サスケさん!異世界大奮闘記。

野良猫ワンワン

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ブルマン子爵領引き継ぎ-2

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エメリーさんの側に戻ると男爵とセシルさんも待っていて
「サスケ、済んだな。立会人は王都に帰りたいと泣き叫んでいる。
エドガーとセシルでマドック市の移動小屋まで送らせる。
儂と役務所員はブルマン市に急ぎたいので、片方向移動石を
臨時設置して移動を助けてくれ」

男爵の求めに応じて、3か所の溝に落ちた敵兵の遺体を4人で
輪になり浄化クリーン、残された武具やライフカードを移送で
アイテム袋に仕舞い込み、半ヤルの溝も3か所埋め戻して、
土カマクラを2個造り片方向移動石を設置。

リーフとピーターの俯瞰イメージを利用してブルマン市南門口に移動。

クィ。
中心部のブルマン邸前の空き地に移動。
土カマクラを8個造り片方向移動石を設置するとエメリーさんが
男爵を呼びに戻る。その間にセシリアさんが大岩を結界に落とし
破壊する。

人々が恐る恐る集まりだすと男爵も領兵と役務所員を連れて
移動してくる。
僕たちは第1マドック市の南口に移動。

クィ。
南口外の移動石小屋にブルマン市移動石3ラインを設置して
戦場跡に移動。
「サスケ様、旧ポコラル領ベルテル市北西半マル地点の国道付近に
魔物の大軍が現れました!」

「ベルテル市は大河向こうの第2都市でしたね?」
「そうです。第2都市ですが防御はおざなりになっています。
中心部まで7ヤルも離れていません」

「市の付近に重要な施設は有りました?」
「人口1万8千人のベルテル市以外は3級国道の橋が有るだけです」

「魔族が陽動に使ったけれど僕たちの発見が遅くなっただけかな?」
念話リングで男爵に報告して、4人で見に行く事にする。
{リーフ、ピーター}
移動。

クィ。
第3マドック市
俯瞰イメージを使いベルテル市北口門に移動。

クィ。
北西の魔物を俯瞰イメージで見せて貰う。デ・水竜? が3頭。
大河から2ヤル離れた草原に水性魔物を運んでどうするのかな。
セシリアさんもエメリーさんも理解不能?

おまけに正面に長い棘を突き出し全身棘だらけのワニ顔魚や、
ワニ口が長く鋭く尖り薄い鰭で滑空している鱗ワニ魚?
鋭い2本の爪を伸ばした足が8本のワニ尻尾は鰭状で上下に
振りながらジャンプして前に進んでいる。

デ・エビカニは見当たらなくデ・棘ワニが一番小さく体長3セチ程で、
他の魔物の体長は5セチ前後の大型魔物だが、デ・水竜は他の魔物に
比べ、非常に大きいが、それらが2ヤルドに広がり2万匹以上の
大集団でベルテル市に向かって来る。

倒れ潰された草の先を辿ると、1マル先隣の男爵領の大森林縁付近から
現れて、こちらに向かって来た様だ。
{リーフ、ピーター}
移動。

クィ。
魔物軍団の後ろに移動して、リーフとピーターからの俯瞰イメージを
利用して4人で輪になり探知、拡大探知で確認すると短槍を魔物軍団に
突き出し意識を合わせ。
サンダー・スピア・ストーム!!!!

明るさはビック・サンダー・コラムより暗いけれど雲の無い空から
無数の太い雷が魔物目がけ突き刺さっていく。
バァバァバ・ババァ~ン!
ドォドォドドド・ド・ドォーン!
3ヤル以上に広がりサンダー・スピアが吹き荒れている。

落雷の収まった草原の魔物を探知確認する、デ・水竜は弱っているが
まだ倒し蹴れていないが、他の魔物は総て暗い探知に変わっている。
デ・水竜を深探知して魔力の塊を見つけ、
ビッグ・サンダー・ダブルスピア!
1匹のデ・水竜に命中。
明るかった魔物反応探知は暗く消える。

セシリアさんとエメリーさんは大型バス2台分の大岩を2個
投げつけるが、効果は薄く残念がっている。
ビッグ・サンダー・ダブルスピア!!

残りの2頭も倒し4個の大超量アイテム袋に種類ごとに回収をする。
{サスケ様、お願いが有ります}
{どうしたの、ピーター}
{北の大森林縁で異変が現れ、木が魔物化する恐れが有ります}

頭の中に俯瞰イメージが送られてくる。
3人にも共有して貰い見ていると、大森林奥に巨大な木が1本
そびえ立ち付近の木も半分くらいに大きく育ち、縁の方に
育っている木と比べると電柱とエンパイア・ビル位の差が感じられる。

{ピーター、僕の目視感覚は正しい?}
{はい、巨木を中心として5マルド四方にマナ・魔素異常の
影響が出ています}

{僕たちのせい?}
{遠い東にもマナ・魔素異常を確認しましたが、詳しい事は不明です。
木の巨大化は地表か浅い地中に膨大なマナ・魔素が出現した結果です。
マナ・魔素の拡散が遅く巨大化を防げませんでした}

{まさか、切り倒せと言うんじゃないでしょうね?}
{5マル四方の木を切り倒し回収して下さい}

{移住者用開拓村を先に造りたいけれど魔物化するまでの時間は
どのくらいかかる?}
{出来る限り早くお願いします。マナ・魔素が少なくなり巨木が
他の木からマナ・魔素を奪い始めると急速に魔物化致します}

当分肉体労働決定だな。
{リーフ、ピーター}
移動。

クィ。
ブルマン邸の横に移動。
近くで警備している領兵に男爵の所まで案内して貰う。
領兵のキビキビした動作に感心して役務所まで案内される。

男爵に会い、念話で伝えた魔物退治以外に大森林の一部魔物化する
恐れの有る事など話すと、、、今夜家族会議を開くことに決まり
移住を急ぐ開拓村を優先して造るように頼まれる。

ギルドや役務所の請願は明日聞くことになり、ブルマン市は
第3マドック市に名称変更して周辺の開拓村の中心地にする。
ポコラル市の第3マドック市は
ダリル市にして統合子爵領地の中心地とする事になった。

役務所で部屋を借りてお弁当を食べる事にする。
男爵が戦闘の終える時間の判断が出来なかったので領兵や従者の
昼食準備をしていないと話しだしたので、役務所員を呼び、
大アイテム袋6個に朝・昼・夕用お弁当を各食500食入れ、
役務所用に空の中・小容量アイテム袋角10個預ける。

アイテム袋を受け取った役務所員から、ブルマン役務所と、
ブルマン邸に残されていたアイテム袋を2個受け取る。
食事中のイシュタルにアイテム袋を開けるけて貰うと金貨
12枚分の少額貨と銀製らしい食器の入っているアイテム袋
だったので第3マドック邸と役務所で使う様に返した。

食事中の僕たち以外いなくなった部屋で男爵が
「魔物化した大森林の為に、大森林縁の騎士家に被害が出たらしく、
今朝、儂らと入れ違いでクメロ村に来て村長にマドック市まで
案内されたと、セシルから連絡が有った」

「魔物被害ですか?」
「詳しい事は聞いていない、市を捨て移住を決意した様だ」

「マドック家で受け入れるのですか?」
「騎士家領主と話す必要が有るが、難しい話になる。
住民、共々マドック領で暮らすにはマドック家の寄子になる以外
認められない。
王騎士家の条件は王家に忠誠を捧げている、マドック家の寄子に
なるには・・名目は王家に忠誠を捧げるが、実質的には
マドック家に忠誠を捧げる事で、貴族間のバランスが崩れる事を
王宮が許すか判断できぬ」

「お父様、他はないのですか?」
「エメリー急ぐな!、問題を少なく解決させるのだ。なサスケ!」
「はい、男爵の言う通りです」
能力越える仕事を要求するブラック男爵顕在だよ。

「食事も済んだ、ゆくぞ!」
慌てて食べかけのパンを飲み込み、エールは手に持って部屋の外に出る。
「セシリア達は開拓村を頼む」
僕たちも役務所の外に出てリーフに俯瞰イメージを送って貰い、
将来拡大予定の第3マドック市北門口予定地に移動。

クィ。
予定地に移動、堀と築堤見込みの両側に1ヤルドの広場を造り
内側に6個、外側に24個の土カマクラを造り片方向移動石を
設置する。
移動。

クィ。

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