139 / 268
第一百四十一話 瀬田唐橋・京後第一の風
しおりを挟む
京の影が背後へ退いていくとき、その重さは簡単には抜けない。火から引き上げたばかりの瓦のように、もう手のひらに載っているのに、まだ熱がじりじりと残っている。
暮れかけの空の下、琵琶湖の口にひろがる水は鈍く暗く、瀬田唐橋がその上に横たわっている。木橋の梁が風に揺られて、ぎしりと鳴った。橋の上は人が多い。荷を担ぐ者、驢馬を引く者、護衛、荷を押す者──足音はひとつの響きに溶けながら、それぞれが自分の影だけは踏み締めて離さない。まるで誰かに拾われないように。
柳澈涵は三人の真ん中を歩いていた。
外側には弥助。肩には薬箱、腕は木刀の柄に沿わせ、視線をむやみに泳がせず、橋板と人波の隙間ばかりを見ている。
内側には八重美。マントの下の衣は乱れなく収められ、歩みは早すぎもせず遅すぎもせず、生まれつき「どこで一歩譲り、どこで一歩譲らせるか」を知っているような歩き方だった。
橋のたもとの風除けの陰に、脚夫風の男たちが何人かしゃがみ込んでいた。草鞋は濡れ、裾には泥。だがその眼は、ただの脚夫よりずっと硬い。
ひとりが顔を上げ、まず弥助の背負う薬箱を見る。次に、柳澈涵の衣の裾の線に隠れた刀の形を見る。最後に、八重美の髪に挿された簪へ視線を止め、ほんの半呼吸ほど間を置いてから、作り物めいた笑みを浮かべた。
「澄原先生で?」
試すような呼び方だった。布に細い針をそっと刺して、下に骨があるか確かめるような声。
柳澈涵は足を止め、わずかに顎をくだけた。
「拙者、澄原龍立。橋を借りて通らせてもらう。」
脚夫は立ち上がり、手を合わせた。口調は丁寧だが、卑ではない。
「とんでもないことで。……ただ、このところ橋の上が少々物騒でしてな。人が多ければ、目も多い。先生がご夫人と弟子を連れて遠路を行かれるなら、人にぶつかられぬよう、お気をつけなされ。」
八重美が小さく笑った。声は高くないのに、風の中に薄く香りをひいた。
「ぶつかるかどうかは口で決めるものじゃなくて、目で決まるのよ。これだけ人がいる橋の上で、あなた方だけが真っ先にうちの夫君を見分ける──そこがもう、少し気になるわ。」
脚夫は一瞬、言葉に詰まりながらも笑みを崩さない。
「まさか。……ただ、宿場や茶店でよく噂を耳にしましてな。東山の方に、腕が確かで、針の冴えた澄原先生がいて、多くの命を救ったと。我々のように道を走り回る者は、そういう名は覚えておきとうなるんです。いつ自分が道端で倒れるやもしれませんから、そのとき骨をちゃんと戻してくれる人間の名ぐらいは。」
言葉は飾っていない。粗塩を舌に載せたときのように、しょっぱくて、妙に真実味がある。
柳澈涵は男の足元の草鞋に目をやった。底は不自然なほどきれいで、肩のあたりには擦れた跡が一本走っている。米袋でこすれたものではない。長年、堅い木箱を背負い続けた痕だ。さらに袖口。火のそばに近づけすぎたのではない、火縄の油煙が沁み込んだような暗さが、わずかについている。
「お前たちは休んでいるんじゃない。」柳澈涵は淡々と言った。「風の当たらぬ橋の陰でしゃがみ込むのが休みだ。ここに座っているのは、道を守るためだ。」
脚夫は否定も肯定もせず、言葉だけを軽い方へ流した。
「先生は目がお鋭い。我々は、ただ人がぶつかって騒ぎにならぬよう、少し見張っているだけでさ。先生が橋を渡られるなら、どうぞご自由に。」
そう言って、身体を半歩だけ横へずらした。その半歩は、ちょうど三人が通れるだけの道幅を作る。ついでに、誰かが近づこうとすると、必ず自分の目の前を通らざるを得ない幅でもあった。
弥助の指が木刀の柄をきゅっと握りしめる。関節が白く浮き上がる。
柳澈涵は刀にも、感情にも手を伸ばさない。ただ脚夫から視線をはなし、橋の木板に落ちる水光へ目を移した。水面が影を途中で断ち切っている。まるで古い道を、どこかで無理やり切られたように。
八重美は男の脇を通り過ぎるとき、まるで世間話の続きのような調子で口を開いた。
「さっき東山の話をしていたけれど、誰から聞いたの?」
脚夫は答えずにはいられない。だが、正直すぎる答えもまた怖い。
「宿場というのは口の多いところでしてな。噂というものは、いつの間にか風に乗っております。」
八重美は「そう」と小さく答え、袖口を軽く撫でつけた。
「噂が風に乗るなら、風だってどこへでも紛れ込む。あなたたちも道を“守る”なら、自分を風の中に閉じ込めすぎないことね。」
それは忠告でもあり、釘でもあった。脚夫は意味を悟り、喉仏をひくりと動かしたが、それ以上は何も言わなかった。
三人は橋へと歩み出る。橋はかすかに震え、その震えが水面を細かく砕いていく。
橋の真ん中あたりで、荷を担いだ浪人がわざと肩をぶつけてきた。荷の端がしなり、八重美の裾を泥の中へ掃き込もうとする。弥助は思わず腕を動かしかけたが、柳澈涵の二本の指がその手の甲に軽く触れ、その一息の怒りを押しとどめた。
八重美は避けない。ただ柳澈涵の横へ半歩だけ寄る。風の強い場所で自然と寄り添うような動きで。荷の端は、彼女の裾には触れない。代わりにマントの裾がわずかに当たり、浪人の足元をさらう。浪人は足を取られ、踏み外しそうになり、薄っぺらな軽口がそのまま顔から落ちた。
浪人は振り返って、どうともつかぬ汚い言葉を吐きかけた。
橋のたもとの脚夫が顔を上げ、その方を冷たく一瞥する。浪人はすぐさま言葉を飲み込んだ。のどに魚の小骨でも引っかかったように。
橋を渡り切るころには、風はさらに固くなっていた。
だが、柳澈涵は気を緩めない。京を出てからこそ、本物の手が伸びてくる。ここには御所の壁も、東山の門灯もない。ただ道と風だけがある。誰でも、その風を借りて刀を差し入れることができる。
「先生、どうしてあの人たちは“東山”のことまで知っているんでしょう。」
弥助が低く問う。
柳澈涵の答えは淡々としていた。
「名は一度、門から外へ出たら、もう自分のものではない。持ち主にできるのは、せめてその名が、あまり見苦しい歩き方をしないようにすることだけだ。」
八重美が横で静かに笑った。
「今の言い方、自分のことも薬みたいに数えてるわね。」瞳の奥に、心からの光がわずかに揺れた。「薬ってね、ちゃんと苦く呑み込めるからこそ、人を救えるのよ。あなたはその“苦さ”がきれいな人。」
柳澈涵は返事をしない。そのまま歩を進める。歩調は早くはないが、風を背の方へ押し流してしまうような、ゆるぎない歩きだった。
暮れかけの空の下、琵琶湖の口にひろがる水は鈍く暗く、瀬田唐橋がその上に横たわっている。木橋の梁が風に揺られて、ぎしりと鳴った。橋の上は人が多い。荷を担ぐ者、驢馬を引く者、護衛、荷を押す者──足音はひとつの響きに溶けながら、それぞれが自分の影だけは踏み締めて離さない。まるで誰かに拾われないように。
柳澈涵は三人の真ん中を歩いていた。
外側には弥助。肩には薬箱、腕は木刀の柄に沿わせ、視線をむやみに泳がせず、橋板と人波の隙間ばかりを見ている。
内側には八重美。マントの下の衣は乱れなく収められ、歩みは早すぎもせず遅すぎもせず、生まれつき「どこで一歩譲り、どこで一歩譲らせるか」を知っているような歩き方だった。
橋のたもとの風除けの陰に、脚夫風の男たちが何人かしゃがみ込んでいた。草鞋は濡れ、裾には泥。だがその眼は、ただの脚夫よりずっと硬い。
ひとりが顔を上げ、まず弥助の背負う薬箱を見る。次に、柳澈涵の衣の裾の線に隠れた刀の形を見る。最後に、八重美の髪に挿された簪へ視線を止め、ほんの半呼吸ほど間を置いてから、作り物めいた笑みを浮かべた。
「澄原先生で?」
試すような呼び方だった。布に細い針をそっと刺して、下に骨があるか確かめるような声。
柳澈涵は足を止め、わずかに顎をくだけた。
「拙者、澄原龍立。橋を借りて通らせてもらう。」
脚夫は立ち上がり、手を合わせた。口調は丁寧だが、卑ではない。
「とんでもないことで。……ただ、このところ橋の上が少々物騒でしてな。人が多ければ、目も多い。先生がご夫人と弟子を連れて遠路を行かれるなら、人にぶつかられぬよう、お気をつけなされ。」
八重美が小さく笑った。声は高くないのに、風の中に薄く香りをひいた。
「ぶつかるかどうかは口で決めるものじゃなくて、目で決まるのよ。これだけ人がいる橋の上で、あなた方だけが真っ先にうちの夫君を見分ける──そこがもう、少し気になるわ。」
脚夫は一瞬、言葉に詰まりながらも笑みを崩さない。
「まさか。……ただ、宿場や茶店でよく噂を耳にしましてな。東山の方に、腕が確かで、針の冴えた澄原先生がいて、多くの命を救ったと。我々のように道を走り回る者は、そういう名は覚えておきとうなるんです。いつ自分が道端で倒れるやもしれませんから、そのとき骨をちゃんと戻してくれる人間の名ぐらいは。」
言葉は飾っていない。粗塩を舌に載せたときのように、しょっぱくて、妙に真実味がある。
柳澈涵は男の足元の草鞋に目をやった。底は不自然なほどきれいで、肩のあたりには擦れた跡が一本走っている。米袋でこすれたものではない。長年、堅い木箱を背負い続けた痕だ。さらに袖口。火のそばに近づけすぎたのではない、火縄の油煙が沁み込んだような暗さが、わずかについている。
「お前たちは休んでいるんじゃない。」柳澈涵は淡々と言った。「風の当たらぬ橋の陰でしゃがみ込むのが休みだ。ここに座っているのは、道を守るためだ。」
脚夫は否定も肯定もせず、言葉だけを軽い方へ流した。
「先生は目がお鋭い。我々は、ただ人がぶつかって騒ぎにならぬよう、少し見張っているだけでさ。先生が橋を渡られるなら、どうぞご自由に。」
そう言って、身体を半歩だけ横へずらした。その半歩は、ちょうど三人が通れるだけの道幅を作る。ついでに、誰かが近づこうとすると、必ず自分の目の前を通らざるを得ない幅でもあった。
弥助の指が木刀の柄をきゅっと握りしめる。関節が白く浮き上がる。
柳澈涵は刀にも、感情にも手を伸ばさない。ただ脚夫から視線をはなし、橋の木板に落ちる水光へ目を移した。水面が影を途中で断ち切っている。まるで古い道を、どこかで無理やり切られたように。
八重美は男の脇を通り過ぎるとき、まるで世間話の続きのような調子で口を開いた。
「さっき東山の話をしていたけれど、誰から聞いたの?」
脚夫は答えずにはいられない。だが、正直すぎる答えもまた怖い。
「宿場というのは口の多いところでしてな。噂というものは、いつの間にか風に乗っております。」
八重美は「そう」と小さく答え、袖口を軽く撫でつけた。
「噂が風に乗るなら、風だってどこへでも紛れ込む。あなたたちも道を“守る”なら、自分を風の中に閉じ込めすぎないことね。」
それは忠告でもあり、釘でもあった。脚夫は意味を悟り、喉仏をひくりと動かしたが、それ以上は何も言わなかった。
三人は橋へと歩み出る。橋はかすかに震え、その震えが水面を細かく砕いていく。
橋の真ん中あたりで、荷を担いだ浪人がわざと肩をぶつけてきた。荷の端がしなり、八重美の裾を泥の中へ掃き込もうとする。弥助は思わず腕を動かしかけたが、柳澈涵の二本の指がその手の甲に軽く触れ、その一息の怒りを押しとどめた。
八重美は避けない。ただ柳澈涵の横へ半歩だけ寄る。風の強い場所で自然と寄り添うような動きで。荷の端は、彼女の裾には触れない。代わりにマントの裾がわずかに当たり、浪人の足元をさらう。浪人は足を取られ、踏み外しそうになり、薄っぺらな軽口がそのまま顔から落ちた。
浪人は振り返って、どうともつかぬ汚い言葉を吐きかけた。
橋のたもとの脚夫が顔を上げ、その方を冷たく一瞥する。浪人はすぐさま言葉を飲み込んだ。のどに魚の小骨でも引っかかったように。
橋を渡り切るころには、風はさらに固くなっていた。
だが、柳澈涵は気を緩めない。京を出てからこそ、本物の手が伸びてくる。ここには御所の壁も、東山の門灯もない。ただ道と風だけがある。誰でも、その風を借りて刀を差し入れることができる。
「先生、どうしてあの人たちは“東山”のことまで知っているんでしょう。」
弥助が低く問う。
柳澈涵の答えは淡々としていた。
「名は一度、門から外へ出たら、もう自分のものではない。持ち主にできるのは、せめてその名が、あまり見苦しい歩き方をしないようにすることだけだ。」
八重美が横で静かに笑った。
「今の言い方、自分のことも薬みたいに数えてるわね。」瞳の奥に、心からの光がわずかに揺れた。「薬ってね、ちゃんと苦く呑み込めるからこそ、人を救えるのよ。あなたはその“苦さ”がきれいな人。」
柳澈涵は返事をしない。そのまま歩を進める。歩調は早くはないが、風を背の方へ押し流してしまうような、ゆるぎない歩きだった。
0
あなたにおすすめの小説
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
強いられる賭け~脇坂安治軍記~
恩地玖
歴史・時代
浅井家の配下である脇坂家は、永禄11年に勃発した観音寺合戦に、織田・浅井連合軍の一隊として参戦する。この戦を何とか生き延びた安治は、浅井家を見限り、織田方につくことを決めた。そんな折、羽柴秀吉が人を集めているという話を聞きつけ、早速、秀吉の元に向かい、秀吉から温かく迎えられる。
こうして、秀吉の家臣となった安治は、幾多の困難を乗り越えて、ついには淡路三万石の大名にまで出世する。
しかし、秀吉亡き後、石田三成と徳川家康の対立が決定的となった。秀吉からの恩に報い、石田方につくか、秀吉子飼いの武将が従った徳川方につくか、安治は決断を迫られることになる。
不屈の葵
ヌマサン
歴史・時代
戦国乱世、不屈の魂が未来を掴む!
これは三河の弱小国主から天下人へ、不屈の精神で戦国を駆け抜けた男の壮大な物語。
幾多の戦乱を生き抜き、不屈の精神で三河の弱小国衆から天下統一を成し遂げた男、徳川家康。
本作は家康の幼少期から晩年までを壮大なスケールで描き、戦国時代の激動と一人の男の成長物語を鮮やかに描く。
家康の苦悩、決断、そして成功と失敗。様々な人間ドラマを通して、人生とは何かを問いかける。
今川義元、織田信長、羽柴秀吉、武田信玄――家康の波乱万丈な人生を彩る個性豊かな名将たちも続々と登場。
家康との関わりを通して、彼らの生き様も鮮やかに描かれる。
笑いあり、涙ありの壮大なスケールで描く、単なる英雄譚ではなく、一人の人間として苦悩し、成長していく家康の姿を描いた壮大な歴史小説。
戦国時代の風雲児たちの活躍、人間ドラマ、そして家康の不屈の精神が、読者を戦国時代に誘う。
愛、友情、そして裏切り…戦国時代に渦巻く人間ドラマにも要注目!
歴史ファン必読の感動と興奮が止まらない歴史小説『不屈の葵』
ぜひ、手に取って、戦国時代の熱き息吹を感じてください!
世界はあるべき姿へ戻される 第二次世界大戦if戦記
颯野秋乃
歴史・時代
1929年に起きた、世界を巻き込んだ大恐慌。世界の大国たちはそれからの脱却を目指し、躍起になっていた。第一次世界大戦の敗戦国となったドイツ第三帝国は多額の賠償金に加えて襲いかかる恐慌に国の存続の危機に陥っていた。援助の約束をしたアメリカは恐慌を理由に賠償金の支援を破棄。フランスは、自らを救うために支払いの延期は認めない姿勢を貫く。
ドイツ第三帝国は自らの存続のために、世界に隠しながら軍備の拡張に奔走することになる。
また、極東の国大日本帝国。関係の悪化の一途を辿る日米関係によって受ける経済的打撃に苦しんでいた。
その解決法として提案された大東亜共栄圏。東南アジア諸国及び中国を含めた大経済圏、生存圏の構築に力を注ごうとしていた。
この小説は、ドイツ第三帝国と大日本帝国の2視点で進んでいく。現代では有り得なかった様々なイフが含まれる。それを楽しんで貰えたらと思う。
またこの小説はいかなる思想を賛美、賞賛するものでは無い。
この小説は現代とは似て非なるもの。登場人物は史実には沿わないので悪しからず…
大日本帝国視点は都合上休止中です。気分により再開するらもしれません。
【重要】
不定期更新。超絶不定期更新です。
マルチバース豊臣家の人々
かまぼこのもと
歴史・時代
1600年9月
後に天下人となる予定だった徳川家康は焦っていた。
ーーこんなはずちゃうやろ?
それもそのはず、ある人物が生きていたことで時代は大きく変わるのであった。
果たして、この世界でも家康の天下となるのか!?
そして、豊臣家は生き残ることができるのか!?
猿の内政官 ~天下統一のお助けのお助け~
橋本洋一
歴史・時代
この世が乱れ、国同士が戦う、戦国乱世。
記憶を失くした優しいだけの少年、雲之介(くものすけ)と元今川家の陪々臣(ばいばいしん)で浪人の木下藤吉郎が出会い、二人は尾張の大うつけ、織田信長の元へと足を運ぶ。織田家に仕官した雲之介はやがて内政の才を発揮し、二人の主君にとって無くてはならぬ存在へとなる。
これは、優しさを武器に二人の主君を天下人へと導いた少年の物語
※架空戦記です。史実で死ぬはずの人物が生存したり、歴史が早く進む可能性があります
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる