「夏の日に祠で出会った神様と、永遠に一緒に生きていくことになりました」

ねころび天青

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       「愛」




「そろそろ子どもが欲しいですね」



 私がそう言うと蛇神の表情が変わった。



「今…なんと、本当にいいのか?」



「もちろんですよ」



「私はあなたの妻なんですから」



 その言葉に彼は目を潤ませて私を強く抱きしめる。



「あぁ愛してるぞ……ずっと一緒だ……」



 彼の舌が私の耳を絡めとり、全身が粟立つような感覚に囚われる。



「ふぅっ……んん……♡」



 くすぐったさともどかしさで身を捩るとすぐに蛇の胴体が巻き付いてきて逃げ場がなくなる。



「我慢ができないか?」



 意地悪く微笑む彼に頷くこともできず黙って首を振ると大きな手で顎を掴まれ固定されてしまった。



 そしてそのまま唇を塞がれる。
 最初は啄むような軽いキスだったのが、次第に深くなり舌同士が絡み合い粘膜同士が擦れ合う度に頭の中で火花が散るような刺激に襲われるのだ。



 呼吸すらままならず苦しくなり始めたころ、ようやく解放されたものの今度は首筋に吸い付き歯を立ててきた。



 痛みはないもののピリッとした痺れが走り全身が熱くなっていく。



「ああ……気持ちいい……♡」



 無意識のうちに漏れた声を聞いて彼は満足そうに笑いながら鎖骨から胸元へかけて、何度も同じ行為を繰り返していくうちに、どんどん体温が上がっていき思考能力すら奪われてしまうほど興奮していたらしい。



「はぁ……はぁ……もっとしてください……」



 催促するように腰を押し付けると彼は嬉しそうに微笑んで下半身のスリットから大きくなっているモノを取り出すと私の中に押し込んできた。



 ズブッ!ヌチャッ!グチュッグチョッ!  



 湿った音と共に一気に奥まで貫かれてしまい一瞬にして絶頂を迎えることになったけれど余韻に浸る暇もなく激しい抽送が始まってしまった。



 休む間もなく次の快楽を与えられていく。
 パンッ!パァンッ!という乾いた音と共に肌同士がぶつかり合う音が部屋中に響き渡る中、彼は一心不乱に腰を振り続けていたのでこちらとしても必死について行くしかない。



 段々と体力の限界を迎えつつ、ついに限界が訪れそうになった時を見計らって彼はピタリと動きを止めてしまった。



「んぁ……?なんで止めるんですかぁ……」



 切なげな声で訴えかけると彼は妖艶な笑みを浮かべながら言った。



「そう焦るな、まだまだ終わらないぞ……」



 そういうと今度は後ろ向きに四つん這いになるよう指示してきたので従うことにしたところ、突然尻尾を使って私の股間を弄び始めた。



 不意打ちにより軽く達してしまった拍子に力が抜けてしまい地面に伏してしまう形となったその直後に、背後から覆いかぶさるようにして覆い被さってきた。



 ふと何か硬いものが肛門に押し当てられている感触があったため、嫌な予感を感じ取った瞬間にはもう遅かったようで容赦なく突き入れられてしまった。



「ひゃっ!?お゛おおおおお♡♡♡」



 本来排泄器官であるはずの場所へ異物が入り込む違和感よりも強烈な快感の方が勝っており、脳内麻薬が出まくっているせいだろうか、痛みは一切感じず逆に病みつきになってしまいそうな中毒症状に陥っていたくらいだ。



「ほれどうだ?気持ちいいだろ?」



 そう言って彼が少し動くだけで腸壁全体が刺激されてたまらないのだ。



「はぃ……すごっくいぃですぅ……」



 完全屈服した声色で答えると褒めるように頭を撫でてくれた、ゆっくり引き抜き始めてくれたおかげで幾分か楽になった気もするものの完全に抜け切る前にまた押し戻されてしまう。



 その度に新たな刺激によって意識が飛びそうになったりもしたもののなんとか耐え凌いでいたのだが、次第に速度が増していきラストスパートに入ったようだった。



「ハッッ!出すぞ!その腹で受け止めろ!」



 その言葉とともに大量の精液が吐き出される感覚があったかと思うと同時に、強烈な尿意にも似た衝動に襲われて反射的に力を込めようとしたのだが、うまくいかずそのまま失禁してしまったのであった。



 ショワァア~ジョボロロ…… チョロロ……  



 黄色い液体が勢い良く飛び出して床一面に広がり始める中、それを見ていた蛇神が愉快そうに笑っていた。



「フハハッ!!良いぞ!!最高だ!!」



「あ…ぁいや、ぐすっ、恥ずかしい…」



 泣き出してしまった私の頭を優しく撫でながら蛇神は囁く。



「何を言う可愛かったぞ……もっと我に見せてくれ……」



 そう言って再び動き出す彼に翻弄される。
 何度も絶頂を迎え意識が朦朧とする中、彼は最後の一滴まで注ぎ込んでくれたようだ。



「ふぅ……これで孕んだかな?」



 満足げに微笑む彼の姿を見上げながら私は考える。



 きっと彼の言う通りなのだろう。
 私の全てが塗り替えられていく感覚に身を委ねながらもどこか幸福感を感じていた。



「ありがとう……ございます……」



 涙を流しながら感謝の言葉を述べると彼は優しくキスしてくれた。



「さあ、明日もたくさん愛し合おうな」



 その言葉にコクリとうなずく。
 これからも彼との日々は続いていくのだと思い知らされた瞬間だった。
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