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30話「修学旅行」 後編その2
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唯が行きたかった場所、それは食べ歩きスポットで有名な錦市場だった。 唯のやつ、ダイエットしてるとか言ってたくせに俺よりもたくさん買ってたくさん食べていた。 食べているときの顏があまりにも可愛かったからこっそりとインスタントカメラで撮っておいた(あと少しで撮ってたことがばれそうだったけど何とかごまかせた)。
唯が行きたかった場所もう一つあり、それは京都を代表する河川、鴨川だった。 川沿いを飽きるまでひたすら散歩しようということになった。
「思ったよりも人、少ないね」
「そうだな」
静かに流れる川の音が心地良い。 川面を見ると名前の通りカモが泳いでいた。
最初は散歩かよって思ったけどこういうのも悪くないな。 穏やかな日常って感じで。 まあ、隣には好きな人がいるんだ。 悪いわけがない。
「あれ? 誰か歌ってる?」
先を進んでいくうちに誰かの歌声が聞こえてきた。 歌声の主の距離もまた近づく。
「あ、この歌知ってる」
「DAWN SPEECHの「月と彼女と散歩」だな」
「そうそうそれよ。 淳一、昔からよく聞いてたから覚えちゃった」
「そうだっけか」
「そうよ」
唯はそう答えると、「月と彼女と散歩」を口ずさんだ。 唯はお世辞に言っても歌が上手いほうではない。どちらかというと下手な部類だ。 でも今はそれすらも愛おしい。
「あ、サビの歌詞間違えたぞ」
「うるさい、淳一も歌いなさいよ」
「断る」
唯、俺の歌は文化祭の時まで待っていてくれ。 それまではおわずけだ。
唯は俺の返答に納得いかない顔をしたがすぐにまた歌いだした。
川沿いを大好きな人と大好きな人が歌う大好きな曲と歩く。 幸せってきっとこういうことだ。 11年前にはなかった幸せ。 形に残したいけれどインスタントカメラでは収められない。 いや、その必要はない。俺の目に鼻に耳に心にしっかりと刻んでおくんだ。
「そういえばさ、淳一」
「んー? なんだ?」
唯が後ろを振り返り俺に話しかける。 何故か唯の目を泳いでいた。
「今日って何の日だか分かってる?」
「何の日って修学旅行二日目だろ? どうしたんだよいきなり」
「ううん、ちょっとね」
唯はそう答えると体の向きを戻した。
「そういえばね、浩に彼女が出来たんだって」
「ああ、あの時の」
「ん? あの時のって?」
「い、いやなんでもない」
花火大会に一緒に行った子だよな、多分。 その時から知ってたのは唯には内緒にしておこう。
「ほんと、まだ中学生なのに彼女なんて何考えてるのかしら。 浩にはまだ早いわよ……」
「まあ、めでたいことじゃないか。 浩も大人になったってことだよ」
ブラコンの唯にはショックな出来事だったんだろうな。 まあ、でも仕方ないことだ。 誰かが誰かに恋することを止める権利は誰にもない。 強いて言うならば自分自身だけだ。 俺が11年前に唯を好きだった気持ちを諦めた時のように。
「淳一はさ、好きな人とかいないの?」
「は、はあ? 何だよいきなり」
妙にしおらしい言い方で思わずドキッとしてしまう。
「べ、別に……話の流れ的には自然じゃない」
「……一応……いるけど……さ」
「へ、へえそうなんだ……」
「ゆ、唯はどうなんだよ」
「え、わ、私!? さ……さあ?」
真っ赤に頬を赤く染める唯。 きっと俺も同じように赤いのだろう。
しばらくの間沈黙が続いた。 そういえばお互いにこういう話は昔からあまりしてこなかった。 俺にとっては唯がその好きな人だからこそだが。
「あ、あれ飛び石じゃね?」
恥ずかしくなって話題を変えるため俺はそんなどうでもいいことを話した。
「ほんとだ。 ……そういえば昔、淳一に囃し立てられて飛び石が上手く飛べなくて川に落ちたことがあったわね」
「そ、そうだっけか?」
「そうよ! あー、思い出したら腹立ってきた。 淳一、腹パンさせなさい!」
と、唯のやつがマジで腹パンをしようと俺を追いかけてきた。 咄嗟に俺は飛び石を飛び越え唯の攻撃を交わした。
「待ちなさい淳一!」
「へっ、悔しかったらここまで来いよ」
気付いたら俺は昔に帰っていた。 場所は違うが地元の川の風景と川の向こうには幼い頃の唯の姿が見えた。
幼い頃の唯が俺が今立っている石へと飛び移ろうとした瞬間、見事にバランスを崩した。
*
気が付くとそこには高校二年の唯がいた。 ただ顔が確認できないのは俺が唯を抱きしめてるからだった。
「あ、悪い」
俺が唯の体から離れようとすると唯の手がそれを拒むように離さなかった。
鼓動が早くなるのを感じる。 そして微かに唯の手が震えているのを感じた。
「……淳一、目瞑って」
「は、はあ?」
「いいから瞑って!」
唯があまりにも強くそんなことを言うものだから俺は言うとおりに目を瞑った。
唯は俺の元から離れた。
「……はい、いいよ。 目を開けて」
「……これって」
「花火大会の時、私にくれたやつの……お、お揃いのやつが錦市場にあったから買ってきたの」
「……ありがとうな唯。 めっちゃくちゃ嬉しい」
「……淳一さ、本当に今日が何の日だかわからないの?」
「修学旅行二日目だろ?」
「はあ……ほんとバカね淳一」
「なんだよバカとは失礼だな」
「バカはバカよ、大バカよ」
「ひっでえ、で、一体何の日なんだよ」
「あんたの誕生日よバーカ!」
唯の言葉で気が付いた。 そうだ今日は俺の誕生日だ。 二十歳を超えたあたりからどうでもよくなったんだよな。 けど、今はめちゃくちゃ嬉しいし生きててよかったって気持ちだ。
「……ありがとうな唯」
「……そ、そんなに大したことしてないし、大したものもあげれてないから……」
「そんなことねえよ。 めちゃくちゃ嬉しいぞ俺」
「そ、そう……ならよかった」
「そんなことより唯、なんでまた俺と抱き合ってるわけ?」
「……うるさい! いい? 淳一、私今からあんたから離れるからもうこの話題はしないこと! あと……あまり顔見ないで」
「おう、任せとけ」
やなこった。 とことん見てやる。 そんなの可愛いに決まってるからな。
唯は怒るかな。 怒ったらその顔も写真に収めてやろう。 よし、そうしよう。
唯が行きたかった場所もう一つあり、それは京都を代表する河川、鴨川だった。 川沿いを飽きるまでひたすら散歩しようということになった。
「思ったよりも人、少ないね」
「そうだな」
静かに流れる川の音が心地良い。 川面を見ると名前の通りカモが泳いでいた。
最初は散歩かよって思ったけどこういうのも悪くないな。 穏やかな日常って感じで。 まあ、隣には好きな人がいるんだ。 悪いわけがない。
「あれ? 誰か歌ってる?」
先を進んでいくうちに誰かの歌声が聞こえてきた。 歌声の主の距離もまた近づく。
「あ、この歌知ってる」
「DAWN SPEECHの「月と彼女と散歩」だな」
「そうそうそれよ。 淳一、昔からよく聞いてたから覚えちゃった」
「そうだっけか」
「そうよ」
唯はそう答えると、「月と彼女と散歩」を口ずさんだ。 唯はお世辞に言っても歌が上手いほうではない。どちらかというと下手な部類だ。 でも今はそれすらも愛おしい。
「あ、サビの歌詞間違えたぞ」
「うるさい、淳一も歌いなさいよ」
「断る」
唯、俺の歌は文化祭の時まで待っていてくれ。 それまではおわずけだ。
唯は俺の返答に納得いかない顔をしたがすぐにまた歌いだした。
川沿いを大好きな人と大好きな人が歌う大好きな曲と歩く。 幸せってきっとこういうことだ。 11年前にはなかった幸せ。 形に残したいけれどインスタントカメラでは収められない。 いや、その必要はない。俺の目に鼻に耳に心にしっかりと刻んでおくんだ。
「そういえばさ、淳一」
「んー? なんだ?」
唯が後ろを振り返り俺に話しかける。 何故か唯の目を泳いでいた。
「今日って何の日だか分かってる?」
「何の日って修学旅行二日目だろ? どうしたんだよいきなり」
「ううん、ちょっとね」
唯はそう答えると体の向きを戻した。
「そういえばね、浩に彼女が出来たんだって」
「ああ、あの時の」
「ん? あの時のって?」
「い、いやなんでもない」
花火大会に一緒に行った子だよな、多分。 その時から知ってたのは唯には内緒にしておこう。
「ほんと、まだ中学生なのに彼女なんて何考えてるのかしら。 浩にはまだ早いわよ……」
「まあ、めでたいことじゃないか。 浩も大人になったってことだよ」
ブラコンの唯にはショックな出来事だったんだろうな。 まあ、でも仕方ないことだ。 誰かが誰かに恋することを止める権利は誰にもない。 強いて言うならば自分自身だけだ。 俺が11年前に唯を好きだった気持ちを諦めた時のように。
「淳一はさ、好きな人とかいないの?」
「は、はあ? 何だよいきなり」
妙にしおらしい言い方で思わずドキッとしてしまう。
「べ、別に……話の流れ的には自然じゃない」
「……一応……いるけど……さ」
「へ、へえそうなんだ……」
「ゆ、唯はどうなんだよ」
「え、わ、私!? さ……さあ?」
真っ赤に頬を赤く染める唯。 きっと俺も同じように赤いのだろう。
しばらくの間沈黙が続いた。 そういえばお互いにこういう話は昔からあまりしてこなかった。 俺にとっては唯がその好きな人だからこそだが。
「あ、あれ飛び石じゃね?」
恥ずかしくなって話題を変えるため俺はそんなどうでもいいことを話した。
「ほんとだ。 ……そういえば昔、淳一に囃し立てられて飛び石が上手く飛べなくて川に落ちたことがあったわね」
「そ、そうだっけか?」
「そうよ! あー、思い出したら腹立ってきた。 淳一、腹パンさせなさい!」
と、唯のやつがマジで腹パンをしようと俺を追いかけてきた。 咄嗟に俺は飛び石を飛び越え唯の攻撃を交わした。
「待ちなさい淳一!」
「へっ、悔しかったらここまで来いよ」
気付いたら俺は昔に帰っていた。 場所は違うが地元の川の風景と川の向こうには幼い頃の唯の姿が見えた。
幼い頃の唯が俺が今立っている石へと飛び移ろうとした瞬間、見事にバランスを崩した。
*
気が付くとそこには高校二年の唯がいた。 ただ顔が確認できないのは俺が唯を抱きしめてるからだった。
「あ、悪い」
俺が唯の体から離れようとすると唯の手がそれを拒むように離さなかった。
鼓動が早くなるのを感じる。 そして微かに唯の手が震えているのを感じた。
「……淳一、目瞑って」
「は、はあ?」
「いいから瞑って!」
唯があまりにも強くそんなことを言うものだから俺は言うとおりに目を瞑った。
唯は俺の元から離れた。
「……はい、いいよ。 目を開けて」
「……これって」
「花火大会の時、私にくれたやつの……お、お揃いのやつが錦市場にあったから買ってきたの」
「……ありがとうな唯。 めっちゃくちゃ嬉しい」
「……淳一さ、本当に今日が何の日だかわからないの?」
「修学旅行二日目だろ?」
「はあ……ほんとバカね淳一」
「なんだよバカとは失礼だな」
「バカはバカよ、大バカよ」
「ひっでえ、で、一体何の日なんだよ」
「あんたの誕生日よバーカ!」
唯の言葉で気が付いた。 そうだ今日は俺の誕生日だ。 二十歳を超えたあたりからどうでもよくなったんだよな。 けど、今はめちゃくちゃ嬉しいし生きててよかったって気持ちだ。
「……ありがとうな唯」
「……そ、そんなに大したことしてないし、大したものもあげれてないから……」
「そんなことねえよ。 めちゃくちゃ嬉しいぞ俺」
「そ、そう……ならよかった」
「そんなことより唯、なんでまた俺と抱き合ってるわけ?」
「……うるさい! いい? 淳一、私今からあんたから離れるからもうこの話題はしないこと! あと……あまり顔見ないで」
「おう、任せとけ」
やなこった。 とことん見てやる。 そんなの可愛いに決まってるからな。
唯は怒るかな。 怒ったらその顔も写真に収めてやろう。 よし、そうしよう。
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