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六二、第二天早上(翌朝)
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朝の光が部屋の中を照らす。眩しさを感じて、明玲は意識を浮上させた。
額に何かが触れる。それは偉仁の唇だった。
「明玲、大事ないか?」
そう心配そうに聞かれて、なんだろうと明玲は思った。明玲はまだぼうっとしていた。ふにゃりと幸せそうに笑んで、寝返りを打とうとした時それは起きた。
「うっ……!?」
あらぬところに痛みを感じて、明玲は昨夜のことを一気に思い出した。
(そうだ……私、哥と……)
どうしてあんなすごいことをしたのに忘れていられたのだろう。明玲は真っ赤になった。胸の辺りまでかかっていた床単を無理矢理引き上げる。そうして明玲は白くまあるくなった。
「明玲……」
そんな明玲を見て偉仁は目を丸くした。そして愛しくてならないというように、床単にくるまった明玲を眺めた。
「明玲、そなたはまるで饅頭(マントウ)のようだな。白くて柔らかくて……とてもおいしそうだ」
びくっと明玲である塊が震える。
「私は……食べ物じゃありません!」
「そうだったな。だが……とても美味であったぞ」
「……っっ!!」
明玲はますます縮こまった。哥はなんてことを言うのだと明玲は泣きそうになった。白い塊を偉仁は優しく撫でる。
「明玲、腹はすいていないか?」
「……あ……」
尋ねられて、明玲はおなかの調子を確認する。まだすいたかんじはないが、いつすいてもおかしくない時間のように思われた。
「……今、なんどきですか?」
「さぁ……」
少しだけ顔を出した明玲を偉仁は抱きしめた。
「哥……!」
「あまり出てこないようなら、このまま食べてしまうぞ?」
「い、いやです……」
食べられるって、どんな風に食べられてしまうのだろう。明玲はどきどきした。
「出ます、出ますから……」
床単から少し顔を出すと、偉仁に床単をはぎとられてしまった。
「哥……!?」
「見せなさい」
「……え……」
一糸まとわぬ白い肌が朝の光を浴びて露になる。偉仁は恥じらう明玲に軽く口づけを落とした。ちゅ、と音がする口づけを唇だけでなく額に、瞼に、頬にと落としていく。明玲は更に赤くなった。
「ああ……綺麗だ……」
粉紅色に染まる肌を眺め、偉仁が呟いた。明玲は思わず胸と、昨夜偉仁を受け入れたところを手で隠した。
「こら、だめだろう……」
そんな明玲を愛しくてならないというように、偉仁は下を隠そうとする明玲の手をやんわりと外させ、足を開かせた。
「……哥……!」
「ここの状態を見るのは夫の務めだ。そうでなければややもできぬだろう?」
「……っ……!?」
「ああ、やはり傷ついてしまったな……」
もっともらしいことを言いながら偉仁がその割れ目をそっと開く。そこには少し血がにじんでいるようだった。偉仁は昨夜自身を受け入れたところをぺろりと舐めた。
「ひゃっ……!?」
びくん、と明玲の身体が跳ねる。両足を押さえ、逃げられないようにしてから偉仁はぺろぺろと秘所を舐める。明玲はどうしたらいいのかわからなかった。偉仁を受け入れた場所を再び舐められるなんて、想像もしていなかった。
「……いたっ……!」
「すまぬ」
偉仁は謝ると、手の届く位置にある卓から何かを取った。その缶には何やらとろりとしたものが入っていた。軟膏らしい。
「早く治さねばな」
「あ、あの……」
「なんだ?」
「それ……」
偉仁が中に塗るのだろうか。自分の顔はこれ以上ないほど赤くなっているだろうと、明玲は思う。
「中に塗る。少し痛みを感じるやもしれぬが我慢できるか?」
「……っはい……」
あまりにも恥ずかしくて、自分で塗るとは言い出せなかった。きっと自分で塗ると言ったとしても、怖くて中まで指を入れることはできそうもない。だからこれは仕方ないことなのだと、明玲は自分に言い聞かせた。
「……っ……!」
冷たくてどろりとしたものを塗った指が蜜口に触れ、くにくにとそこに塗った後つぷり、と中に入ってきた。
「……っはぁ……」
痛みはないが違和感はある。偉仁はそんな明玲の様子を観察しながら指を入れ、ふるふると震える花芽に吸い付いた。
「……ああっ……!?」
途端甘い刺激が背筋を這い上る。明玲はびくん! と身体を震わせた。偉仁は中で指をゆるゆると動かしながら、花芽を舐めたり吸ったりした。
「やっ……哥……哥……」
治療してくれているはずなのにまたされているような、そんな甘い感覚に明玲は何度も頭を振った。花芽を刺激されながら中をちゅぷちゅぷとこねるように指が動く。
「あんっ、あっ、あっ……」
朝なのに、もう明るいのにこんないやらしいことをされている。偉仁は明玲がイクまで花芽を刺激し続けた。
「やっ、哥……へん……やああっ!」
びくびくびくーっ! と明玲の身体が激しく震えた。哥はまたぺろりと花芽を舐めて明玲を震わせると、中で出し入れしていた指を抜いた。
「あ……あ……」
「明玲……愛している……」
「……私も……」
治療と同時にイカされて、うまく考えられない。明玲の息が整うのを待って、偉仁は鈴を鳴らした。少し間を置いて偉仁が扉の向こうに声をかける。
「風呂の準備はできているか」
「できております」
扉の向こうから返事があった。明玲はあまりの恥ずかしさに、穴があったら入りたくなった。
ーーーー
饅頭(マントウ) 中に何も入っていない中国風の白パンのこと。
額に何かが触れる。それは偉仁の唇だった。
「明玲、大事ないか?」
そう心配そうに聞かれて、なんだろうと明玲は思った。明玲はまだぼうっとしていた。ふにゃりと幸せそうに笑んで、寝返りを打とうとした時それは起きた。
「うっ……!?」
あらぬところに痛みを感じて、明玲は昨夜のことを一気に思い出した。
(そうだ……私、哥と……)
どうしてあんなすごいことをしたのに忘れていられたのだろう。明玲は真っ赤になった。胸の辺りまでかかっていた床単を無理矢理引き上げる。そうして明玲は白くまあるくなった。
「明玲……」
そんな明玲を見て偉仁は目を丸くした。そして愛しくてならないというように、床単にくるまった明玲を眺めた。
「明玲、そなたはまるで饅頭(マントウ)のようだな。白くて柔らかくて……とてもおいしそうだ」
びくっと明玲である塊が震える。
「私は……食べ物じゃありません!」
「そうだったな。だが……とても美味であったぞ」
「……っっ!!」
明玲はますます縮こまった。哥はなんてことを言うのだと明玲は泣きそうになった。白い塊を偉仁は優しく撫でる。
「明玲、腹はすいていないか?」
「……あ……」
尋ねられて、明玲はおなかの調子を確認する。まだすいたかんじはないが、いつすいてもおかしくない時間のように思われた。
「……今、なんどきですか?」
「さぁ……」
少しだけ顔を出した明玲を偉仁は抱きしめた。
「哥……!」
「あまり出てこないようなら、このまま食べてしまうぞ?」
「い、いやです……」
食べられるって、どんな風に食べられてしまうのだろう。明玲はどきどきした。
「出ます、出ますから……」
床単から少し顔を出すと、偉仁に床単をはぎとられてしまった。
「哥……!?」
「見せなさい」
「……え……」
一糸まとわぬ白い肌が朝の光を浴びて露になる。偉仁は恥じらう明玲に軽く口づけを落とした。ちゅ、と音がする口づけを唇だけでなく額に、瞼に、頬にと落としていく。明玲は更に赤くなった。
「ああ……綺麗だ……」
粉紅色に染まる肌を眺め、偉仁が呟いた。明玲は思わず胸と、昨夜偉仁を受け入れたところを手で隠した。
「こら、だめだろう……」
そんな明玲を愛しくてならないというように、偉仁は下を隠そうとする明玲の手をやんわりと外させ、足を開かせた。
「……哥……!」
「ここの状態を見るのは夫の務めだ。そうでなければややもできぬだろう?」
「……っ……!?」
「ああ、やはり傷ついてしまったな……」
もっともらしいことを言いながら偉仁がその割れ目をそっと開く。そこには少し血がにじんでいるようだった。偉仁は昨夜自身を受け入れたところをぺろりと舐めた。
「ひゃっ……!?」
びくん、と明玲の身体が跳ねる。両足を押さえ、逃げられないようにしてから偉仁はぺろぺろと秘所を舐める。明玲はどうしたらいいのかわからなかった。偉仁を受け入れた場所を再び舐められるなんて、想像もしていなかった。
「……いたっ……!」
「すまぬ」
偉仁は謝ると、手の届く位置にある卓から何かを取った。その缶には何やらとろりとしたものが入っていた。軟膏らしい。
「早く治さねばな」
「あ、あの……」
「なんだ?」
「それ……」
偉仁が中に塗るのだろうか。自分の顔はこれ以上ないほど赤くなっているだろうと、明玲は思う。
「中に塗る。少し痛みを感じるやもしれぬが我慢できるか?」
「……っはい……」
あまりにも恥ずかしくて、自分で塗るとは言い出せなかった。きっと自分で塗ると言ったとしても、怖くて中まで指を入れることはできそうもない。だからこれは仕方ないことなのだと、明玲は自分に言い聞かせた。
「……っ……!」
冷たくてどろりとしたものを塗った指が蜜口に触れ、くにくにとそこに塗った後つぷり、と中に入ってきた。
「……っはぁ……」
痛みはないが違和感はある。偉仁はそんな明玲の様子を観察しながら指を入れ、ふるふると震える花芽に吸い付いた。
「……ああっ……!?」
途端甘い刺激が背筋を這い上る。明玲はびくん! と身体を震わせた。偉仁は中で指をゆるゆると動かしながら、花芽を舐めたり吸ったりした。
「やっ……哥……哥……」
治療してくれているはずなのにまたされているような、そんな甘い感覚に明玲は何度も頭を振った。花芽を刺激されながら中をちゅぷちゅぷとこねるように指が動く。
「あんっ、あっ、あっ……」
朝なのに、もう明るいのにこんないやらしいことをされている。偉仁は明玲がイクまで花芽を刺激し続けた。
「やっ、哥……へん……やああっ!」
びくびくびくーっ! と明玲の身体が激しく震えた。哥はまたぺろりと花芽を舐めて明玲を震わせると、中で出し入れしていた指を抜いた。
「あ……あ……」
「明玲……愛している……」
「……私も……」
治療と同時にイカされて、うまく考えられない。明玲の息が整うのを待って、偉仁は鈴を鳴らした。少し間を置いて偉仁が扉の向こうに声をかける。
「風呂の準備はできているか」
「できております」
扉の向こうから返事があった。明玲はあまりの恥ずかしさに、穴があったら入りたくなった。
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饅頭(マントウ) 中に何も入っていない中国風の白パンのこと。
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