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第四章の話
ジーナさん
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「恋人じゃねぇよ。」
「あらそうかい。まぁ頑張んな。」
ジーナさんがニヤニヤしている。
なんか読み取る力でもあるのだろうか。
「それで、私に用ってのはなんだい?」
「はい、ドクミダケ薬が欲しいのですが。マリンで調達は難しいので、ジーナさんのところで調達してきてほしいと依頼を受けました。」
「なるほどね、いいよ。」
「えっ、いいのか!?」
「即答ですね!」
レンさんとケイさんがびっくりしている。
「あぁ、私はこの子気に入ったよ。ドクミダケ薬は用意するよ。それより調合した品を見せてみなさい。」
「ありがとうございます!私がした物ですか?まだまだ未熟ですが。」
私はポーションを出した。
ジーナさんが吟味する。
「ほぉ。まだ駆け出しって感じだが、悪くないね。」
あとはブルーナさんに受け取ってもらった、ソープ、ヘアケア用品も出した。
「これはソープにシャンプーとトリートメント。もうこんなものまで作れるのかい?」
「はい、ただそれは私がただ自分に合った物を使いたかったので作っただけなので、完璧なものにはなっていません。」
「んー、良い香りだ。」
「わぁ、本当に良い香り」
フルリちゃんもクンクンとしながらそばにいた。
「あのよかったら使ってみて意見をもらえませんか?まだあるので、よかったらそれ使ってみてもらえませんか?」
「いいのかい?」
「はい!フルリちゃんも良かったら使ってみてくれる?」
「うん、ありがとう!」
「ありがとう、ではいただくよ。今お茶を用意するからそこの椅子に座りな。あんたらもね。フルリ、お茶の用意を。」
「はい!」
フルリちゃんが美味しいハーブティーとお茶菓子のクッキーを出してくれてお茶をした。
「それで、お前たちはどういう関係なんだい?」
「ブッ。」
レンさんが吹き出した。
「レン、口元拭いて。」
ケイさんがさっとハンカチを出す。
「悪りぃ。なんだよ。調合の話かと思ったらその話か。」
「いいじゃないか?有名な冒険者のレンとケイ。それにこんな美女を連れてたら恋人だと思うだろう。」
ジーナさんは優雅にお茶を飲みながら話す。
「モエとは俺が依頼の途中で会ったんだよ。マリンに行くって言うんでそれで知り合った。」
「それで宿泊先をと私の宿に連れてきてくれたんです。」
「なるほどね。で、モエはどちらが好きなんだい?」
「えっ?」
「この2人は強くてハンサムでどこに行っても目立つしモテる。そばにいて媚びるわけでもなく、計算して接してる感じでもない。」
「モエはそういうやつなんだよ。」
「モエさんはそういう感じではないですね。」
「んー、私、いまいち好きとかそういうのわからないんです。好きとか聞かれれば好きです!でもその、恋とか愛とかは。それよりも旅をして冒険者として経験を積みたいし、調合スキルもあげていきたいのが1番の思いです。」
「自分の考えを持ってるね、そこらへん頑固だ。」
「クッ。ジーナのいうとおり、モエは確かに頑固かもな。」
レンさんが笑った。
「それがモエさんの良いところですよ。」
ニッコリ笑うケイさん。
「自分の足で人生歩こうとする考えは嫌いじゃないね。気に入ったよ。せっかくだ、店の中好きにみるといい。ウチは他の薬屋にはないものがたくさんあるから気になったことがあれば聞いておくれ。」
「はい!ありがとうございます!」
嬉しい!いろんな薬品とかが見れる!
私はワクワクしながら店内を見た。
その間にドクミダケ薬の準備をジーナさんがしてくれている。
たくさんの種類の薬とかがあって興味津々。
「モエさん、楽しそうですね!」
「はい!こんなにたくさんの種類を見れる機会なかなかありませんから♪」
「フフッ。ジーナさんが初対面の人を木にいるってなかなかないんですよ。やはりモエさんにはなにか魅力があるようですね。」
「そうなんですか?でもジーナさんに気に入ってもらえたならよかったです。私もジーナさん好きです!」
「モエのそあういうところが人を惹きつける魅力なんじゃねぇの?」
レンさんも笑っていた。
しばらくして、ジーナさんがドクミダケ薬をらいくつか持ってきてくれた。
「お待たせ。今渡せる分だよ。」
「わぁ、初めて見ます。」
「だろうね、なかなか貴重なんだよ。まずドクミダケっていうキノコを使うんだがこれが見つけるのがなかなか大変でね。そして慎重に扱わないとキノコの質が落ちるんだよ。だから貴重な薬品なんだよ。」
「はい!ありがとうございます。代金はマリンギルドよりジーナさんへ振り込むそうです。大丈夫でしょうか?」
「あぁ、構わないよ。よろしくね。」
「はい!」
「あと2日ほどヨルダの街で過ごして帰ろうぜ。またジーナのところに来れる。」
「はい!嬉しいです!」
「ほぉ。そういうことかい。」
「ん?何がだ?」
「いや。レン。頑張りな!」
「あぁ。ん?」
「フフッ。レンに励ましのお言葉ですよ。」
?
謎のやりとりがあったが、私もよくわからなかった。
「あらそうかい。まぁ頑張んな。」
ジーナさんがニヤニヤしている。
なんか読み取る力でもあるのだろうか。
「それで、私に用ってのはなんだい?」
「はい、ドクミダケ薬が欲しいのですが。マリンで調達は難しいので、ジーナさんのところで調達してきてほしいと依頼を受けました。」
「なるほどね、いいよ。」
「えっ、いいのか!?」
「即答ですね!」
レンさんとケイさんがびっくりしている。
「あぁ、私はこの子気に入ったよ。ドクミダケ薬は用意するよ。それより調合した品を見せてみなさい。」
「ありがとうございます!私がした物ですか?まだまだ未熟ですが。」
私はポーションを出した。
ジーナさんが吟味する。
「ほぉ。まだ駆け出しって感じだが、悪くないね。」
あとはブルーナさんに受け取ってもらった、ソープ、ヘアケア用品も出した。
「これはソープにシャンプーとトリートメント。もうこんなものまで作れるのかい?」
「はい、ただそれは私がただ自分に合った物を使いたかったので作っただけなので、完璧なものにはなっていません。」
「んー、良い香りだ。」
「わぁ、本当に良い香り」
フルリちゃんもクンクンとしながらそばにいた。
「あのよかったら使ってみて意見をもらえませんか?まだあるので、よかったらそれ使ってみてもらえませんか?」
「いいのかい?」
「はい!フルリちゃんも良かったら使ってみてくれる?」
「うん、ありがとう!」
「ありがとう、ではいただくよ。今お茶を用意するからそこの椅子に座りな。あんたらもね。フルリ、お茶の用意を。」
「はい!」
フルリちゃんが美味しいハーブティーとお茶菓子のクッキーを出してくれてお茶をした。
「それで、お前たちはどういう関係なんだい?」
「ブッ。」
レンさんが吹き出した。
「レン、口元拭いて。」
ケイさんがさっとハンカチを出す。
「悪りぃ。なんだよ。調合の話かと思ったらその話か。」
「いいじゃないか?有名な冒険者のレンとケイ。それにこんな美女を連れてたら恋人だと思うだろう。」
ジーナさんは優雅にお茶を飲みながら話す。
「モエとは俺が依頼の途中で会ったんだよ。マリンに行くって言うんでそれで知り合った。」
「それで宿泊先をと私の宿に連れてきてくれたんです。」
「なるほどね。で、モエはどちらが好きなんだい?」
「えっ?」
「この2人は強くてハンサムでどこに行っても目立つしモテる。そばにいて媚びるわけでもなく、計算して接してる感じでもない。」
「モエはそういうやつなんだよ。」
「モエさんはそういう感じではないですね。」
「んー、私、いまいち好きとかそういうのわからないんです。好きとか聞かれれば好きです!でもその、恋とか愛とかは。それよりも旅をして冒険者として経験を積みたいし、調合スキルもあげていきたいのが1番の思いです。」
「自分の考えを持ってるね、そこらへん頑固だ。」
「クッ。ジーナのいうとおり、モエは確かに頑固かもな。」
レンさんが笑った。
「それがモエさんの良いところですよ。」
ニッコリ笑うケイさん。
「自分の足で人生歩こうとする考えは嫌いじゃないね。気に入ったよ。せっかくだ、店の中好きにみるといい。ウチは他の薬屋にはないものがたくさんあるから気になったことがあれば聞いておくれ。」
「はい!ありがとうございます!」
嬉しい!いろんな薬品とかが見れる!
私はワクワクしながら店内を見た。
その間にドクミダケ薬の準備をジーナさんがしてくれている。
たくさんの種類の薬とかがあって興味津々。
「モエさん、楽しそうですね!」
「はい!こんなにたくさんの種類を見れる機会なかなかありませんから♪」
「フフッ。ジーナさんが初対面の人を木にいるってなかなかないんですよ。やはりモエさんにはなにか魅力があるようですね。」
「そうなんですか?でもジーナさんに気に入ってもらえたならよかったです。私もジーナさん好きです!」
「モエのそあういうところが人を惹きつける魅力なんじゃねぇの?」
レンさんも笑っていた。
しばらくして、ジーナさんがドクミダケ薬をらいくつか持ってきてくれた。
「お待たせ。今渡せる分だよ。」
「わぁ、初めて見ます。」
「だろうね、なかなか貴重なんだよ。まずドクミダケっていうキノコを使うんだがこれが見つけるのがなかなか大変でね。そして慎重に扱わないとキノコの質が落ちるんだよ。だから貴重な薬品なんだよ。」
「はい!ありがとうございます。代金はマリンギルドよりジーナさんへ振り込むそうです。大丈夫でしょうか?」
「あぁ、構わないよ。よろしくね。」
「はい!」
「あと2日ほどヨルダの街で過ごして帰ろうぜ。またジーナのところに来れる。」
「はい!嬉しいです!」
「ほぉ。そういうことかい。」
「ん?何がだ?」
「いや。レン。頑張りな!」
「あぁ。ん?」
「フフッ。レンに励ましのお言葉ですよ。」
?
謎のやりとりがあったが、私もよくわからなかった。
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