サスケさん!異世界大奮闘記。

野良猫ワンワン

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ブルーノ大作戦  終了と思ったら-7

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2体のレギオンさん達と入れ替わりに郷士さん15名がイシュタルの前に
一斉に跪き代表らしき人が
「イシュタル様に命を捧げお仕え致します」

「テイロン無事に助け出され良かった。私は指導者では有りません。
別な存在・完全に思い出していません。これからはサスケに従ってください」

「御意志のままに、サスケ様に従います」
おいおい、何事だ、イシュタル男爵以上の無茶振りだろう。
「郷士の方も立ち上がって教えて下さい」
全員片膝を着いたままの姿勢をして僕に眼を向けて来る。

「テイロンさんは郷士のリーダーで間違えないのですか?」
「郷士戦闘団第1組の長で導師では有りません。導師はサスケ様です」

「郷士が良く理解できません。土地の騎士ですか?導師と長の違いは?」
テイロンさんから郷士の簡単な説明を受ける。

イシュタルを神と崇める集団が、森の民と呼ばれるレギオン基地を人から
遮断したり、神殿を守るために創られた組織が郷士の始まり。
魔族との戦いや人族の戦いで神殿は失われ、神は隠れると同時にレギオンも
森の中に消えてしまったが、神殿の有った土地に根付いた組織の人達は
神殿跡と森の民を守るため10村に分かれて村を造り暮らしていました。

各村長を長と選び最後にイシュタル神の命を受けた人を導師としてか、
10村の導師として従ってきた。

ピュロス国が起こり3代目の王と交戦した後郷士戦闘団として導師が
北東辺境地区の土地を自由に使う代わりピュロス家に敵対しない誓約をした。

郷士戦闘団村が出来て以来イシュタル様のご意志を伝える者として
第1村に導師が住み指導者として10村を束ねていた。
郷士戦闘団と呼ばれることはピュロス家と繋がりを持ってからで、
現在郷士戦闘団は第1戦闘団から第10戦闘団までの10戦闘団として
村長は戦闘団長と名乗る様になった。

イシュタルが農場に現れた時は次期導師として尊敬を集めていたが、
公爵家に囚われても前導師の争うなとの指示で助けられなかったが、
昨日の呼びかけで移動していたことが正しいと確信できた。

「呼びかける前から移動していたのはなぜ?」
「前導師がブルーノ領地からイシュタル様が他の土地に在る時は獣人族と
共に移動する様に命じられていました」

「どこから教えられたのですか?」
「王都からマドック家に居られると獣人族の連絡が届いた日に準備して
翌日から移動を始めました」

「それで早く移動出来たのですか?」
「炊き出しに加わる人を途中で加わり遅くなってしまいました」

「助けてくれてありがとう」
「イシュタル様の命に従っただけです」

本当にイシュタルは神? なの
顔を見たが知らんふりして次と顎をしゃくり僕に命令する。
「ブルーノ公爵家に誓約を返したそうですが王家に返したことに成るのですか?」
「誓約は王家に誓いました。ブルーノ家は代理人です返しました」

「マドック家に敵対しない誓約は出来ますか?」
「サスケ様は導師のご命令です。第1戦闘団から第10戦闘団全員
マドック家に敵対致しません。誓約を致します」

第一戦闘団長から第10戦闘団長全員が跪き誓う。
「アベル君これで良い?」
「マドック家は郷士戦闘団の誓約を受け領地に受け入れます」

「郷士さんは何人いるの?」
「12万2千176名いましたが移動出来た人数は11万6千485名です」

「6千名は残ったのですか?」
「ブルーノ公爵家に捕らえられ殺されたり奴隷とされました」

「殺された?」
「争ってはいけないとされていました。移動を開始する前から税の取り
立てとして村から逃れず残っていた年寄りを奴隷として連れていきました」

「途中の村で餓死者は居ましたか?」
「途中の村には移動使者を送るだけでしたが、餓死者は出て国道沿いにも
餓死者を見かけ多数浄化しながら、助けられる者を加えて移動してきました」

「助けられた者と浄化してくれた人に代わり感謝します」
5人で黙とうしていた。


「マドック領で希望する事は?」
「出来ましたら、第1戦闘団はイシュタル様のお近くに、、、
村は戦闘団ごとに配置して下さい」

「他には?」
「有りません」

「村の配置は考慮します。移住条件は他の移住者と同じ条件です。
神殿はイシュタルが望むまで造りません」
「承けたまりました」

郷士さんと入れ替わり、ブルーノ市ギルドマスターさんや狩師マスターさん、
他の人は各村の村長さん代理のリーダーをしている人達だった。

「サスケ様ブルーノ市ギルドを代表して又ブルーノ移動民を代表して
マドック家に忠誠を誓います」
20人を超す人が一斉に跪きアベル君に忠誠を捧げる。

「皆さんの忠誠を受け入れます」
アベル君は決まりごとの様に忠誠を受け入れる。
「サスケ様ギルド会員はマドック市のギルドの援助を受けながら、
今後の事を決めることに成りました。有難う御座います」
農畜ギルドマスターのグレインさんが僕たちに頭を下げると全員頭を下げる。

「他の農家や狩師の方も前日の条件を受け入れたのですか?」
「狩師ギルド全員はサスケ様のご指示に従います」
「各村人を代表致しまして、有難くご提案をお受けいたします」

「サスケ様、ブルーノ家に忠誠を返した我々にも働く場所をお与えください」
「誰の代表ですか?」
「ブルーノ公爵家につかえていた従者とメイド、下職や役務所員、領兵です」

「第7開拓村で確認しないと答えられませんが、マドック家に
雇用されなくとも商会や各ギルドで働くことが出来ます。
見習いからでも能力を示す事を出来ればその地位を提供されます。
8万人の領地に30万人以上の人が1度に入ってましたから、あらゆる職種
で募集や仕事が出来ます。
職場の準備ができるまで農業の手伝いも多数必要で今日までに新規拡大農地
28ヤルド造り、1ヤルドに約1千区画の農地を分割して2万8千軒以上の
農家を今日から受け入れています。
明日から40ヤルドの農地を造り出します農地の家が間に合うところから
移住して頂きます」

村人と役務所の人間は涙を流しながら頭を下げた。
「獣人族の皆さんはマメリカ村の族長と話し合ってください。混血族の人は
できるだけ商会に入り人族と暮らして下さい」

「獣人族と混血族を代表致しましてイシュタル様に命を捧げます」
獣人族と混血族の3人がイシュタルに跪く。

「これからはサスケの命に従って下さい」
「これからの細かな事は第7開拓村で担当と打ち合わせして下さい」

全員一礼後、片方向移動石小屋に向かって行く。
領地境にはもう人影も無く受付も片付けられている。
移動メイドさんと従者6名が残り、移動応援者や狩師などに貸した
アイテム袋を持って僕の所に来た。

「サスケ様、空にしたアイテム袋20個と用途別に品物を入れた
アイテム袋15個です」
「ここにマドック家に移住される方用に小屋を造ります。1千人程度の
移住者用品物をアイテム袋に入れ直し、残りは緊急事態用として
第7開拓村にいる担当者に渡してください。ご苦労様でした」

僕たちのいる大テントをテント職人さんが片付け始めている間に、
受付付近を小高く土盛りをして1セテドの広さを造り、2軒1棟の
土壁家を2棟背中合わせに造り第7開拓村まで2ラインマドック市まで
往復2ラインの片方向移動石を設置する。

防御の為に外側に2セチの土提を2重に造り上げて、
受付の移動石を回収して移動用土壁小屋を壊す。
手収作業しているメイドさんから空のアイテム袋18個受け取り
小屋の屋根や常駐員の手配を頼み第7開拓村に移動。

{ピーター}
クィ。
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