サスケさん!異世界大奮闘記。

野良猫ワンワン

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喜んでいいの?アベル君 ―2

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家族席以外はテーブルも片づけられた作戦室兼お茶室に
今日も、エドガーさん、バート隊長、役務所長と部下2人と
王都館のエルリスさん、ホロクス村長にアドリアさんまで
集まっている。
いつもなら食事に招待するはずなのに?

きっとお茶を配っているメイドさんや従者さんは
陰護衛の頭クラスだろう、なんて勝手に決めたりしている間に
お茶が配り終わり
「急に集まって貰い済まない。マドック家の領地が拡大して
体制を変更する予定が王都で起きた事により変わり、
説明と検討をする必要ができた。

ダリル子爵家領地はマドック領地と一体で領地経営する。
旧パトリオ伯爵とバスクー子爵家領地の交換を認められ、隣領地の
旧パルチェ子爵領地と併合領地として経営することも了承された。

辺境王騎士家や男爵家の合同市や土地の共同自由利用も認められた。
辺境王騎士家や男爵家も領主が認める領地はマドック家の王税5%
徴収権限を認め王家にはマドック家が代行して納める事を認められた。
獣人族と混血族のマッドック領への移住妨害禁止と移動妨害の禁止も
王令として発令してくれることになった。

マドック男爵家は子爵家を3家と、ダリル男爵家、アベル男爵家を
有し、子爵家は継ぐ者が決まり次第襲名する。
それまでは王家に金貨900枚を毎年騎士税として納める。

マドック家の所有する領地の配分は自由だが本家以外は爵位に
即した領地分割を優先する。
王都窮民事業にマドック家も参加して責任を共有する、
王都住民登録時にマドック家扱いの処理をしたライフカード発行した。
人頭税は0才より1人銀貨50枚以後毎年1人銀貨20枚の人頭税を
支払う。
王宮は登録管理料としてマドック家に人頭税の徴収権限を与え、
登録用に調整したフレンズを20台貸与する。
窮民事業確認はフレンズ登録者数で確認し現在の孤児院2千名、
窮民館1千500名を最低基準とした事業を金貨10万枚で行う。
下賜された3館はマドック家財産として4館は王都税を免除される。
買い取った領地の王都館も窮民活動に30%以上利用されている
事実を確認すると王都税を免除される。
初期費用と改築事業費として金貨5万枚下賜され、マドック家
経費として30%の使用を認める。
従来のマドック家商行活動と窮民活動を重ねることも許し、
取引すべてはマドック家管理の王税で管理される。
王宮で決まったのはこんなところだ」

「サスケさん、次の雨の日以外でも毎日もっと多くの人を
助けられるでしょう?」
「セシリアさん急に無理言わないで!人材が足りませんし、
下賜された館選びもマリーヌ館長に任せたままです」

「マリーヌの働きなら大丈夫です。すぐに開設できるでしょうサスケさん」
「エメリーさん迄、ダメです。急ぎ過ぎです」

「サスケ兄さん、僕とローゼリアさんも手伝い3館は決めました。
できるだけ敷地の広い館で、十字方向になるような位置の館です」

「サスケさん、マリーヌ館長も言っていたでしょうもっと助けられたと、
お願い、出来る限り急いで開設して」
「私たちも、もっと働くから、早く開設してお願い」
エメリーさんとセシリアさんのお願い攻撃は無視できません。。。
模範解答は
「急ぎの大森林と移住者用開拓村が解決出来次第、王都窮民活動を致します」

「有難う」
「有難う」
エメリーさんとセシリアさん分かってくれたかな。

「聞きたいことは?」
男爵に促され
役務所長とバート隊長から組織変更の具状が出され、検討した結果、
マドック市を本所とし各市を支所とするその下に各村の分所を作り
周りのいくつかの開発村に巡回分室を置き管理する。

第1開拓村~第6開拓村までは僕たちの直属として、
第2マドック市は支所として郷士団が結成される開拓村を自治領と
希望するならばマメリカ村に準ずる扱いにする。
領兵中隊も各市に駐屯部隊の新設は認められたが、全領地を巡回警護の
年に1度する義務も確認され1個中隊500名で10個小隊制を作り
最大10個中隊まで作ることが認められた。
バート隊長によると拠点の訓練は大変意義があって、商会の護衛部隊も
2個中隊出来て訓練に参加を希望していたが、明日から1個中隊づつ
入れ替えて領兵3個中隊と合同訓練を開始すると説明を受ける。

バリトルさん2個中隊も集めたんだ嬉しいなっ。行商補充の護衛に
不足はしないし、夜間警護もできる様になるなぁ。
「男爵様、訓練兵の倒した魔物ですが、訓練中の魔物は領兵に分配は
有りません。今回の訓練兵の過半数は新しく雇用した領兵ですが
訓練中怪我人が出たにも関わらず横隊を維持しました褒美を
与えるようお願いいたします」

「臨時雇用した者は家族持ちも多いだろう、魔核はマドック家配分、
肉の半分は領兵用食料として使い、残りの肉と素材は領兵配分とする。
所で分配するほど魔物を倒せたのか?」
「改良新素材の武具効果は素晴らしく、既に小型魔物2千17匹、
中型魔物593匹、大型魔物358匹倒しました、領兵1人に
小金貨3枚と肉を2リラ受け取れますので大喜びでしょう」

「そうか、励みにしてくれると儂もうれしい」

「サスケ様、郷士団のテイロンさんから郷士も新素材の武具を使用する
訓練に参加を希望しています。作業の邪魔にならないでしょうか?」
「多少手間取りますが訓練は大事です。参加人数は?」
「獣人族や混血族も含んだ混成部隊で6千800人を2回に分けて訓練に
参加する予定です」

「1回につき5千名10個中隊ですか?訓練地は2ヤルドの草原に
広げましょう。混成部隊は新素材の武具を用意できるのですか?」
「領兵分と商会護衛用・マメリカ村用合わせて槍が3千本・
ロングナイフが5千本・小剣が1千本・長剣が1千本と矢が2千本
今日までにヘストンさんから渡され、矢は1人につき5本渡し
ほかの武具も1点装備で対処して訓練しています。
不足分は訓練用武具を使い回しして対応しています」

「1日半の訓練で十分成果が出ているのですか?」
「皆様のおかげで、小型魔物から大型魔物まで大量に幅広く経験し、
部隊連携訓練も実戦並み訓練になって見習い領兵の壁が無くなっています」

「魔物を狩りすぎて狩師さんに迷惑しないと良いのだけれど?」
「売却分配分は商会に一括購入して貰い、肉を持ち帰る領兵も100リラは
必要なく2リラほど受け取りお金に変えています」

「サスケ様、私からもお願いがございます。獣人族と混血族の一員には
まだ、人族と戦いまで協調出来ない者がいます。  この者達にも
新素材武具で戦う中隊単位の訓練をして頂けないでしょうか。
将来魔物の大軍と戦う準備も必要と考えまして」

「ホロクス村長の危惧される部隊訓練不足は理解できますが、
人族と戦う事になります」
「獣人族は人族を傷つけません。盾になれますし魔物と戦えます」

「大森林の異常を優先しますが、バート隊長と相談しながら訓練に
参加してください。出来る限り商会も応援させます」
セシリアさんとエメリーさんが心配そうな目をして話を聞いている。
獣人族も変わる必要があるのです、辛いけれど2人ともわかって。


「男爵様、役務所の建設ですが領民の建設が終わるまで、他に予定が
無いようでしたら家の樹を利用させて頂けますか?」
男爵は僕に答える様に合図をしてくる

「私から答えます。マドック家領内と影響下の新設や拡張した
9ヤルド以上の村や市には、必ず家の樹と黒い樹を植え付けます。
家の樹は植えてから20日過ぎると、2部屋出来使える状態になり、
100日過ぎると皆さんご存知の様に50室でも100室でも
作ってくれます。

40日くらいまでは、1室を移住者や緊急救護者様に使いますので、
1室からで良ければ自由に使って、王都救護館にも職員用宿舎の
準備をさせます。王都商会館長に申し付けて下さい」

「有難うございます。分室や特に大きくない村に至急役務所は
必要ありませんので使わせて頂きます」

話はまだまだ続きそうで、皆さん緊張している。
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