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光の国に転生した闇属性の俺!?
66)ドキドキピクニック6
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「ん~!やっぱりルーナ嬢の作った料理は全部美味しいね」
「うん。これは確かに、王宮の料理人にも負けないくらいの腕だね」
「お褒めいただき光栄ですわ。今日の料理はうちの領地で育った野菜や果物をふんだんに使ってますの」
陛下は母の料理がお気に召したらしい。陛下の舌を唸らせる母の腕は王国一とも言えるだろう。俺も母の作ったサンドイッチを手に取り、口に運ぶ。サンドイッチには領地で取れたタッシュと呼ばれるレタスに似た野菜と、ボンポという森によく生息している魔物の肉が挟んである。このボンポの肉が美味いんだ。猪みたいな見た目で食べられる部位も多いのに、身は柔らかく食べやすい。平民の間でもよく好んで食べられる食材だそうだ。
この、ボンポのことを何故知っているのかというと、この魔物はゲームの序盤でも登場するからだ。魔物から取れる肉などは加工して魔物肉と呼ばれる肉に変わり、戦闘の際の回復によく使われていた。そんなゲームで登場していた魔物肉がここまで美味しいとは思わないものだ。
「美味しいかい?ナハト」
「はい、やはりお母様の料理はとても美味しいですね」
「公爵夫人は作物に詳しいことは知っていたが、料理も絶品なのだな。そういえば、フィオーレお父様とも学生時代に作物の研究をしていたと聞いたことがあるよ」
「え!?そうなのですか?」
確かに、母と皇后陛下は魔法の属性は同じだが性格がそこまで似ているわけではない。一緒に研究をしていたということはそれなりに仲が良かったというわけだ。
「そんなに意外かしら?」
「そうだねえ。私もフィオーレとルーナ嬢の仲の良さには何回も嫉妬したものだよ。それよりももっと君達の驚く話を聞かせてあげようか?」
「っ!!まさかとは思うがあの話をしようとしているのか!?」
「なんのことだい?何か心当たりでも?」
珍しく父が焦っている。昔の父の恥ずかしい話とかだろうか。陛下と父は幼馴染だと聞いているから俺の知らないような話をたくさん知っているのだろう。
「君の息子たちは興味津々なようだよ。ねえ、ナハト」
「ヒャイ!!」
急に名前を呼ばれて声が裏返ってしまった。何を考えているのか読めない陛下の表情に少しヒヤッとする。
「そんなに怯えなくても大丈夫だよ。君をそんなどうにかしようなんて考えてないから。だから、隣のお兄さんも殺気を私に放つのは止めてくれないかな。私は構わないのだけれど、私の護衛たちが反応してしまうんだ」
隣を見ると、顔の見えない黒子が短剣を構えて義兄の首元に構えているではないか。ずっとそばにいたことに気づかなかった。急に殺伐とした空気になる。
(もしかして俺のせいか!?)
「うん。これは確かに、王宮の料理人にも負けないくらいの腕だね」
「お褒めいただき光栄ですわ。今日の料理はうちの領地で育った野菜や果物をふんだんに使ってますの」
陛下は母の料理がお気に召したらしい。陛下の舌を唸らせる母の腕は王国一とも言えるだろう。俺も母の作ったサンドイッチを手に取り、口に運ぶ。サンドイッチには領地で取れたタッシュと呼ばれるレタスに似た野菜と、ボンポという森によく生息している魔物の肉が挟んである。このボンポの肉が美味いんだ。猪みたいな見た目で食べられる部位も多いのに、身は柔らかく食べやすい。平民の間でもよく好んで食べられる食材だそうだ。
この、ボンポのことを何故知っているのかというと、この魔物はゲームの序盤でも登場するからだ。魔物から取れる肉などは加工して魔物肉と呼ばれる肉に変わり、戦闘の際の回復によく使われていた。そんなゲームで登場していた魔物肉がここまで美味しいとは思わないものだ。
「美味しいかい?ナハト」
「はい、やはりお母様の料理はとても美味しいですね」
「公爵夫人は作物に詳しいことは知っていたが、料理も絶品なのだな。そういえば、フィオーレお父様とも学生時代に作物の研究をしていたと聞いたことがあるよ」
「え!?そうなのですか?」
確かに、母と皇后陛下は魔法の属性は同じだが性格がそこまで似ているわけではない。一緒に研究をしていたということはそれなりに仲が良かったというわけだ。
「そんなに意外かしら?」
「そうだねえ。私もフィオーレとルーナ嬢の仲の良さには何回も嫉妬したものだよ。それよりももっと君達の驚く話を聞かせてあげようか?」
「っ!!まさかとは思うがあの話をしようとしているのか!?」
「なんのことだい?何か心当たりでも?」
珍しく父が焦っている。昔の父の恥ずかしい話とかだろうか。陛下と父は幼馴染だと聞いているから俺の知らないような話をたくさん知っているのだろう。
「君の息子たちは興味津々なようだよ。ねえ、ナハト」
「ヒャイ!!」
急に名前を呼ばれて声が裏返ってしまった。何を考えているのか読めない陛下の表情に少しヒヤッとする。
「そんなに怯えなくても大丈夫だよ。君をそんなどうにかしようなんて考えてないから。だから、隣のお兄さんも殺気を私に放つのは止めてくれないかな。私は構わないのだけれど、私の護衛たちが反応してしまうんだ」
隣を見ると、顔の見えない黒子が短剣を構えて義兄の首元に構えているではないか。ずっとそばにいたことに気づかなかった。急に殺伐とした空気になる。
(もしかして俺のせいか!?)
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