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第三章の話
今夜は嵐
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食後のお茶も飲んでゆっくり話してたらもう夕方近くなっていた。
お店を出て見ると少し風が強い気がした。
海沿いの街だから普段から少し強めだがそれよりも力強い風。
「なんか風強くなってますね。」
「ん?この風。」
「これはもしかして荒れるかもだな。」
「あぁ、この風とこの空。ちょっとギルド行くぞ」
「荒れる?はい!」
なんだろう、レンさんとジェイドさんの真剣な顔。
急いでギルドに入りギルマスと話す。
「ヴァル!この感じタイフーンか?」
「おお、お前たち。あぁ、さっき情報が入ってな。まぁまぁ大きなタイフーンらしい。今夜から近くなりそうだ。今街中に連絡と対策を急いでいる。」
「そうか。俺らは何したらいい。」
「ちょうど人がいっぱいいるからな、街の方は大丈夫だ、手伝いや作業にむかわせた。港の方もいってもらったんだがそのフォロー頼んでいいか?」
「あぁ。」
「もちろんだ。」
「はい!」
「モエちゃん!モエちゃんは宿に戻るんだ。」
「いぇ!私もお手伝いさせてください!」
「モエ、危ないから戻ってな。」
「ジェイドさんも異国から来たのに手伝いしに行くなら私だって。」
「モエ。港では船を陸に上げたりとか逆に海に浮かばせておくとか力作業になるんだ。ケイの手伝いをしてやってくれないか?宿の方もバタバタしてると思う。」
「レンさん。はい!わかりました。」
「俺も今夜は宿の方に泊まる。港の方が終わったら行くから。」
「はい!2人ともお気をつけてくださいね。」
「俺は今夜はギルドにいるからなんかあればいつでも言ってくれ。」
「ヴァルも気をつけてな。」
「あぁ、じゃぁみんな気をつけて過ごすんだぞ。」
挨拶をしてレンさんとジェイドさんに宿まで送ってもらった。
帰り道は更に風が強くなってきていた。
「あの、タイフーンてそんなすごいんですか?」
「あぁ、マリンは特にな。海沿いでガードするものがない。山に囲まれてたりすると壁になってくれるが、マリンは山はあるご反対側だ。タイフーンは海側からだいたいくるんだよ。」
「そうなんですか。」
「祭り前だからかドタバタだけど、人手はあるからな。そこが救いだ。」
「モエは宿から出るなよ。ケイに手を貸してやってくれ。遅くなるかもだから寝れる時に眠っとくんだ。」
「はい。」
「夜中怖くなったら俺の部屋においでね、モエ。」
「ありがとうジェイドさん。」
「軽くかわしたよね、今。」
「そんなことないですよ。」
ジェイドさんごめんなさい。
そろそろ話しは軽く交わすという技が身につきそうです。
ジェイドさんには秘密だけど。
宿に送ってもらうと、ケイさんがバタバタ指示を出しているところだった。
急ぐのでさっと話してレンさんとジェイドさんは行ってしまった。
私はケイさんのお手伝いで、客室用のランプの準備をした。
「ケイさんできました。ランプと食べ物と飲み物をテーブルに並べておいてお客様に取りに来てもらうんですね?」
「そうです。今他のスタッフたちがお客様たちに説明に伺ってます。あとお風呂も早めにすませておくように。私たちもみんな今日は宿にいるので、順番にお風呂と食事を済ませます。
モエさんもそろそろお風呂と食事を済ませた方がいいです。食事は一人一人お弁当みたいなものを作ってあるので、それを。あとは飲み物は沢山あるので、持って行って構いません。お部屋の冷蔵庫のものもすきに飲んで大丈夫ですし。ただ、夜のルームサービスは休止になります。小腹が減った時のためにダイニングの方で夜食を準備してあります。眠れない時など来てくださいね。私もこの辺に待機してるので。」
「はい!準備万端だし、サービスも素敵です。災害の時は眠れない人もいますもんね。私も眠れないときとか不安なときはここに来ますね。」
「はい、いつでもお越しくださいね。我慢しなくても大丈夫ですよ。」
「はい!ありがとうございます。」
「だいたい支度はできたのでモエさんはお風呂と食事をしてください。」
「はい、ありがとうございます。ではお言葉に甘えてお風呂と食事を済ませてきます。」
「はい、ごゆっくりお過ごしくださいね」
私は部屋に戻りまずスックとお風呂を済ませることにした。部屋の窓は頑丈な雨戸のようなものがしてあり、外は見えないが電気はつくので明るい。
でもいつ停電するかわからないそうなのでできることは早めにしておくのだ。
なるべくゆっくりお風呂に入って部屋着とかではなく今夜は服を着て動きやすくしておく。
お風呂の湯船はためたままにして、万が一の時使えるように。
美味しいお弁当もいただいた。
一緒に身体をあたためてくれるハーブティーも飲んだ。
スックも木の実をかじっている。
被害がないといいかど、こらばっかりは願うばかりだ。
なんかじっとしているのも落ち着かないな。
私はもう自分のことはなんとか終わったし、部屋も準備してある。
ケイさんの手伝いをしよう。
スックと一緒にダイニングにいるケイさんたちのところに行った。
お店を出て見ると少し風が強い気がした。
海沿いの街だから普段から少し強めだがそれよりも力強い風。
「なんか風強くなってますね。」
「ん?この風。」
「これはもしかして荒れるかもだな。」
「あぁ、この風とこの空。ちょっとギルド行くぞ」
「荒れる?はい!」
なんだろう、レンさんとジェイドさんの真剣な顔。
急いでギルドに入りギルマスと話す。
「ヴァル!この感じタイフーンか?」
「おお、お前たち。あぁ、さっき情報が入ってな。まぁまぁ大きなタイフーンらしい。今夜から近くなりそうだ。今街中に連絡と対策を急いでいる。」
「そうか。俺らは何したらいい。」
「ちょうど人がいっぱいいるからな、街の方は大丈夫だ、手伝いや作業にむかわせた。港の方もいってもらったんだがそのフォロー頼んでいいか?」
「あぁ。」
「もちろんだ。」
「はい!」
「モエちゃん!モエちゃんは宿に戻るんだ。」
「いぇ!私もお手伝いさせてください!」
「モエ、危ないから戻ってな。」
「ジェイドさんも異国から来たのに手伝いしに行くなら私だって。」
「モエ。港では船を陸に上げたりとか逆に海に浮かばせておくとか力作業になるんだ。ケイの手伝いをしてやってくれないか?宿の方もバタバタしてると思う。」
「レンさん。はい!わかりました。」
「俺も今夜は宿の方に泊まる。港の方が終わったら行くから。」
「はい!2人ともお気をつけてくださいね。」
「俺は今夜はギルドにいるからなんかあればいつでも言ってくれ。」
「ヴァルも気をつけてな。」
「あぁ、じゃぁみんな気をつけて過ごすんだぞ。」
挨拶をしてレンさんとジェイドさんに宿まで送ってもらった。
帰り道は更に風が強くなってきていた。
「あの、タイフーンてそんなすごいんですか?」
「あぁ、マリンは特にな。海沿いでガードするものがない。山に囲まれてたりすると壁になってくれるが、マリンは山はあるご反対側だ。タイフーンは海側からだいたいくるんだよ。」
「そうなんですか。」
「祭り前だからかドタバタだけど、人手はあるからな。そこが救いだ。」
「モエは宿から出るなよ。ケイに手を貸してやってくれ。遅くなるかもだから寝れる時に眠っとくんだ。」
「はい。」
「夜中怖くなったら俺の部屋においでね、モエ。」
「ありがとうジェイドさん。」
「軽くかわしたよね、今。」
「そんなことないですよ。」
ジェイドさんごめんなさい。
そろそろ話しは軽く交わすという技が身につきそうです。
ジェイドさんには秘密だけど。
宿に送ってもらうと、ケイさんがバタバタ指示を出しているところだった。
急ぐのでさっと話してレンさんとジェイドさんは行ってしまった。
私はケイさんのお手伝いで、客室用のランプの準備をした。
「ケイさんできました。ランプと食べ物と飲み物をテーブルに並べておいてお客様に取りに来てもらうんですね?」
「そうです。今他のスタッフたちがお客様たちに説明に伺ってます。あとお風呂も早めにすませておくように。私たちもみんな今日は宿にいるので、順番にお風呂と食事を済ませます。
モエさんもそろそろお風呂と食事を済ませた方がいいです。食事は一人一人お弁当みたいなものを作ってあるので、それを。あとは飲み物は沢山あるので、持って行って構いません。お部屋の冷蔵庫のものもすきに飲んで大丈夫ですし。ただ、夜のルームサービスは休止になります。小腹が減った時のためにダイニングの方で夜食を準備してあります。眠れない時など来てくださいね。私もこの辺に待機してるので。」
「はい!準備万端だし、サービスも素敵です。災害の時は眠れない人もいますもんね。私も眠れないときとか不安なときはここに来ますね。」
「はい、いつでもお越しくださいね。我慢しなくても大丈夫ですよ。」
「はい!ありがとうございます。」
「だいたい支度はできたのでモエさんはお風呂と食事をしてください。」
「はい、ありがとうございます。ではお言葉に甘えてお風呂と食事を済ませてきます。」
「はい、ごゆっくりお過ごしくださいね」
私は部屋に戻りまずスックとお風呂を済ませることにした。部屋の窓は頑丈な雨戸のようなものがしてあり、外は見えないが電気はつくので明るい。
でもいつ停電するかわからないそうなのでできることは早めにしておくのだ。
なるべくゆっくりお風呂に入って部屋着とかではなく今夜は服を着て動きやすくしておく。
お風呂の湯船はためたままにして、万が一の時使えるように。
美味しいお弁当もいただいた。
一緒に身体をあたためてくれるハーブティーも飲んだ。
スックも木の実をかじっている。
被害がないといいかど、こらばっかりは願うばかりだ。
なんかじっとしているのも落ち着かないな。
私はもう自分のことはなんとか終わったし、部屋も準備してある。
ケイさんの手伝いをしよう。
スックと一緒にダイニングにいるケイさんたちのところに行った。
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