75 / 268
第七十五話 城中密議・去るべきか留まるべきか
しおりを挟む
山路での一戦から間もなく、小谷の主楼には、いつもより長く灯がともっていた。
それは、表向きには知らされない密議だった。
集められた人数は多くはない。だがその顔ぶれは、ほとんどこの城の骨組みすべてを代表している。
浅井長政、浅井久政の父子。
雨森弥兵衛。
海北綱親、赤尾清綱、阿閉貞征、遠藤直経。
外の風は軒を叩きながら渦を巻き、室内の障子には、人影がいくつも揺れて映っている。
「まず尾張からの知らせを。」雨森が口火を切った。「織田信長は清洲にて、美濃へ抜ける道筋をひそかに整えつつあります。六角は東を窺い、小谷は、その両者の狭間に位置することになります。」
「俺たちは前からずっと真ん中に立っていたさ。」海北はうんざりしたように頭を掻く。「ただ、以前は誰も見ていなかっただけだ。今は両側からじっと見られている。」
「ゆえに、今日議すべきことは二つ。」長政が言う。「一つは、今後浅井が東に向かうのか西に向かうのかということ。もう一つは、ここ数日、小谷に『増えた一人』について。」
名は挙げられていない。だが誰もがすでに察している。
――澄原龍立。
口を開いたのは久政だった。
「こういう流れ者を、長く置いておくのはよくない。」声は大きくはないが、押し殺した焦りが滲んでいる。「兵舎も、街も、山道も、彼は見過ぎている。将来尾張と近江が刃を交える時、あいつが尾張側に立っていたら、こっちの一挙手一投足があの男の筆先の上だ。」
「父上はお忘れではありませんか。」長政は静かに言う。「いま彼は、『こちらの者たちがどう生きているか』も見ている。」
「だからこそ、なおのこと危険なのだ。」久政の声音は冷たい。「刀は借りることができるが、目は借りられん。」
雨森は深く頭を下げた。
「久政公のご懸念、よくわかります。」
「では、お前はどう見る。」久政が問う。
「この世には、医を解し兵も解する者は多うございましょう。」雨森は言葉を選ぶ。「しかし、人の心を解し、なおかつその心の側に立とうとする者は、多くはございません。澄原殿は、その少なき者の一人かと。浅井がいま真に必要としているのは、死ぬ者を少しでも減らし、この『壺』の水をまず鎮めること。そのような目をまったく用いないのは、惜しゅうございましょう。」
「使うのか。」久政は鋭く問い詰める。「それとも、使われるのか。」
海北も口を挟んだ。
「もし山道であいつがいなかったら、俺はもっと派手に斬れたかもしれん。」彼は本音を漏らす。「だがそのかわり、うちの連中ももっと多く倒れていた。兵舎の傷を治さなければ、いざという時に走れんのは、やっぱりあいつらだ。」
赤尾は、わずかな間を置いてから、ゆっくりと言葉を紡ぐ。
「私は、本来ならああいう素性の見えぬ男は好きではない。」と。「だが、この何日か彼の手の振るい方と、言葉を聞いていて思った。あの男は、人を斬るのを楽しまず、人を助けることで好感を買おうともしない。」
「どういう意味だ。」長政が目を向ける。
「通りであの百姓を助けた時。あれは、あの男が大声で泣き叫んでいたからではない。」赤尾の声には確信があった。「六角の旗を掲げた連中を斬った時も、旗そのものが気に入らなかったからではない。あいつはただ、『この一刀を振り下ろしたあと、明日まだ田を耕す者がどれだけ残っているか』――それだけを見ていた。」
阿閉貞征はこれまで黙ってうつむいていたが、このとき口を開いた。
「主公。いずれ六角と、織田とを相手に立ち回らねばならぬとき。」淡々とした口調だが、その言葉は重い。「ああいう男は、早晩どちらか一方に立つことになるでしょう。今この時点でこちらにいるということは、その分だけ、向こうにしかいない場合よりも、まだましだと愚考いたします。」
室内には、しばし静寂が落ちた。
「父上のご懸念は、『彼が将来どちらに立つか』という一点です。」長政はようやく口を開いた。「ならば、こちらから先に、一つ筋を通しておくというのはどうでしょう。」
長政は雨森に視線を向ける。
「書付を。」
雨森は筆を取り、言葉を待つ。
「一つ。」長政ははっきりと言葉を紡ぎ始めた。「澄原龍立を、浅井家の家臣帳には載せぬこと。家禄も与えず、家紋も授けぬ。」
「彼はあくまで、『借り物の医者であり軍師』とする。忠誓の誓いで縛らず、恩賞で縛りもせぬ。」
「二つ。」
「彼が浅井に留まる間は、軍勢に同行するもよし、兵舎に入るもよし、城下を見て回るもよし。その見聞きしたものは、我らと彼とが共に負うものと見なす。」
「三つ。」長政の声はそこでほんの少し止まり、静かに続けられた。「もしもいつか、我らが尾張と刃を交えると決めたときは――その前に、彼には必ず小谷を去ってもらう。尾張に立つ者に、浅井の最後の刀の振り方を見せるわけにはいかぬ。」
雨森は一字一字、筆に力を込めて書きつけていく。
「お前はあの男を家臣ではなく、友と見ているのだな。」久政は冷ややかに言った。
「家臣なら、一枚の紙で呼び出し、一枚の紙で追い払える。」長政はまっすぐに返す。「友と見なすなら、去るときに一度はこちらを振り返る。」
久政は、複雑なものの混じった眼差しで息子を見つめる。
やがて、深々と息を吐いた。
「好きにしろ。」
密議が散じたあと、雨森は書き上げたばかりの紙を丁寧に折り畳み、袖の中にしまった。
「いつ、彼に見せるつもりだ。」廊下で追いついた海北が、声を潜めて尋ねる。
「今見せるには、重すぎる。」雨森は答える。「いつか彼のほうから、『小谷を離れたい』と言い出したとき、その時に。」
「もし言い出さなかったら。」影の中から赤尾が歩み出る。
「言い出しますよ。」雨森は、夜の小谷の明かりを見やった。「ああいう男は、歩き出す前に、必ず一度地図を眺める。」
同じ夜、城下の客舎にて。
弥助は窓辺に寄りかかり、山の灯を見上げていた。
「先生、ずっとここにいるんですか。」
柳澈涵は小さな冊子を広げ、筆先を走らせている。
羊皮の表紙の一頁目には、すでにいくつかの地名が連ねられていた。――「尾張・清洲」「美濃」「近江・小谷」。
「山には『借りて住む山』というのがある。」柳澈涵は言う。「それから、『自分の足跡を後で振り返るために歩く道』というのもな。」
「じゃあ、いつ出ていくんですか。」弥助は不満げにうつむく。「ここにいる人たち……怖いけど、いい人も多いのに。」
「この一年の雪が、山の病が、城下の米が、ある程度形を見せるまで。」柳澈涵は彼の頭を軽く撫でる。「それが済んだら、また別の山を見に行こう。」
冊子には、さらに文字が書き足されていく。
「近江・小谷――壺口、小さくして堅し。
兵舎の脚は癒すべく、街口の刀は鈍らすべく。
主楼の父と子、心は一にあらず。
雨森の筆は、縫うこともできれば、切ることもできる。」
最後の行を書き終える手を、一度止める。そして、もう一行を加えた。
「澄原龍立、この名は仮に借りたもの。いつか返すときは、尾張・美濃・近江の山河が、再び交わるときであろう。」
油灯の火は揺れもせず、静かに燃えている。外では風が紙障子を叩き、低い音を立てていた。
夜の山谷に、小谷一城の灯りが散らばっている。その様は、谷間に身を縮めながらも、すでに目を開けつつある獣のようでもあった。
この一年は、浅井にとっては大嵐の前の浅い呼吸に過ぎない。
だが柳澈涵にとっては、清洲を離れてから初めて、他人の城において自分の刀と鍼と目を、丸ごと差し出した一年である。
この先、雪は溶け、旗は掛け替えられ、山は揺れるだろう。
そしてこの時期に刻まれた足跡が、やがて美濃と尾張の戦いにおいて、彼がどこに立ち、いかなる一刀を振るうのかを決めることになるのだった。
それは、表向きには知らされない密議だった。
集められた人数は多くはない。だがその顔ぶれは、ほとんどこの城の骨組みすべてを代表している。
浅井長政、浅井久政の父子。
雨森弥兵衛。
海北綱親、赤尾清綱、阿閉貞征、遠藤直経。
外の風は軒を叩きながら渦を巻き、室内の障子には、人影がいくつも揺れて映っている。
「まず尾張からの知らせを。」雨森が口火を切った。「織田信長は清洲にて、美濃へ抜ける道筋をひそかに整えつつあります。六角は東を窺い、小谷は、その両者の狭間に位置することになります。」
「俺たちは前からずっと真ん中に立っていたさ。」海北はうんざりしたように頭を掻く。「ただ、以前は誰も見ていなかっただけだ。今は両側からじっと見られている。」
「ゆえに、今日議すべきことは二つ。」長政が言う。「一つは、今後浅井が東に向かうのか西に向かうのかということ。もう一つは、ここ数日、小谷に『増えた一人』について。」
名は挙げられていない。だが誰もがすでに察している。
――澄原龍立。
口を開いたのは久政だった。
「こういう流れ者を、長く置いておくのはよくない。」声は大きくはないが、押し殺した焦りが滲んでいる。「兵舎も、街も、山道も、彼は見過ぎている。将来尾張と近江が刃を交える時、あいつが尾張側に立っていたら、こっちの一挙手一投足があの男の筆先の上だ。」
「父上はお忘れではありませんか。」長政は静かに言う。「いま彼は、『こちらの者たちがどう生きているか』も見ている。」
「だからこそ、なおのこと危険なのだ。」久政の声音は冷たい。「刀は借りることができるが、目は借りられん。」
雨森は深く頭を下げた。
「久政公のご懸念、よくわかります。」
「では、お前はどう見る。」久政が問う。
「この世には、医を解し兵も解する者は多うございましょう。」雨森は言葉を選ぶ。「しかし、人の心を解し、なおかつその心の側に立とうとする者は、多くはございません。澄原殿は、その少なき者の一人かと。浅井がいま真に必要としているのは、死ぬ者を少しでも減らし、この『壺』の水をまず鎮めること。そのような目をまったく用いないのは、惜しゅうございましょう。」
「使うのか。」久政は鋭く問い詰める。「それとも、使われるのか。」
海北も口を挟んだ。
「もし山道であいつがいなかったら、俺はもっと派手に斬れたかもしれん。」彼は本音を漏らす。「だがそのかわり、うちの連中ももっと多く倒れていた。兵舎の傷を治さなければ、いざという時に走れんのは、やっぱりあいつらだ。」
赤尾は、わずかな間を置いてから、ゆっくりと言葉を紡ぐ。
「私は、本来ならああいう素性の見えぬ男は好きではない。」と。「だが、この何日か彼の手の振るい方と、言葉を聞いていて思った。あの男は、人を斬るのを楽しまず、人を助けることで好感を買おうともしない。」
「どういう意味だ。」長政が目を向ける。
「通りであの百姓を助けた時。あれは、あの男が大声で泣き叫んでいたからではない。」赤尾の声には確信があった。「六角の旗を掲げた連中を斬った時も、旗そのものが気に入らなかったからではない。あいつはただ、『この一刀を振り下ろしたあと、明日まだ田を耕す者がどれだけ残っているか』――それだけを見ていた。」
阿閉貞征はこれまで黙ってうつむいていたが、このとき口を開いた。
「主公。いずれ六角と、織田とを相手に立ち回らねばならぬとき。」淡々とした口調だが、その言葉は重い。「ああいう男は、早晩どちらか一方に立つことになるでしょう。今この時点でこちらにいるということは、その分だけ、向こうにしかいない場合よりも、まだましだと愚考いたします。」
室内には、しばし静寂が落ちた。
「父上のご懸念は、『彼が将来どちらに立つか』という一点です。」長政はようやく口を開いた。「ならば、こちらから先に、一つ筋を通しておくというのはどうでしょう。」
長政は雨森に視線を向ける。
「書付を。」
雨森は筆を取り、言葉を待つ。
「一つ。」長政ははっきりと言葉を紡ぎ始めた。「澄原龍立を、浅井家の家臣帳には載せぬこと。家禄も与えず、家紋も授けぬ。」
「彼はあくまで、『借り物の医者であり軍師』とする。忠誓の誓いで縛らず、恩賞で縛りもせぬ。」
「二つ。」
「彼が浅井に留まる間は、軍勢に同行するもよし、兵舎に入るもよし、城下を見て回るもよし。その見聞きしたものは、我らと彼とが共に負うものと見なす。」
「三つ。」長政の声はそこでほんの少し止まり、静かに続けられた。「もしもいつか、我らが尾張と刃を交えると決めたときは――その前に、彼には必ず小谷を去ってもらう。尾張に立つ者に、浅井の最後の刀の振り方を見せるわけにはいかぬ。」
雨森は一字一字、筆に力を込めて書きつけていく。
「お前はあの男を家臣ではなく、友と見ているのだな。」久政は冷ややかに言った。
「家臣なら、一枚の紙で呼び出し、一枚の紙で追い払える。」長政はまっすぐに返す。「友と見なすなら、去るときに一度はこちらを振り返る。」
久政は、複雑なものの混じった眼差しで息子を見つめる。
やがて、深々と息を吐いた。
「好きにしろ。」
密議が散じたあと、雨森は書き上げたばかりの紙を丁寧に折り畳み、袖の中にしまった。
「いつ、彼に見せるつもりだ。」廊下で追いついた海北が、声を潜めて尋ねる。
「今見せるには、重すぎる。」雨森は答える。「いつか彼のほうから、『小谷を離れたい』と言い出したとき、その時に。」
「もし言い出さなかったら。」影の中から赤尾が歩み出る。
「言い出しますよ。」雨森は、夜の小谷の明かりを見やった。「ああいう男は、歩き出す前に、必ず一度地図を眺める。」
同じ夜、城下の客舎にて。
弥助は窓辺に寄りかかり、山の灯を見上げていた。
「先生、ずっとここにいるんですか。」
柳澈涵は小さな冊子を広げ、筆先を走らせている。
羊皮の表紙の一頁目には、すでにいくつかの地名が連ねられていた。――「尾張・清洲」「美濃」「近江・小谷」。
「山には『借りて住む山』というのがある。」柳澈涵は言う。「それから、『自分の足跡を後で振り返るために歩く道』というのもな。」
「じゃあ、いつ出ていくんですか。」弥助は不満げにうつむく。「ここにいる人たち……怖いけど、いい人も多いのに。」
「この一年の雪が、山の病が、城下の米が、ある程度形を見せるまで。」柳澈涵は彼の頭を軽く撫でる。「それが済んだら、また別の山を見に行こう。」
冊子には、さらに文字が書き足されていく。
「近江・小谷――壺口、小さくして堅し。
兵舎の脚は癒すべく、街口の刀は鈍らすべく。
主楼の父と子、心は一にあらず。
雨森の筆は、縫うこともできれば、切ることもできる。」
最後の行を書き終える手を、一度止める。そして、もう一行を加えた。
「澄原龍立、この名は仮に借りたもの。いつか返すときは、尾張・美濃・近江の山河が、再び交わるときであろう。」
油灯の火は揺れもせず、静かに燃えている。外では風が紙障子を叩き、低い音を立てていた。
夜の山谷に、小谷一城の灯りが散らばっている。その様は、谷間に身を縮めながらも、すでに目を開けつつある獣のようでもあった。
この一年は、浅井にとっては大嵐の前の浅い呼吸に過ぎない。
だが柳澈涵にとっては、清洲を離れてから初めて、他人の城において自分の刀と鍼と目を、丸ごと差し出した一年である。
この先、雪は溶け、旗は掛け替えられ、山は揺れるだろう。
そしてこの時期に刻まれた足跡が、やがて美濃と尾張の戦いにおいて、彼がどこに立ち、いかなる一刀を振るうのかを決めることになるのだった。
0
あなたにおすすめの小説
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
強いられる賭け~脇坂安治軍記~
恩地玖
歴史・時代
浅井家の配下である脇坂家は、永禄11年に勃発した観音寺合戦に、織田・浅井連合軍の一隊として参戦する。この戦を何とか生き延びた安治は、浅井家を見限り、織田方につくことを決めた。そんな折、羽柴秀吉が人を集めているという話を聞きつけ、早速、秀吉の元に向かい、秀吉から温かく迎えられる。
こうして、秀吉の家臣となった安治は、幾多の困難を乗り越えて、ついには淡路三万石の大名にまで出世する。
しかし、秀吉亡き後、石田三成と徳川家康の対立が決定的となった。秀吉からの恩に報い、石田方につくか、秀吉子飼いの武将が従った徳川方につくか、安治は決断を迫られることになる。
不屈の葵
ヌマサン
歴史・時代
戦国乱世、不屈の魂が未来を掴む!
これは三河の弱小国主から天下人へ、不屈の精神で戦国を駆け抜けた男の壮大な物語。
幾多の戦乱を生き抜き、不屈の精神で三河の弱小国衆から天下統一を成し遂げた男、徳川家康。
本作は家康の幼少期から晩年までを壮大なスケールで描き、戦国時代の激動と一人の男の成長物語を鮮やかに描く。
家康の苦悩、決断、そして成功と失敗。様々な人間ドラマを通して、人生とは何かを問いかける。
今川義元、織田信長、羽柴秀吉、武田信玄――家康の波乱万丈な人生を彩る個性豊かな名将たちも続々と登場。
家康との関わりを通して、彼らの生き様も鮮やかに描かれる。
笑いあり、涙ありの壮大なスケールで描く、単なる英雄譚ではなく、一人の人間として苦悩し、成長していく家康の姿を描いた壮大な歴史小説。
戦国時代の風雲児たちの活躍、人間ドラマ、そして家康の不屈の精神が、読者を戦国時代に誘う。
愛、友情、そして裏切り…戦国時代に渦巻く人間ドラマにも要注目!
歴史ファン必読の感動と興奮が止まらない歴史小説『不屈の葵』
ぜひ、手に取って、戦国時代の熱き息吹を感じてください!
世界はあるべき姿へ戻される 第二次世界大戦if戦記
颯野秋乃
歴史・時代
1929年に起きた、世界を巻き込んだ大恐慌。世界の大国たちはそれからの脱却を目指し、躍起になっていた。第一次世界大戦の敗戦国となったドイツ第三帝国は多額の賠償金に加えて襲いかかる恐慌に国の存続の危機に陥っていた。援助の約束をしたアメリカは恐慌を理由に賠償金の支援を破棄。フランスは、自らを救うために支払いの延期は認めない姿勢を貫く。
ドイツ第三帝国は自らの存続のために、世界に隠しながら軍備の拡張に奔走することになる。
また、極東の国大日本帝国。関係の悪化の一途を辿る日米関係によって受ける経済的打撃に苦しんでいた。
その解決法として提案された大東亜共栄圏。東南アジア諸国及び中国を含めた大経済圏、生存圏の構築に力を注ごうとしていた。
この小説は、ドイツ第三帝国と大日本帝国の2視点で進んでいく。現代では有り得なかった様々なイフが含まれる。それを楽しんで貰えたらと思う。
またこの小説はいかなる思想を賛美、賞賛するものでは無い。
この小説は現代とは似て非なるもの。登場人物は史実には沿わないので悪しからず…
大日本帝国視点は都合上休止中です。気分により再開するらもしれません。
【重要】
不定期更新。超絶不定期更新です。
マルチバース豊臣家の人々
かまぼこのもと
歴史・時代
1600年9月
後に天下人となる予定だった徳川家康は焦っていた。
ーーこんなはずちゃうやろ?
それもそのはず、ある人物が生きていたことで時代は大きく変わるのであった。
果たして、この世界でも家康の天下となるのか!?
そして、豊臣家は生き残ることができるのか!?
猿の内政官 ~天下統一のお助けのお助け~
橋本洋一
歴史・時代
この世が乱れ、国同士が戦う、戦国乱世。
記憶を失くした優しいだけの少年、雲之介(くものすけ)と元今川家の陪々臣(ばいばいしん)で浪人の木下藤吉郎が出会い、二人は尾張の大うつけ、織田信長の元へと足を運ぶ。織田家に仕官した雲之介はやがて内政の才を発揮し、二人の主君にとって無くてはならぬ存在へとなる。
これは、優しさを武器に二人の主君を天下人へと導いた少年の物語
※架空戦記です。史実で死ぬはずの人物が生存したり、歴史が早く進む可能性があります
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる