた。
「藤木乃さん、強いなー」
俺はエントランスで上から職務室の外の様子を見ていた。
「な、な、万璃ってばすげーかっこいいよな!」
「柚樹いつの間に…」
「さっきから居たよーん
てか、紅葉は叶浦とどんな感じになったのよ」
「あー…実は…」
俺はこの間のことを柚樹に全て話した。
「うぇ!?マジか!?両思い!?」
「ま、まぁな…」
「やったじゃねぇか!」
「ま…まだ告ってはねぇぞ?!俺の…勇気がまだ出ないからそれまで待っててくれって言ったんだ」
「そうか、そうか草加せんべい~」
「さみーギャグ言ってんなよ!」
「そういや、草加ちゃんめちゃ人気だな!でも、万璃がいるし普通に万璃のが美人だしな!」
「あら、それは残念ね!」
振り返るとそこには草加先生が居た。
「草加先生!」
「私も君より…そこの稲葉くんの方が好みかなっ」
草加先生は俺の方を指さして無邪気に言ってきた。
「えっ…俺…?」
「そうそう~君のその可愛い顔が、私好みなの~」
そう言うと草加先生は俺に歩み寄り、右手で俺の頬をそっと撫でた。
後ろに鬼の形相で立ってるさくらちゃんとオロオロしてる藤木乃さんには気づかずに…
「あ・さ・だ先生!!!」
「あら、さくらん資料ありがとう~」
「さ、さくらん?」
「私の事…変な呼び方よね…
男子生徒と戯れてる暇がおありならちゃんと授業の準備してくださいよ!!」
「分かった、分かった!
じゃあねー稲葉くんとパツキンくん」
ヒラヒラ手を降って草加先生とさくらちゃんたちは教室へと入っていった。
「パツキンって…俺のことか!」
「他に誰がいんだよ…」
まずいな…あの先生…超面倒くさそうな人だ…
さくらちゃん、完璧キレてたな…
俺たちはこれからあのお騒がせな実習生に、振り回されることになる…
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