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転生したら白雪姫だった件と、最速で立つ死亡フラグ
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私、アーリャという名前の娘には、前世の記憶がある。
前世の私は、しがない日本のOLだった。毎日、上司の機嫌を取り、残業に次ぐ残業で疲弊しきっていた。最後に覚えているのは、徹夜明けに立ち寄ったコンビニで、ふと手に取った『世界童話全集』の白雪姫のページだった。
「白雪姫ねえ。どう考えても理不尽な理由で殺されかける、不運な主人公だわ」
そう思った次の瞬間、私は生後間もない赤ん坊になっていた。
「ああ、アーリャ。なんて可愛らしい、私の愛しい娘よ」
私を抱きしめる女性の声は優しかったけれど、すぐにその声は途絶え、私の周囲には冷たい空気が流れるようになった。
物心ついた頃、私は全てを理解した。
この世界は、私が前世で読んだあの「白雪姫」の童話の世界。そして私は、その主人公である。本名もそのまま「アーリャ」だった。
私の実の母である先代の王妃は、私を産んだ直後に亡くなった。そして二年後、父である国王は再婚した。相手は、この国一の美貌を持つというムスカ公爵令嬢。そう、私の継母だ。
これが、すべての悲劇の始まりだと、私は幼いながらにも悟っていた。
私は五歳の頃から、継母ムスカ王妃の存在を恐れていた。この王妃は、その名に違わず驚くほど美しかった。黒檀の髪、雪のような肌、そして血のように赤い唇。完璧すぎて近寄りがたい、まるで絵画から抜け出たような美貌。
そして、ムスカ王妃の寝室には、あの恐ろしい道具があった。
「鏡よ、鏡。この世で一番美しいのはだーれ?」
ムスカ王妃の質問に、壁にかかった大きな魔法の鏡は、いつも同じ答えを返す。
「それはもちろん、ムスカ王妃様、あなた様でございます」
私は、王妃が魔法の鏡に尋ねる言葉を、震えながら聞いていた。この儀式こそ、あの物語のすべてのトリガーだ。
(まだ大丈夫、まだセーフ。私が幼いから、ムスカ様が一番美しい。でも、いつか鏡が私を指名する日が来る……その時こそ、私の死亡フラグが立つ!)
白雪姫の物語における死亡フラグとは、たった一つ。
『継母の美しさを凌駕すること』
これだけなのだ。美しく生まれた罪で、嫉妬に狂った継母に殺されかけるなんて、理不尽で恐ろしい運命だ。
私は、どうにかしてそのフラグを折ろうと試みた。
まず、目立たないように、地味な色の服ばかりを選んで着た。ドレスはいつも灰色か地味な水色。フリルやレースは最小限に抑えた。髪も、黒檀のような輝きを持つ自分の髪を、地味な三つ編みにしたり、時には帽子で隠したりした。
「アーリャ。なぜそんなに地味な格好ばかりするのです?王女なのですから、もっと華やかなものを着なさい」
ムスカ王妃は、私の地味な格好を不満そうに見ていた。しかし、その顔にはどこか満足の色が浮かんでいた。
(よし、この調子。地味であれば、ムスカ様の美しさは霞まない。これでしばらくは安泰だわ)
しかし、自然の摂理というものは、恐ろしいものだった。
時はあっという間に流れ、私は一四歳の春を迎えた。
遺伝子というものは強烈だ。父は優しく威厳のある国王だったが、亡くなった実母は、その名に「雪」を持つ国から来た、息をのむほど美しい女性だったと聞いている。
私は、どれだけ地味な布で身を包もうとも、その美しさを隠し通せなくなっていた。
肌は雪のように白く透き通り、頬はバラ色に染まる。黒檀の髪は、光を吸い込むような深い色を放ち、瞳は澄んだ青空の色。その姿は、まるで夜明け前の光を宿した彫像のようだと、城の衛兵たちの間で密かに噂されるようになっていたらしい。
そして、運命の十五歳の誕生日まであと一ヶ月に迫った、ある夜。
私は自室で、明日のスケジュールを確認していた。その時、微かな音とともに、ムスカ王妃の寝室から、あの質問が聞こえてきた。
「鏡よ、鏡。この世で一番美しいのはだーれ?」
(ドキドキドキ……お願い、ムスカ様、ムスカ様って言って!)
私は祈るように耳を澄ませた。
魔法の鏡は、いつも通り重々しい声で答えを始めた。
「ムスカ王妃様、あなた様は誠に美しゅうございます」
(よしっ!今回もセーフ!)
私は安堵の息を漏らしたが、鏡の次の言葉で、背筋が凍りついた。
「しかしながら、この世で一番美しいのは、もはやあなた様ではございません」
「な……なんですって?」
王妃の静かで、しかし底冷えのするような声が響いた。
「それは、アーリャ姫様でございます」
(来たわ。ついに来た!最速で死亡フラグが立ったわ!)
私は自分の部屋で、布団を被りながら叫んだ。
「まだ十五歳にもなっていないのに、なんでここでフラグを立てるのよ、鏡!空気読め!」
その夜、私は一睡もできなかった。
翌朝、私はムスカ王妃に呼ばれ、応接室へと向かった。
応接室の豪華なソファに腰掛ける王妃は、昨夜の激情を微塵も感じさせない、完璧な微笑みを浮かべていた。だが、その瞳の奥には、凍りついた湖のような底知れない冷たさが潜んでいるのを、私は見逃さなかった。
「アーリャ。大きくなりましたね」
「ムスカお義母様。お呼びでございましょうか」
私は優雅にカーテシー(お辞儀)をし、完璧な王女としての振る舞いを崩さない。ここで怯えてはいけない。怯えは、継母の嫉妬心をさらに刺激するだけだ。
「ええ。あなた、最近、少し大人びてきたでしょう?その、なんて言えばいいのかしら……」
この王妃は、私の顔を値踏みするように見つめ、一言一言、選びながら話した。
「そう、美しくなりすぎたのよ」
王妃の言葉は、私にとっての死刑宣告だった。
「その美しさは、私を脅かすものだわ。この国で一番美しくあるべきは、この私、ムスカ王妃よ!」
継母は立ち上がり、私の髪を、まるで宝石を扱うかのように、しかし力強く掴んだ。
「アーリャ。今すぐこの城を出なさい。さもなければ……」
王妃の言葉は最後まで続かなかったが、その意図は明白だった。殺される。
(さあ、どうする、私!古典的な毒殺か?それとも狩人による暗殺か?とにかく、ここで怯えて「はい、わかりました」と城を出たら、狩人フラグ一直線だわ!)
私は考える。この物語では、姫が城を追放され、森で彷徨っているところに狩人が来て、慈悲で逃がされる、という流れだ。つまり、追放フラグと刺客フラグはセットで、しかも能動的な回避策がないと、流れに乗ってしまう。
「……ムスカお義母様!」
私は意を決し、次のフラグ回避のための、最初の賭けに出た。
「お義母様こそ、この世で誰にも真似できない、唯一無二の美しさをお持ちでございます!魔法の鏡は、ただの古い道具でございます。人の心の美しさがわからない、愚かな道具なのです!」
私は、ムスカ王妃の掴んでいる自分の髪を、そっと振りほどいた。
「お義母様のその深い黒髪。漆黒の夜空を思わせる、神秘的な輝き。その雪のような肌は、ただ白いだけではございません。内側から輝く、ダイヤモンドのような光沢がございます。あの鏡は、きっとただの青い光を『美しさ』と勘違いしているに違いありません!」
王妃は、私の突然の反撃とも取れる行動に、目を丸くした。
「……アーリャ、何を言っているの?」
「お義母様。お願いです!私を、お側に置いてください!この城で、誰よりも、お義母様を『美の象徴』として崇拝する存在として、お仕えさせてください!」
私は、継母の足元に跪き、まるで熱狂的な信者のようにムスカ王妃を見上げた。
(そうよ、これが「誉め殺し作戦」!嫉妬の対象ではなく、「美の崇拝者」になれば、殺す理由がなくなるはず!そして、この崇拝者がいなくなると、誰も私を褒めてくれない、という危機感を生むはず!)
彼女は、私の熱烈な崇拝の眼差しに、一瞬、戸惑いの表情を浮かべた。しかし、その顔はすぐに、冷酷な王妃の表情へと戻る。
「……面白いことを言うわね、アーリャ。良いでしょう。私を崇拝する?ならば、毎日私を褒めなさい。鏡が私を一番だと再び認めるまで、毎日、毎日よ。ただし、少しでも私の美を疑うような言葉を口にしたら……わかっているわね?」
ムスカ王妃の瞳が、血のように赤く光った気がした。
「かしこまりました。お義母様!」
私は、最高の笑顔で応えた。
前世の私は、しがない日本のOLだった。毎日、上司の機嫌を取り、残業に次ぐ残業で疲弊しきっていた。最後に覚えているのは、徹夜明けに立ち寄ったコンビニで、ふと手に取った『世界童話全集』の白雪姫のページだった。
「白雪姫ねえ。どう考えても理不尽な理由で殺されかける、不運な主人公だわ」
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「ああ、アーリャ。なんて可愛らしい、私の愛しい娘よ」
私を抱きしめる女性の声は優しかったけれど、すぐにその声は途絶え、私の周囲には冷たい空気が流れるようになった。
物心ついた頃、私は全てを理解した。
この世界は、私が前世で読んだあの「白雪姫」の童話の世界。そして私は、その主人公である。本名もそのまま「アーリャ」だった。
私の実の母である先代の王妃は、私を産んだ直後に亡くなった。そして二年後、父である国王は再婚した。相手は、この国一の美貌を持つというムスカ公爵令嬢。そう、私の継母だ。
これが、すべての悲劇の始まりだと、私は幼いながらにも悟っていた。
私は五歳の頃から、継母ムスカ王妃の存在を恐れていた。この王妃は、その名に違わず驚くほど美しかった。黒檀の髪、雪のような肌、そして血のように赤い唇。完璧すぎて近寄りがたい、まるで絵画から抜け出たような美貌。
そして、ムスカ王妃の寝室には、あの恐ろしい道具があった。
「鏡よ、鏡。この世で一番美しいのはだーれ?」
ムスカ王妃の質問に、壁にかかった大きな魔法の鏡は、いつも同じ答えを返す。
「それはもちろん、ムスカ王妃様、あなた様でございます」
私は、王妃が魔法の鏡に尋ねる言葉を、震えながら聞いていた。この儀式こそ、あの物語のすべてのトリガーだ。
(まだ大丈夫、まだセーフ。私が幼いから、ムスカ様が一番美しい。でも、いつか鏡が私を指名する日が来る……その時こそ、私の死亡フラグが立つ!)
白雪姫の物語における死亡フラグとは、たった一つ。
『継母の美しさを凌駕すること』
これだけなのだ。美しく生まれた罪で、嫉妬に狂った継母に殺されかけるなんて、理不尽で恐ろしい運命だ。
私は、どうにかしてそのフラグを折ろうと試みた。
まず、目立たないように、地味な色の服ばかりを選んで着た。ドレスはいつも灰色か地味な水色。フリルやレースは最小限に抑えた。髪も、黒檀のような輝きを持つ自分の髪を、地味な三つ編みにしたり、時には帽子で隠したりした。
「アーリャ。なぜそんなに地味な格好ばかりするのです?王女なのですから、もっと華やかなものを着なさい」
ムスカ王妃は、私の地味な格好を不満そうに見ていた。しかし、その顔にはどこか満足の色が浮かんでいた。
(よし、この調子。地味であれば、ムスカ様の美しさは霞まない。これでしばらくは安泰だわ)
しかし、自然の摂理というものは、恐ろしいものだった。
時はあっという間に流れ、私は一四歳の春を迎えた。
遺伝子というものは強烈だ。父は優しく威厳のある国王だったが、亡くなった実母は、その名に「雪」を持つ国から来た、息をのむほど美しい女性だったと聞いている。
私は、どれだけ地味な布で身を包もうとも、その美しさを隠し通せなくなっていた。
肌は雪のように白く透き通り、頬はバラ色に染まる。黒檀の髪は、光を吸い込むような深い色を放ち、瞳は澄んだ青空の色。その姿は、まるで夜明け前の光を宿した彫像のようだと、城の衛兵たちの間で密かに噂されるようになっていたらしい。
そして、運命の十五歳の誕生日まであと一ヶ月に迫った、ある夜。
私は自室で、明日のスケジュールを確認していた。その時、微かな音とともに、ムスカ王妃の寝室から、あの質問が聞こえてきた。
「鏡よ、鏡。この世で一番美しいのはだーれ?」
(ドキドキドキ……お願い、ムスカ様、ムスカ様って言って!)
私は祈るように耳を澄ませた。
魔法の鏡は、いつも通り重々しい声で答えを始めた。
「ムスカ王妃様、あなた様は誠に美しゅうございます」
(よしっ!今回もセーフ!)
私は安堵の息を漏らしたが、鏡の次の言葉で、背筋が凍りついた。
「しかしながら、この世で一番美しいのは、もはやあなた様ではございません」
「な……なんですって?」
王妃の静かで、しかし底冷えのするような声が響いた。
「それは、アーリャ姫様でございます」
(来たわ。ついに来た!最速で死亡フラグが立ったわ!)
私は自分の部屋で、布団を被りながら叫んだ。
「まだ十五歳にもなっていないのに、なんでここでフラグを立てるのよ、鏡!空気読め!」
その夜、私は一睡もできなかった。
翌朝、私はムスカ王妃に呼ばれ、応接室へと向かった。
応接室の豪華なソファに腰掛ける王妃は、昨夜の激情を微塵も感じさせない、完璧な微笑みを浮かべていた。だが、その瞳の奥には、凍りついた湖のような底知れない冷たさが潜んでいるのを、私は見逃さなかった。
「アーリャ。大きくなりましたね」
「ムスカお義母様。お呼びでございましょうか」
私は優雅にカーテシー(お辞儀)をし、完璧な王女としての振る舞いを崩さない。ここで怯えてはいけない。怯えは、継母の嫉妬心をさらに刺激するだけだ。
「ええ。あなた、最近、少し大人びてきたでしょう?その、なんて言えばいいのかしら……」
この王妃は、私の顔を値踏みするように見つめ、一言一言、選びながら話した。
「そう、美しくなりすぎたのよ」
王妃の言葉は、私にとっての死刑宣告だった。
「その美しさは、私を脅かすものだわ。この国で一番美しくあるべきは、この私、ムスカ王妃よ!」
継母は立ち上がり、私の髪を、まるで宝石を扱うかのように、しかし力強く掴んだ。
「アーリャ。今すぐこの城を出なさい。さもなければ……」
王妃の言葉は最後まで続かなかったが、その意図は明白だった。殺される。
(さあ、どうする、私!古典的な毒殺か?それとも狩人による暗殺か?とにかく、ここで怯えて「はい、わかりました」と城を出たら、狩人フラグ一直線だわ!)
私は考える。この物語では、姫が城を追放され、森で彷徨っているところに狩人が来て、慈悲で逃がされる、という流れだ。つまり、追放フラグと刺客フラグはセットで、しかも能動的な回避策がないと、流れに乗ってしまう。
「……ムスカお義母様!」
私は意を決し、次のフラグ回避のための、最初の賭けに出た。
「お義母様こそ、この世で誰にも真似できない、唯一無二の美しさをお持ちでございます!魔法の鏡は、ただの古い道具でございます。人の心の美しさがわからない、愚かな道具なのです!」
私は、ムスカ王妃の掴んでいる自分の髪を、そっと振りほどいた。
「お義母様のその深い黒髪。漆黒の夜空を思わせる、神秘的な輝き。その雪のような肌は、ただ白いだけではございません。内側から輝く、ダイヤモンドのような光沢がございます。あの鏡は、きっとただの青い光を『美しさ』と勘違いしているに違いありません!」
王妃は、私の突然の反撃とも取れる行動に、目を丸くした。
「……アーリャ、何を言っているの?」
「お義母様。お願いです!私を、お側に置いてください!この城で、誰よりも、お義母様を『美の象徴』として崇拝する存在として、お仕えさせてください!」
私は、継母の足元に跪き、まるで熱狂的な信者のようにムスカ王妃を見上げた。
(そうよ、これが「誉め殺し作戦」!嫉妬の対象ではなく、「美の崇拝者」になれば、殺す理由がなくなるはず!そして、この崇拝者がいなくなると、誰も私を褒めてくれない、という危機感を生むはず!)
彼女は、私の熱烈な崇拝の眼差しに、一瞬、戸惑いの表情を浮かべた。しかし、その顔はすぐに、冷酷な王妃の表情へと戻る。
「……面白いことを言うわね、アーリャ。良いでしょう。私を崇拝する?ならば、毎日私を褒めなさい。鏡が私を一番だと再び認めるまで、毎日、毎日よ。ただし、少しでも私の美を疑うような言葉を口にしたら……わかっているわね?」
ムスカ王妃の瞳が、血のように赤く光った気がした。
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