サスケさん!異世界大奮闘記。

野良猫ワンワン

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再挑戦・燃える木こりさん -7

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「サスケさんたちに神殿長が会いたいと、王都館に使いが来てたわ。
話の内容では香木が欲しいようね。
王都に来たら伝えて神殿にお伺いさせると返事をして置いたわ」
「有難うございます。3日か4日後までには王都に出かけます」

エリスさんの話が終わった途端セシルさんから
「リリーの頼みは聞いてあげて、私からもまたお願いするわ」
「出来る限りの事はしますので、心配する事は有りません」
ホロクス族長が側にきて
「サスケ様、獣人族の鍛冶師が集まり、作りだしたロングナイフです。
男爵様には先にお渡してありますので収めて下さい」

僕のテーブル前に革製の鞘に入ったナイフと呼ぶより山刀より少し
短い長さで幅広い感じを見せて16本並べて置かれる。
ホロクス族長に急かされナイフを鞘から抜き出して見たブレード部分は、
普通の薄い黒色でヒルトは上下に指の厚みを持たせてついている。
両刃作りで刃の薄い切れ味の鋭い側と少し厚みの感じる鋸刃状の波刃が
付いて痛そうな雰囲気を出している。
エッジを光草の明かりでヨークみると黒く見えたのは何百重にも薄い
筋が入りブレード全体が薄暗く見える原因だった。
ハンドは強く握ると僕の手に合わせて変形して硬化する。
小剣でもないしロングナイフにしては太く長すぎる、曲がりを
緩くした直剣的な感じだなっ。
鞘もハンドを持った途端するりと抜け、握ったまま投擲も出来る
バランスの良い万能型鉈刀かな?

「サスケ様如何でしょうか?サスケ様の山刀を参考に獣人族の刃を
埋め込む魔法で波刃はデ・水竜とデ・火竜の歯を使い、ブレードの
中心はデ・火竜の骨をヒルトはデ・水竜の組織繊維で作り出して、
ハンドの中に魔核を埋め込んで有り、鞘はデ・水竜とデ・火竜の皮と
黒い樹と白い樹を使いましたので色が異なっております」

アベル君は価値が分かるらしく欲しそうに見入っているので、
ホロクス族長の許可を取って2本選んで貰い、エメリーさんたち
2人とバート隊長、エリスさんとダリウスさんにも1本選んで貰い
受け取ると、口々にホロクス族長にお礼をしていて^^喜んでいる。
イシュタルは自分の武具以外使えないと謝り手に取らず、、、
セシルさんはもう装備していたので、1本を腰に下げ残りの9本を
アイテム袋に仕舞って・・・

「ホロクス族長、素晴らしいロングナイフですね。ブレード全体の
重なりが恐ろしく密に出来ていますね!」
「人族の魔法技術と獣人族の魔法技術の結果が出来たもので、
鍛冶師の誇りに思っています」

「今後も作れるのですか?」
「デ・竜の歯や骨は大量に有るそうですが、他のギルドも使いますので
部族の戦士長や男爵様に献上するだけで、500本が限界です」

「ロングナイフとして売り出す量は作れないのですか?、残念です」
「エッジに埋め込むデ・竜の歯を他の魔物の歯と入れ替えて、
ブレード素材はマドック市ギルドから供給されるので、毎日50本
作り出しています。
昨日出来上がったデ・サーベルの歯ナイフはヘストンマスターの値付で
金貨140枚で王都商会に30本送り領内の工芸ギルドで20本を
販売する手配をして貰いました」

「槍頭は出来ないのですか?」
「作れますが、刃の長さによる耐久性が分かりませんので、形と長さは
これからの課題です」

「是非、マメリカ村の産業として育ててください」
「畏まりました。皆様のお陰で大型デ・アリの牙が手に出来ましたので、
新しい農具や木工所器具を作る事が出来ます」

素材の話を終わるとホロクス族長は席に戻っていくが、
なぜかヘストンさんの顔を思い出さなかった。
場が盛り上がり話が飛び交いだすと、男爵が報奨のマドック家分配分を
魔核だけで20%分配分を部隊配分にして、お弁当の足しにするなどと
言い出してバート隊長から諫められている。

先日の傭兵開放とライフカード返却分が傭兵ギルドから金貨
2千500枚受け取り、引継ぎに参加した従者から領兵まで銀貨5枚、
見習いも銀貨3枚特別に支給され、今回の訓練で見習い領兵は1月分の
給料より多い報奨金を受け取るので、今後の事を考えて下さいと
男爵を必死に止めていた。

セシリアさんとエメリーさんは館に帰りたいと申し出ると、自然に
夕食会はお開きになって、エリスさん達は王都館に帰り男爵と
セシルさんも館に引き上げる事になった。

イシュタルもいなくなるとアベル君と交代で見張りをする事に、
コイントスでアベル君が先に休み僕が見張りをする
{リーフ}
俯瞰イメージで探知・魔物穴を深探知・こちらの草原に小型魔物が
ちらほら見えるだけ、国道を越えた倒し残しの大森林縁に少し多めの
魔物探知が有るだけで、心配したデ・ストーンランチャーは
探知できなかった。

ここから見られるお月様は4個、3個しか見えなかった??
マドック領から離れると角度の違いか1個が隠れていたらしく真ん中の
月の左に少しづれて三日月になって光っている、ウサギも影もない月だ。
これが本当のはげ・・馬鹿な連想を・・・しているボケ時間。

「サスケ様、連絡と報告宜しいでしょうか?」
「グレーテの報告は聞きます」

「商会に商業ギルドのドロレスさんが王都商業ギルドの回復薬申し込み
個数が決まり面会を希望しています」
「明後日の夕方マドック市のギルドに伺うと返事して」

「王都商館のマリーヌ館長から王都内の7か所在る館間を、片方向
移動石ラインでネットワークを作る申請が出されています」

「4か所でなく7か所?」
「ポコラル・ブルマン・パトリオ王都邸を男爵は商会で使うように
命じられました」

「使い道があるのかな?」
「王家より頂いた1邸は庭園も建物も立派なので、王都に少ないホテルに
改装して使い、変わりにブルマン邸を救護施設に使い2邸を商会事業に
使うようです」

「王都に近いうちに行くのでその時設置します。
希望ライン数の部屋を準備して作る事」

「ベイルツさんから南公公爵様が面会日を決めて欲しいと連絡が有ります」
「確実な予定日は3日後の午後に王都まで決め、場所は南公爵様に指定
して貰いご返事を伺って下さい」

「王都賭けギルドマスターが面会を王都商会に求めてきました」
「身体が開く予定が決まり次第返事します」
「畏まりました。以上です」

仕事が詰まりだした、面談時間が多くなり過ぎる気がしてくる。
僕の我が儘かな?それにしても星が少ないな。
{リーフ探知}
魔物は動きが少なく国道を南下している様子は見探知できなかった。

新開拓村の建設。
商会組織の見直し。
レジャーランド建設。
ダンジョン探検。
いっぱいあるな~ぁ

妄想、考え事していたらアベル君を起こす時間がだいぶ遅れた。
固い土ベッドに敷き革1枚疲れているらしい良く寝ている。

アイテム袋の整理をして空のアイテム袋を作ろう。
時々探知で警戒
魔物整理をアイテム袋別にして。

時々探知で警戒

ウトウト、、、と。それなりに^^

明るくなってきた。
今日も1日木こりさんで頑張ろう。
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