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えっ、貴族になるの?!

33話:病人は大体病気じゃない説

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前回までの神チー
異世界に降り立ったリョウタは、冒険者登録をして、チートを駆使して速攻でレベルを上げ
ゴブリン倒しては進化し、クッ殺少女の令嬢に出会い、自分の家族の真実を知り
ドラゴン倒して、ダンジョンも突破して再度進化し、公爵一族を色々助け
野盗を倒して闇スキルを管理できるようにして、
ミーナちゃんと運命的な出会いを果たしてパーティー登録が終わり、少し話をしている

「よっしゃ、登録も終わったし直ぐにでもミーナのお母さんの所に行くか」
「あ、ありがとうございます」
とっても嬉しそうに笑顔を向けてくれる
やっぱり人助けはいいものだ、自己満足だし偽善だけども
それでも、こうやって皆が笑顔でありがとうと言ってくれるんだ
気分が悪くなる人の方が珍しいだろうに...
「あの、家を案内します」
「う、うん」
そんな、まだぎこちない二人が喋りながら道を歩き
ミーナの家につく...
そこは、失礼だけども少しボロくそれでも、毎日掃除しているからだろうか
ホコリは見当たらない
「汚い家で申し訳ないですが、どうぞ」
「いえいえ、逆に結構綺麗だと思うけど
きっと毎日ちゃんと掃除しているんでしょ?じゃないと此処まで綺麗な部屋はないよ」
「ありがとうございます!実は毎日私が掃除しているんですよ」
「まじか、すっごいな~、良いお嫁さんになれるんじゃない?」
「そ、そんな私が結婚だなんてないですよ」
「そうかな?...っとお邪魔します」
てか、まるで彼女の親にあう彼氏さんのような気分だ...
ってそんな失礼な事考えちゃだめだな...
「あ、はい何も無いですけど...お母さんの部屋はこっちです」
あ、
「そう言えば妹さんは?」
「ああ~妹はリンって言うんですけどまだこの時間なら外で友達と遊んでいるんじゃないかな~」
「そっか」
「あ、ここです」
そういってミーナはノックする
「お母さん、入るよ」
すると扉の向こうからがさがさの声が返って来る
「ミーナかい?どうしたの?」
「実はね!お母さんを治せるかもしれない人を連れてきたの」
「本当かい?でもミーナも無理しなくていいんだよ、この前だって...」
「だ、大丈夫だよリョウタさんは出来るよ,,,多分...」
そう言って少し涙目で俺を見て来る
「大丈夫だよ、絶対に治すから」
俺は、様子を見るためにミーナの母親に近ずく
そこには、凄くやせ細った目が既に開けられない状態のミーナの母親がいた
「取り敢えず、原因を見るね...」
とは言ったものの対外こういうのって病気じゃないんだよな~
取り敢えず

鑑定

[名前:シズ
 年齢:32
 種族:ヒューマン
 性別:女性
 レベル:17
 職業:母親
 HP:130/1540
 MP:4,000
 攻撃力:1,200
 防御力:1,180
 状態:霊憑依、ビタミン不足、栄養失調
 詳細:ミーナ、リンの母親、夫は死亡
 霊に憑依されて体が対抗して熱を出している。勇者一族の末裔]

「リョ、リョウタさん、どうですか?」
「う~ん、どうやら病気じゃないみたいだね」
「そ、そんな...やっぱりリョウタさんも...」
「でも、原因は分かったよ」
「ほ、本当ですか!!」
「うん、どうやら悪い霊が憑依しようとしてるみたいで
体がそれに対抗しているから、こうなってるっぽい」
「本当ですか?!でも...」
「大丈夫、霊も多分追い払えるよ~」
多分だけど...
まぁでもいままでどうとでもなったし大丈夫だろう...ていうか神聖魔法持ってるし...
「んじゃ退治するけども...終わったら何か栄養のあるものを食べれるように
しといた方がいいかも...」
「分かりました!母を宜しくお願いします!」
「いいよ、だって仲間の家族のことだからね...」
「仲間...」
彼女は涙をためながら料理を作りに部屋を出た
「じゃ、治しますよ~」
取り敢えず霊が浄化するイメージで神聖魔法を使用する
すると、魔法陣が浮かびあがり、部屋中が青い神秘的な光で包まれる
徐々にミーナのお母さんが綺麗になり中央から黒い空気が空へ向かい出て行き
消滅する...
次第に青白い光も収まっていく
そして、部屋は元の色に戻る
前には、驚くほど美人になり、超清楚感あふれる女性が寝ている
服や髪、肌や体内、ありとあらゆる汚いものが浄化されたみたいだ
てか生活魔法の浄化の上位互換的な...?
今度自分にもしてみよっかな?
すると、部屋にミーナが戻る
「な、何ですか!さっきの光は!」
「ああ、ミーナのお母さんに憑依している霊を浄化していたんだよ
ほら、今ではすっかり綺麗になったよ」
「わわわ、何か想像以上に凄い事になってる...
てか母さん昔より綺麗になってる...」
「まぁ、軽く神聖魔法したらね」
「え?」
「え?」
「し、神聖魔法って勇者様か、教皇さま位しか使えないって...」
「え?そうなの(笑)」
「そうなの(笑)じゃないですよ!」
「まさか、リョウタさんって勇者様なんですか?!」
「いや、しがないのただの冒険者だけど...」
てか、俺に使えない魔法って無いんだろうな~
そもそも、俺は神聖魔法貰う側じゃなく勇者に与える側だしな...
「あ、そう言えば俺昼から用事あるから帰るね、明日もギルドにいるからまた声をかけるよ」
「え、あ...」
そう言って俺は転移魔法で宿の近くの裏道にでた、
「やべぇ、すっかり忘れてた...」
いそげ~!!
まじ遅刻したら首が飛ぶよ~


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お久しぶりです!作者です!
長い間投稿できずに、すみません...
自分でも作品を忘れそうなほどに時間を空けてしまいました...
もし、お暇があれば見直していただけると、嬉しいです...
この長い間に何もしていないわけではなく、理由があるのですよ...
げ、げーむはまぁ、ちょっと、ほんーのちょっとだけしましたけども...
べ、勉強を頑張っていたんですよ、私今年受験がありまして...
頑張らないとな~なんて思って大分勉強しました、ええ、頭がいたくなり吐き気がして、
立ちくらみが激しく、食欲もわかなくなるまで勉強しましたとも...
ただし、テストがうまくいったとは言っていない!
すみません...
まぁ、なんやかんやこんな自分に思う所もあると思いますが
それでも良ければ、これからも応援をお願いします!
また、同じように時間を空けてしまうことがあるかもしれませんが
ご了承下さい...
できる限り無くせるように努力いたします!
それでは、次回もお楽しみに!
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