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地獄のダブルデート 序
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「えっ、プール?」
柚樹の提案で俺ら4人、俺・柚樹・藤木乃さん・さくらちゃんでプールに行くことになった。
「万璃の家が経営するバカンスプールがあるらしいんだ、そこに行こうって話になってさ、行こうぜ紅葉、叶浦!」
俺とさくらちゃんはお互いの顔を見合わせ、ちょっと考えた。
「他のお客様がいらっしゃらないプライベートプールですので、気兼ねなくいらっしゃって?」
「楽しそうだぜ?」
「行こっか、紅葉くん
なんか気になってきたし」
「うん、そうだね」
「叶浦さん、水着は持ってらっしゃる?」
「えっ…水泳やってた時の競泳水着なら…」
「まぁ!それでは買いに行かなくては!」
「い、いいよー!競泳水着で…」
「女の子がオシャレで妥協をしてはいけませんわ!そ・れ・に!」
藤木乃さんはさくらちゃんに何を言うのか知らないが、コソッと耳打ちをした。
「柚樹から聞きましたけど、告白したんですってね?まだ付き合ってはないと言う話ですけど、繋ぎ止めておくためにもここは勝負のときですわよ!」
「し…勝負って…たかが水着で…」
「たかが水着、されど水着ですわよ!
ここは稲葉くんを悩殺して気持ちを我が手中に!」
(藤木乃さんが熱くなってる…!怖い…)
「さ!放課後私のお母様のお店へ行きますわよ!」
「へ!?」
「私のお母様は、水着ブランドの会社を経営してますの、聞いたことないですか?aroma thikoってお店」
「嘘っ!あのブランドって藤木乃さんのお家の!?」
「えぇ!なので母に言って水着をコーディネートしてもらいますわ」
「えぇぇぇ…」
「それでは柚樹と稲葉くん、また後日!
私たち教室に戻りますわね」
「お…おぅ…」
藤木乃さんはさくらちゃんを半ば強引に引っ張っていき、自教室へと入っていった。
「女って…すごいな」
「敵に回すなよ?お前、ただでさえチャラいんだから」
「だ、大丈夫に決まってんだろ!」
「どうだかな…いつか足元すくわれるっていつもヒヤヒヤさせられてる俺としては十分ありえる話だと思うけど?」
「その辺はしっかりしてるからよ!」
いつもみたく柚樹は俺の肩をバシバシ叩いては大笑いをする。
それがまた…痛い。
「あら、バカンスのお話かしら?」
「えっ」
「おー!草加ちゃん!」
後ろから声がして、振り向くとそこにはお騒がせ実習生 麻田草加先生がニコニコしながら立っていた。
「こら、たとえ実習生と言えど先生はつけてもらいたいわね!」
「あっはー!ごめんちゃあい~」
「君、面白いわね!名前は?」
「杉並 柚樹でぇーす!」
「杉並くんか、面白い子ね
ま、タイプとしてはそこの稲葉くんがダントツなんだけどね?」
そう言って目配せしてくるけど、俺にとってものすんごく…迷惑。
うんざりするほど、ウザい。藤木乃さんとさくらちゃんがイラついてた気持ちがよくわかる…。
「俺ら、来週プール行くんすよ!」
「あら、いいわねーどこのプール?」
「あぁ、フジキノ…」
「ひ、秘密です!草加先生になんで教えなきゃいけないんですか?」
「まぁ、けちんぼ!いいわよ!意地悪!」
プリプリして草加先生はどこかへ行ってしまった。
(いや…実習中に何してんだよ…マジで意味不…)
柚樹の提案で俺ら4人、俺・柚樹・藤木乃さん・さくらちゃんでプールに行くことになった。
「万璃の家が経営するバカンスプールがあるらしいんだ、そこに行こうって話になってさ、行こうぜ紅葉、叶浦!」
俺とさくらちゃんはお互いの顔を見合わせ、ちょっと考えた。
「他のお客様がいらっしゃらないプライベートプールですので、気兼ねなくいらっしゃって?」
「楽しそうだぜ?」
「行こっか、紅葉くん
なんか気になってきたし」
「うん、そうだね」
「叶浦さん、水着は持ってらっしゃる?」
「えっ…水泳やってた時の競泳水着なら…」
「まぁ!それでは買いに行かなくては!」
「い、いいよー!競泳水着で…」
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「たかが水着、されど水着ですわよ!
ここは稲葉くんを悩殺して気持ちを我が手中に!」
(藤木乃さんが熱くなってる…!怖い…)
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「へ!?」
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「嘘っ!あのブランドって藤木乃さんのお家の!?」
「えぇ!なので母に言って水着をコーディネートしてもらいますわ」
「えぇぇぇ…」
「それでは柚樹と稲葉くん、また後日!
私たち教室に戻りますわね」
「お…おぅ…」
藤木乃さんはさくらちゃんを半ば強引に引っ張っていき、自教室へと入っていった。
「女って…すごいな」
「敵に回すなよ?お前、ただでさえチャラいんだから」
「だ、大丈夫に決まってんだろ!」
「どうだかな…いつか足元すくわれるっていつもヒヤヒヤさせられてる俺としては十分ありえる話だと思うけど?」
「その辺はしっかりしてるからよ!」
いつもみたく柚樹は俺の肩をバシバシ叩いては大笑いをする。
それがまた…痛い。
「あら、バカンスのお話かしら?」
「えっ」
「おー!草加ちゃん!」
後ろから声がして、振り向くとそこにはお騒がせ実習生 麻田草加先生がニコニコしながら立っていた。
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「あぁ、フジキノ…」
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