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光の国に転生した闇属性の俺!?
3)属性
しおりを挟むなんか空気が重い。先程魔力測定?をたった今終わらせたばかりだというのにだ。
「ご子息様の属性は『闇』です」
「…」
「……」
「あぅ?」(闇…?)
え、なんか普通に格好いいと思ったのに何でこんな雰囲気悪くなるの?どんなRPGプレイしてても闇属性は強くない?
「あなた…」
「大丈夫だ、ルーナ。私たちの大切な子は誰にも手は出させない」
「やだ、何を言ってるの?とても格好いいじゃない♡ナハトちゃんの名前にもピッタリだわ」
「そうだった。君はそんなこと気にしない性格だったね」
目の前で父と母がイチャイチャし始めた。え、闇属性ってなんかそんな悪いの。確かにどんなゲームでも闇属性のキャラって何か過去に闇を持ってたりしてたけど、、、今の家族を見ているとそんなこと起きなさそうに見えるが。
「…彼自身の力がつくまでは周りには黙ってた方が良いでしょう。それこそ皇室には特に」
「ああ、大神官殿の言う通りだ。何を捨ててでもこの子を守るよ」
父にギュッと抱きしめられる。それから闇属性についての説明が大神官、アクリシスからされた。
まず、ここの国はリュミエール王国と言うらしい。リュミエール王国は通称光の国とも言うらしく、光の加護を受けて繁栄してきたそうだ。そんな光の国で闇属性というものは昔ほどはなくとも忌み嫌われる属性だそうだ。
(ああ、なるほど。だからそんな反応…)
家族や大神官があんな微妙な反応だったのはそういう理由があったらしい。ふむふむ、なるほど、生まれた時からかなり危ない橋を渡っているわけだ。幸い、家族には報われているためよしとしよう。
ただ、少し、少しだけだがこの世界に既視感を覚えるのだ。前世がこんな世界だったとかそういう訳では無いがこの世界のことを知っているような気がするのだ。
「まあ、レイニー家には光の騎士であるエドワード様もいらっしゃいますし安泰ですね」
「そうだな」
「……」
途端に暗い顔になる兄。
(…ん?光の騎士…リュミエール王国…?)
「あ、あうーーー!?!?」
こ、この世界は自分が前世プレイしていた『リュミエール王国と光の騎士~愛と魔法で世界を救え~』じゃないか!?!?
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