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アンタは誰?
と、テンプレの台詞を言う前に、怪しい剛がドロンと美女に化けた。
「ふふっ、TSって奴かしら?」
黒髪の印欧系の日焼けした肌の美人が微笑む。
「てぃーエスって…えっ?転生ユリとかそう言うの(○_○)!!」
私はクラクラしてきた。
コイツは、私のキャラの本物のベルフェゴール…
ベルフェゴールは、モアブ人の始祖神。
そんな大物がっ…TSなんちらとか言い出してるよ。
「ふふっ。少しは気楽になったかしら?」
ベルフェゴールと思われるキャラは、可愛らしく私に笑顔を向けるけど、私、どうしたらいいんだろう?
「気楽って…もう、頭が知っちゃかめっちゃかだよ(T-T)」
私は叫びあげたくなるのをグッとこらえた。
ベルフェゴール。
山の、元は女神だと言われている。
金星を司る知的な女神…
そのためか、人間の前に姿を現すときは女性の姿をしているらしい。
「まあ。それは大変ね。まあ、コーヒーでも飲みましょうよ。」
ベルフェゴール。なかなか女子力が高い。
「コーヒー…は、いいや。それより、どうして、貴女が登場するのかしら。」
私はホットウイスキーのカップを手にして…そこで、一度、ためらった。
まさかと思うが、酒を飲んだから、変なものが見えるのかもしれない。
「だって…あなた、すぐに剛さんを悪く言うじゃないの。」
「つ、剛さん?」
ベルフェゴールに「さん」付けで名前を呼ばれる剛。凄いわ。
「そうよ。私、結婚は地獄派だから、独身で亡くなった剛さんの不幸設定なんて、聞きたくありませんもの。」
ベルフェゴールのすました顔を見つめた。
「結婚…って、ますます変な話になってくる…もう。
もうさ、落選したし、早く終わらせたいのよ。もう、剛も早く人に戻したのに、なんで、ベルフェゴールが登場するのよ。」
私は頭を抱えたくなる。
混乱する私をベルフェゴールは慈愛のこもった笑顔で私を見守る。
「だって…ふるさとが大変なんだもの。」
ベルフェゴールが、可愛らしい膨れっ面をする。
ふるさと…モアブ人の始祖神のふるさとって…
検索してみた。モアブ人について。
古代イスラエルの東に隣接した古代の地名…って。
あああっ…
そうだった。
西洋の悪魔は、元は土地神…主に中東の神々や天使で、昔、ソロモン王が悪魔を使役したりしたんだっけ…
面倒くさい事になったなぁ…
渋い顔になる…それは仕方ない。
8月に剛をベルフェゴールにしたときは、イスラエルで紛争が始まるなんて…考えもしなかったんだから…
勿論、こんなに長く連載も続くなんて考えもしなかった(>_<)
西洋の悪魔は、中東と深く関係があったのをすっかり忘れていたわ。
「ええっ…やっぱり…そっち系の話?」
頭がいたくなる。
そうして、こっから、が、凄いんだよね~
バルフォア宣言
1917年、イギリスが、オスマントルコと戦うにあたり、ユダヤ人を利用しようと、イスラエルの建国の為の約束をしちゃうわけで。
それが、1917年11月の事なんだわ。
その1か月前の10月に、5月から、少年少女に恐ろしげな警告をし続けた聖母が、ファイナルに相応しい、太陽のダンスと言われる奇っ怪な現象を起こして、必死に人々に警告をした、そこからの、条約なのだ。
って、もう、西條八十のミステリーじゃ、無くなって来たじゃないのっ。
と、頭が痛くなる。
が、1917年、これだけでは終わらない。
ファティマの予言、話を聞いていて不思議に感じた人は私だけではないはずだ。
1917年、5月から始まった聖母と子供たちのコンタクトは、毎月13日と指定されていた。
キリスト教ではないからなのか、ホラームービーファンだからなのか、13日と言うと、不吉なイメージを感じてしまう。
キリスト教の特に祝日と言うわけでもないのに、なんで13日にしたのだろうか?と。
普通なら、日曜とか、曜日にこだわるんじゃないかと、不思議に思った。
と、同時に、太陽のダンスで終わった聖母の出現は10月13日…
私はこの日を見て、ビビった。
ファティマの本は、昔からたくさんあった。
今でも、動画サイトのミステリーものであげられているけれど、この日に、ある団体を思う人が少ない事が驚きだ。
10月13日…それは、テンプル騎士団がフランス王に捕まった日じゃないか!
で、『ダヴィンチ コード』でも、他でも、スペイン、ポルトガル方面は、テンプル騎士団のゆかりの土地でもあると、言われていた。
ここで、もうひとつの17が飛び出してくる。
1312年、解散させられたテンプル騎士団所属だったポルトガルの騎士のために、1317年、新設されたのが…キリスト教騎士団なのだ。
そして、時が流れた1917年、一度は消滅した騎士団が復活するのだ。
ポルトガルの大統領をグランドマスターにおいて!
そう、まさに、ファティマの予言のあった年、その国で復活するのだ。
と、テンプレの台詞を言う前に、怪しい剛がドロンと美女に化けた。
「ふふっ、TSって奴かしら?」
黒髪の印欧系の日焼けした肌の美人が微笑む。
「てぃーエスって…えっ?転生ユリとかそう言うの(○_○)!!」
私はクラクラしてきた。
コイツは、私のキャラの本物のベルフェゴール…
ベルフェゴールは、モアブ人の始祖神。
そんな大物がっ…TSなんちらとか言い出してるよ。
「ふふっ。少しは気楽になったかしら?」
ベルフェゴールと思われるキャラは、可愛らしく私に笑顔を向けるけど、私、どうしたらいいんだろう?
「気楽って…もう、頭が知っちゃかめっちゃかだよ(T-T)」
私は叫びあげたくなるのをグッとこらえた。
ベルフェゴール。
山の、元は女神だと言われている。
金星を司る知的な女神…
そのためか、人間の前に姿を現すときは女性の姿をしているらしい。
「まあ。それは大変ね。まあ、コーヒーでも飲みましょうよ。」
ベルフェゴール。なかなか女子力が高い。
「コーヒー…は、いいや。それより、どうして、貴女が登場するのかしら。」
私はホットウイスキーのカップを手にして…そこで、一度、ためらった。
まさかと思うが、酒を飲んだから、変なものが見えるのかもしれない。
「だって…あなた、すぐに剛さんを悪く言うじゃないの。」
「つ、剛さん?」
ベルフェゴールに「さん」付けで名前を呼ばれる剛。凄いわ。
「そうよ。私、結婚は地獄派だから、独身で亡くなった剛さんの不幸設定なんて、聞きたくありませんもの。」
ベルフェゴールのすました顔を見つめた。
「結婚…って、ますます変な話になってくる…もう。
もうさ、落選したし、早く終わらせたいのよ。もう、剛も早く人に戻したのに、なんで、ベルフェゴールが登場するのよ。」
私は頭を抱えたくなる。
混乱する私をベルフェゴールは慈愛のこもった笑顔で私を見守る。
「だって…ふるさとが大変なんだもの。」
ベルフェゴールが、可愛らしい膨れっ面をする。
ふるさと…モアブ人の始祖神のふるさとって…
検索してみた。モアブ人について。
古代イスラエルの東に隣接した古代の地名…って。
あああっ…
そうだった。
西洋の悪魔は、元は土地神…主に中東の神々や天使で、昔、ソロモン王が悪魔を使役したりしたんだっけ…
面倒くさい事になったなぁ…
渋い顔になる…それは仕方ない。
8月に剛をベルフェゴールにしたときは、イスラエルで紛争が始まるなんて…考えもしなかったんだから…
勿論、こんなに長く連載も続くなんて考えもしなかった(>_<)
西洋の悪魔は、中東と深く関係があったのをすっかり忘れていたわ。
「ええっ…やっぱり…そっち系の話?」
頭がいたくなる。
そうして、こっから、が、凄いんだよね~
バルフォア宣言
1917年、イギリスが、オスマントルコと戦うにあたり、ユダヤ人を利用しようと、イスラエルの建国の為の約束をしちゃうわけで。
それが、1917年11月の事なんだわ。
その1か月前の10月に、5月から、少年少女に恐ろしげな警告をし続けた聖母が、ファイナルに相応しい、太陽のダンスと言われる奇っ怪な現象を起こして、必死に人々に警告をした、そこからの、条約なのだ。
って、もう、西條八十のミステリーじゃ、無くなって来たじゃないのっ。
と、頭が痛くなる。
が、1917年、これだけでは終わらない。
ファティマの予言、話を聞いていて不思議に感じた人は私だけではないはずだ。
1917年、5月から始まった聖母と子供たちのコンタクトは、毎月13日と指定されていた。
キリスト教ではないからなのか、ホラームービーファンだからなのか、13日と言うと、不吉なイメージを感じてしまう。
キリスト教の特に祝日と言うわけでもないのに、なんで13日にしたのだろうか?と。
普通なら、日曜とか、曜日にこだわるんじゃないかと、不思議に思った。
と、同時に、太陽のダンスで終わった聖母の出現は10月13日…
私はこの日を見て、ビビった。
ファティマの本は、昔からたくさんあった。
今でも、動画サイトのミステリーものであげられているけれど、この日に、ある団体を思う人が少ない事が驚きだ。
10月13日…それは、テンプル騎士団がフランス王に捕まった日じゃないか!
で、『ダヴィンチ コード』でも、他でも、スペイン、ポルトガル方面は、テンプル騎士団のゆかりの土地でもあると、言われていた。
ここで、もうひとつの17が飛び出してくる。
1312年、解散させられたテンプル騎士団所属だったポルトガルの騎士のために、1317年、新設されたのが…キリスト教騎士団なのだ。
そして、時が流れた1917年、一度は消滅した騎士団が復活するのだ。
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そう、まさに、ファティマの予言のあった年、その国で復活するのだ。
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