サスケさん!異世界大奮闘記。

野良猫ワンワン

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ブルーノ大作戦  終了と思ったら-8

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第7開拓村の役務所横に飛び、光草が輝く中で受付に1万人くらい集まり
移動小屋に列を作り並んでいる。

「グレーテまだ受付が終わっていないの、あの列は?」
「今ならんでいる人達は、拡大農地の家に向かう人たちです」

「まだ屋根も出来ていないでしょう?」
「半分終わっていますが、早く自分達の家が欲しいと望まれ、明日中に
屋根が出来るので、区割りの済んだ2万8千300軒と年寄りや狩師家族
などが農地付き住宅に4千家族移住を決めています」

「明日造る農地の家造りに人手は出せますか?」
「今日移住する人も屋根が出来次第、他の屋根作りに参加します。
昼食付きで小銀貨6枚は、大家族にとって1日でも好条件です」

「窓も扉も出来ていないのに?」
「雨の日に中を、雨が降るまでの明日の夜に窓や扉を隣同士協力して
作ります。光草ポットや家庭魔法石・食料も50日分・ベッドも人数分
用意されていますので誰も苦にしていません」
明日の夜は笑顔の家族が多い事を願いながら役務所に入った。

役務所に入ると奥のテーブルに男爵とセシルさんの姿が見えたので
側に行くと席に着かされる。
エールを出されると同時に移動担当者が飛んで来て僕たちに説明を始める。

「ブルーノ領民の移住者は29万2千127人・ブルーノ公爵家人182家族
7千427人・郷士族11万6千485名・レギオン族2万6千名です。
集計後の移住者は有りません」

「182家族で7千427人? 1家族40人は変ですね?」
「1家族の養子になりお金を出し合って移住民登録をして忠誠を返して
出て来たようです」

「よく裏技を知っていましたね?」
「中級以下の役務所員は全員逃げ出した様でこの者達が教えたのでしょう」

「マドック領に入る登録は混乱しなかったのですか?」
「実務に詳しいブルーノ役務所員が各村やギルドで
使われたデーターを役務所の1台のフレンズに書き移して、他のフレンズは
総てマドック領に持ち込んで移住者の分別を応援してくれました」

「フレンズを持ち出して問題にならないのですか?」
「フレンズや計算石は神殿より貸し出された物です。売買は出来ませんが
移動は自由です。使用を神殿に申請するだけです」

「それで許可は取って有るの?」
「ブルーノ領司祭様が許可を与え、持ち出してきました。
役務所に1台郷士族の届けた1台と領地境の関所小屋に村人が置いてきた
1台の3台がブルーノ領に残っています」

「孤児の数と状態は?」
「6千411名で、衰弱した者はエマ様が手当てをした後マドック市の
樹の宿に分散して宿泊させています」

「引き受け家族は居なかった?」
「2千850家族以上引き取り希望が有りましたが、落ち着いてから
預ける審査を行う予定です」

「獣人族の人数は?」
「直接マメリカ村に向かってしまった方もいますので正確では有りませんが
獣人1万9千328名・混血3万2千638名で200名ほどマメリカ村に
受付をせず移動したようです」

「レギオン族を除いて46万8千人。報告有難う」
「46万8千人助ければ良い。出来る事をする、サスケ、そうだな。」
「はい」

「ならば、46万8千人どうする?」
「先に第7開拓村に収容している人員分の土地を開拓します。
雨が上がりしだい村を建設しますが、25ヤルドのマドック市並みの村を
作るか9ヤルドの村と4ヤルドの村を周辺に造るか決めかねています」

「大きな村は管理が楽だが、大型魔物に襲撃された時は被害が大きすぎる、
ギルド民の為に第7開拓村を20ヤルドに拡張したまま、拡張希望の村と
他に9ヤルド村3~4村と周辺に4ヤルド村を造ると良かろう」
「マドック市の民と合わせて55万人食べさせる工夫をしなければ」

「サスケ兄さん、資金は出来ます。金貨25万枚は硬いでしょう」
「金貨25万枚の出所は?」
「おしゃべりアベル!」
エメリーさんに叱られ、いきなりしょげた。

「アベル、何時賭けたのだ倍率は?」
「サクケ兄さんが寝ている昨夜、賭けギルドの人が様子を見に来たと
聞いたので、3万2千300枚賭け倍率は8倍以上と言っていました」

「我が息子良く賭けた!ワッハハ」
3人の生き残り用軍事資金を使う?度胸の良さ?ずれているよ絶対に!

「サスケ元金の3万2千300枚をアベルに渡して後は自由に使ってやれ」
「儲けを全部貰って良いのですか?
「そのつもりで賭けたのだろう、許してやれ」

「クラウス男爵様に、雨の日以降も使わせて頂く様になるので、
よろしくお伝えください」
「伝えておこう」

「家が足りない。セシリアさん、アベルくん、エメリーさん、イシュタル行こう」
ドガ!
バカーン!
ダブルパンチ。
「さんはいらない、慌てるな」

「16万人増えているんだよ」
「調子に乗って何軒造ったか、よ~く考えて」
エメリーさんに言われてよ~く考えた。
公用地を除いて造った2地域、農地として造った2地域、フルに造った4地域、
合わせて第7開拓村に3万6千700軒造った。
無理やり12人住む予定だったが、8人でも29万人楽に収容できる。

レギオンさんは意見に30人で生活用品は要らないと言って第16開拓村の
住宅に移動したし、2万8千家族移住したことは殆んど家にいる計算?

思わず顔を上げてアベル君と見合わせる。
アベル君も眼で、女性陣も同罪だよねと、言っていた。

「グレーテ、ベッド作りは終わってしまった?」
「木工師移動者の応援を受け今日中に終わる予定でしたが、
マドック市応援者の銀貨よりベッドを求める希望がでました。
予備と将来改良を加え商品化予定分含め、50万台明日の昼までに作ります」

「サスケさん、自分が選んだ人達を信頼しなさい。方向を示すだけで後は
任せるの。。。  今のマメリカ村は、薬草畑とお金や食堂を預かる
見習いメイド2名で動いています」
セシリアさんの忠告は痛い・・・!僕の向かう道も決まらないのに、
問題が山積みで見失うところだった。

「グレーテ、今何人直接使っているの?」
「護衛メイドは12人ですが、職務メイドを別に10名。さらにその部下として
見習いメイド36名下働き、72名訓練中です、他に候補者120名
応援者として働いています」

「館のメイドさんは大丈夫なの?」
「館から移動したメイドは16名と見習い8名だけです。
サスケ様の命令で退職メイドを8名教師として雇い訓練をしています」

「そんなに多くの人数どうしたの?」
「サスケ様の募集を知った応募者が溢れエドガー様が、面接を一時中止
している程の人気です」

「給与の支払い金貨は、館から出ているの?」
「まだ正式に決めた者は王都商館の1名だけで、サスケ様からお預かり
している金貨より、各人支度金として銀貨25枚与えたのみです」

「直接任命する者以外、グレーテに任せる。金貨の足りない時、何時でも
声を掛けて下さい」

「サスケ兄さんでも、気付かない事が有るなんて驚き」
「頼んだことの確認が出来ていないから反省です」

「毎日、計画変更する事が起こり対策が先になってしまう、仕方が無いわ」
セシリアさんの慰めに、心が温かくなる。
ドガァ!
エメリーさんに蹴飛ばされた、勘鋭すぎ。

「サスケへ報告が無ければ館に戻り食事にしよう」
男爵は先に消えて移動。

{きさんがお願いなの、お水}
僕たち5人も
移動。

クィ。
南口門外。
掘りから大水球を10個分取り出して樹の宿に行き、少しの水肥料を混ぜ
10本の樹の宿に上か水を掛けてあげる

{だいじょうぶ、よろこんでいるわ}
「サスケさん、私とアベルと3人が先に屋敷に戻ります」
イシュタルを残し消える。
イシュタルと手を繋いで、
移動。

クィ。

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