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第四話・鴨川逆流・未来へ宛てた遺書(一)
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夕方の鴨川には、いつもどこか「この一日をまだ終わらせたくない」ような空気が漂っている。
四条大橋の下では、川面が夕陽に染められて、鈍い黄色の帯のように伸び、その上に細かな光の粒がいくつも浮かんでいた。段々になった石段は川へ向かってゆるやかに続き、恋人たちが一段おきに並ぶように腰を下ろしている。互いに距離は保ちながらも、決して遠すぎはしない――ひと続きの時間を、細かく切り分けて並べたような、静かなひとときだった。
川面から吹き上げてくる風は、かすかに湿って冷たい。対岸の柳の枝がそよぎ、細い影が長く引き伸ばされて水面を引きずり、流れに少しずつ断ち切られていく。
「京都は今日も……死にたがってるねぇ。」
綾女は両手を羽織の袖の中に突っ込んだまま、四条大橋の欄干にもたれ、身を乗り出すようにして川面を見下ろしていた。
今日の彼女は、細かい地模様の入った紺の羽織に、やわらかな色合いの着物を合わせている。足元は歩きやすい低いヒール。花街の本職ほどの「装い」でもなければ、普通の会社員にも見えない。人波の中に立っていると、決して目立ちはしないのに、どこか視線を引く。そんな中途半端さが、ちょうどいいバランスで彼女に似合っていた。
「どんな挨拶だよ、それ。」
劉立澄は、紙コップを片手にその隣へ立った。川風がコートの裾を少し巻き上げ、紙コップから立ち上る湯気が、細い筋になって昇っていく。彼は横目で川岸を一瞥してから、
「わざわざ呼び出されて来てみれば、『京都の集団厭世』の実況中継を聞かされるわけ?」
とぼやく。
「京都が、あんたを呼んでるの。」
綾女はわざと艶っぽく視線を川面から外し、彼にウインクをひとつ投げた。
「私はね、ただの伝言係。」
そう言って、石段の下を指さす。
そこには、二十代後半ほどの男が、一番下の段に座り込んでいた。体の芯から力が抜けてしまったように、欄干の脇にもたれるようにしている。腕章をつけたボランティアの青年がその隣にしゃがみ込み、タオルを手渡し、スポーツドリンクのボトルを半ば無理やり握らせていた。
「……さっきも、飛び込もうとした?」
「うん。三回目。」
綾女は小さな声で答える。
「同じ人、同じ川、同じ場所。」
そこで一拍置き、口の端に、からかいとも自嘲ともつかない笑みをかすかに浮かべた。
「一度も、本当に飛んだことはないけどね。」
劉立澄の眉が、わずかに動いた。
綾女は彼を連れて、川沿いに石段を降りていく。川の水が段のいちばん下を洗い、一定のリズムで石にぶつかり、鈍い音を立てていた。ボランティアが顔を上げ、二人の姿を認めると、ほっとしたように目じりを緩める。
「また、お世話になりまして。」
「どうせ店、まだ開けてないし。」
綾女は相手を安心させるような笑みで返し、それから顎で劉立澄を示した。
「こっちが、この前話した人。中国から来た道士さん。」
ボランティアの青年は真田といった。三十代そこそこ、細いフレームの眼鏡をかけ、目尻には疲れの細い皺が刻まれている。彼は劉立澄に目を向け、礼儀正しく頭を下げた。
「綾女さんから、何度かお名前は。今日の彼は……」
そう言いかけて、隣の男を見やる。
男は、ごく普通のスーツ姿だった。ネクタイは首のあたりでだらしなく緩み、シャツの裾が少しズボンからはみ出している。髪は寝癖のように乱れ、目の下には、何度も徹夜を重ねたようなうっすらとした隈が浮かんでいた。
「中島といいます。」
男は自分から口を開いた。声は掠れている。
「すみません、ご迷惑をおかけして。」
スポーツドリンクを握る手が、かすかに震えていた。
「さっき、本気で飛び込むつもりだった?」
「……もう、一回飛んでます。」
中島は川を見たまま、一語一語かみしめるように言った。
「はっきり覚えてます。」
真田が眉をひそめ、思わず口を挟む。
「監視カメラには、何も映ってませんよ。さっきも、ずっとここに座ってただけで。」
「それは、さっきの話です。」
中島は首を振る。
「僕が言ってるのは、数日前の夜のこと。」
彼は自分の胸に手を当てた。指先が布地に深く沈む。
「あの夜、僕は靴を脱いで、下の石に降りて、それから一歩、前へ出ました。」
声は不自然なほど静かで、妙に細部まで澄んでいる。
「水がすごく冷たくて。足首から、ガラスみたいな冷たさが上がってくる。ふくらはぎ、太もも、おなかのあたりまで。喉の中は全部水で、耳の奥がぶんぶん鳴って、目の前は真っ暗になって……何かを掴もうとしたけど、掴めなくて。そのときふと思ったんです。――ああ、もう仕事行かなくていいんだ、って。」
そう言ったとき、彼の口元には、ほとんど見えないくらいの薄い笑いが浮かんだ。
「でも、目を開けたら、僕は階段の上に立ってた。靴はちゃんと履いてるし、服もどこも濡れてなくて。」
真田は思わず眼鏡を押し上げ、小さく付け足す。
「この話、三日で四回聞かされました。一字一句同じです。」
「想像を、繰り返してるってことですか。」
劉立澄が言った。声は淡々としている。
「他にどう説明しろと。」
真田は苦笑する。
「まさか、『鴨川が彼に“体験プラン”を提供してる』なんて言えませんし。」
綾女が首を傾げ、劉立澄を見る。
「それで、先生はどう思うの?」
「そうだな――」
彼は視線を川面へ落とした。
橋の下から吹き上げる風が、水肌を細かく揺らす。夕陽の名残りをかすかに含んだ波紋が幾重にも重なり、くしゃくしゃに揉まれたガラスの板のように見えた。
そのガラスの下に、別のものが見えた。
半透明の紙片。墨の跡が残る便箋。画面に表示されたままの入力欄。送信を迷っているチャット画面の吹き出し……そんなものが、すべて水中に押し込められて、ゆっくりと下流へ流れていく。ときどき、一枚の紙がふっとめくれ、そこに書かれた見覚えのありすぎる文字がのぞく。
「ごめん」
「もう本当に疲れた」
「もし明日、僕がいなかったら……」
それらの文字は水の中で滲み、拡散し、やがて痕跡もなく消えていった。
「――ここでは、確かにたくさんの“人”が死んでいるよ。」
彼は口を開いた。
「ただ、その人たちは、まだ自分の体の中で生きてる。」
川風が少し強くなる。真田は思わず両腕を抱いた。
綾女は空の色を見上げる。
「とりあえず、何か飲みに行こうか。河原で死について語り合う二人組なんて、通行人に通報されるよ。」
四条大橋の下では、川面が夕陽に染められて、鈍い黄色の帯のように伸び、その上に細かな光の粒がいくつも浮かんでいた。段々になった石段は川へ向かってゆるやかに続き、恋人たちが一段おきに並ぶように腰を下ろしている。互いに距離は保ちながらも、決して遠すぎはしない――ひと続きの時間を、細かく切り分けて並べたような、静かなひとときだった。
川面から吹き上げてくる風は、かすかに湿って冷たい。対岸の柳の枝がそよぎ、細い影が長く引き伸ばされて水面を引きずり、流れに少しずつ断ち切られていく。
「京都は今日も……死にたがってるねぇ。」
綾女は両手を羽織の袖の中に突っ込んだまま、四条大橋の欄干にもたれ、身を乗り出すようにして川面を見下ろしていた。
今日の彼女は、細かい地模様の入った紺の羽織に、やわらかな色合いの着物を合わせている。足元は歩きやすい低いヒール。花街の本職ほどの「装い」でもなければ、普通の会社員にも見えない。人波の中に立っていると、決して目立ちはしないのに、どこか視線を引く。そんな中途半端さが、ちょうどいいバランスで彼女に似合っていた。
「どんな挨拶だよ、それ。」
劉立澄は、紙コップを片手にその隣へ立った。川風がコートの裾を少し巻き上げ、紙コップから立ち上る湯気が、細い筋になって昇っていく。彼は横目で川岸を一瞥してから、
「わざわざ呼び出されて来てみれば、『京都の集団厭世』の実況中継を聞かされるわけ?」
とぼやく。
「京都が、あんたを呼んでるの。」
綾女はわざと艶っぽく視線を川面から外し、彼にウインクをひとつ投げた。
「私はね、ただの伝言係。」
そう言って、石段の下を指さす。
そこには、二十代後半ほどの男が、一番下の段に座り込んでいた。体の芯から力が抜けてしまったように、欄干の脇にもたれるようにしている。腕章をつけたボランティアの青年がその隣にしゃがみ込み、タオルを手渡し、スポーツドリンクのボトルを半ば無理やり握らせていた。
「……さっきも、飛び込もうとした?」
「うん。三回目。」
綾女は小さな声で答える。
「同じ人、同じ川、同じ場所。」
そこで一拍置き、口の端に、からかいとも自嘲ともつかない笑みをかすかに浮かべた。
「一度も、本当に飛んだことはないけどね。」
劉立澄の眉が、わずかに動いた。
綾女は彼を連れて、川沿いに石段を降りていく。川の水が段のいちばん下を洗い、一定のリズムで石にぶつかり、鈍い音を立てていた。ボランティアが顔を上げ、二人の姿を認めると、ほっとしたように目じりを緩める。
「また、お世話になりまして。」
「どうせ店、まだ開けてないし。」
綾女は相手を安心させるような笑みで返し、それから顎で劉立澄を示した。
「こっちが、この前話した人。中国から来た道士さん。」
ボランティアの青年は真田といった。三十代そこそこ、細いフレームの眼鏡をかけ、目尻には疲れの細い皺が刻まれている。彼は劉立澄に目を向け、礼儀正しく頭を下げた。
「綾女さんから、何度かお名前は。今日の彼は……」
そう言いかけて、隣の男を見やる。
男は、ごく普通のスーツ姿だった。ネクタイは首のあたりでだらしなく緩み、シャツの裾が少しズボンからはみ出している。髪は寝癖のように乱れ、目の下には、何度も徹夜を重ねたようなうっすらとした隈が浮かんでいた。
「中島といいます。」
男は自分から口を開いた。声は掠れている。
「すみません、ご迷惑をおかけして。」
スポーツドリンクを握る手が、かすかに震えていた。
「さっき、本気で飛び込むつもりだった?」
「……もう、一回飛んでます。」
中島は川を見たまま、一語一語かみしめるように言った。
「はっきり覚えてます。」
真田が眉をひそめ、思わず口を挟む。
「監視カメラには、何も映ってませんよ。さっきも、ずっとここに座ってただけで。」
「それは、さっきの話です。」
中島は首を振る。
「僕が言ってるのは、数日前の夜のこと。」
彼は自分の胸に手を当てた。指先が布地に深く沈む。
「あの夜、僕は靴を脱いで、下の石に降りて、それから一歩、前へ出ました。」
声は不自然なほど静かで、妙に細部まで澄んでいる。
「水がすごく冷たくて。足首から、ガラスみたいな冷たさが上がってくる。ふくらはぎ、太もも、おなかのあたりまで。喉の中は全部水で、耳の奥がぶんぶん鳴って、目の前は真っ暗になって……何かを掴もうとしたけど、掴めなくて。そのときふと思ったんです。――ああ、もう仕事行かなくていいんだ、って。」
そう言ったとき、彼の口元には、ほとんど見えないくらいの薄い笑いが浮かんだ。
「でも、目を開けたら、僕は階段の上に立ってた。靴はちゃんと履いてるし、服もどこも濡れてなくて。」
真田は思わず眼鏡を押し上げ、小さく付け足す。
「この話、三日で四回聞かされました。一字一句同じです。」
「想像を、繰り返してるってことですか。」
劉立澄が言った。声は淡々としている。
「他にどう説明しろと。」
真田は苦笑する。
「まさか、『鴨川が彼に“体験プラン”を提供してる』なんて言えませんし。」
綾女が首を傾げ、劉立澄を見る。
「それで、先生はどう思うの?」
「そうだな――」
彼は視線を川面へ落とした。
橋の下から吹き上げる風が、水肌を細かく揺らす。夕陽の名残りをかすかに含んだ波紋が幾重にも重なり、くしゃくしゃに揉まれたガラスの板のように見えた。
そのガラスの下に、別のものが見えた。
半透明の紙片。墨の跡が残る便箋。画面に表示されたままの入力欄。送信を迷っているチャット画面の吹き出し……そんなものが、すべて水中に押し込められて、ゆっくりと下流へ流れていく。ときどき、一枚の紙がふっとめくれ、そこに書かれた見覚えのありすぎる文字がのぞく。
「ごめん」
「もう本当に疲れた」
「もし明日、僕がいなかったら……」
それらの文字は水の中で滲み、拡散し、やがて痕跡もなく消えていった。
「――ここでは、確かにたくさんの“人”が死んでいるよ。」
彼は口を開いた。
「ただ、その人たちは、まだ自分の体の中で生きてる。」
川風が少し強くなる。真田は思わず両腕を抱いた。
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