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13.よくわからないので相談してみた
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また尻の中をたっぷり舐められてしまった。長い肉厚の舌で前立腺を延々刺激されて、俺は何度もイカされてしまい、最後は指を三本も入れられてイッてしまった。
「あ、んっ、やぁあっ、も、やっ、あぁんっ……!」
「カイエ、やっぱりカイエは僕のお嫁さんになる運命なんだよ。毎日いっぱい気持ちよくなろ?」
「やぁ、だぁ……!」
リックはとても嬉しそうに俺が放ったものを舐め取り、「ちょっとしょっぱいけどやっぱおいしーなー」とか頭のおかしいことを言っていた。そういえばリックは俺に奉仕するばかりで自分は全然だよな、と気づく。ちら、とリックの股間を見たら凶悪と言えるほどでかいイチモツがギンギンにみなぎっていた。
怖い。あんなでかいのでヤられたら壊れる。
俺は見なかったことにした。
魔法でキレイにされて、快感でへとへとになった身体は睡眠を欲した。
「疲れたねー。カイエ、ありがとう……」
そんなリックの声を聞きながら俺は眠ってしまった。
んで、翌朝である。
だからなんでリックが俺のベッドで、俺に抱き付いて寝ているのか。
「ウザい! 離れろ!」
無理矢理引きはがしてベッドから蹴り落とす。
「いてっ! ……あー、もう朝? カイエ、ひどいよー!」
「暑苦しいんだよっ! 寝てる時までくっつくな!」
「え~、ずっとくっついていたいのに~」
可愛く言ってもだめだ。
「……お、お前はただの、俺の性欲処理の道具なんだろ? だったらくっつく必要なんか……」
「その前に僕はカイエの友達でしょ? もちろん毎晩ご奉仕するよ。カイエが満足するまでいっぱい気持ちよくしてあげる」
なんでリックは嬉しそうなんだろう。俺、かなりひどいこと言ってるのに。
「勝手にしろ!」
「うん」
リックは立ち上がるとスッと俺に顔を寄せ、ちゅっと唇に口づけた。
「おはようのキスはもらってもいいよね?」
おはようのキス、だと?
意識した途端、俺は顔から火が出てるんじゃないかと思うほどの熱さを感じた。
「さーて、今日もがんばりますかー!」
昨夜、あの股間の処理はどうしたんだろうと思ったが、聞いたらたいへんなことになりそうなので気づかなかったフリをした。全身すっきりして頭もクリアになっている。きっと体力回復魔法もかけてくれたんだろう。
俺、何もリックに返せてないよな。
リックに奉仕させるだけさせて何もしていないということに気づき、俺は頭を抱えるのだった。
こういうのって誰に相談すればいいんだろう?
騎士団の連中とは普通に話すし飲みに行くこともあるがそれだけだ。今自分が置かれた状況を相談できる相手なんてそうそう見つかるものではない。
だいたい下手に話そうものなら、翌日には騎士団全体に広まっていること請け合いだ。
どうしたもんかなと思って、先日医務室に行ったことを思い出した。医官の先生は騎士団員や魔法師団員の心のケアなどもしていると聞いたことがある。俺は昼の時間に医務室を訪ねた。
「お忙しいところすいません。今いいですか?」
果たして医官であるキリーンは医務室にいた。
「ああいいよ。カイエ君だっけ? どうかしたのかな?」
如何にもな優男なキリーンはそう言って足を組んだ。それを見て足なげーなと思った。
「すいません、ちょっと相談というか……聞いてほしい話がありまして」
「うん、話してごらん」
柔和な笑みを浮かべて促すキリーンに、俺はリックとのことを誘導されるままに話してしまった。あ、俺が早漏ってことは話さなかったけど。
「ふむ。リック君とはいい友達だったけど、嫁になってほしいと言われて押し倒されたと。でもカイエ君は嫁がほしいのであって夫がほしいわけではない。リック君が身体で陥落させようとしてくるけど、自分だけが奉仕されているのもどうかと思うと。そういう話でいいのかい?」
「え、ええとまぁ……概ねその通りです」
「君は真面目なんだな」
「え? いえ、そんな、ことは……」
真面目と断じられて俺は困惑した。
「リック君が君を口説き落としたくて性欲処理をかって出たんだろう? それなら割り切って受け入れればいいじゃないか。リック君は君が好きでたまらないみたいだから君に触れられるだけで喜んでいるはずだよ。リック君の気持ちに応えられないならそう開き直った方がいい」
「そういうものなんでしょうか……」
「リック君に性欲処理を任せるのが気兼ねだというなら他の者とすればいい」
俺は同僚たちの顔を思い浮かべた。アイツらと、する? もしくは娼館に行く?
ちょっと今は考えられそうもなかった。
「うーん……そこまでして性欲処理したいわけでもないので……」
「じゃあ今はリック君に任せておけばいいじゃないか。プロポーズはまだ先だと言われたんだろう? 素直に身を委ねていればいいと思うよ」
「……はぁ……じゃあ、そうします……ありがとうございました」
「またいつでもおいで~」
何かが間違っているような気がしないでもないが、何かを返す必要がないということはわかってほっとした。
でもそれだと毎晩リックが来るのを容認する形になるのだろうか。
俺はいったいどうしたいんだろう?
悩みは尽きないようだ。
とりあえず今夜からは開き直ってリックを受け入れてみようと思った。
ーーーーー
おかしいなーなんでうちの受けはこんなにチョロインなのかなー。かわいいなー(願望ダダ漏れ
「あ、んっ、やぁあっ、も、やっ、あぁんっ……!」
「カイエ、やっぱりカイエは僕のお嫁さんになる運命なんだよ。毎日いっぱい気持ちよくなろ?」
「やぁ、だぁ……!」
リックはとても嬉しそうに俺が放ったものを舐め取り、「ちょっとしょっぱいけどやっぱおいしーなー」とか頭のおかしいことを言っていた。そういえばリックは俺に奉仕するばかりで自分は全然だよな、と気づく。ちら、とリックの股間を見たら凶悪と言えるほどでかいイチモツがギンギンにみなぎっていた。
怖い。あんなでかいのでヤられたら壊れる。
俺は見なかったことにした。
魔法でキレイにされて、快感でへとへとになった身体は睡眠を欲した。
「疲れたねー。カイエ、ありがとう……」
そんなリックの声を聞きながら俺は眠ってしまった。
んで、翌朝である。
だからなんでリックが俺のベッドで、俺に抱き付いて寝ているのか。
「ウザい! 離れろ!」
無理矢理引きはがしてベッドから蹴り落とす。
「いてっ! ……あー、もう朝? カイエ、ひどいよー!」
「暑苦しいんだよっ! 寝てる時までくっつくな!」
「え~、ずっとくっついていたいのに~」
可愛く言ってもだめだ。
「……お、お前はただの、俺の性欲処理の道具なんだろ? だったらくっつく必要なんか……」
「その前に僕はカイエの友達でしょ? もちろん毎晩ご奉仕するよ。カイエが満足するまでいっぱい気持ちよくしてあげる」
なんでリックは嬉しそうなんだろう。俺、かなりひどいこと言ってるのに。
「勝手にしろ!」
「うん」
リックは立ち上がるとスッと俺に顔を寄せ、ちゅっと唇に口づけた。
「おはようのキスはもらってもいいよね?」
おはようのキス、だと?
意識した途端、俺は顔から火が出てるんじゃないかと思うほどの熱さを感じた。
「さーて、今日もがんばりますかー!」
昨夜、あの股間の処理はどうしたんだろうと思ったが、聞いたらたいへんなことになりそうなので気づかなかったフリをした。全身すっきりして頭もクリアになっている。きっと体力回復魔法もかけてくれたんだろう。
俺、何もリックに返せてないよな。
リックに奉仕させるだけさせて何もしていないということに気づき、俺は頭を抱えるのだった。
こういうのって誰に相談すればいいんだろう?
騎士団の連中とは普通に話すし飲みに行くこともあるがそれだけだ。今自分が置かれた状況を相談できる相手なんてそうそう見つかるものではない。
だいたい下手に話そうものなら、翌日には騎士団全体に広まっていること請け合いだ。
どうしたもんかなと思って、先日医務室に行ったことを思い出した。医官の先生は騎士団員や魔法師団員の心のケアなどもしていると聞いたことがある。俺は昼の時間に医務室を訪ねた。
「お忙しいところすいません。今いいですか?」
果たして医官であるキリーンは医務室にいた。
「ああいいよ。カイエ君だっけ? どうかしたのかな?」
如何にもな優男なキリーンはそう言って足を組んだ。それを見て足なげーなと思った。
「すいません、ちょっと相談というか……聞いてほしい話がありまして」
「うん、話してごらん」
柔和な笑みを浮かべて促すキリーンに、俺はリックとのことを誘導されるままに話してしまった。あ、俺が早漏ってことは話さなかったけど。
「ふむ。リック君とはいい友達だったけど、嫁になってほしいと言われて押し倒されたと。でもカイエ君は嫁がほしいのであって夫がほしいわけではない。リック君が身体で陥落させようとしてくるけど、自分だけが奉仕されているのもどうかと思うと。そういう話でいいのかい?」
「え、ええとまぁ……概ねその通りです」
「君は真面目なんだな」
「え? いえ、そんな、ことは……」
真面目と断じられて俺は困惑した。
「リック君が君を口説き落としたくて性欲処理をかって出たんだろう? それなら割り切って受け入れればいいじゃないか。リック君は君が好きでたまらないみたいだから君に触れられるだけで喜んでいるはずだよ。リック君の気持ちに応えられないならそう開き直った方がいい」
「そういうものなんでしょうか……」
「リック君に性欲処理を任せるのが気兼ねだというなら他の者とすればいい」
俺は同僚たちの顔を思い浮かべた。アイツらと、する? もしくは娼館に行く?
ちょっと今は考えられそうもなかった。
「うーん……そこまでして性欲処理したいわけでもないので……」
「じゃあ今はリック君に任せておけばいいじゃないか。プロポーズはまだ先だと言われたんだろう? 素直に身を委ねていればいいと思うよ」
「……はぁ……じゃあ、そうします……ありがとうございました」
「またいつでもおいで~」
何かが間違っているような気がしないでもないが、何かを返す必要がないということはわかってほっとした。
でもそれだと毎晩リックが来るのを容認する形になるのだろうか。
俺はいったいどうしたいんだろう?
悩みは尽きないようだ。
とりあえず今夜からは開き直ってリックを受け入れてみようと思った。
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おかしいなーなんでうちの受けはこんなにチョロインなのかなー。かわいいなー(願望ダダ漏れ
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