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本編
23.新娘的来歴
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それからも紅児は紅夏と毎日話をした。
紅夏にはいろいろ教えてもらう方が多い。
紅夏は白雲を「兄」と呼んでいる。そして青藍のことも「兄」と呼んでいた。けれど一番最年少と思われる黒月は、他の3者を「様」をつけて呼ぶ。同じ眷族なのにと疑問に思って尋ねると、白雲、青藍、紅夏の母親というのが先代の花嫁らしいということを聞いて驚いた。
ということは、先代の花嫁は三神に嫁いだのだろうか。
紅夏は違うと言う。花嫁は四神全ての花嫁であり、一番最初に嫁ぐ先は決めるが、そこに他の神が通い愛を交わすことはおかしくないという。
(話が違う)
咄嗟に紅児はそう思った。
「それは……花嫁様はご存知なの、ですか?」
「我らが兄弟だということはご存知だ」
「そう……」
勝手かもしれないが、紅児はなんだか裏切られたような気持ちになった。それは少女特有の潔癖さだったが、紅児には自分が何故こんなにもひどくショックを受けているのかわからなかった。
「じゃあ……ここで嫁ぎ先を決めるのは何の為……」
「神々の意向だ」
「四神の?」
「違う。三皇の、だ」
また知らない名前が出てきた。紅児は眉を寄せた。
聞けば聞くほどわからなくなっていく。
三皇というのはこの大陸を統べる神で天上におわすらしい。
昔、この国の王が神の存在や加護をもっと身近に感じたいと願ったところ、三皇が四神をこの世に遣わせたのだという。
本当はもっといろいろ詳しい話や事情があったのかもしれないが簡単に言うとそういうことらしい。
四神がこの世に遣わされた際、いくつかの取り決めがあったのだという。そのうちの1つが花嫁のことだった。
花嫁はよい時に三皇が異世界から召喚する。
花嫁は唯人ではあるが四神の花嫁と定められている。丁重にもてなし四神の元に届けよ。
花嫁が唯人であることを捨て四神の花嫁となるまでの1年間、最高権力者の元で庇護をせよ。
さすれば四神の加護は国中を潤すであろう。
ということは。
(人が花嫁をどう扱うかでこの国の命運が決まるのね……)
つまりこの1年間というのは花嫁がとりあえずの嫁ぎ先を決めるだけでなく、この国に対しての試験期間でもあるわけだ。
「このことを花嫁様は?」
「わからぬ。ただ聡い方であるから、知らずともおのずと導き出してはおられよう」
紅児に検討がつくぐらいなのだからそうなのかもしれない。
花嫁が異世界から召喚されたということを聞き、紅児は改めて胸が痛んだ。
働き始める前に「異なる世界から連れてこられた」ということは聞いていたが、まず「召喚」という言葉の意味がよくわかっていなかった。
今まで誰一人として元の世界に帰った花嫁がいないと聞けば猶更だった。多少ぎこちなさはあれどこの国の言葉をしゃべれることから、おそらくは異世界にも似たような文化を持つ国があるのだろう。
けれどたった一人でいきなりこの世界に連れてこられ、どれだけ心細い思いをしたのか。家族にも友人にももう会えない。しかも自分の消息も伝えることができない。
(だから花嫁様は他人事とは思えないとおっしゃられたのね……)
この国が好きだから、この国の利益となることだからと言っていたが、花嫁は紅児に自分を多少重ね合わせているに違いなかった。
花嫁にとってなんと理不尽なことか。帰せ戻せと泣き叫んでもいいはずなのに花嫁は柔らかく笑う。既にそれもしつくした後で、半ば諦めたのかもしれなかったが花嫁は誰に対しても親切だ。
(誠心誠意お仕えしよう)
例え調査の結果がかんばしくなく、二度と自国に戻れなかったとしても。
(私の国はこの空の下に、確かに存在するのだから)
そんな紅児の決意は、すぐ花嫁に気付かれたらしい。
紅児は隠し事がうまくない。それ故に表情や態度に出ていたのだろう。
「エリーザ、紅夏にいろいろ聞いているようね」
そう話しかけられてどきっとしてしまった。
「あ、ハイ……いろいろ教えていただいてマス……」
「知る、ということはいいことだわ。そんなに早く結果は出ないと思うから、のんびりしましょう。気張る必要はないわ」
花嫁はにっこりと笑んでそう言ったが、最後にこう付け足した。
「って私が言うことではないわね」
紅児は咄嗟に首を振った。それは侍女としてはあるまじきことであったが(本来部屋付きの侍女は体もむやみに動かしてはいけない)、延は一瞬眉をひそめただけで何も言わなかった。黒月はもちろん我関せずである。
紅児の父親の面会記録の調査について花嫁は言っているのだ。あれからすでに10日ほど経っているが、調査期間について1ヵ月と最初に言っていた気がするから焦っても仕方がない。けれどそう理解していながらも紅児はやはり焦っているのかもしれない。
「いえ、お気づかいありがとうございます」
(なんて優しいのだろう)
だから四神に花嫁として選ばれたのかもしれないと半ば本気で紅児はそう思った。
それよりも今は春の大祭の準備で四神宮も少しばたばたしていた。
しかも明日には改めて針子までやってくるのだという。
この国の行事として、春の大祭(端午の節句)、秋の大祭(中秋節)、新春の大祭(春節)がある。
夏の大祭はないので春の大祭に青龍と朱雀を祭るのだとか。春というより初夏の大祭と言った方が正しい気もするが、きっと春という言い方の方が好きなのだろう。
毎年春節の頃以外四神が王都にいることはないという。今年は1年間四神が王都にいるという特別な年だと国中がお祭り騒ぎらしい。
毎年の春節の頃も四神は王城の中にいるだけで、3日もすれば領地に帰る。その際眷族が付き従ってくることもない。
だが今年は違う。
花嫁のお披露目も兼ねて、前門の楼台に花嫁と青龍、そして朱雀が上り、民にその姿を見せるのだという。
聞いただけで紅児も興奮してしまった。
しかし当の本人は「衣裳の調整が明日なのよね……」と嫌そうな表情をしている。
「香子、そなに憂鬱なれば断ってもよいのだぞ」
青龍にそう言われたが花嫁は首を振った。
「面倒といえば面倒ですけど、民が楽しみにしているのでしょう? せっかくのお祭りなんですもの。どうせですからやってみます」
「そうか」
「私の国の言葉にね、ええと、『踊るバカ、それを見るバカ、同じバカなら踊らなければ損』という言葉があるんです」
「ほほう」
「だから踊った方がいいかなって」
「それも面白そうではあるな」
「うーんと、ホントに踊るわけではないですよ?」
「そうなのか」
異世界の言葉にも含蓄があると紅児は思う。そして四神はとても素直だとも思った。どちらかといえば天然と言った方が正しいだろうか。神様だからやはりどこか感覚が違うのだろう。
こんな方々が四者もいて、しかもその花嫁だなんて。
やっぱり花嫁も只者ではないと紅児は改めて思った。
紅夏にはいろいろ教えてもらう方が多い。
紅夏は白雲を「兄」と呼んでいる。そして青藍のことも「兄」と呼んでいた。けれど一番最年少と思われる黒月は、他の3者を「様」をつけて呼ぶ。同じ眷族なのにと疑問に思って尋ねると、白雲、青藍、紅夏の母親というのが先代の花嫁らしいということを聞いて驚いた。
ということは、先代の花嫁は三神に嫁いだのだろうか。
紅夏は違うと言う。花嫁は四神全ての花嫁であり、一番最初に嫁ぐ先は決めるが、そこに他の神が通い愛を交わすことはおかしくないという。
(話が違う)
咄嗟に紅児はそう思った。
「それは……花嫁様はご存知なの、ですか?」
「我らが兄弟だということはご存知だ」
「そう……」
勝手かもしれないが、紅児はなんだか裏切られたような気持ちになった。それは少女特有の潔癖さだったが、紅児には自分が何故こんなにもひどくショックを受けているのかわからなかった。
「じゃあ……ここで嫁ぎ先を決めるのは何の為……」
「神々の意向だ」
「四神の?」
「違う。三皇の、だ」
また知らない名前が出てきた。紅児は眉を寄せた。
聞けば聞くほどわからなくなっていく。
三皇というのはこの大陸を統べる神で天上におわすらしい。
昔、この国の王が神の存在や加護をもっと身近に感じたいと願ったところ、三皇が四神をこの世に遣わせたのだという。
本当はもっといろいろ詳しい話や事情があったのかもしれないが簡単に言うとそういうことらしい。
四神がこの世に遣わされた際、いくつかの取り決めがあったのだという。そのうちの1つが花嫁のことだった。
花嫁はよい時に三皇が異世界から召喚する。
花嫁は唯人ではあるが四神の花嫁と定められている。丁重にもてなし四神の元に届けよ。
花嫁が唯人であることを捨て四神の花嫁となるまでの1年間、最高権力者の元で庇護をせよ。
さすれば四神の加護は国中を潤すであろう。
ということは。
(人が花嫁をどう扱うかでこの国の命運が決まるのね……)
つまりこの1年間というのは花嫁がとりあえずの嫁ぎ先を決めるだけでなく、この国に対しての試験期間でもあるわけだ。
「このことを花嫁様は?」
「わからぬ。ただ聡い方であるから、知らずともおのずと導き出してはおられよう」
紅児に検討がつくぐらいなのだからそうなのかもしれない。
花嫁が異世界から召喚されたということを聞き、紅児は改めて胸が痛んだ。
働き始める前に「異なる世界から連れてこられた」ということは聞いていたが、まず「召喚」という言葉の意味がよくわかっていなかった。
今まで誰一人として元の世界に帰った花嫁がいないと聞けば猶更だった。多少ぎこちなさはあれどこの国の言葉をしゃべれることから、おそらくは異世界にも似たような文化を持つ国があるのだろう。
けれどたった一人でいきなりこの世界に連れてこられ、どれだけ心細い思いをしたのか。家族にも友人にももう会えない。しかも自分の消息も伝えることができない。
(だから花嫁様は他人事とは思えないとおっしゃられたのね……)
この国が好きだから、この国の利益となることだからと言っていたが、花嫁は紅児に自分を多少重ね合わせているに違いなかった。
花嫁にとってなんと理不尽なことか。帰せ戻せと泣き叫んでもいいはずなのに花嫁は柔らかく笑う。既にそれもしつくした後で、半ば諦めたのかもしれなかったが花嫁は誰に対しても親切だ。
(誠心誠意お仕えしよう)
例え調査の結果がかんばしくなく、二度と自国に戻れなかったとしても。
(私の国はこの空の下に、確かに存在するのだから)
そんな紅児の決意は、すぐ花嫁に気付かれたらしい。
紅児は隠し事がうまくない。それ故に表情や態度に出ていたのだろう。
「エリーザ、紅夏にいろいろ聞いているようね」
そう話しかけられてどきっとしてしまった。
「あ、ハイ……いろいろ教えていただいてマス……」
「知る、ということはいいことだわ。そんなに早く結果は出ないと思うから、のんびりしましょう。気張る必要はないわ」
花嫁はにっこりと笑んでそう言ったが、最後にこう付け足した。
「って私が言うことではないわね」
紅児は咄嗟に首を振った。それは侍女としてはあるまじきことであったが(本来部屋付きの侍女は体もむやみに動かしてはいけない)、延は一瞬眉をひそめただけで何も言わなかった。黒月はもちろん我関せずである。
紅児の父親の面会記録の調査について花嫁は言っているのだ。あれからすでに10日ほど経っているが、調査期間について1ヵ月と最初に言っていた気がするから焦っても仕方がない。けれどそう理解していながらも紅児はやはり焦っているのかもしれない。
「いえ、お気づかいありがとうございます」
(なんて優しいのだろう)
だから四神に花嫁として選ばれたのかもしれないと半ば本気で紅児はそう思った。
それよりも今は春の大祭の準備で四神宮も少しばたばたしていた。
しかも明日には改めて針子までやってくるのだという。
この国の行事として、春の大祭(端午の節句)、秋の大祭(中秋節)、新春の大祭(春節)がある。
夏の大祭はないので春の大祭に青龍と朱雀を祭るのだとか。春というより初夏の大祭と言った方が正しい気もするが、きっと春という言い方の方が好きなのだろう。
毎年春節の頃以外四神が王都にいることはないという。今年は1年間四神が王都にいるという特別な年だと国中がお祭り騒ぎらしい。
毎年の春節の頃も四神は王城の中にいるだけで、3日もすれば領地に帰る。その際眷族が付き従ってくることもない。
だが今年は違う。
花嫁のお披露目も兼ねて、前門の楼台に花嫁と青龍、そして朱雀が上り、民にその姿を見せるのだという。
聞いただけで紅児も興奮してしまった。
しかし当の本人は「衣裳の調整が明日なのよね……」と嫌そうな表情をしている。
「香子、そなに憂鬱なれば断ってもよいのだぞ」
青龍にそう言われたが花嫁は首を振った。
「面倒といえば面倒ですけど、民が楽しみにしているのでしょう? せっかくのお祭りなんですもの。どうせですからやってみます」
「そうか」
「私の国の言葉にね、ええと、『踊るバカ、それを見るバカ、同じバカなら踊らなければ損』という言葉があるんです」
「ほほう」
「だから踊った方がいいかなって」
「それも面白そうではあるな」
「うーんと、ホントに踊るわけではないですよ?」
「そうなのか」
異世界の言葉にも含蓄があると紅児は思う。そして四神はとても素直だとも思った。どちらかといえば天然と言った方が正しいだろうか。神様だからやはりどこか感覚が違うのだろう。
こんな方々が四者もいて、しかもその花嫁だなんて。
やっぱり花嫁も只者ではないと紅児は改めて思った。
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