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第十一話・三十三間堂・終わらない稽古の自分(二)
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三十三間堂は、夜には開かない。
少なくとも、普通の観光客にとってはそういう場所だ。
雨上がりの小道にはまだ湿り気が残り、石畳の隙間には細い水の光が溜まっている。高い木柵が夜の中に長い影を引き、その向こう側に、あまりに長い建物が静かに横たわっている。
この長堂は、昼間見ると「長さ」という一つの概念を極限まで突き詰めようとした匠人の執念のようにも見える。
屋根と柱が、一息では見通せないほど延びていく。
夜になると、その印象は少し変わる。
地面に無理やりうつ伏せにされた背骨――そんな風にも見えてくる。
一本一本の梁が連なり、目には見えない何かの「走り方」に沿って暗く並んでいる。
風が吹くと、軒先の風鈴がかすかに触れ合い、ごく細い音を立てた。
その音が地面に落ち、回廊の石畳を伝って前へ前へと進んでいき、ある一点でふっと沈み込む。
――そこが、龍脈が顔をのぞかせている細い裂け目だ。
劉立澄は木柵に手を置き、指先でそっと叩いた。
木目の奥にある流れは、ただの年輪ではない。もっと深い「向き」――地下の脈と繋がる走向が、薄く潜んでいる。
彼はひらりと柵を越えた。
着地の瞬間、意識して足音を限りなく軽くする。
回廊の床は、さっきの雨で細かく洗われたばかりだ。
石畳の隙間から、ごく細い光がふっと上がってくる。それはまるで、地の底から吐き出された息のようだ。
長廊の奥に、ぼんやりと灯りが見える。
電灯ではない。油の炎が揺れる、あの黄味がかった光だ。
彼は回廊に沿って歩き出した。
数歩ごとに、足裏に伝わる感触がわずかに変わる。
空洞っぽい箇所、芯の詰まった箇所、薄い氷の上に乗ったような心もとない箇所――そこは、龍脈が削られて薄くなっているところだ。
灯りの前まで来て、彼は足を止めた。
灯は回廊の片側に置かれている。
その横の柱の根元に、人影がひとつ寄りかかっていた。
三十代前半に見える女性だった。
着古した稽古着を身にまとい、胸元は紐で結び直してある。袖口には弓の弦で擦れた跡が見えた。髪はきちんと束ねられているが、額には汗で張りついた短い毛が数本垂れている。
右手には弓が一本。
特別大きくはない、練習用の弓。弓身は何度も撫でられ、光沢を帯びている。左手は何も持っていないが、いつでも弦を引ける形を保ったままだ――指先がわずかに張り詰め、見えない何かをつかんでいる。
弓懸はしていない。だが指の関節には、古いマメがいくつも重なっていた。
彼女の視線は、ずっと長廊の向こう端に向けられている。
そこには何もない。
柱が果てしなく続き、その奥に仏像の影がぼんやりと連なっているだけだ。
「……もう一度。」
彼女は、ほとんど声にならないほど小さく唇を動かした。
弦は存在しない。
それでも、その瞬間、腕の筋肉が本当に力を込め、肩、背筋、腰が一斉に緊張し、「射る」という一つの形を全身で組み上げる。
放つ。
静寂の中に、極細い破空音が生まれた。
目には見えない矢が、回廊の下を走る龍脈の裂け目に沿って、一直線に飛んでいく。
風もまた、その軌道に合わせて無理やり割かれていく。
だが、その一響きのあと、何も変わらない。
矢は的に刺さらない――そもそも的は置かれていない。
ただ、廊の奥の闇がわずかに震え、すぐに元通りになるだけだった。
彼女の肩だけが、一瞬だけふっと緩む。
そして次の刹那には、また張り詰めている。
「もう一度。」
喉から漏れた風のような声で、彼女はつぶやく。
劉立澄は柱の陰から、その一連の動作を見つめていた。
これはもはや、単なる「練習」ではない。
終わることのない「追試」――そんなものに近い。
彼の目には、彼女の背後にも何人もの「彼女」が立っているのが見えた。
ひとりは高校の弓道部の制服姿で、胸には試合のゼッケンをつけている。
ひとりは黒いスーツに身を包み、首から会社のIDカードをぶら下げている。
ひとりはゆるい部屋着のまま、髪を適当にお団子にまとめ、目の下にははっきりとしたクマがある。
彼女たちもみな弓を握り、弦を引いている。
ただ、その目には焦点がなかった。
それぞれの唇は、同じ言葉を繰り返している。
――「もう一度だけでいいから。」
これは幽霊ではない。
「もしあのとき辞めなかったら」「もう少しだけ頑張っていれば」という思いから剥ぎ取られた、層ごとの「未完了」だ。
残形。
今ここにいる彼女自身――本物の一人分は、そんな影たちに取り囲まれた中の、いちばん普通で小さな塊にすぎない。
「もう、十分な回数は射ってる。」
劉立澄は声をかけた。
女の弓手は、やっと別の音を耳に入れたようだった。
はっとして、ゆっくりとこちらを振り向く。
「……あなたは?」
声は少し枯れていて、しばらくまともに眠っていない人のようだった。
「通りすがり。」
彼は言う。
「それと、帳簿をつけに来た者。」
彼女の視線は、彼の身体を一度なぞり、すぐまた長廊の奥へと戻っていった。
「私の矢は、あの日、放てなかった。」
彼女は低く言う。
「あの日は風が強くて、回廊の下で千体の観音さまが全部鳴ってて。
失敗したらどうしようって思った。みんなが見てるのが怖くて。怖くて……」
そこで、声が一度途切れる。
「だから言ったの。――じゃあ、今日はやめておこうって。」
彼女は笑った。
笑いと言っていいのか迷うほど、細い歪みだった。
「そしたら、うっかりしてるうちに、ずっとここから動けなくなっちゃった。」
背後の影たちは、「うっかり」という言葉を聞いた瞬間、そろって小さく身震いした。
「もう一度だけ」の口の形が、さらに切迫したものになる。
龍脈は回廊の下を走り、その「もう一度だけ」で押しつぶされて、少し息苦しそうにうねっている。
本来まっすぐに流れるべき線が、彼女の足もとで渦を巻き、自分自身を縛りつけている。
このままなら、いずれここは龍気のねじれが固まる死結になる――
敵の組織がやろうとしているのは、その結び目を外側からちょっと引っ張って、自分の書きたい文字を書き込むことだけだ。
「あなたにとって『射った』って、どういう状態?」
劉立澄は尋ねた。
「……みんなが満足すること。」
彼女は言う。
「先生も、同級生も、家族も、会社も、子どもも、夫も……
みんなが満足してくれたら、やっと放してもいい。」
これは別の種類の残形だ。
「もっと完璧な自分になりたい」という残形ではなく、
「誰の目にもミスのない一番無難な自分」になろうとする残形。
彼女は「誰からも責められない動作」をみんなの代わりに完成させることに縛られ、身動きが取れなくなっている。
本来ひとつで済むはずの「矢」を引き受けるリスクが、無数の「まだ準備中」に引き延ばされているのだ。
劉立澄は、静かに息を吐いた。
「もう、十分に長く立ち尽くしてる。」
彼は言った。
回廊の灯火が、その瞬間、かすかに揺れた。
彼女の背後の残形たちが、一斉に顔を上げる。
空っぽの眼差しが、彼に向かって集まる。
「……だめ。」
彼女はかすれ声で言った。
「もう一回だけでいいから。」
彼女の手が、また弓をつかもうとする。
今度は、影たちも一緒に手を上げた。
一人、二人――どの年の彼女なのかわからない「私」たちが、回廊いっぱいに横隊を組み、それぞれ見えない弦を引き絞る。
三十三間堂の長い廊下は、この瞬間、見えない弓弦によってさらに一段、きつく張り詰められた。
少なくとも、普通の観光客にとってはそういう場所だ。
雨上がりの小道にはまだ湿り気が残り、石畳の隙間には細い水の光が溜まっている。高い木柵が夜の中に長い影を引き、その向こう側に、あまりに長い建物が静かに横たわっている。
この長堂は、昼間見ると「長さ」という一つの概念を極限まで突き詰めようとした匠人の執念のようにも見える。
屋根と柱が、一息では見通せないほど延びていく。
夜になると、その印象は少し変わる。
地面に無理やりうつ伏せにされた背骨――そんな風にも見えてくる。
一本一本の梁が連なり、目には見えない何かの「走り方」に沿って暗く並んでいる。
風が吹くと、軒先の風鈴がかすかに触れ合い、ごく細い音を立てた。
その音が地面に落ち、回廊の石畳を伝って前へ前へと進んでいき、ある一点でふっと沈み込む。
――そこが、龍脈が顔をのぞかせている細い裂け目だ。
劉立澄は木柵に手を置き、指先でそっと叩いた。
木目の奥にある流れは、ただの年輪ではない。もっと深い「向き」――地下の脈と繋がる走向が、薄く潜んでいる。
彼はひらりと柵を越えた。
着地の瞬間、意識して足音を限りなく軽くする。
回廊の床は、さっきの雨で細かく洗われたばかりだ。
石畳の隙間から、ごく細い光がふっと上がってくる。それはまるで、地の底から吐き出された息のようだ。
長廊の奥に、ぼんやりと灯りが見える。
電灯ではない。油の炎が揺れる、あの黄味がかった光だ。
彼は回廊に沿って歩き出した。
数歩ごとに、足裏に伝わる感触がわずかに変わる。
空洞っぽい箇所、芯の詰まった箇所、薄い氷の上に乗ったような心もとない箇所――そこは、龍脈が削られて薄くなっているところだ。
灯りの前まで来て、彼は足を止めた。
灯は回廊の片側に置かれている。
その横の柱の根元に、人影がひとつ寄りかかっていた。
三十代前半に見える女性だった。
着古した稽古着を身にまとい、胸元は紐で結び直してある。袖口には弓の弦で擦れた跡が見えた。髪はきちんと束ねられているが、額には汗で張りついた短い毛が数本垂れている。
右手には弓が一本。
特別大きくはない、練習用の弓。弓身は何度も撫でられ、光沢を帯びている。左手は何も持っていないが、いつでも弦を引ける形を保ったままだ――指先がわずかに張り詰め、見えない何かをつかんでいる。
弓懸はしていない。だが指の関節には、古いマメがいくつも重なっていた。
彼女の視線は、ずっと長廊の向こう端に向けられている。
そこには何もない。
柱が果てしなく続き、その奥に仏像の影がぼんやりと連なっているだけだ。
「……もう一度。」
彼女は、ほとんど声にならないほど小さく唇を動かした。
弦は存在しない。
それでも、その瞬間、腕の筋肉が本当に力を込め、肩、背筋、腰が一斉に緊張し、「射る」という一つの形を全身で組み上げる。
放つ。
静寂の中に、極細い破空音が生まれた。
目には見えない矢が、回廊の下を走る龍脈の裂け目に沿って、一直線に飛んでいく。
風もまた、その軌道に合わせて無理やり割かれていく。
だが、その一響きのあと、何も変わらない。
矢は的に刺さらない――そもそも的は置かれていない。
ただ、廊の奥の闇がわずかに震え、すぐに元通りになるだけだった。
彼女の肩だけが、一瞬だけふっと緩む。
そして次の刹那には、また張り詰めている。
「もう一度。」
喉から漏れた風のような声で、彼女はつぶやく。
劉立澄は柱の陰から、その一連の動作を見つめていた。
これはもはや、単なる「練習」ではない。
終わることのない「追試」――そんなものに近い。
彼の目には、彼女の背後にも何人もの「彼女」が立っているのが見えた。
ひとりは高校の弓道部の制服姿で、胸には試合のゼッケンをつけている。
ひとりは黒いスーツに身を包み、首から会社のIDカードをぶら下げている。
ひとりはゆるい部屋着のまま、髪を適当にお団子にまとめ、目の下にははっきりとしたクマがある。
彼女たちもみな弓を握り、弦を引いている。
ただ、その目には焦点がなかった。
それぞれの唇は、同じ言葉を繰り返している。
――「もう一度だけでいいから。」
これは幽霊ではない。
「もしあのとき辞めなかったら」「もう少しだけ頑張っていれば」という思いから剥ぎ取られた、層ごとの「未完了」だ。
残形。
今ここにいる彼女自身――本物の一人分は、そんな影たちに取り囲まれた中の、いちばん普通で小さな塊にすぎない。
「もう、十分な回数は射ってる。」
劉立澄は声をかけた。
女の弓手は、やっと別の音を耳に入れたようだった。
はっとして、ゆっくりとこちらを振り向く。
「……あなたは?」
声は少し枯れていて、しばらくまともに眠っていない人のようだった。
「通りすがり。」
彼は言う。
「それと、帳簿をつけに来た者。」
彼女の視線は、彼の身体を一度なぞり、すぐまた長廊の奥へと戻っていった。
「私の矢は、あの日、放てなかった。」
彼女は低く言う。
「あの日は風が強くて、回廊の下で千体の観音さまが全部鳴ってて。
失敗したらどうしようって思った。みんなが見てるのが怖くて。怖くて……」
そこで、声が一度途切れる。
「だから言ったの。――じゃあ、今日はやめておこうって。」
彼女は笑った。
笑いと言っていいのか迷うほど、細い歪みだった。
「そしたら、うっかりしてるうちに、ずっとここから動けなくなっちゃった。」
背後の影たちは、「うっかり」という言葉を聞いた瞬間、そろって小さく身震いした。
「もう一度だけ」の口の形が、さらに切迫したものになる。
龍脈は回廊の下を走り、その「もう一度だけ」で押しつぶされて、少し息苦しそうにうねっている。
本来まっすぐに流れるべき線が、彼女の足もとで渦を巻き、自分自身を縛りつけている。
このままなら、いずれここは龍気のねじれが固まる死結になる――
敵の組織がやろうとしているのは、その結び目を外側からちょっと引っ張って、自分の書きたい文字を書き込むことだけだ。
「あなたにとって『射った』って、どういう状態?」
劉立澄は尋ねた。
「……みんなが満足すること。」
彼女は言う。
「先生も、同級生も、家族も、会社も、子どもも、夫も……
みんなが満足してくれたら、やっと放してもいい。」
これは別の種類の残形だ。
「もっと完璧な自分になりたい」という残形ではなく、
「誰の目にもミスのない一番無難な自分」になろうとする残形。
彼女は「誰からも責められない動作」をみんなの代わりに完成させることに縛られ、身動きが取れなくなっている。
本来ひとつで済むはずの「矢」を引き受けるリスクが、無数の「まだ準備中」に引き延ばされているのだ。
劉立澄は、静かに息を吐いた。
「もう、十分に長く立ち尽くしてる。」
彼は言った。
回廊の灯火が、その瞬間、かすかに揺れた。
彼女の背後の残形たちが、一斉に顔を上げる。
空っぽの眼差しが、彼に向かって集まる。
「……だめ。」
彼女はかすれ声で言った。
「もう一回だけでいいから。」
彼女の手が、また弓をつかもうとする。
今度は、影たちも一緒に手を上げた。
一人、二人――どの年の彼女なのかわからない「私」たちが、回廊いっぱいに横隊を組み、それぞれ見えない弦を引き絞る。
三十三間堂の長い廊下は、この瞬間、見えない弓弦によってさらに一段、きつく張り詰められた。
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