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ささやかな望み(4)
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「アキラ……アキラ……朝ですよ……」
優しい声が聞こえる。耳元で囁かれているのだろうか。なんとも穏やかな目覚めだった。
「? ……んんっ?」
「起きましたか? おはようございます」
目の前にセラスの秀麗な顔がある。僕はきれいな顔だなぁとぼうっとセラスに見惚れた。
「……おはよ……んっ」
ふわふわした気持ちで挨拶を返した途端、僕はセラスに口づけられた。セラスの舌はあやすように僕の舌を何度も舐め、そのまますぐに口づけは深くなった。
「んんっ……」
すんごく気持ちよくて僕はうっとりと目を閉じた。朝からこんなに穏やかに口づけを受けたことはついぞなかった。舌を絡め合って、きゅっと吸われて、口腔内も全て舐められて。気持ちよすぎて涙が浮かんだ。いつもは抱かれながら口づけられていたから、こんな、キスだけで感じるなんて知らなくて。
「んっ……はぁ、んっ……初めて……」
口づけが解かれた途端、僕はこんなことを呟いてしまった。
「ん? アキラ、何が初めてなのですか?」
口元で聞かれたらなんでもないなんて言えない。
「あ……こんなキス、初めて……」
顔がカァッと熱くなった。でもこういうことはちゃんと答えないと、答えるまでセラスはエロいことをするのだ。おまんこを延々舐めまくられたこともあるし、ずっとイチモツで中を抉られていた時もある。乳首をずっといじられてた時もあったし……思い出したら感じてしまった。
セラスの動きが一瞬止まったかと思うと、いきなり首筋をちゅううっと吸われた。
「ああっ……!?」
びくんっ! と身体が跳ねる。そこらへんを吸われるとぞわぞわしてしまうから、できればやめてほしかった。なのにセラスは吸った場所をぺろぺろと舐めた。
「あっ、セラスぅ……」
「……どうしてこんなにアキラはかわいいのでしょう……今日は玉座の間まで連れて行くのも惜しい……このままずっと抱いていたい……」
胸がきゅううううんっ! と甘く疼いた。セラスの余裕のない上ずった声に感じてしまう。
「あ……セラス……」
望んでもいいのだろうか。今日は一日セラスにだけ抱かれたい、だなんて。そんなことを言うのはわがままだろうか。
でも、きっと言うのはただだから……。
セラスは首筋を舐めながら顔を下ろし、すでにぷくりと立ち上がっている乳首をぺろりと舐めた。
「ああっ……!」
ただ舐められただけなのにびくびくっ! と感じてしまい、僕は背をのけぞらせた。
「なんて、なんてかわいいんだ……」
そう言ってセラスは僕の乳首を乳輪から覆うように咥えると、吸ったり舐めたり甘噛みしたりしはじめた。当然もう片方の乳首も指の腹で乳頭を撫でられたり、乳首をくりくりされたり軽く引っ張られたりして感じさせられた。
「あっ、あっ、ちくび、だめっ、だめぇっ……!」
女の子みたいに感じちゃうから。女の子になっちゃうから。セラスの女になっちゃうからぁ。
「……何がダメなんです? 乳を吸いやすくする為には乳首はもっと大きく、長く育てなければいけないのですよッ!」
「やっ、やあっ、ああんっ……!」
すごく気持ちいいからだめなのに。もっともっといじってほしくなっちゃうからやめてほしかった。セラスは咥えながらそんなことを言うから、ところどころ歯が当たって甘噛みされたみたいになってしまう。
「ちんちんもかわいがらなければいけませんね」
両方の乳首をいっぱいいじってから、セラスは嬉しそうに言って僕自身をぱくりと咥える。
「やんっ、やんっ、あああんっっ……!」
こんな、朝からフルコースはだめだと思う。この後きっとおまんこも舐められてセラスのイチモツを入れられちゃうんだろう。もう恥ずかしくてしかたないから早くセラスに犯されたかった。
「あっ、セラスッ、してっ、してぇっ……ああああーーんっ!」
乳首ですでにいっぱい感じていたせいか、僕はすぐにイッてしまった。もう、セラスがうますぎるのがいけないんだ。ゴクリ……とセラスの喉が鳴り、いたたまれなくなる。
「……アキラの蜜はとてもおいしいです」
そう言って萎えた僕自身を更にべろべろと舐めるからたまらない。
「やっ、イッた、イッたからぁっ……!」
ちゅっちゅっと萎えた僕自身にいっぱいキスして舐めしゃぶった後、やっとセラスは解放してくれた。……蹂躙されちゃったぁ……。
「あ……あ……」
「さぁ、おまんこもキレイにしましょうね」
「ああーーっ!」
中に洗浄魔法をかけられて文字通りキレイにされる。そうしてセラスはためらいもなく僕のおまんこをちゅううっと吸った。
「あああんっ!」
なんてことをするんだと思った。そんなおまんこをまんま吸われたらおまんこが出ちゃうじゃないか。それをべろべろと舐め、おまんこを舌先でくじり、中をまたいっぱい舐められた。
「やーっ、あーっ、あーっ、あーっ……!」
おまんこは、頭おかしくなるから、本当にだめになるからやめてほしい。セラスのイチモツで犯されてるなら、セラスも感じてるからまだいいんだけど、こんな一方的に可愛がられるのはつらい。
「セラスっ、セラスっ、はや、くぅ……!」
中を舐められるのだって本当はすごく好きだけど、やっぱりセラス自身でいっぱいにしてほしくて僕は腰を揺らした。でも腰をがっしりと掴まれてしまって、結局セラスのよいように中をたっぷり舐められてしまったのだった。
溶けちゃうから、頭だめになっちゃうから、そんなに舐めちゃだめえええ!
ーーーーー
「天使さまの愛で方」
fujossyにて設定+ストーリーを載せています。昨夜2話を更新しました~♪
内容紹介欄にurl載せてますので、よろしければそちらもご覧くださいませ。
優しい声が聞こえる。耳元で囁かれているのだろうか。なんとも穏やかな目覚めだった。
「? ……んんっ?」
「起きましたか? おはようございます」
目の前にセラスの秀麗な顔がある。僕はきれいな顔だなぁとぼうっとセラスに見惚れた。
「……おはよ……んっ」
ふわふわした気持ちで挨拶を返した途端、僕はセラスに口づけられた。セラスの舌はあやすように僕の舌を何度も舐め、そのまますぐに口づけは深くなった。
「んんっ……」
すんごく気持ちよくて僕はうっとりと目を閉じた。朝からこんなに穏やかに口づけを受けたことはついぞなかった。舌を絡め合って、きゅっと吸われて、口腔内も全て舐められて。気持ちよすぎて涙が浮かんだ。いつもは抱かれながら口づけられていたから、こんな、キスだけで感じるなんて知らなくて。
「んっ……はぁ、んっ……初めて……」
口づけが解かれた途端、僕はこんなことを呟いてしまった。
「ん? アキラ、何が初めてなのですか?」
口元で聞かれたらなんでもないなんて言えない。
「あ……こんなキス、初めて……」
顔がカァッと熱くなった。でもこういうことはちゃんと答えないと、答えるまでセラスはエロいことをするのだ。おまんこを延々舐めまくられたこともあるし、ずっとイチモツで中を抉られていた時もある。乳首をずっといじられてた時もあったし……思い出したら感じてしまった。
セラスの動きが一瞬止まったかと思うと、いきなり首筋をちゅううっと吸われた。
「ああっ……!?」
びくんっ! と身体が跳ねる。そこらへんを吸われるとぞわぞわしてしまうから、できればやめてほしかった。なのにセラスは吸った場所をぺろぺろと舐めた。
「あっ、セラスぅ……」
「……どうしてこんなにアキラはかわいいのでしょう……今日は玉座の間まで連れて行くのも惜しい……このままずっと抱いていたい……」
胸がきゅううううんっ! と甘く疼いた。セラスの余裕のない上ずった声に感じてしまう。
「あ……セラス……」
望んでもいいのだろうか。今日は一日セラスにだけ抱かれたい、だなんて。そんなことを言うのはわがままだろうか。
でも、きっと言うのはただだから……。
セラスは首筋を舐めながら顔を下ろし、すでにぷくりと立ち上がっている乳首をぺろりと舐めた。
「ああっ……!」
ただ舐められただけなのにびくびくっ! と感じてしまい、僕は背をのけぞらせた。
「なんて、なんてかわいいんだ……」
そう言ってセラスは僕の乳首を乳輪から覆うように咥えると、吸ったり舐めたり甘噛みしたりしはじめた。当然もう片方の乳首も指の腹で乳頭を撫でられたり、乳首をくりくりされたり軽く引っ張られたりして感じさせられた。
「あっ、あっ、ちくび、だめっ、だめぇっ……!」
女の子みたいに感じちゃうから。女の子になっちゃうから。セラスの女になっちゃうからぁ。
「……何がダメなんです? 乳を吸いやすくする為には乳首はもっと大きく、長く育てなければいけないのですよッ!」
「やっ、やあっ、ああんっ……!」
すごく気持ちいいからだめなのに。もっともっといじってほしくなっちゃうからやめてほしかった。セラスは咥えながらそんなことを言うから、ところどころ歯が当たって甘噛みされたみたいになってしまう。
「ちんちんもかわいがらなければいけませんね」
両方の乳首をいっぱいいじってから、セラスは嬉しそうに言って僕自身をぱくりと咥える。
「やんっ、やんっ、あああんっっ……!」
こんな、朝からフルコースはだめだと思う。この後きっとおまんこも舐められてセラスのイチモツを入れられちゃうんだろう。もう恥ずかしくてしかたないから早くセラスに犯されたかった。
「あっ、セラスッ、してっ、してぇっ……ああああーーんっ!」
乳首ですでにいっぱい感じていたせいか、僕はすぐにイッてしまった。もう、セラスがうますぎるのがいけないんだ。ゴクリ……とセラスの喉が鳴り、いたたまれなくなる。
「……アキラの蜜はとてもおいしいです」
そう言って萎えた僕自身を更にべろべろと舐めるからたまらない。
「やっ、イッた、イッたからぁっ……!」
ちゅっちゅっと萎えた僕自身にいっぱいキスして舐めしゃぶった後、やっとセラスは解放してくれた。……蹂躙されちゃったぁ……。
「あ……あ……」
「さぁ、おまんこもキレイにしましょうね」
「ああーーっ!」
中に洗浄魔法をかけられて文字通りキレイにされる。そうしてセラスはためらいもなく僕のおまんこをちゅううっと吸った。
「あああんっ!」
なんてことをするんだと思った。そんなおまんこをまんま吸われたらおまんこが出ちゃうじゃないか。それをべろべろと舐め、おまんこを舌先でくじり、中をまたいっぱい舐められた。
「やーっ、あーっ、あーっ、あーっ……!」
おまんこは、頭おかしくなるから、本当にだめになるからやめてほしい。セラスのイチモツで犯されてるなら、セラスも感じてるからまだいいんだけど、こんな一方的に可愛がられるのはつらい。
「セラスっ、セラスっ、はや、くぅ……!」
中を舐められるのだって本当はすごく好きだけど、やっぱりセラス自身でいっぱいにしてほしくて僕は腰を揺らした。でも腰をがっしりと掴まれてしまって、結局セラスのよいように中をたっぷり舐められてしまったのだった。
溶けちゃうから、頭だめになっちゃうから、そんなに舐めちゃだめえええ!
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「天使さまの愛で方」
fujossyにて設定+ストーリーを載せています。昨夜2話を更新しました~♪
内容紹介欄にurl載せてますので、よろしければそちらもご覧くださいませ。
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