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人物紹介③+α
しおりを挟む簡単な人物紹介part③
ギルベルト=ファルメール(40)
明るい茶色の長髪をうしろで束ねている。
瞳も茶色。薄そうな美形。
ファルメール公爵家当主。フロウの養父。元宰相。ウィリアムが生まれてすぐ、宰相の職を捨てサウスに引っ越した。現在サウスを統括する地位にいる。
シンシアの尻に敷かれ気味。
やることが極端な時がある。
シンシア=ファルメール(38)
赤茶色のウェーブのかかった髪をゆるくうしろで纏めている。瞳はヘーゼル。目鼻立ちのしっかりした美人。
ギルベルトの妻。ウィリアムの母。フロウの養母。
ルカの事が気に入ったので家族にしようと目論む。中々の才女で、ギルベルトを仕事の面でも支えている。
ウィリアム=ファルメール(3)
顔は母親そっくりで髪色は父親と同じ。
将来は目鼻立ちのしっかりした美形になりそう。
才女である母の血を強く受け継いだ為か、3歳の割に頭が良く物覚えも早い。
甘えん坊で純粋で素直。天使。
リリカ=テルシスト
伯爵令嬢。
台風の目。
ーーファルメール家~ほぼ会話のみ~ーー
「あなた、ルカちゃんすごくいい子でしたわね。」
「ああ……想像以上だったな。」
「それにすごく可愛かったですわね。」
「ああ……想像以上だったな。」
「ウチの子になって欲しくはありませんか?」
「……ほしい。」
「ふふふ、フロウに頑張ってもらわないとですわね。他人の事は敏感そうでしたが自分の事は鈍感そうですものね。私達がしっかりサポートしなくてはですわ。」
「………しかし彼は真実を知った後も私たちを受け入れてくれるだろうか……彼だけじゃない、フロウもだ……。」
「ふふ、きっと大丈夫ですわ。それに、どちらにしても必ずいつかは話さなくてはいけませんもの。ね?」
「……ああ、そうだな。ありがとう、シンシア。君がいてくれて良かった。愛しているよ。」
「まぁ!わたくしも愛していますわ!」
「は!とうさまとかあさまがいいふんいきです!うぅ…いっしょにねてほしいとおねがいにきましたが……がまんします!ぼく、いいこですから!」
3才にして空気を読む事を覚えたウィリアムはそっと両親の寝室の扉を閉めると涙を堪えながら自分の自室に駆けていった。
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