サスケさん!異世界大奮闘記。

野良猫ワンワン

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ブルーノ大作戦  終了と思ったら-1 (15日目)

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ブルーノ大作戦  終了と思ったら-1 (15日目)

 ワァー!
ベッドから、落っこちた!
土のベッドが消えている?
落ちた先は草地の上、上半身起こすと、
自称、3美人姫がが僕を見下ろしている。
「おはようございます」
 ドガッ!ドガ!ドガ!

いきなり、蹴りの3連発。
「本当に、美人なの自称では無いわ」
 ドガッ!ドガッ!ドガッ! またも、蹴りの3連発。
「何が蹂躙の3匹なの」

 ドガッ!ドガッ!ドガッ!
またも、3美姫が蹴りの3連発。

{くす、くす}
{サスケ様申し訳ありません、リーフに教えろと言われたのでお話しました}
「違う3匹じゃなくて、蹂躙の3美姫だよ」

{リーフ、止めろ3人で3倍お仕置きだぞ}
{だいじょうぶよ}

{大丈夫じゃないの、1ヤル立方の堆肥を飛ばしているのに岩10個
飛ばせるだけだとウソをつく連中だぞ}

{ほんとうなの1ヤルの岩と土をとばしただけ}
{だから、だめなの}
 結局セシリアさん、エメリーさん、イシュタル3人の誤解を解いて貰い、
3美姫はゴロが悪いので3人の姫と呼ぶことで許して貰った。

 蹂躙の3人の姫なんて呼び難いのね、僕の心の中で狂乱の3戦姫と
呼ぶことで妥協する。

 草の上で完全に目覚めると昨夜ベッドで寝たよな?
昨夜あのまま寝てしまったらしい。土ベッドは誰が作ってくれたのかな?
ベッドは消えている?

{エメリーがかたずけたの}
{魔法で消したの}

{ベッドの片方を失くして草地に転げしました}
{ピーター止めるの}

{サスケ様に4人を守る様に命じられましたが、他の事はご命令有りません}
 ハァ~?
 3人のいなくなったテントの中で素早く起き上がり、外に出て当たりを
見回すと、テーブルは100列に増えて人の流れも前夜より早くなり
止まらなくなった。

 リーフに俯瞰で見せて貰うと、ブルーノ公爵側の集団が随分小さくなって、
列の終わりで200個以上の鍋で炊き出しをしている様で、食べ終わると
150人位の人がフレンズを持ち列に移動者を100列に並ぶ誘導をしている。
ブルーノ領兵も混じっている。 役務所の応援かな?
辺りを見回している僕にアベル君がクリーン魔法を掛けてくれ、
隣のテントに朝ごはんが用意して有ると連れていかれた。

 大テントが狭くなる丸テーブルと椅子が持ち込まれ、男爵夫妻、エリス夫妻、
エドガーさんバート隊長まで一緒にいた。
「サスケ、ご苦労だった儂らは済ませた。食べろ」
着席すると、エドガーさんが、自分のアイテム袋から料理を取り出し
給仕してくれる。  驚いている僕の顔を見て
「遠慮するな、ゆっくり急いで食べろ」 うぅん・ぇっ?

 食べながら、男爵の話を聞いている
マメリカ村に早く着き、魔物リサーチをしたが幾分密度が濃くなった程度で、
特に問題無く速く終わって、帰る前に大型魔物3匹見つけ狩った事や、
鉱山の作業場や右側坑道内は問題も無く再開できた。

 魔物基地跡の調査した所、左側坑道は完全に崩れ落ちていて、
崩れ落ちた土砂の上部から下の森まで表面は金属を含んだ鉱脈の塊で
埋め尽くされ運び出すだけで20年分の金属が産出で散る。

 光草ポット用に畑から光草10万株緊急採取を命じた事を聞かされ
昨日の昼過ぎから王都の賭け屋にブルーノ領民大移動が伝わり、
移動先もマドック領とばれたようで、賭けが始まり移動人数が10万人を
超す情報が伝わると倍率20倍から始まり取り消しになってしまうところ、
15倍で金貨2万枚が成功に賭けられ、王都で大評判になっていて
今朝は9倍で落ち着いていると教えられた。

「まさか、男爵は賭けていないでしょうね?」
「当然だ、王都のメイドに頼み4人分金貨1万2千枚を12倍で賭けたから
10倍に落ちた、ワァハハ」

「エドガーさんまで賭けはしていないでしょうね?」
「負けない金貨5千枚は魅力的です」

「バート隊長もですか?」
「当然です、負けなしに賭ける事は武人の鉄則です」
 2人ともニコニコしながら明るくお返事をしてくれる。
エドガーさんと、バート隊長は10倍の時に金貨200枚掛けたので、
それでサービスを僕にしてくれる?
まったく、男爵の下に・・・・・なしだよなぁー。

「開拓村の家が足りないと役務所と商会のメイドが騒いでおった、
今日はサスケたちの戻るまで順番に儂らが見ているから、速く用を済ませて
来るがよい」
 セシリアさんとアベル君、イシュタルは先に第7開拓村に移動して、
作業員に強化魔法を掛けに行った。

 ディナーコースの朝食を食べるとお腹が苦しいけれど仕事が山の様に有る
「移動民はお任せいたします。行ってきます」
 バート隊長とテーブルを片付けたエドガーさんは館に帰り、
男爵一行は椅子に腰かけ弱った移動民の強化魔法掛けを代行。

{リーフ魔物は}
{だいじょうぶよ}

「グレーテは賭けていないよな?」
「金貨4枚、10倍です」

「まさか、コンロイさん達が仕組んだ?」
「はい」
 頭を抱えたくなった、怪訝な顔をしたエメリーさんと2人で移動、
{ピーター}

 クィ。
 第7開拓村に着くと先に着いたセシリアさんとアベル君が3セテドの
ギルド予定地に集合した人達4万人が強化魔法を掛け終わったところで、
残った1万5千人にエメリーさんも加わり2重強化魔法を掛け終えた。
セシリアさんから
「サスケさん、別の開拓村に家を作りましょう」

「5千人くらいで昨日造った土壁家の屋根が出来上がったのでしょうか?」
「今日の昼間の作業者は5万5千人で、昨夜働いていた交代者は
 4万2千人です。今までに開拓村に着いて休んでいる者も7万人いますが
昼から作業に入ります」

 確かに、壁だけだった27か所の移動小屋から人の波が止まることなく
流れ出て来る感じで、2セドの広場に並んでいた受付テーブルも350に
増えているが3千人位溜まっている。

 頭の中で計算してみた、1時間で片方向移動小屋から送りだせる人数は1回
4人平均として1時間が100分で、1分が100秒くらい?
聞いていなかった。
1分4回転×4人×100は1600人×27で4万3千200人か?

 初めは大人だけ駆け足で出入りしていたから混乱して稼働数が少ないと
思うけれど5千人くらい戻したとして1時間で混乱は終了しているから、
計算上朝までに50万人以上移動したことに、領地境の人が少なくなって
いるのは当たり前か。
50万人!
大変だ!!
耕作地が絶対数不足する。セシリアさんの言う通り耕作地と家造りだ!!!
・・・
・・

 待てよ?
計算が合わない、計算上移動者は完了しているはず?
セシリアさんの作業者数は約17万人?
移動者数が少なすぎるのかな?
今朝の領地境起点にまだ8万人以上残っていた計算が合わない、
移動手順が狂ったのかな、よそから来たのかな?
首をひねっている所に、部下を30人連れてメイドさんと、
藁ベッド係担当下職が小走りで集合。。。

「サスケ様、干し草をベッド20万個頂きましたがとても足りません。
20万個分追加して頂けますか?」
 藁ベッド担当係に頼まれ、急いで5人輪になりアイテム袋から刈り取った
草を分別、乾燥、20万個分を1千個の小草団子に作り、藁ベッド係りの
アイテム袋へ送り込み20万個分もどうするのかメイドさん尋ねると、
驚いた顔で、、、
「サスケ様、現在25万開拓村に移動済です。あと15万人移動すると
伺っています」

 家を割り振られた家族の中には、木のベッドだけの家が出始め急いでいる。
シーツ布は集まり昼までにカットが終わり届くが、上に掛ける物が不足して
いるので、
マメリカ村から魔物のなめし皮を大量に届けてもらう手配が済ん出いる。

 ベッドメイキングは、移動民の年長子供が光草ポットの手入れをした後、
作業予定地区に集合している、大人の女性合わせて2万8千人が
20人ずつの1千400組になり作業するので今日中に完了する。
報告され驚いていると、、、
僕の前に大き目の耳を力なく垂らした藁ベッド係担当下職が
「サスケ様申し訳ありません」
 うなだれて謝罪したまま動かない。
急いでいるので謝罪理由を話す様に急がせた。
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