【完結】巨人族の皇子たち四人と、異世界ラブラブ性活にいたるまで

浅葱

文字の大きさ
28 / 306

27.フレンチキスは初めてです

しおりを挟む
 雷月(レイユエ)は丁寧に俺の身体を確認してから洗浄魔法をかけてくれた。
 さっぱりしたのでほっとしてため息をつく。

「ね、雷月……」
「なんでしょうか?」
「この世界って、お風呂ってないの?」

 いつも洗浄魔法でキレイにされていたからお風呂はないのかと思っていた。もしかしたら水が貴重なのかな、とか。何気なく聞いた一言だったのに、雷月はなんともいえないような顔をして、俺をきつく抱きしめた。

「……ございますよ。お連れしましょう。少々お待ちください」
「あ……今日はもう、いいかな。キレイにしてもらえたし……。雷月、ありがとう」

 嬉しかったけど、もう体力が限界だった。だって実はあの後も雷月に抱かれちゃったから。だって、

「今度はあまりおちんちんをいじらないようにしますから……」

 とか耳元で囁かれたら中がきゅんきゅんしてしまって、とても逆らえなかったんだよぉ。雷月好きぃ。
 その代わりとか言ってまたいっぱい乳首いじられちゃいました。対面座位で結腸までぐぽぐぽされながら乳首舐められるのたまらない。雷月はかなり顔を下げる感じになってたけど、それでも両方の乳首を交互に舐めしゃぶってくれた。舌でちろちろされたり、ちゅううって吸われちゃったりしてたまらない。もうっ、雷月好きだよぉっ。
 奥がきゅんきゅんしちゃっていっぱい雷月のイチモツを締め付けてしまった。その度に自分も感じちゃうし、雷月のも中でぐぐーっておっきくなっちゃうし、もう感じすぎてたいへんだった。

「真崎さまはどうしてこんなにかわいいのでしょう……」

 ちゅ、ちゅと指先に何度も口づけをされて、もう騙されててもいいって思った。だってこんなに胸がときめいちゃうんだもん。

「雷、雷月……」
「真崎さま?」
「……口づけは、口にして?」

 はずかしかったけどおねだりしたらすぐにそれは叶えられた。
 ちゅ、ちゅと優しく口づけられて、舌を舐められて震えた。口腔内も舐められて、舌も絡め取られて……。

「んんっ……!」

 雷月にキスされるのも好き。まだ会ったばかりなのに、優しく抱いてくれたからすぐに絆されてしまった。だからなんなのこの俺のチョロインっぷりは。

「んっ、んっ……」

 雷月の首に両腕を回して、口づけに夢中になってしまった。肉厚の長い舌で口腔内をいっぱいにされるのはしゅごいって思う。

「んっ、はぁ、んっ……」

 気持ちいい。キスは……初めてじゃない。まだよく自分の性癖がわかっていなかった頃、女の子とちゅって触れるだけの口づけをしたことがある。口づけ自体は特になんとも思えなかったのだけど、女の子の上気した赤い頬とかを見て、キスって好きな人とするものなんだって理解した。そう考えるとあの女の子には悪いことをしたかもしれない。ごめんなさい、って異世界からだけど心の中で頭を下げた。
 そう、ちゅって触れるだけのバードキスは初めてじゃなかったけど……こんな、口腔内まで舌が入ってくるフレンチキスは雷月が初めてだった。
 アイツらはキスしなかったのかって? されてないなー。それどころじゃなかったなー。

「真崎さま、口づけは好きですか?」
「んっ、好きっ……こんなキス……初めてっ。んんっ!?」

 またねっとりと口づけられて、俺は口づけだけで感じさせられてしまった。しかもそれだけでは終わらなくて、その後また散々愛撫をされ、気を失うように眠りについた。もうっ、雷月のえっちっ。
 そして翌朝、雷月に甘い口づけを何度もされ、ふにゃふにゃになったまま朝食をいただいた。つい雷月に恨みがましい目を向けてしまう。朝から口づけが甘すぎるんだってば。
 今朝の朝食もとてもおいしかったです。なんか小麦粉をぐるぐる巻いたような花巻とかいうふかふかの中華パンを食べた。これも中に自分で何か挟んだりして食べたりするらしい。ザーサイがおいしいです。それから、朝なんだけどこんがり揚げてきつね色になったマントウ(中身の入ってない肉まんみたいなの)が出てきた。これには甘い汁をつけて食べた。絶品だった。
 前菜だというピータン豆腐もおいしかった。ピータンがアヒルの卵だと聞いて驚いた。卵ってこんな状態になるんだ? ってぐらいびっくりした。そういえば中華料理って、元の世界にいた時ラーメン屋ぐらいしか行ったことなかった気がする。あ、ちょっとおしゃれな中華みたいな店には連れて行ってもらったことはあるけどピータンは出てこなかった。

「これ、卵なんだ? 見た目アレだけどおいしいな」
「真崎さまのお口に合ってよかったです」

 雷月がにこにこしながら給仕してくれた。ごはんがとにかくおいしいんだよなー。アイツらにヤられてた時はそれどころじゃなかったけど……。
 思い出したらまた腹が立ってきた。だから、食休みの時に聞いてみた。

「雷月」
「真崎さま、どうかなさいましたか?」
「アイツらの教育? みたいなのっていつまでやるの?」
「……彼らは皇子ですので、教育自体はそれほど長い期間行うものではありません。ただ、試験は明日だったかと」
「そう、なんだ……」

 アイツらも試験を受けるらしいと聞いて俺はほっとした。
 教育しましたからもう大丈夫でしょうはいただけない。俺の扱いとか、もっとちゃんと考えてほしいと思った。
しおりを挟む
感想 69

あなたにおすすめの小説

敗戦国の王子を犯して拐う

月歌(ツキウタ)
BL
祖国の王に家族を殺された男は一人隣国に逃れた。時が満ち、男は隣国の兵となり祖国に攻め込む。そして男は陥落した城に辿り着く。

伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい

マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。 最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡) 世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

同性愛者であると言った兄の為(?)の家族会議

海林檎
BL
兄が同性愛者だと家族の前でカミングアウトした。 家族会議の内容がおかしい

【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件

白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。 最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。 いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

オメガ修道院〜破戒の繁殖城〜

トマトふぁ之助
BL
 某国の最北端に位置する陸の孤島、エゼキエラ修道院。  そこは迫害を受けやすいオメガ性を持つ修道士を保護するための施設であった。修道士たちは互いに助け合いながら厳しい冬越えを行っていたが、ある夜の訪問者によってその平穏な生活は終焉を迎える。  聖なる家で嬲られる哀れな修道士たち。アルファ性の兵士のみで構成された王家の私設部隊が逃げ場のない極寒の城を蹂躙し尽くしていく。その裏に棲まうものの正体とは。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

処理中です...