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14.風呂三昧の後は

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 朝食を食べて部屋で食休みを十分に取り、俺たちは近くのスパへ向かった。スパには裸で入る普通の温泉エリアと、水着を着て遊ぶようなエリアがある。俺たちは先に水着を着て温水プールで泳いだり、カレー風呂など変わった風呂に入ってみたりした。そろそろ温泉エリアにでも移動して食事をするかと話していたら同僚たちの姿が見えた。

「長井君たちも来てたんだ~」

 同期の桂美々に声をかけられたので軽く手を上げる。女子社員たちはビキニでなかなかに目に眩しい。胸にじっと視線が止まりそうになるのをどうにかこらえた。
 桂、実は着やせするんだな。
 もちろん来たのは桂だけではなく同期の女子社員4名と俺たちの同室の同僚を含む総勢8人だった。

「じゃあな」
「え? もう行っちゃうの~? 一緒に回りましょうよ~」

 他の女子社員に言われたが俺はまだ馬に蹴られたくない。同僚たちがすごい目で俺たちを睨んでいる。大丈夫だから、手なんか出さないからその目をやめろ。

「すいません。もう十分回ったので」

 岡がにこにこしながら女子社員に断わる。

「そっかー。じゃーねー」

 桂にひらひらと手を振られ、俺たちは無事離脱したのだった。
 こういう施設の中のレストランというのは特においしくはないのだが、たぬきそばは思っていたよりおいしかった。揚げ玉が好きなだけともいう。

「なんでダブルデートみたいなことをしているのに他の男にも声をかけるんでしょうね」

 岡がポツリと言った。俺は忘れていたので一瞬何を言われたのかわからなかった。桂たちのことだと気づき、苦笑する。

「あれはただの社交辞令だから気にすることはないぞ」
「そうなんですかね」

 不快そうな表情をしている岡が少しかわいいと思った。

「社員旅行で来てるんだから声をかけない方が不自然だと思ったんだろうさ。実際俺たちが応じたら応じたで困ったと思うぞ」
「言われてみればそうですね」

 岡の機嫌が上昇しているのがわかる。せっかくの旅行なのだから楽しまなくてはもったいない。社員旅行と言っても夕飯時以外は基本自由なのだ。
 食事を終え、今度は温泉エリアに移動する。宿に戻ればまた温泉なのだが別の風呂に入るのもいい。オヤジくさいって? ほっとけ。
 サウナに入ったりいろいろするともう3時過ぎになっていた。

「はーっ、やっぱ風呂は気持ちいいな」
「こんなにじっくり温泉に入ったのは久しぶりですよ」

 上機嫌で宿へ戻ると今度は落ち着かなくなった。これは誘った方がいいのだろうかと考えてしまう。すると背中から抱きしめられた。

「……先輩、すっごくいい匂い……」
「岡……」
「今夜こそ、したいです」

 そう言って岡は俺の服の中に手を入れてきた。

「お、おい……」
「今は落ち着きませんから、乳首開発しましょう」
「か、開発!?」

 後ろから岡自身をぐりぐりと尻に押し付けられながら、乳首を摘まれる。くにくにいじられると自然と身体から力が抜けた。畳の上に押し倒されて俺自身を出されてしまう。

「お、岡っ」
「いつイッてもいいですから」
「んっ、んっ……」

 しごかれてたたされ、またコンドームを被せられた。俺の上に岡が乗りかかり、乳首にしゃぶりつく。

「あっ、ああっ……」

 もう片方の乳首は指先でこねられ、腰の奥がむずむずするのを感じた。

「これからは乳首も自分でいじってくださいね。アナニーしながら乳首も感じるようになったらもう女性は抱けませんよね」

 舐めたりかんだり引っ張ったりされるのがたまらない。

「いっぱい大きくして、シャツで擦れて痛くなるようなら言ってください。いつでも舐めてあげますから」
「あっ、あっ……」

 両方の乳首を舐めて吸われて甘噛みされ、俺自身はすっかり立ち上がってしまった。それを見た岡がニヤリとし、なんと乳首をちゅうちゅうと吸いながら俺自身をしごきだしたからたまらない。

「あっ、あっ、あーーーっ!?」

 結局俺は乳首をちゅうううっと吸引されながらイッてしまった。でもやっぱりなんだか物足りない。

「今夜は寝ないでくださいよ?」

 乳首を甘噛みしながら言われ、俺はまた尻穴がきゅうん、とするのを感じた。
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