サスケさん!異世界大奮闘記。

野良猫ワンワン

文字の大きさ
29 / 283

精霊と館の樹  6

しおりを挟む
やはり、予想していた様に
幹の外周はまばらに10~20プチの枝が上に伸びていた。
60セチ先に太い枝1本25セチ以上有る大枝?
枝じゃない幹だろう?
大木が林の様に規則正しく並んで伸びていた。

樹の声を聴きますと言いながら、セシルさん、エメリーさん、
アベル君、どんどん奥に行ってしまった。

{いくの、おしえるの}
{なにを}

{きるき}
{切る樹、教えてくれるの}
{いくのよ}
セシリアさん達は1本1本 手を当てて確認している。

{このおくの、みぎよ}
教えられた樹に触ると

{サスケさん、この枝です。切った後また明日来てください。芽が伸びています。
1本残して持ち帰ってください。切り残した株と切った枝の両方の切り口に
水袋の水で拭いて下さい。 つぎは6本奥です}

{切らせて頂きます}

「エメリーさん!バイロンマスター!こちらの樹です」
エメリーさん3人とバイロンさんは駆け寄り樹に手を当てお願いを始めた。

「バイロンギルドマスター」
「サスケ様バイロンとお呼びください」

「バイロンさん樹からの依頼が有ります。大き目の布をお持ちですか?」
「何枚かいろいろ持っております」

「この水袋の水で布を湿らせ両方の切り口を拭いて頂きたい」
アイテム袋から出した水袋を渡しながら頼んだ。

「必ずお言いつけ通りにいたします」

「お願いします。切る樹の目印はどうしますか?」
「今まで必要なかったので用意いておりません」

「それでは防具を樹の下に目印として置きます」
「エメリーさん・セシリアさん・アベル君・こっちだよ」
声を掛け先に進み樹に手を当てると次の枝(樹)を教えてくれる。

防具を武器のアイテム袋から出し下に置くと次の枝(樹)。
次の枝(樹)。
迷うとリーフが教えてくれた。
らせん状にどんどん奥に進むと、

{今日は終わり。エメリーを呼んで奥の樹の周りで落ち葉を集め下になっている
種を拾い集めてください。サスケさんが必要と思うところに植えて育ててください}
3人を呼び、樹の中心と思われる15セチも有る樹の下に行くと

{かぜのまほうであつめるのよ}
リーフの指示に従い、エメリーさんの風の掃除で落ち葉の山が出来
落ち葉の掃われた地肌に、薄緑色の夏ミカン2倍位の種が落ちている。
拾い集めて数えると65個も有った。
セシリアさん達は樹から聴いていたらしく 僕に全部渡したくれ
アベル君が、丁寧に樹の落ち葉をアイテム袋に仕舞っていた。

「サスケさん一度に樹の種を沢山見たのは3人とも初めてです。落ち葉も沢山、
枝の上を見て新しい若葉がいっぱい芽浮いているわ。素敵!!」
エメリーさんに自分が誉められた気分。

{そうなのよ}
「あれ?サスケさん精霊さんがいるの?」

「話せるのは今朝からで、昨日僕がこの世界に来た時、生まれてからずっーと
 一緒にいた様です」
「精霊の姿は見えます?何の精霊さん?」

「姿はまだ見えないそうで精霊さんは強いそうです」
「騙されて契約しないでしょうね」
「名前を付けてくれと頼まれたから、リーフと名付けました」

「本当に精霊様ですか?」
キャー痛い。
{エメリーうたがうばつなの}
「館の樹の結界の中で声を私に聞かせ痛くするのは本当に精霊さまね」
エメリーさんは分かった様子2人も話を聴いて
「サスケさんが種を預かるのは当然で精霊様の契約は重いのです。お父様たちが
お戻りしだい聞いてください」

エメリーさんににらまれ、セシリアさんに脅され1人アベル君だけニコニコしている。

「草木師の皆さんを手伝いに行ってきま~す」
アベル君に誘われて3人とも後に従った。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

〈完結〉遅効性の毒

ごろごろみかん。
ファンタジー
「結婚されても、私は傍にいます。彼が、望むなら」 悲恋に酔う彼女に私は笑った。 そんなに私の立場が欲しいなら譲ってあげる。

弁えすぎた令嬢

ねこまんまときみどりのことり
ファンタジー
 元公爵令嬢のコロネ・ワッサンモフは、今は市井の食堂の2階に住む平民暮らしをしている。彼女が父親を亡くしてからの爵位は、叔父(父親の弟)が管理してくれていた。  彼女には亡き父親の決めた婚約者がいたのだが、叔父の娘が彼を好きだと言う。  彼女は思った。 (今の公爵は叔父なのだから、その娘がこの家を継ぐ方が良いのではないか)と。  今後は彼らの世話にならず、一人で生きていくことにしよう。そんな気持ちで家を出たコロネだった。  小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。

【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました

佐倉穂波
恋愛
 転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。  確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。 (そんな……死にたくないっ!)  乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。 2023.9.3 投稿分の改稿終了。 2023.9.4 表紙を作ってみました。 2023.9.15 完結。 2023.9.23 後日談を投稿しました。

帰国した王子の受難

ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。 取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。

神は激怒した

まる
ファンタジー
おのれえええぇえぇぇぇ……人間どもめぇ。 めっちゃ面倒な事ばっかりして余計な仕事を増やしてくる人間に神様がキレました。 ふわっとした設定ですのでご了承下さいm(_ _)m 世界の設定やら背景はふわふわですので、ん?と思う部分が出てくるかもしれませんがいい感じに個人で補完していただけると幸いです。

どうぞ、おかまいなく

こだま。
恋愛
婚約者が他の女性と付き合っていたのを目撃してしまった。 婚約者が好きだった主人公の話。

処理中です...