~前世の知識を持つ少女、サーラの料理譚~

あおいろ

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2話 2章 特性サンドイッチ

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 「あぁ!!…サーラちゃんてば、またっ!!?」
 その後をロンドは追いかけようとするも、足が縺れて地面に倒れてしまう。
 対してサーラは、止まる事もなく、瞬く間に目的の店に辿り着いたら、すかさず目当ての商品を注文しており、
 「…おじちゃん!…これ、頂戴!」
 「おう。…まいどあり。」
 「ありがとう!…次は…!」
 と受けとるや否や、再び走り出していた。次の店でも同じ行動を繰り返していく。やがて両手一杯の荷物を抱えながら、元いた席に戻ってくると、買ってきた物を取り出して並べていく。
 「なんだい?…こりゃ?」
 と村長夫妻も、彼女の様子を見つめだした。
 ようやくロンドも起き上がると、同じく机の上の物を眺めだした。
 そのテーブルの上には、食材が並んだ。
 ハム、レタス、チーズ、酢漬けの小魚の便詰め、平たく切ったパン一斤である。
 どれも上物で、質も良い。
 それからサーラは、簡単な調理を開始しだした。
 まず彼女はテーブルの天板に布を敷く。さらに平たいパンを一枚を皿変わりに置き、続けて他の食材も積み重ねると、最後にパンを一番上に乗せていた。
 それを複数個分ずつ作りながら、具材の中身を変えていく。
 一個目は、上から順番に、レタス、ハム、チーズ、レタス、となっている。さっぱりした味に仕上げていた。
 二個目は、真ん中の具に酢漬けの小魚を入れて、より酸味の味がする様に仕上げていた。
 三個目は、真ん中の具材に小海老の揚げ物を入れて、味を濃くして仕上げていた。
 そうして数種類の具材のサンドイッチが出来上がったのである。
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