僕の秘密 彼女の不思議

三五八11

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確率の高い偶然

会話、世界は、正解は

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彼女との関係は
「結婚を前提とした付き合い」
では、全くなかった。
お互いなんとなく
そんな事を考えてる感じ。
と言う雰囲気が皆無。
むしろマイナスくらいだった。

しかし、肉体関係はあり
デートもする。
しかし会話の中に
「10年後は、おばさんだから」
などなく
「海とかいつでもいけるし」
比較的、時間の経過は
無視して希望を話している
そんな会話が多かった気がした。
そのことについては
本能的に避けていたのかもしれない。
自分の病気とは、全く関係なく
彼女がなんの病気かも
全く知らない時から。

彼女の部屋でゲーム対戦中
「私に一生勝てないよ
 あなたが何歳かわからないけど
 絶対私よりは年下と思うから」
???見た目でわかるだろ??? 
「絶対勝ぁつ!
 年齢を超越した、俺の力を
 甘く見ない方がいいぞ!」
と冗談っぽく返した。

♫♫♫♫♫♫
スマホがなる。
[葉月さん MiG]と表示されていた。
MiGってなんだ?
サークルみたいなもんかな?
と、その時は思っていた。

「何?」かなりぶっきらぼうな彼女
漏れ聞こえる声
「何?って電話の出方があるか!」
『うわ、怒ってる。』と思った
引き続き電話の声が
「いくらあなたが私より年上
 とは言え私はあなたを
 監視し、場合によっては……」
急に聞こえにくくなった
いや、電話の向こうの声が
ごまかした。
「考えて見てほしい。
 折角好きな人と、好きな事してる
 そんな時に電話がなり
 しかもその電話かけてきたのが
  葉月さんだったから…
 でも、ゴメン。
 で、用事は、なんなの?」
言い方が
少し変わったくらいじゃない?
と思っていると
また電話の向こうの声が聞こえてきた。
「用事はまさにその
 好きな人と好きな事してる事
 が、どう言う事なのか
 わかってるのか?
 と言う事だ。」
「やっぱり、その事か…」
あからさまにため息をつく。
ここはあまりはっきりは
聞こえなかったが
「気持ちはわからないでもない。
 でも、お前の病気の事を考えると
               」
聞こえない、聴きたい。

「彼に聞かれたくないから
 声は小さくしてくれないか」
と彼女。「わかった」らしき返事
ここから全くきこえなくなった。
「言いたい事はわかった。
 でも、少しだけ
 ホントに少しだけ
 跡何年続くかわからない世界で
 この数年でいいんだ。
 多分、彼も……だと思うし。」
「記録だけの話だが
 何年も前に発症した男性が
 自衛隊基地で」
「わかってる!」
話をさえぎり続ける
「一度病院で見たと思う。
 男性はそう言う極端な行動に出て
 病気から逃げる事があるのは
 機関からの資料とさ
 たまに病院でも聞かされる。
 うんざりする時もある。
 そんな時は、やはり食べるんだ。
 私達の病気の場合、量が多くなり
 いろいろ問題もあるけどね
 ストレス発散にもなるから」
「私にはその感情はわからない。
 昇華する手段が根本的に違うから」
「ある意味羨ましいよ」
「羨ましがられるとさ
 褒めて欲しいとかない」

電話の向こうの声は
もう聞こえてこないので
彼女の話でしか判断できないが
かなり重い病気のようだ。
俺のもだけど…

「とにかく切るよ」
と彼女が言うと
声が聞こえた。
「お前の部屋は
 機関により、盗聴されてる
 その事を忘れるな!」
「わかってる!
 大きな声をだすなと
 言っただろう!」
ケンカして終わった

「あの、今の人が誰かは
 全く知らないし、わからないけど
 この部屋っぽい盗聴されてるの?
 しかも宣言されてるし
 なんか病気のこととか
 わからんことだらけてわ
 夜とかの事とかも
 全部聞かれてるの?」
「いろいろ黙っててゴメン」
「いや、いいんだ。
 って良くはないな。
 聞かせて楽しむ趣味はないし…」
とおどけて見せたが
彼女が泣いているのを見ると
「今日は帰った方がいいかな?
 それとも一緒にお風呂入るか?
 買い物いく?」
「ゴメン、1人になりたい」
「うん、また連絡待ってる」
「って、自分から連絡しない宣言
 してしまった」
 
しかし、運命ってあるのかな
一週間後に偶然
病院に彼女がいた
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