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完結後番外編「諦めが悪い男は淫乱天使に恋焦がれる」
5.淫乱天使、ごはんを食べさせられる
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「はー……」
鬼たちが離れてくれて、またドックスに洗浄魔法をかけてもらい、抱き上げられた。そうして簡単に脱げるような服を着せられて、イアンに渡された。
「飯だ」
広間の入口の方に料理が用意されている。イアンは俺を抱き上げてのっしのっしとそこへ向かった。
「長様、客人も夕飯を共にしてもよろしいでしょうか?」
ロートイがイアンに断る。
「かまわん。用意はしてある。お前たちも食うがいい。ただし……口に合うかどうかは知らんがな」
「ありがとうございます」
ロートイともう一人の聖職者? は深々と頭を下げた。だが例の男爵は護衛の後ろでふんぞり返っている。こちらが用意するのは当たり前だとでも言うように。まぁ男爵様なんだから人の国では当たり前かもしれないんだけど、ここではどうかなーと思ったりもする。
「男爵様、お礼を言いましょう」
聖職者? が男爵を促した。男爵は護衛と護衛の間からちらちらと俺を見ている。
「……感謝する」
如何にもいやいやだったが、男爵は礼を言った。なんだか震えているように見えて、そういえば男爵ってそんなかんじだったなと少しだけ思い出した。
猜疑心が強くて性格が悪いと、捕まって国引き渡されてから兵士に聞かされたけど、俺が男爵を騙さなかったら男爵は俺と結婚するつもりだったわけで。まぁ、さすがにあの束縛の首輪とかはねーわと思ったし、実際好みじゃないんだが。
イアンの前には肉がどーんと置かれた。その横に俺用の料理が用意されている。イアンは基本生肉を食べるらしいんだけど最近俺と食べる時はしっかり焼いた肉を食べるようになった。なんで? と聞いたら好きな時に俺の口を吸う為だって言われてどきどきした。確かに生肉食べた後で口を吸われたら俺が病気とかになって死んじゃうかもしれないしな。(生肉は俺が寝た後とかに食べているらしい)
俺用の料理は野菜とかパン、焼いた肉に魚も用意されている。味付けも鬼たちが考えてくれているみたいで、特別おいしいとは言えないけど、まずくはない。
聖職者と男爵の前には野菜と肉を焼いた物が出された。パンは俺用に鬼たちがわざわざ焼いてくれているらしく、それ以上はないんだって。
「パンはないのか」
護衛がロートイに聞いた。
「ありません。パンは天使さま専用に鬼たちが焼いています。余分にはないのです」
「天使のパンを男爵様に……」
護衛が言った途端鬼たちから不穏な気配が漂ってきた。これが殺気とかいうものだろうか。怖いよー。
「そういうこと言うと、八つ裂きにされますよ?」
ロートイが笑みを浮かべてそんなことを言う。男爵の護衛たちは狼狽えた。
「……よい。天使は簡単に死んでしまうのだったな」
男爵が思い出したように呟いた。
「そうなのですよ。天使さまは大事に扱わないとすぐに死んでしまいますからね。食べ物などに気を付けているのでしょう」
「精液が命の素だと聞いたが……」
「それは天使さまの生命線であって、それのみでは生きられません」
ロートイが男爵に説明するのを聞きながら、俺はイアンにごはんを食べさせられていた。イアンの手でちぎられたパンを口に入れてもらう。これは鬼の愛情表現なんだって聞いてるから、食べさせてもらっている。
そっかー、イアンはそんなに俺のことが好きなのかあーって。夜も寝る時間ギリギリまで抱いてくれて、俺が寝付くまで側にいてくれる。朝はイアンのイチモツでおまんこを拡げられながら起こされちゃう。俺はもうイアンに抱かれるのが大好きだから、いくらヤッてくれてもいいって思ってる。
こういうのって幸せだよなー。
「……鬼の飯とはこういうものなのか。ルーはこのようなものを食わされているのだな」
小さい声だったが、男爵の声はよく聞こえた。ムッとする。
このようなものってなんだよ。鬼たちは自分たちが食べないのに、わざわざ俺の為に人間用のごはんを作ってくれているんだぞ。
食べ終えて、給仕をしてくれている鬼を手招きした。
「今日のごはんを作ってくれたのは誰かなあ?」
「俺だが?」
作ってくれた鬼だったことで俺はにんまりした。
「おいしかった。ごちそうさま。口、吸ってもいい?」
鬼は目を丸くして笑った。
「いいのか?」
「うん」
イアンの腕の中にいるけど、俺はその鬼に口づけた。あとでイアンにいっぱい犯されちゃうかもしれないけど、これぐらいいいよね?
「んっ、んっ……」
口づけて、舌を絡ませ合った。鬼の舌って肉厚で長いから口腔内をべろべろ舐め回されるのが気持ちいい。
「天使さま、明日は小屋にいるのか?」
「んっ……多分?」
「そしたら抱きに行くな」
「んっ……待ってる」
ごはんを用意してくれた鬼はまた嬉しそうに笑んで、先ほどいた場所に控えた。
「ルー、やりすぎだぞ」
耳元で低い声が囁く。
「んっ……せっかく用意してくれてるのにって思ったから……」
「今夜は覚悟しておけ」
「そんなぁ……」
今夜はどれだけおまんこを拡げられちゃうんだろう。イアンのイチモツってもっとでっかくなるんだよね。鬼によって違うらしいんだけど、イアンは好きな相手に対してだとイチモツが勃起時にどんどんでかくなる(コントロールはできるらしい)血筋なんだって。すでに子は何人か成してるらしいけど、その子たちもそういうかんじだっていうからたいへんだなって思った。
もっとでっかくなったイチモツで蹂躙されちゃうのを想像しただけで、おまんこがきゅんきゅんしてしまったのだった。
鬼たちが離れてくれて、またドックスに洗浄魔法をかけてもらい、抱き上げられた。そうして簡単に脱げるような服を着せられて、イアンに渡された。
「飯だ」
広間の入口の方に料理が用意されている。イアンは俺を抱き上げてのっしのっしとそこへ向かった。
「長様、客人も夕飯を共にしてもよろしいでしょうか?」
ロートイがイアンに断る。
「かまわん。用意はしてある。お前たちも食うがいい。ただし……口に合うかどうかは知らんがな」
「ありがとうございます」
ロートイともう一人の聖職者? は深々と頭を下げた。だが例の男爵は護衛の後ろでふんぞり返っている。こちらが用意するのは当たり前だとでも言うように。まぁ男爵様なんだから人の国では当たり前かもしれないんだけど、ここではどうかなーと思ったりもする。
「男爵様、お礼を言いましょう」
聖職者? が男爵を促した。男爵は護衛と護衛の間からちらちらと俺を見ている。
「……感謝する」
如何にもいやいやだったが、男爵は礼を言った。なんだか震えているように見えて、そういえば男爵ってそんなかんじだったなと少しだけ思い出した。
猜疑心が強くて性格が悪いと、捕まって国引き渡されてから兵士に聞かされたけど、俺が男爵を騙さなかったら男爵は俺と結婚するつもりだったわけで。まぁ、さすがにあの束縛の首輪とかはねーわと思ったし、実際好みじゃないんだが。
イアンの前には肉がどーんと置かれた。その横に俺用の料理が用意されている。イアンは基本生肉を食べるらしいんだけど最近俺と食べる時はしっかり焼いた肉を食べるようになった。なんで? と聞いたら好きな時に俺の口を吸う為だって言われてどきどきした。確かに生肉食べた後で口を吸われたら俺が病気とかになって死んじゃうかもしれないしな。(生肉は俺が寝た後とかに食べているらしい)
俺用の料理は野菜とかパン、焼いた肉に魚も用意されている。味付けも鬼たちが考えてくれているみたいで、特別おいしいとは言えないけど、まずくはない。
聖職者と男爵の前には野菜と肉を焼いた物が出された。パンは俺用に鬼たちがわざわざ焼いてくれているらしく、それ以上はないんだって。
「パンはないのか」
護衛がロートイに聞いた。
「ありません。パンは天使さま専用に鬼たちが焼いています。余分にはないのです」
「天使のパンを男爵様に……」
護衛が言った途端鬼たちから不穏な気配が漂ってきた。これが殺気とかいうものだろうか。怖いよー。
「そういうこと言うと、八つ裂きにされますよ?」
ロートイが笑みを浮かべてそんなことを言う。男爵の護衛たちは狼狽えた。
「……よい。天使は簡単に死んでしまうのだったな」
男爵が思い出したように呟いた。
「そうなのですよ。天使さまは大事に扱わないとすぐに死んでしまいますからね。食べ物などに気を付けているのでしょう」
「精液が命の素だと聞いたが……」
「それは天使さまの生命線であって、それのみでは生きられません」
ロートイが男爵に説明するのを聞きながら、俺はイアンにごはんを食べさせられていた。イアンの手でちぎられたパンを口に入れてもらう。これは鬼の愛情表現なんだって聞いてるから、食べさせてもらっている。
そっかー、イアンはそんなに俺のことが好きなのかあーって。夜も寝る時間ギリギリまで抱いてくれて、俺が寝付くまで側にいてくれる。朝はイアンのイチモツでおまんこを拡げられながら起こされちゃう。俺はもうイアンに抱かれるのが大好きだから、いくらヤッてくれてもいいって思ってる。
こういうのって幸せだよなー。
「……鬼の飯とはこういうものなのか。ルーはこのようなものを食わされているのだな」
小さい声だったが、男爵の声はよく聞こえた。ムッとする。
このようなものってなんだよ。鬼たちは自分たちが食べないのに、わざわざ俺の為に人間用のごはんを作ってくれているんだぞ。
食べ終えて、給仕をしてくれている鬼を手招きした。
「今日のごはんを作ってくれたのは誰かなあ?」
「俺だが?」
作ってくれた鬼だったことで俺はにんまりした。
「おいしかった。ごちそうさま。口、吸ってもいい?」
鬼は目を丸くして笑った。
「いいのか?」
「うん」
イアンの腕の中にいるけど、俺はその鬼に口づけた。あとでイアンにいっぱい犯されちゃうかもしれないけど、これぐらいいいよね?
「んっ、んっ……」
口づけて、舌を絡ませ合った。鬼の舌って肉厚で長いから口腔内をべろべろ舐め回されるのが気持ちいい。
「天使さま、明日は小屋にいるのか?」
「んっ……多分?」
「そしたら抱きに行くな」
「んっ……待ってる」
ごはんを用意してくれた鬼はまた嬉しそうに笑んで、先ほどいた場所に控えた。
「ルー、やりすぎだぞ」
耳元で低い声が囁く。
「んっ……せっかく用意してくれてるのにって思ったから……」
「今夜は覚悟しておけ」
「そんなぁ……」
今夜はどれだけおまんこを拡げられちゃうんだろう。イアンのイチモツってもっとでっかくなるんだよね。鬼によって違うらしいんだけど、イアンは好きな相手に対してだとイチモツが勃起時にどんどんでかくなる(コントロールはできるらしい)血筋なんだって。すでに子は何人か成してるらしいけど、その子たちもそういうかんじだっていうからたいへんだなって思った。
もっとでっかくなったイチモツで蹂躙されちゃうのを想像しただけで、おまんこがきゅんきゅんしてしまったのだった。
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