異世界で生きていく。

モネ

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はじまりの話

街散策と宿

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食事を済ませてから、コーヒーをゆっくりと飲む。
まずは宿を見つけてから街を歩こうか。
先程ギルドでもらった街の地図を見ながら
これからすることを考えていた。

「しつれいします。お済みのお皿お下げしますね。」

お姉さんがお皿を下げに来てくれた。
「もしかして旅のお方ですか?」
お姉さんはブレスレットと地図を見て思ったのだろう。

「はい、今朝ついたばかりで、初めての街なので。とりあえず泊まる宿を探そうかと。」

「それなら、お隣のお宿はどうかしら?
ごはんも美味しいし、お部屋も綺麗だし、部屋にトイレやお風呂もついているわよ。お値段もお手頃だし。」
「お隣に宿があるのですね、そこにしてみます、ありがとうございます。」
「女の子1人の旅は大変ね、休める時に少しでも身体を休めてくださいね」

お姉さんはニッコリ笑ってさがっていった。
ギルドの方もだけどみんな優しく親切だ。

カフェをでて、隣の宿屋にむかった。
看板には「梅の宿」と書いてあった。
梅?梅って元の世界の梅のことかな?
しかも漢字。
まぁ聞ける機会があったら聞いてみよう、もしかしたら過去の異世界転生人と関係があるのかも。

建物は石造りの3階建ての建物だ。
中に入るとカウンターに女性が立っていた。
「いらっしゃい!あら、可愛い女の子」
元気のいい女将さんだ。
「おはようございます、今日泊まるところを探しているのですが空いてますか?」

「おはようございます。もちろん!朝早くだからね、夕方とかになると満室の時もあるんだよ。よかったね、早く来て!ウチはごはんもボリュームがあって美味しいし、各個室にお風呂とトイレがあるからね、なかなかの人気さ」
元気な女将さんは宿の説明をしていく。こちらの世界では水回りは重要ということかな。確かに生きていくうえで大切なものだ。
これから宿探しの時はチェックしないとね。
「隣のカフェで聞いてきたんです!よかった、お風呂とトイレは魅力的です!」
「そうだろう、女性は特にそうだものね。
この街は水路が街を囲んでいるからね、水回りがとても便利で助かるのさ!街には温泉もあるしね♪」

確かに街は水路に囲われていた、近くに森もあるし水が豊かな街なのか。

「温泉あるんですか?素敵です!是非行ってみたいです!」
お風呂好きの私としてはこの街にいる間に行っておきたいスポットだ。
「あぁ、街の中の上の方だよ、ずっとこの前の通りを登っていくとあるさ、案内板もあるから時間あるときに行くといいよ」
「ありがとうございます。楽しみです♪」
「なんでも聞いておくれ♪それでこの街には何日か滞在の予定かい?」
「はい、ギルド登録をしたばかりで、初めての街ですし色々まわりたいので。」
「ギルド登録、冒険者かい?それなら連泊でとる方がお得だよ。ごはん1食付き、2食付きと選べるし。連泊にすれば当日にキャンセルや延長もできる。」
「すみません、まだ宿の相場がわからなくて。」
「ウチは1泊素泊まりで20G、3泊で50G、食事は一食プラス2Gさ。宿泊者には安く食事を出してるんだよ。」
「わぁ、素敵です!なら3泊でとりあえず。食事は一食分3日分いいですか?」
「もちろんさ、ありがとう。お部屋は3階の角部屋をとっておくね、鍵はこれね。」
そう言って女将さんは鍵をくれた。
「なにかと物騒なこともあるから部屋に金銭を置いて留守にしないこと、施錠はすること。」
「はい、ありがとうございます!」
「あとこのカウンターが受付のようなものだからなんかあればいつでもいらっしゃい。この横が食堂さ。夜には酒場にもなる、いろんな奴らがいるけど、私もいるからいつでもいらっしゃい。お部屋にはタオルとか必要なものはひと通りあるのだけれど、一度見て何か必要なら調達しといておくれ」
ニッコリ女将さんは笑うと説明が続く
「食事は朝食でも夕食でも大丈夫。部屋番号を教えてくれれば。追加で食事は注文制だからね。」
「はい、ありがとうございます!もしあればなんですが、地図とかありますか?」
「もちろんさ。はい、この街と周辺の地図だよ。」
「ありがとうございます!」
「いえいえ、何かあればいつでもおいで」

女将さんに見送られながら3階の部屋に行った。
部屋は6畳ほどの部屋にベッドとテーブルと椅子。クローゼットもある。
そしてトイレとお風呂。
清潔感のある素敵なお部屋だ。
窓を開けるとこの街の空気がすっと入ってくる。通りにあるからなのか、食べ物の匂いや通りに植えてあったお花の香りがする。
3階なので景色も良い。

少しゆっくりしながら、足りない物を調べて
街を散策することにした。
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