サスケさん!異世界大奮闘記。

野良猫ワンワン

文字の大きさ
238 / 283

領地再建は、開墾開拓また開墾-4

しおりを挟む
「王都館3軒もですか?」
「雨の日に窮民を助けたマドック家商会の働きを偉く高く評価して、
国王陛下が1軒商会に与えて効果が出たなら3軒与えて
館の一部を利用して孤児や窮民活動する要請も出され
2万人助られる計算を王宮の誰かがした様だ。
王宮予算から毎年金貨10万枚支給される、現在の王都孤児院は
2か所1千300名と窮民館1か所運営しているが商会の館に
吸収して活動を命じられて、改装費用金貨6万枚預かった。
金貨の出所は立ち合い人だ。ワッハッハァー」

男爵!笑い事では有りません商会は利益目的で慈善商会と
勘違いしないで!!!
エメリーさんの顔ニッコリ、ウルルン・セシリアさんも心は? 
「商会凄い、頑張りましょうサスケさん」
イシュタル舌を噛みそうな発言をするな。
内心反発しても、外堀も内堀も埋められた大阪城気分。
マリーヌ館長ごめん、無茶振りするけどスタッフ集めて資金援助は
考えるから、心の中で手を合わせました〇

「そうだ、アベルの退学処分でお母様の帰りが遅くなる、ダレルも
乗り出す様だ。
近衛兵の採用基準と試験方法に問題が発覚しただけでなく、
王騎士学校内も不正が表ざたになり大騒ぎになっている。
アベルが原因らしいが詳しい事は聞けなかった」
「アベルが退学。飛んでも無い、騎士学校許しません」
エメリーさん急にハッスル
「エメリー詳しい事は判りません、報告を待ちましょう」
「でも、悪い事をするアベルでは有りません、間違えは相手です」
セシルさんに宥められているけれど、僕は退学でも早く帰って来て欲しい
腹黒と思われても本心から思う。

「セシルさん、役務所員の臨時雇用を大量に増やして対応していますが、
このまま正規雇用にして役務所は運営できるでしょうか?」
「細かな問題はたくさん出るでしょうね、サスケさんが心配する必要は
有りません。
マドック家前から仕えている者達は、新しい役務所に10人単位で
移動して行き采配を振るう立場になっています、臨時雇用される者達も
仕事が満足に出来ないと、判断された時点で次は有りません。
厳しいようですが、マドック家に仕える者達新旧問わず能力を試されている
状況は混乱した時ほど個人能力が発揮され、私たちが見逃さない様にすれば
良いのです」
「見つけ出すことは難しいですっ!」

「簡単よ、今報告に来た3人の役務所員はマドック市役務所内の責任部署に
付いていません、同僚と見習い下職合わせて15人で引き継いでいます。
引き継ぎ先で旧役務所員を臨時雇用して自分達より3倍以上職務経験を
積んだ人達を使えなければ、後日飾り物になり職務権限を失います」
「マドック家はそれで良いのですか?」

「忠誠を捧げ、領主の意向に従い働く者は大事な領民で家の宝です」

「臨時雇用者の中に能力が高い者がいても役務所のトップに成れないのでは?」
「確かに役務所内も上層部は一族で占められます。
我が家は少ないのですが多い家は陰湿な家族間の争いが起こります。
一族以外の採用者も縁故や功績家から選ばれやすいですが、
多くの貴族家は、領兵と役務所員は能力主義を先に置いた者を置く努力を
しないと家の経営が出来なくなる事を学んでいます」

「王騎士学校の子弟に仕送りが出来ない騎士家は経営無能が多いのですか?」
「男爵家以下の貴族家は前に話した様に特産品が無いと経営は大変です。
昔は経営統合する為に貴族戦争を起こし領地を拡大したことも有ります。
現在は費用が掛かり過ぎるので表の戦争は少なくなり、影の戦争に
変わりましたが、噂です。。貴族間が不安定な方が支配者は優位に立てます。
王騎士家など下位の貴族で有能な貴族を見つけ出し易くなります。
男爵家以下の貴族家は常に空位の家が有ります。。考えて下さい」

「王都の慈善事業も失敗するとマドック家の傷になるのですか?」
「マドック家の中枢は腐敗していません。
王宮から毎年金貨10万枚支給され最低2万人を救済すれば良いのです。
王都でも1家族6人で金貨5枚有れば暮らして行けます。
私の知る限り王宮が王都の窮民対策として毎年金貨20万枚を
費やしています。
結果は国王陛下もお困りだったのでしょう。総てを商会に渡すのではなく
半分渡して効果を高めて欲しかったのでしょう」

「残りの半分は、今まで通りですか?」
「権益が半分になって不満は出ますが、それだけです」

「1年過ぎると比べて、マドック家が矢面に立たされるのですか?」
「珍しくもない、マドック家一族は気にしません。冒険者経験をした
者ばかりで貴族社会が総てでないことを知っていますから」

「サスケ、心配するな、金貨10万枚で助けられる者を助ければ良い。
貴族に必要な資材を金貨15万枚で購入し、金貨5万枚で貴族家の
廃屋を使い残飯を集め窮民食料としてきたのが事実だ。
銅貨や小銀貨に変えて配るもよし、思うがまま行動しろ!遅くなった休もう」

ユニセフの募金手数料25%現地援助?%も問題だと思ったけれど、
男爵の話だと王都貴族は100%ナイナイ暴動が起きないのが不思議。

「サスケさん、ヘストンマスターが館に来て、明日の朝時間が取れたら
ギルドに来て欲しいと言っていたわ」
「ヘストンマスターが?」
「色々素材を渡したから、その相談でしょう」

セシルさんに言われて思い出した。
又文句を言われる、新しい魔物を見せなかったっ、、忘れていた。
「明日ギルドに行ってきます」
食事も進まずパンケーキ食べた途端解散になり軽食を食べ損ねて。

皆さん部屋に移動、僕たちも部屋に移動。

クィ。
明日も開墾に頑張る約束をして部屋に。
大人しくお風呂に入り
僕のお茶室でアイテム袋からお弁当を食べながらグレーテを呼ぶ
「グレーテ、王都の窮民対策の話は本当?」
「王都商館に住まう者達に先ほど確認いたしました。
男爵様の誇張はされていますが、事実は孤児院2軒で1千300人も
保護せずに200人余りです」

「王家の視察の時に人数合わせしていたのかな?」
「はい、貴族家の残飯も多く出ませんから」

「窮民館も同じ?」
「視察の前日に下職や見習いとその家族を呼び出し、視察を受けて
いた様で人数が足りない時は、下町から銀貨1枚で集めていました」

「75%の税はまだ良い方ですかぁ?」
「土地税、人頭税、王税、特別税だけで90%を超える税を
課している領地も多数有ります」

「暴動は起こらないの?」
「領兵が少なくとも領主に逆らうと、禁止されている攻撃魔法を
許可されます」

「攻撃魔法の許可って?」
「人族の争いに攻撃魔法を使う事を禁止しされています。
貴族戦争や王権戦争は許可されています」

「パトリオ邸や他の館の結界魔法を壊したのも違反かな?」
「問題ありません。貴族戦争でもなく暴徒を制裁したと判断されます」

「王都商館に従者や役務経験者を送ってあげたいけれど?」
「各家の館に置いて行かれた従者やメイドで王都商館を希望した者や
役務経験者を昨日から応援に出していますし、王都商館でも経験者を
雇い出しています」

「奴隷状態だった人達は領民に戻れると思う?」
「領民から無理やり奴隷にされた者達は簡単ですが長年奴隷だった人や
奴隷2世の人は領民生活に戻る訓練が必要です。
半数の奴隷は指導と訓練を必要と思います」

「ブルマン子爵は税だけで奴隷を使わなかっただけマシか?」
「ブルマン子爵はポコラル子爵に奴隷を売り渡していました。
土地が豊かなのに領民が少ないのはその為です」

「だから残った役務所員や領兵が少ないのかぁ~。パトリオ家に       
役務所員は残っていたからまだ良かったのかぁ?」
「サスケ様、それは逆に危険です。。長年奴隷状態で領民を使った事を
正しいと思っていますので奴隷状態を悪い事と認識出来ていません」

「古い貴族は奴隷を理解していないのか?」
「領地は貴族の財産ですから、領民も資産の一部です」

「王が奴隷虐待や制度を改めても理解していない?」
「貴族の下に領民がいて命令に従わせます。領民の下に獣人族がいて
領民の命令に従わせます。混血族は人族でも獣人族でもないただの
生き物と見なされ動く野良動物として扱われます」

「マドック家一族が異常なのか?」
「はい、王権戦争で新しく貴族に成った家以外の古い貴族は、
王に忠実な家以外命令に従う意思も努力も示しません」
「辺境や山中に隠れ住むのは仕方が無いか?マドック領に来られると良いね」

聞きたい事が他に有った様な??
問題山積み忘れた、明日の為に寝よう。
ベッドに入り、
{お休みなさい、光草さんお休み}
・・・
・・
{おやすみ}
・・・
{待機中}
・・
{だいじょうぶ}

{待機解除}

しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

〈完結〉遅効性の毒

ごろごろみかん。
ファンタジー
「結婚されても、私は傍にいます。彼が、望むなら」 悲恋に酔う彼女に私は笑った。 そんなに私の立場が欲しいなら譲ってあげる。

弁えすぎた令嬢

ねこまんまときみどりのことり
ファンタジー
 元公爵令嬢のコロネ・ワッサンモフは、今は市井の食堂の2階に住む平民暮らしをしている。彼女が父親を亡くしてからの爵位は、叔父(父親の弟)が管理してくれていた。  彼女には亡き父親の決めた婚約者がいたのだが、叔父の娘が彼を好きだと言う。  彼女は思った。 (今の公爵は叔父なのだから、その娘がこの家を継ぐ方が良いのではないか)と。  今後は彼らの世話にならず、一人で生きていくことにしよう。そんな気持ちで家を出たコロネだった。  小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。

【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました

佐倉穂波
恋愛
 転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。  確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。 (そんな……死にたくないっ!)  乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。 2023.9.3 投稿分の改稿終了。 2023.9.4 表紙を作ってみました。 2023.9.15 完結。 2023.9.23 後日談を投稿しました。

帰国した王子の受難

ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。 取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。

神は激怒した

まる
ファンタジー
おのれえええぇえぇぇぇ……人間どもめぇ。 めっちゃ面倒な事ばっかりして余計な仕事を増やしてくる人間に神様がキレました。 ふわっとした設定ですのでご了承下さいm(_ _)m 世界の設定やら背景はふわふわですので、ん?と思う部分が出てくるかもしれませんがいい感じに個人で補完していただけると幸いです。

どうぞ、おかまいなく

こだま。
恋愛
婚約者が他の女性と付き合っていたのを目撃してしまった。 婚約者が好きだった主人公の話。

処理中です...