異世界で生きていく。

モネ

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第三章の話

2人の帰還

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「ケイさん、もう全て済ませたのでお手伝いに来ました。なんかさせてください。部屋にいても落ち着かなくて。」
「あぁ、モエさん。」
ケイさんたちはダイニングにいた。
「外の風が更に強くなってきましたね、雨も降ってきたし。」
「そうですね、これから激しくなりそうです。レンたちも早めに帰ってくるといいですが。私たちも特にすることはないのですよ。実はこの宿の窓ガラス結界を張ったんです。その方が割れずに済む。雨や風の音などはするから怖いかもですが割れることはありませんのでご安心を。」
「そうなんですね!それは安心です。ここら辺は浸水とかは大丈夫なんですか?もし津波とかになったとき。」
「この辺は海と陸が段差を深くしてます。そして更に傾斜ができていて、階段を登った上にあるから結構な高さです。なのでこの宿の変は大丈夫でしょうが、この階段の下はわかりませんね。」
「そうなんですか、こわいですね。」
「大丈夫ですよ。多分港にも結界魔法を一応すると思うので。なにかあたたかいものでもだしましょうか。今夜は冷えます。」
「はい、ありがとうございます。」

ケイさんはあたたかいカフェオレを出してくれて一緒に飲んだ。
「レンさんはまだでしょうか?」
「レンはきっと大丈夫ですよ。心配ですか?」
「はい、行ったきり帰ってこないし、そんな中天候は悪くなるばかりです。」
「レンなら大丈夫ですよ。信じて待ちましょう」
「はい。」

バタンッ!
ビューーッ!!
バタバタッ!!

ドアの方から音がした。
!!

「ケイ!」
レンさんの声だ!!

「レン!おかえり。大丈夫ですか?ジェイドはんも。ずぶ濡れですね!」
ケイさんがパタパタと入り口に向かう。
私も後を追った。

「あぁ、雨風が凄くてよ。遅くなったな。」
「ヒドイ雨風だ。ずぶ濡れ。」
「お二人とも凄いびしょ濡れで。」
「レンさん!ジェイドさん!」
「おぉ、モエ。大丈夫か?」
「モエ!出迎えありがとう!」
「おかえりなさい。よかったです。無事帰ってきて。」
私は凄くホッとした。
「2人ともそのまま大浴場で温まってきてください。タオルなどは全てあるので使ってください。その間に何か食べ物と飲み物を支度するので。」
テキパキとケイさんが伝えた。
「おぉ、風呂入ってくる。」
「あざーっす!レンと風呂だ。背中を流し合ってくるよ。」
「誰がするか。」
2人で絡みながらお風呂に行った。

「私は食事の支度を。」
「あっ、私も手伝います!」
私とケイさんは2人の食事の支度をした。

レンさんとジェイドさんが戻ってきたところで、お弁当とあたたかい野菜たっぷりのスープ、そしてハーブティーを出した。
「どうぞ、お召し上がりください。お疲れ様でした。」
「お疲れ様でした。」

「あぁ、もらう。ありがとう。」
「いただいたます!」
2人は食事を始めた。
「それで港の方は大丈夫ですか?」
「あぁ、船も周りのものも流されねぇようにしてきた。港の奴らも安全な場所に移動したよ。港には人はいねぇ。一応結界魔法はしてある。」
「この階段下の通りも念のためみんな避難している。波も高くなってきてたよ。」
レンさんとジェイドさんが話してくれた。
「そうですか。レンは家の方は大丈夫ですか?」
「あぁ、物もねぇし、結界も張ってある。」
そっか、レンさんは自宅が。
「ではあとはここで嵐がさるまで待機ですね。客室のものは好きに飲んでください。今夜はルームサービスは休止なんですが、小腹が空いた時のためにこのダイニングで食事と飲み物はご用意しています。あとジェイドさん、部屋に戻る時にランプを持って行ってくださいね。停電の時のものです。」
「あぁ、ありがとう。食事や飲み物があるのはいいね!嬉しいよ。」
「いえ、他にも何かございましたらお申し付けください。」
ケイさんはジェイドさんに説明していた。
「モエは部屋で休んでなくていいのか?」
「はい、私は一度部屋に戻ってお風呂と食事はすませました。」
「そうか。まだこれから酷くなる。眠れる時に眠るんだ。」
「はい。」

レンさんたちが食事が済んでから、ダイニングにある暖炉の前でお茶をすることになった。
今夜はいつもより冷え込んでいるので暖炉がついている。
「皆さんお茶を入れてきましたよ。」
ケイさんが飲み物を用意してくれたのでみんなでティータイムだ。
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